“Galaxy S24 Ultra”レビュー。『原神』最高設定でサクサク快適、AI機能も便利すぎた

by中山智

byあぶ~山崎

更新
“Galaxy S24 Ultra”レビュー。『原神』最高設定でサクサク快適、AI機能も便利すぎた
 2024年4月11日に発売された最新のフラッグシップモデル“Galaxy S24 Ultra”をレビューしてみた。ゲームでのパフォーマンスを中心に、AI機能で強化された翻訳やカメラ性能などの魅力に迫る。
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※本稿は“Galaxy S24 Ultra”の提供でお送りします。

ハイエンドな構成がもたらすリッチなゲーム体験

 ファミ通読者としてはゲームプレイ時の性能が気になるところだろう。さっそく“Galaxy S24 Ultra”でHoYoverseのオープンワールドRPG『原神』を遊んでみた。ゲームライター・あぶ~山崎のインプレッションをお届けする。

あぶ~山崎

趣味全開なゲーム・アニメライター。『原神』はベータテストのときから遊んでいる。いちばん好きなキャラは胡桃。

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あぶ~山崎
 ハイエンド機ということで、グラフィックを最高設定で遊んでみた。さまざまなスポットを巡ったが水中や水面といった水の表現や雲海、遠景が霞む感じなど違和感なく描写できている。『原神』は景色を楽しみながら冒険するのが醍醐味のひとつ。遠景の描写は重要なのでこの部分は満足できた。

 さらに驚いたのが、ロード時間が早いこと。試しにマップの端から端まで(モンドからフォンテーヌ)ワープしてみたところ、4〜5秒程度で読み込みが完了した。
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あぶ~山崎
 注目してほしいのは大画面で遊べること。6.8型の大型ディスプレイなうえに、ゲームプレイ時にはホームボタンや通知の表示が消えるのでディスプレイをフルに使って『原神』を楽しめる。

 戦闘においては、フレームレート60fpsに設定していても元素爆発(必殺技)の演出や敵味方の動きすべてがスムーズ。ふだんスマホで
『原神』をプレイしている旅人(ユーザー名称)にとって、最高グラフィックを維持しつつ、滑らかに操作できるのは魅力的だろう。1時間半ほど連続で遊んだので発熱はある程度発生したが許容範囲内に感じた。

 と、あぶ~山崎の
 『原神』プレイインプレッションは上々の模様。Galaxy Harajuku、Galaxy Studio Osaka、Galaxy POP-UP STUDIOでは“Galaxy S24 Ultra”で『原神』をプレイできるブースも用意されている。キャラクターのレベルが最大で遊べるそうなので気になった方は足を運んでみよう。
[IMAGE]“Galaxy S24 Ultra”製品サイト“Galaxy S24 Ultra”ゲーム特設サイト

最新最強のプロセッサがもたらすハイパフォーマンス

 ここからはハイエンドなゲーム体験を実現させるスペックについて掘り下げてみよう。プロセッサにはクアルコムの最新チップ“Snapdragon(R) 8 Gen 3 for Galaxy”を採用。現状ではもっともパワフルなプロセッサとなっており、ハードなグラフィック処理が必要なゲームプレイもストレスなく楽しめる。

 レイトレーシング性能の進化も注目ポイントだ“Galaxy S23 Ultra”に比べ処理能力が上がったことで、望みどおりのプレイに必要なパワーを提供できる。そのため、ゲームでの影や反射といった表現がよりリアルになり、FPSなどではより敵が見つけやすく、没入感のあるゲーム体験が可能となっている。

強力なバッテリーと冷却機能がゲームに効く!

 パワフルなプロセッサーは消費電力とのトレードオフではあるが、“Galaxy S24 Ultra”ではバッテリー容量5,000mAhと大容量なためスタミナ性も抜群だ。

 安定したゲームプレイには冷却性能も重要だ。スマホの発熱を抑えるベイパーチャンバーというパーツが前モデルと比較して約2倍も大きくなっている。これによって、冷却性能がアップした。長時間利用してもパフォーマンスを落とさずにゲームプレイが可能だ。
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“Galaxy S24 Ultra”と前モデル“Galaxy S23 Ultra”のベイパーチャンバーの比較。サイズが約2倍となっている。

よいゲーム体験はディスプレイから

 ディスプレイは6.8インチ(QHD+)で、2,600nitとGalaxyシリーズ史上最も明るいものを採用している。3Dゲームにおいて滑らかな描画には必須ポイントのリフレッシュレートは120hzと高いスペック。

 さらに屋外での視認性が40%向上したビジョンブースターに加え、Corning(R) Gorilla(R) Armorで反射を低減した表面コーティングになっている。太陽光のまぶしい屋外でもしっかりと視認できるので
『原神』はもちろん、位置情報ゲームでも重宝しそうだ。
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GalaxyのAIで翻訳や検索がもっと便利に

 ここからはゲーム以外の注目ポイントについても紹介していこう。Galaxy S24シリーズは“Galaxy AI”と銘打たれており、AI機能にフィーチャーしている。リアルタイム通訳では、AIが音声認識エンジンと機械翻訳エンジン、音声合成エンジンを用いて即時に言語を翻訳し音声に変換できてしまう。翻訳機能はデバイス内で完結するため、セキュリティ面でも安心だ。

 また、“Galaxy S24 Ultra”がいち早く搭載したGoogle開発の “かこって検索”も“Galaxy AI”の機能のひとつ。たとえばSNSで見かけた商品が気になる場合、ホームボタンを長押ししてかこって検索機能を起動。本体に内蔵されている“Sペン”や指先でアイテムを丸で囲めば即座に画像検索をしてくれる。
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カメラ機能もAIで進化!

 Galaxyシリーズは、カメラ性能にも定評があるスマートフォンだが、今回のGalaxy S24 Ultraではハードウェアの進化にプラスして、“Galaxy AI”による効果もあり、高品質な写真や動画が撮影可能となっている。
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1200万画素の超広角カメラ(120度、F2.2)と2億画素の広角カメラ(F1.7)、5000万画素の光学5倍ズーム対応望遠カメラ(F3.4)、1000万画素の光学3倍ズーム対応望遠カメラ(F2.4)と5つのカメラを搭載。
 さらにAIを使ったProVisual engineは撮影や編集もサポートしてくれる。斜めで傾いてしまった写真も角度を補正し、フレームから外れて撮影できなかった部分をAIが生成することも可能。さらに、人やオブジェクトを移動させてサイズを変更する場合は、元々あった背景を自然に生成するといった生成AI編集もできてしまう。
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コモドドラゴン(左)とブラキオサウルス(右)のフィギュアを撮影した写真。ブラキオサウルスのサイズを小さく修正してみる。
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左から修正前、修正後。ブラキオサウルスを小さくする際に発生した余白部分にAIが背景を生成してくれた。

“Galaxy S24 Ultra”でゲームやクリエイティブをパワフルに楽しもう

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 “Galaxy S24 Ultra”はゲームやエンタメにおいてまさに“ハイエンド”なパフォーマンスを提供してくれるスマートフォンだ。さらに“Galaxy AI”による検索や翻訳、高品質なカメラなど、日常の生活やビジネスでもパートナーとして力強いモデルと言える。パワフルにライフスタイルを楽しみたいユーザーにイチオシのモデルだ。
“Galaxy S24 Ultra”製品サイト“Galaxy S24 Ultra”ゲーム特設サイト

 “Galaxy S24 Ultra”はドコモ、auのほかにSIMフリーモデルも販売している。SIMフリーモデルの端末価格は256GBモデルが18万9700円[税込]、 512GBモデルが20万4100円[税込]、1TBモデルが23万3000円[税込]※。それぞれの販売チャンネルで購入キャンペーンも展開している。
※いずれの価格も2024年4月17日時点。
“Galaxy S24(SC-51E)”“Galaxy S24 Ultra(SC-52E)”発売記念 購入キャンペーンドコモ
[IMAGE]購入キャンペーンサイト(ドコモ)
“Galaxy S24 (SCG25)”“Galaxy S24 Ultra (SCG26)”発売記念 購入キャンペーンau
[IMAGE]購入キャンペーンサイト(au)
“Galaxy S24”(SM-S921Q)“Galaxy S24 Ultra”(SM-S928Q)SIMフリーモデル発売記念購入キャンペーン
[IMAGE]購入キャンペーンサイト(SIMフリー) [IMAGE]“Galaxy S24 Ultra”製品サイト“Galaxy S24 Ultra”ゲーム特設サイト
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