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【モンスト】プロツアー第6戦の優勝は“【華】獣神亭一門”!タイムアタックラウンド最下位から下剋上を果たす

大接戦や逆転劇が数多く生まれた福岡会場

2020年2月1日、ミクシィのXFLAGは“モンスト プロツアー 2019-2020”の第6戦(福岡会場)を、“TOHOシネマズ 天神 ソラリア館”にて開催した。

本記事では、そのイベント会場のリポートや優勝チームのインタビューをお届けする。

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▲第5戦に続き、第6戦優勝で2連覇を達成した“【華】獣神亭一門”。しかも、タイムアタックラウンド最下位からの優勝という、新たな偉業も成し遂げている。

▼第5戦のリポートはこちら

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“モンスト プロツアー 2019-2020”は、『モンスターストライク スタジアム』(以下、『モンスタ』)を使用した4人対4人で競い合うesports大会。参加できるのはプロチームのみで、今回は12のチームが出場。また、レギュラーシーズンでは1dayトーナメントをツアー形式で展開し、全国6会場・全7戦を実施。各会場の試合結果に応じて発生する累計ポイントで競い合い、ポイントの上位の4チームのみが、ツアーファイナルの舞台に進出する。

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▲会場内には観戦グッズの販売ブースが併設。

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▲すっかりおなじみとなった“プロに挑戦!モンストスタジアム”コーナーは長蛇の列。ちなみに、『パズドラ』のプロ選手“あっきー”氏も挑んでいた。

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▲福岡会場では、子どもいっしょに観戦を楽しむ来場者や、女性ファンが他会場に比べて多く見受けられた。

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▲閉会後のステッカー配布や撮影会イベントも大賑わい。“今池壁ドンズα”の人気は福岡でも健在だ。

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タイムアタックラウンド

前回の第5戦にて“【華】獣神亭一門”が劇的な完全優勝を果たし、一挙に38ポイントを獲得したことで一層混迷を極めることとなったツアーファイナル出場権の争い。

とくに総合ポイントランキングで下位のチームは、今回の第6戦にて好成績を収めることがファイナル進出に望みをつなぐための絶対条件となっている。

そんな激戦が予想される第6戦・福岡会場には、以下の8チームが出場した。

【第5戦出場チーム】

・AliceWithAce

・今池壁ドンズα

・Cats

・【華】獣神亭一門

・どんどんススムンガ

・はなっぷ

・らぶましーん

・ろくまる◢⁴

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▲ステージ開演前に実施されたタイムアタックラウンドの結果はこちら。

タイムアタックラウンドでは、今シーズン初登場となる“死を招く漆黒の禁忌召喚”を使用。“バロジカを制する者が福岡を制する”との見解も強まるなか、首位に立ったのは“今池壁ドンズα”。クリアータイムは2分31秒37と、他の追随を許さない圧倒的な速さを見せつけた。

2位以下には“ろくまる◢⁴”、“らぶましーん”、“AliceWithAce”と、これまで思うようにポイントを稼げていなかったチームが続き、今大会への意気込みをうかがわせる結果に。

一方、タイムアタックラウンドで強さを見せていた“【華】獣神亭一門”は、大きく遅れて最下位でのフィニッシュとなった。

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▲“ろくまる◢⁴”はファンや地元のユーザーを前に、2番手のタイムを記録する。

バトルラウンド1回戦

タイムアタックラウンドの結果を受けて、バトルラウンドのトーナメント組み合わせが確定。

1回戦の各試合は、全5ステージの中から事前指定された3種を使用しての2本先取制で争われる。

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▲実況はesportsキャスターの柴田将平氏、解説は第1戦ぶりにS嶋氏が務めた。

今大会では、前年に地元の福岡で優勝を果たした“はなっぷ”を筆頭に、九州地区を代表する“ろくまる◢⁴”や、第5戦で初勝利を飾ったチームなどに注目が集まった。

熊本出身の♡るんるん♡選手が率いる“Cats”は第1試合を戦い、“らぶましーん”を相手にストレート勝利。♡るんるん♡選手の両親が応援に駆け付けるなか、好スタートを切る。

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▲第3戦から勝利が遠ざかっていた“Cats”だったが、関東地区代表同士の対決で勝利。今大会でSpring選手も出場を果たした(画面左)。

続く第2試合は、“ろくまる◢⁴”対“はなっぷ”という地元勢同士の直接対決。ここでは福岡会場での2年連続優勝に燃える“はなっぷ”の勢いを断ち切り、“ろくまる◢⁴”が念願のツアー初勝利を上げた。

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▲九州地区代表対決を制したのは“ろくまる◢⁴”。

1回戦でとくに注目されたカードが第3試合。タイムアタックラウンドで1位の“今池壁ドンズα”と、第5戦の優勝で勢いがある“【華】獣神亭一門”が早くも激突することに。

ピック順の選択権を握りながらも、先攻有利とされる“天使を狩りし暴魔の刃”が使用される第1試合・第2試合をあえて避けて第3試合に登場した“今池壁ドンズα”。この動きを見て、解説のS嶋氏は「“天海の双竜”で見せたいものがあるか、もしくは絶対の自信があるのか」とにらむ。

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▲会場の前席には、“今池壁ドンズα”ファンがズラリ。

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▲“【華】獣神亭一門”ファンたちは、今回もカスタネットを使った独自の応援でチームをサポート。

その対決は、“今池壁ドンズα”が第1ゲームを勝利するも、迎えた“天海の双竜”にて“【華】獣神亭一門”の追い上げを許して敗北。続く第3ゲームでも“【華】獣神亭一門”の勢いは止まらず、結果“今池壁ドンズα”は1回戦で姿を消すこととなった。

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▲強豪チーム同士の対決は、第3ゲームにて決着。軍配は“【華】獣神亭一門”に。

そのほか、第4試合では約1分40秒差の劣勢から相手チームのダウンにより勝利をつかむなど、珍しい展開をものにした“どんどんススムンガ”が準決勝に進出。かくして、いずれも甲乙付けがたい印象的な試合尽くしのバトルラウンド1回戦が終了した。

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▲“どんどんススムンガ”は、おりがみ選手に換え、じじのけ選手を起用。

準決勝

準決勝の第1試合では“Cats”と“【華】獣神亭一門”が対戦。タイムアタックラウンドで上位に立つ“Cats”がピック順の選択権を取得したため、ステージ選択権は“【華】獣神亭一門”の手に渡る。

♡るんるん♡選手のホームゲームということもあり、スタートから気合が入っている“Cats”は、第1ゲームの“光鉄の重機少女”を2分16秒602という驚異的なタイムで勝利する。

しかし、1回戦でも劇的な逆転勝利を見せていた“【華】獣神亭一門”は、その勝負強さを遺憾なく発揮。第2ゲームの大接戦を制すると最終ゲームも見事連取し、“【華】獣神亭一門”が決勝戦へと駒を進めた。

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▲第2ゲームの最終バトルでは、ボスのHPがお互いにわずかに数ドット残るなど、緊迫の展開となった。

第2試合は、“ろくまる◢⁴”と“どんどんススムンガ”による一戦。こちらもタイムアタックラウンドで上位の“ろくまる◢⁴”が、ピック順の選択権を押さえた。

“どんどんススムンガ”は高精度のショットを連発して第1ゲームを勝利するが、“ろくまる◢⁴”もホームチームの意地を見せてゲームカウントを1-1に戻す。

正念場の第3ゲームでも、お互いに一歩も譲らない好ゲームを演じた両者。ラストはリーダーの対戦しましょう選手が完璧なザコ処理を決める場面もあり、“ろくまる◢⁴”に軍配が上がった。

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▲ツアー初勝利からほどなく初の決勝進出を決め、歓喜に湧く“ろくまる◢⁴”。

決勝戦

前回に続き、今大会でも決勝戦まで勝ち上がってきた“【華】獣神亭一門”。対する“ろくまる◢⁴”は、今回がチーム初の決勝進出であり、地元の声援による後押しも受けながらこの舞台へと臨む。

そんな絶好調の両チームによる決戦は、接戦続きの第6戦を締めくくるにふさわしい白熱した展開となった。

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“【華】獣神亭一門”は、決勝でも相手チームにピック選択権を握られるなかで、第1ゲームのステージに“死を招く漆黒の禁忌召喚”を指定。

“ろくまる◢⁴”は序盤のバトルでややミスが出たものの、先攻ピックで使い慣れた編成が組めていたこともあり、巧みにリカバリーしながら“【華】獣神亭一門”を猛追する。

しかし、数秒のリードを最後まで保ちきった“【華】獣神亭一門”が、1手先にボスのHPを削りきることに成功。連覇に王手を掛けた。

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後がなくなった“ろくまる◢⁴”は、第2ゲームでも先攻・後行選択権をチョイス。対する“【華】獣神亭一門”は“光鉄の重機少女”ステージを選択した。

その対決は、両チームともまったくの互角というペースで序盤を進めていき、バトル3では“ろくまる◢⁴”がやや先行するも、バトル4では“【華】獣神亭一門”が抜き返すなど、目まぐるしくリードするチームが入れ換わっていく。

最終バトルにいたっても“【華】獣神亭一門”が数手先を行く展開だったが、“ろくまる◢⁴”はハーレー(獣神化)の配置を完了させた状態でラストバトルに進み、ボスを瞬殺。勝負は第3ゲームへともつれこむことに。

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▲巻き返しに成功する“ろくまる◢⁴”。

そして、“【華】獣神亭一門”が第3ゲームに選んだステージは“翠撃の隊士”。優勝をつかむのは“ろくまる◢⁴”がピックしたオオサカ(神化)か、それとも“【華】獣神亭一門”のネム(神化)か。両者のフィニッシャーの役割を持つキャラクターに注目が集まった。

優勝が決まる試合では、途中まで拮抗した試合展開だったが、差が出たのがバトル3。中ボスと壁のあいだに挟まって敵を処理する場面で、“ろくまる◢⁴”がミスをしてしまう。

大幅なリードを手にした“【華】獣神亭一門”は、その後もほぼノーミスのままバトル6に突入。最後はネム(神化)の手番を待たずしてボスを撃破し、今季2チーム目となる連覇を達成した。

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▲優勝した“【華】獣神亭一門”には、賞金の430万円が授与された。

決勝を終えて“【華】獣神亭一門”のリーダー、あーぼー選手の目には、またしてもうれし涙が。

今季“ᎶᏤ(GV)”以来の2連覇を達成できた理由について、あーぼー選手は「いままでだったら少しくらい練習を休んでもいいんじゃないか、という雰囲気になっていたかもしれないですが、今回はメンバー以外の皆さんに支えてもらっている部分がすごく大きくて」と振り返る。

なお、“【華】獣神亭一門”は前回のタイムアタックラウンド1位&バトルラウンド1位の完全優勝に続いて、タイムアタックラウンド最下位&バトルラウンド1位のいわば“下剋上優勝”を成し遂げた初めてのチームとして、プロツアーの歴史に新たなる1ページを刻むこととなった。

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▲第6戦までの獲得ポイントを合わせた総合ランキング。現時点でファイナル進出が確定しているのは、“ᎶᏤ(GV)”のみ。

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▲ポイントの推移状況はこちら。“【華】獣神亭一門”が著しい大躍進を遂げていることが見て取れる。

優勝チームインタビュー

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▲左から、たっくす選手、けーどら選手、あーぼー選手、ウィズ。選手、ふらっと選手。

──連覇おめでとうございます! 今回の勝因からお聞かせください。

あーぼー選手 今回は切り換えの速さを意識しました。優勝した後はつい気分よく調子に乗りがちですが、前回の優勝から2日後にはもう練習を再開する形で、気持ちを切らさずここまでやってこれました。チームがいい雰囲気だからこそ見える反省点などもしっかり分析できて、前回と同じような結果を出すための雰囲気作りを意識して取り組めたのもよかったと思います。

たっくす選手 今回は先に相手に1ゲーム取られる展開が多かったのですが、そんななかでも気落ちせずに堂々とプレイできたのがよかったです。

あーぼー選手 そうだね。いままでは逆転勝ちは少なかった。うちは1ゲーム取られたら、そのまま逃げ切られることが多かったからね。

──それは第5戦で優勝できたことが影響しているのでしょうか?

あーぼー選手 そうですね。自信を持って戦えていたと思います。ただ、一度優勝したからといって、どんな相手と戦うことになっても僕らが油断することは絶対にないです。

──試合を重ねるごとに立ち回りの安定感も増していったように思いますが、振り返ってみていかがでしたか?

あーぼー選手 タイムアタックラウンドで最下位だったことが、今回は逆によかったのかもしれません。準決勝から自分たちのやりたいステージを選ぶことができたのも、結果的によかったと思います。

たっくす選手 僕らはタイムアタックラウンドを重視していて、バトルラウンドでも先攻で戦うことを想定した練習を多く進めてきました。なので、後攻の戦いは不安がありましたが、それでも今回はしっかり勝ちきれたので、自信になりました。

けーどら選手 試合中にどんどん成長できている実感がありました。バロジカ(死を招く漆黒の禁忌召喚)のステージはとくに感じました。

──総合ポイントランキングでは2位に浮上し、追う立場から追われる立場になったいまの心境を教えてください。

あーぼー選手 まだまだ余裕はないと思っているので、つぎもやるべきことをやるだけです。“ᎶᏤ(GV)”は1位通過を狙っているだろうし、そのために僕らを叩きにくるかもしれない。いままで調子の悪かったチームも勝っているので、どのチームと当たっても大丈夫なくらい練習しないといけないと思っています。残り時間でしっかり詰めていきたいです。

──ズバリ、第7戦での3連覇は狙っていますか?

あーぼー選手 もちろんです! 3連覇したチームは過去にいないですし。僕らはタイムアタックラウンド1位からの優勝と、最下位からの優勝と、史上初の記録を2回取ってきているので。つぎは3連覇という偉業を硬くならない程度に目指しつつ、まずはファイナル出場というのを最大の目標にしてがんばりたいです。

──最後に、第7戦への意気込みをお願いします。

あーぼー選手 連覇したことで、各チームがこれまでとは違った見かたで挑んでくると思います。お互い油断なしに本気でぶつかり合うとなると、最終的な精度や、折れない心みたいな部分がすごく大事になると思っています。今日の“Cats”戦などは、ファンの方々の応援の声で「めげてられない」という気持ちになれましたし、観客席に監督や控えのメンバーの顔も見えて、まさにみんなでひとつになって戦っているという感覚になれました。第7戦でも相手チームの気迫に飲み込まれないように、いい流れを作っていきたいです。

ウィズ。選手 ファイナルも何位で通過できたかによって、戦いやすさも大きく変わってきます。なので、ここまできたら1位通過を狙っていきたいです。

あーぼー選手 これまでは最低目標がファイナル進出でしたが、いまは1位や2位通過でのファイナル進出というところも視野に入ってきました。なので、ここからまた鬼特訓していきます!

“モンスト プロツアー 2019-2020”のレギュラーシーズンもいよいよ大詰めを迎え、いよいよ第7戦の名古屋会場を残すのみ。ツアーファイナルの進出権をかけた意地のぶつかり合いを、しかとその目に焼き付けよう。

また、次回は出場全12チームが一堂に会する最初で最後の機会となっている。回を追うごとにファン交流の活気や濃度も増してきているので、選手たちを叱咤激励する意味でも現地に足を運べる人はぜひ会場を訪れてみてほしい。

これまで通り、第6戦までのアーカイブはYouTube公式チャンネルよりくり返し視聴なので、見逃した回があるという人も、ツアー最終局面を前にいま一度チェックしておこう。

⇒アーカイブ視聴ページはこちら。

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