クラロワリーグ 2019 シーズン2 Group A Match4~6の試合結果
クラロワリーグ 2019 シーズン2 Group A Match4~6が2019年8月25日、韓国で行われた。
Match 4はKIX 対 Chaos Theoryの戦い。1on1でBenZer選手、新鋭xPedro15選手にまさかの敗北。
KOHまでもつれ込む熱戦は、KIXが層の厚さを見せつける形での勝利となった。
Match 5はDetonatioN Gaming 対 DragonX。緒戦で日本チーム唯一勝利を飾ったDetonatioN Gaming はその勢いに乗りたいところだったが、1Gameも取れず、あえなくストレート負け。
Match 6はPONOS 対 Talonの戦いで、こちらは逆に緒戦の借りを返す見事なストレート勝利。
グループAの日本チームはこれで1勝1敗で並ぶことになった。
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▲試合結果。
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▲順位表。
クラロワリーグルール
・Set1:2on2
・Set2:1on1
・Set3:KING OF THE HILL(1on1による勝ち抜き戦。3ゲーム先取で勝利)
・2on2のみBANピックルール:お互い1枚のカードを指定し、合計2枚(同じカードを指定の場合は1枚)のカードを使わずに対戦。
Match 4: KIX vs Chaos Theory
KIXの勝利
Match 5: DetonatioN Gaming vs DragonX
DragonXの勝利
Set 1 : Pirameki・HANExHANE [DNG] vs DRX Tru-Fast・DRX ALPHA [DRX]
※BANカードは、トルネード(DNG)、巨大スケルトン(DRX)
・Game1(勝者 DRX)
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▲Game 1
・Game2(勝者 DRX)
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▲Game 2
Set 2 : れいや [DNG] vs DRX Line [DRX]
・Game1(勝者 DRX)
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▲Game 1
・Game2(勝者 DRX)
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▲Game 2
Match 6: PONOS vs Talon
PONOSの勝利
Set 1 : みかん坊や選手・天GOD [PNS] vs The Rock・Tocilovac [TLN]
※BANカードは、トルネード(PNS)、ポイズン(TLN)
・Game1(勝者 PNS)
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▲Game 1
・Game2(勝者 TLN)
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▲Game 2
・Game3(勝者 PNS)
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▲Game 3
Set 2 : ライキジョーンズ [PNS] vs Yugi_art [TLN]
・Game1(勝者 PNS)
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▲Game 1
・Game2(勝者 PNS)
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▲Game 2
■所感
この所感にはこれまで、日本チームの戦いぶりについての感想を書いてきた。
しかし今回、KIXの恐ろしさについて述べてみたい。
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▲KIXのKOH
まずは、2018年シーズン、CRL EUのDIGNITASでプロとして活躍したiAmJP選手。スペイン出身で、最多トロフィーが8118。ホグライダーを中心とした高回転デッキの達人にして、グローバルランキング上位の常連だ。この日も初登場にしてCarrollus選手とJayTV選手を倒す活躍を見せた。
シーズン1にKIXへ加入したLegend 選手は元NOVAで、去年の世界一の経験者だ。みかん坊やを倒したアジア金メダリスト、BenZer選手をKOHで破ったのは見事だった。クラロワリーグ中国にいたため、中国人と思われがちだがもともとベトナム出身で、クラロワリーグアジアはいわばホームグラウンドである。
そしてxPedro15選手はベネズエラ出身のプレイヤー。去年までクラロワリーグ 中南米、今年のシーズン1までWESTでプレイし、シーズン2からアジアにやってきた経歴を持つ。最多トロこそ7615とそこまで高くなく、どれほどの選手かと誰もが思っていたところ、DragonX戦でトロ8000越えのLINE選手が手も足も出なかったのは記憶に新しい。この日も1on1でBenZer選手をはねのけた。
こうしてみると、多国籍にして層の厚さは、ほかのアジアのチームを圧倒している。シーズン2に大補強をするのも、世界大会を視野に入れた場合、合理的といえる。
つぎのKIXの登場は、9月5日の木曜日。対するはPONOSである。
去年のアジアチャンピオンが黄金軍団にどう立ち向かうのか。いまから楽しみで仕方がない。
(BY ponta)