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【クラロワ】同時接続45000人超!注目を集めた“クラロワリーグ世界一決定戦2018”試合ハイライトと“ブロガーponta”による大会レビュー

シーズン2世界一決定戦の試合結果

“クラロワリーグ アジア”のシーズン2 世界一決定戦が、12/1に日本の幕張メッセで行われた。決勝で中国代表のNova Esportsが、南米代表のVivo Keyd を3-1で破り、みごと世界一の栄冠を勝ち取った。

日本代表のPONOS Sportsは一回戦で北米代表のImmortals を2-1で撃破するも、準決勝でVivo Keyd に1-2で敗退した。

Match 1 : Immortals vs PONOS Sports

Set 1 : PONOS Sportsの勝利

Set 2 : Immortalsの勝利

Set 3 : PONOS Sportsの勝利

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▲Match 1

Match 2 : KING-ZONE DragonX vs Team Queso

Set 1 : Team Quesoの勝利

Set 2 : KING-ZONE DragonXの勝利

Set 3 : KING-ZONE DragonXの勝利

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▲Match 2

準決勝 Match 3 : Vivo Keyd vs PONOS Sports

Set 1 : Vivo Keydの勝利

Set 2 : Vivo Keydの勝利

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▲Match 3

準決勝 Match 4 : Nova Esports vs KING-ZONE DragonX

Set 1 : Nova Esportsの勝利

Set 2 : KING-ZONE DragonXの勝利

Set 3 : Nova Esportsの勝利

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▲Match 4

決勝 Match 5 : Vivo Keyd vs Nova Esports

Set 1 : Vivo Keydの勝利

Set 2 : Nova Esportsの勝利

Set 3 : Nova Esportsの勝利

Set 4 : Nova Esportsの勝利

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▲Match 5

所感

世界一決定戦の試合会場(幕張メッセ)に入った筆者の目に飛び込んできたのは、ゲーム中のアリーナを現実に創造したかのような豪華なセットだった。

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▲豪華なセット

アリーナは赤と青に大きく分割されており、『クラロワ』の世界観が完璧に再現されていた。

キングの王冠をかたどった、円筒状の中央スクリーンは会場のどこからでも見やすいように設計されていた。

太鼓や歌舞伎など、日本らしい演出もまた印象深いものであった。

圧巻だったのは、一回戦と準決勝の合間、巨大ペッカが出現し、剣を床に突き刺して会場がP.E.K.K.A シアターに変化したシーンだった。

剣から溶岩があふれ出し、スタジアムが一変していく光景は幻想的ですらあった。

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▲ペッカがアリーナを変化させる演出

演出や美術があまりにも豪華だったので、「自分は今後、日本でこのような豪華なゲームイベントを見ることができるのだろうか?」と、そんな不安を覚えてしまったほどである。

解説のドズル氏も開会前、珍しく”緊張してきた”と筆者にLINEがあった。彼がそのようなことを言うのは記憶にないことだ。それほどの大舞台だったということだろう。

しかし試合が始まってしまえば、解説のドズル、実況の岸大河ともに文句のないパフォーマンスを見せた。

天界プレイヤーのドズル氏は豊富な経験値で、カードが2、3枚出た段階で相手のデッキ、つぎに出るべきカードを完璧に予測し、プロの心境やセオリーを一般人にも理解させる役割を完璧に果たした。

いまトッププレイヤーのあいだで何が流行っていて、何がセオリーなのかが視聴者に伝わらなければ、その予想を裏切るトリッキーなプレイの価値が薄れる。esportsにおいて、スーパープレイの産みの親はなにもプレイヤーだけではない。

解説の知識量と瞬発力、言語能力もまた、そこに重要な役割を担っているのだ。

実況の岸大河氏も「オレンジ色に光るみかん坊やのバルーンを通すときが来た!」「世界一が向こうから近付いてくる、ホグライダー!」などの名調子を連発。会場でつむがれる伝説を瞬時に言語化していた。

いわば、ドズル氏が視聴者の脳内にしっかりとした土台を作り、そこに岸氏が華麗な言語の建物を構築していったかのようなものだ。このみごとな連携は4月からふたりで作り上げた練度と関係性のたまものといえよう。

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▲岸氏とドズル氏

試合自体も、どのチームにも見せ場のある好ゲームが続いた。

中でも、KING-ZONE DragonXのX-Bow Master選手の獅子奮迅の戦いぶりには、レギュラーシーズンで彼になじみを感じている日本の観客も声援を惜しむことはなかった。

試合後、韓国チームの関係者からは”日本人が韓国チームを温かく応援してくれてるのを見て、とてもうれしかったです”との言葉もあったという。

また、トラブルによりコーチと選手ひとりが入国できず、3人だけで決勝戦まで進んだ南米代表のVivo Keydの戦いぶりもみごとであった。

とりわけVivo KeydのJavi14選手は準決勝、PONOS SportsのRolaporon選手のディガポイを完全に読み切り完勝。世界のレベルの高さを日本の観客に印象付けた。

そのために決勝戦、そのJavi14選手を打ちのめしたNova Esportsの強さはより際立った。優勝カップを天に掲げるNova Esportsの姿には誰しも納得せざるを得なかった。

ひらたい言いかたをすると、”あんなに強いRolaporonをストレートで倒したJavi14を圧倒したNova Esports、マジヤバイ”ということである。

シード2チームが決勝に進んだことを鑑みても、勝つべきところが勝った、純粋に強いチームが勝った大会だったと言い切っていいだろう。

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▲最強の名にふさわしいNova Esports。

そんな中で、観客たちがいちばん注目していたのは言うまでもなく日本のPONOS Sportsである。

日本の公式チャンネルの同時最大接続数45000人越えもPONOS Sportsの試合で達成された。

とくに圧巻だったのが1回戦のKOHのGame5、みかん坊や選手対Royal選手の試合である。

言うまでもなく、バルーンはみかん坊や選手の代名詞ともいえるユニットである。しかし、じつはレギュラーシーズンでは使用することはほとんどなかった。

その伝家の宝刀をこの場面で抜き、Royal選手の虚を突き、みごとに乾坤一擲の一撃を食らわせ勝ちをもぎ取った。

2018年の日本のクラロワ界を引っ張ってきた男が、世界にもその力をあらためて証明してみせた瞬間でもあった。

この日、いちばんの歓声は、みかん坊やのバルーンに対して送られた。

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▲みかんバルーン

よく”国際大会が成功するための条件”として”開催国が勝ち進むこと”が言われることがある。開催国チームが敗退すれば観客の声援や熱量はどうしても下がらざるをえないからである。

とはいえ、チームの勝敗は運営がコントロールできないポイントであるし、絶対にコントロールしてはいけないところでもある。

そんな中、日本開催の試合で、みかん坊や選手がPONOS Sportsを2回戦にすすめたことは、非常に意味のあることであった。

思えば2017年、日本一決定戦で敗れたみかん坊や選手は”勝負弱い”というレッテルを貼られていた。ロンドンで行われた世界大会に出場したのはフチ選手とアマテラス選手だった。

しかし2018年、みかん坊や選手は世界の舞台に立ち、フチ選手、ライキジョーンズ選手、天GOD選手、Rorapolon選手とともに観客、視聴者に歓喜を届けてくれた。

クラロワリーグが今後、どうなるかまだ、わからない。プロのチーム、選手も入れ替わっていくだろう。

ただ、何年がたっても、2018年の世界大会の話が出るとき、日本のクラロワプレイヤーは皆決まってこう言うだろう。

”ああ、みかん坊やがバルーンで勝ったときの大会ね”と。

彼がこの大会にいた意味、あのバルーンの意味とはそういうことなのだと思う。心からの敬意を表したい。

(BY ponta

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