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“Six November 2020 Major” APAC大会 CAGは一歩およばず、Cloud9が決勝に進出

 『レインボーシックス シージ』の各地域のプロリーグの頂点を決める“Six November 2020 Major”。そのAPAC大会が、2020年11月24日から29日まで開催中。

本大会は、日本を含むNorth Divisionと、オセアニア、南アジアから構成される3つの独立したオンライントーナメントとなっており、賞金総額125000ドル(約1300万円)が順位に応じて分配される。

 以下は、Day2 North Division準決勝の結果。日本チームで唯一残っていたCYCLOPS athelete gaming(以下、CAG)は惜しくもCloud9に敗れてしまった。本稿ではCAGの今年1年間を振り返りながら、準決勝のCAG vs Cloud9についてリポートする。

国内王者 CYCLOPS athelete gaming

 CAGはJapan Pro League Season10、Season11と昨年まで行われていた国内でのプロリーグにおいて1位を取り続けていた国内において圧倒的な王者であった。そして、2019年のSix Major Raleighでは予選を勝ち上がり、CAGとしては初の世界大会に出場する。しかし、そこからのCAGはさまざまな壁とぶつかり世界大会からは遠ざかってしまっている。

今年の6月から新たに始まったAPAC North Divisionには、CAGは招待枠として出場が決定した。Stage1では前半戦が4位、後半戦では5位、総合順位6位と今までのCAGらしい結果とはならなかった。そして、Six Majorでは準々決勝にてGUTS Gamingに勝利するも準決勝にてCloud9に敗れてしまう。3位決定戦にてXavierに勝利することができたため、最初のSix Majorは3位で終わった。

 Stage2の前半戦では5位に終わってしまうも、後半戦ではGiants GamingやCloud9に勝利し1位で締めくくる。シーズン中に行われていたJapan Championship 2020では決勝戦のBO5でFAV Gamingに対して3-0と勝利し、国内最強の座を手に入れた。

 そして、今回のSix MajorではNorth Divisionを総合2位という成績を残すことができたため、シードでの参加となった。Six Invitational出場の資格を手に入れるためには準決勝の勝利が不可欠。しかし、前回のSix Majorと同様2-0と1勝が届かず敗退してしまった。Six Invitationalはこれからオープン予選が行われるため、CAGのチャンスはまだ残っている。ただ、今後もAPAC North Divisionを戦っていくなかでCloud9、Giants Gamingが大きな壁となりそうだ。

APAC North Division Day2(準決勝)結果

■準決勝 Cloud9 2-0 CYCLOPS athelete gaming

クラブハウス(CAGピック) 7-4
オレゴン(Cloud9ピック)7-5

 試合を通して感じられたのが、Cloud9によるCAG封じである。CAGのチームの特徴のひとつとして“ラーカー”と呼ばれる単独で動き、相手をゆさぶる役割を用いていることがあげられる。このラーカー自体は珍しいことではないが、CAGはラーカーとチームの連携がとてもうまく、相手の攻めかたによって戦いの場所を巧みにずらし、有利な状況に持ち込むことが得意だ。

 しかし、Cloud9は終始そういったキルを拾いに来る場面に対して、対策を取った動きが多かった。そして、その動きによってCAGはファーストキルを取られ、カバーもとれず人数不利な状況でラウンドが始まってしまうことが多く、難しい試合展開になってしまっていたように感じた。

 1マップ目のクラブハウスではマップBANから駆け引きが行われていた。CAGは昨日活躍していたCloud9のSyAIL選手の得意オペレーター、ZOFIAのターゲットBANを行った。これは地下防衛の時に地下収納室を取られにくくすることが狙いであろう。しかし、SyAIL選手はBLACKBEARDを使用。むしろ強気に撃ち合ってこられてしまう展開となってしまった。CAGの攻撃は昨日も活躍していたSyAIL選手との撃ち合いに苦戦し、2-4とうまくラウンドをとれず折り返しとなってしまう。

 防衛1周目のファーストピックのジム・ベッド防衛と、セカンドピックの祭壇・武器庫防衛は成功させるも、2周目ではそれぞれ取られ、1マップ目のクラブハウスは7-4で敗れてしまった。

 ここで、CAGの祭壇・武器庫防衛に対するCloud9の対応について紹介する。Cloud9の祭壇・武器庫に対する攻撃は、昨日から一貫してキッチンハッチから降りてボム設置を狙うことだった。そのため、CAGは8ラウンド目での祭壇・武器庫防衛においてCloud9の攻めに対する対策をとり、ハッチ降りに対して複数の射線を通すことで、人数不利な状況であっても勝利することができた。しかし、最終ラウンドの11ラウンド目では、Cloud9は攻め手を変えてきた。CAGは武器庫攻め対策として展開シールドを武器庫に3つ置くといった、より強固なCloud9対策をとった。しかし、Cloud9は思うように攻めてはこなかった。残り40秒まではいつも通りの武器庫ハッチを重点とした攻めかただったが、それはフェイク。いつも通りの攻めと見せかけ、じつは本陣は地下収納室を攻めるという形をCloud9は修正してきたのだ。

 これによってCAGは人数有利を取られてしまい、Cloud9は11ラウンド目を獲得。Cloud9は試合中やラウンド間に相手の攻めかたや守りかたに対してうまく切り替えることができていたように思う。とくにCAGは個人の判断で動きが変わるチームのため、このように対策を取るのは難しいが、Cloud9は見事に対策できていた。

 2マップ目のオレゴンは、最後の最後までどちらが勝つかわからない白熱の試合だった。しかし、Cloud9のCLASHを用いた地下防衛に苦戦し、あと一歩届かずCAGは敗退し、Cloud9が決勝進出を決めた。

 今回のSix Majorも前回に引き続き、日本チームは決勝に残れず敗退という結果に。日本チームはこれでチャンスがなくなったわけではない。これから始まるSix Invitationalのオープン予選で勝ち上がることで、APAC地域から1チーム出場することができる。形式はまだ発表されていないが、日本チームがSix Invitationalに出場することを願っている。

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■準決勝 Giants Gaming 2-1 Xavier Esports

クラブハウス(Xavier Esportsピック) 6-8
領事館(Giants Gamingピック) 7-5
カフェ・ドストエフスキー 7-5

 Xavier Esportsはこの準決勝を勝つことができれば悲願の世界大会だったが、惜しくも敗れてしまった。決勝戦は前回の王者Cloud9 vs Giants Gamingと、Six August Majorと同じカードとなった。配信は11月29日の日本時間18時30分から始まる。

 また、本日の17時からはオセアニア地域の準決勝Pittsburg Nights vs Okami LFO、南アジア地域の準決勝MercenarieZ vs MonkaS、Union Gaming vs L2Kの3戦が実施され、それぞれ日本語配信も行われる。

■配信チャンネル
Youtube:https://www.youtube.com/rainbow6jp/
Twitch:https://www.twitch.tv/rainbow6jp/

■キャスター情報
ふり~だ(Twitter:@frieda0914)
Okayama(Twitter:@TDokayama)
ともぞう(Twitter:@tom85y)
うらめし
KemicaL
Lapla

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