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eスポーツディレクターインタビュー Six Invitational 2020では中国展開含めるesportsシステムの改変を発表予定

 『レインボーシックス シージ』プロリーグ世界大会 シーズン10 Finalsが、本日2019年11月9日(土)~10日(日)に愛知県・常滑市で開催。会場にて、EMEA eスポーツ ディレクターのFrancois-Xavier Deniele氏と、eスポーツディレクターのWei Yue氏にインタビューを行った。

EMEA eスポーツ ディレクターのFrancois-Xavier Deniele氏

eスポーツディレクターのWei Yue氏

――ついにアジアで初の世界大会が、ここ日本での開催となりました。

Wei 日本に来られてとてもワクワクしています。開場前から大勢が並んでいて、皆さんがとてもよろこんでいるのを見て、日本でファイナルが行われるのを心待ちにしていてくれたと感じました。私としてもこの場にいられることを光栄に思いますし、参加者の皆さんも大いに楽しんほしいですね。

Francois 日本で開催できることを誇りに思います。日本のファンの皆さんはとても熱心な方が多いことに驚いています。

――今大会はAPACがヨーロッパ勢にどれだけ食いかかるかが勝負かと思っています。

Wei ヨーロッパが強いリージョンのひとつであることには同意します。プロリーグを開始した2017年から2年間見てきましたが、APACはどんどん強くなっています。前回のSix Invitationalでは、野良連合がセミファイナルまで進みました。今回、日本チームが自国開催のファイナルに参加していないのはたいへん残念ですが、ふたつの新しいチームが出場しています。これはAPACリージョンがどれだけ成長したかを示していると思いますね。

――パイロットプログラムのフェーズ2が開始されましたが、反響はいかがでしょうか?

Francois とても好評です。野良連合がプログラムに参入し、ヒバナのスキンが実装できたことはとてもうれしいです。日本のチームとヒバナをマッチさせることができましたし、スキンのクオリティーも非常にいい。まだ改善するところはありますが、プログラムの核を形成することができたと思います。

Wei パイロットプラグラムは、私たちがプレイヤーとチームをサポートし、エコシステム全体が自立できるようにする手段で、本作のeスポーツにおいて重要な部分を占めています。フェーズ2に入りましたが、今後も持続できる形にし、それぞれのチームに適したものになるよう改善の努力をしています。詳しくお話しすることはできませんが、次のステップの準備を進めています。

――現在のところは、大きな改革をする予定はないということですか?

Wei フェーズ2については、今の形で進めていきます。今後はさまざまなテストを行って、長期にわたってこのプログラムを展開できるように努力しています。フェーズ1では11チームでしたが、フェーズ2では14チームに増えました。しかし、グローバルなエコシステムを維持するには、おそらくエコシステムのすべての人々を取り込まなくてはいけないと思います。

Francois 世界中でシーンが大きくなっているのでプログラムを変更する必要があると思います。まずは参入を容易にするのではなく、目に見える、シンプルでよりわかりやすい形にしたいと思います。

――フェーズ3ではさらにチーム数が増えるのですね?

Wei 数は明確にできませんが、拡大していくということは言えます。プログラムが成熟してきたので、フェーズ3については現在のパイロットプログラムとは異なると思いますが、Six Invitationalでもっといろいろとお話しできるでしょう。

――異なるものになるというは、もっと大きな規模になると考えていいでしょうか?

Wei パイロットプログラムはテスト段階のプログラムであり、2年が経過した現在、テストの役割を果たしました。堅固で安定したシステムとして、新たに公表できるものを用意します。

――チームにお金が渡るのはとてもすばらしい取り組みですが、ほかのeスポーツタイトルに比べると参入できるチームは少なく、入り口も狭いと感じます。フェーズ3では改善されますか?

Wei フェーズ1~2で参入したチームと参入できなかったチームの差が大きかったことは把握していますので、それはフェーズ3で検討したいです。

――現在のコミュニティの熱量を持続させるための施策は予定していますか? また、シーンがずっと安定して続く未来のために、どうするべきだと思っていますか?

Wei Year 5とその後については、各リージョンが必要としているものに対応する必要があると思います。現在4つのリージョンでの展開は、同じようなフォーマットで進められています。今後は各リージョンのプレイヤーとオーガニゼーションが必要としているもの、そしてファンとコミュニティが見たいと思うものにしっかりと対応する必要があります。それらにきちんとフォーカスすることにより、ファンベースからもオーガニゼーションからもよりよい反応を得ることを期待しています。

――いちファンからすると、APACはひと括りでなくてよいように思いますし、出場チームを増やすことも考えて欲しいと感じますが、いかがでしょうか?

Wei これについては、現在計画していることがありますので、説明するのは難しいです。しかし、各リージョンにはそれぞれ必要とするものがありますので、リージョン別にフォーマットを変えることも考えないといけません。

Francois APACはプロリーグにおいて重要なリージョンであり、ゲームの人気が高い日本はとくに大事にしたい地域です。日本のチームの成長を助けられるようなサポートをしていきたいと思います。

Wei APACでは二度の予選を通過しなくてはならない点ですが、次のSix Invitationalに向けてシステムを変更することを検討しています。Six Invitationalでは今後のeスポーツシステムとパイロットプログラムについて発表することが多くあります。これは、本作のeスポーツ史上でもっとも大きな変更になります。

Francois Six Invitationalは本作にとって記念日となるイベントであり、翌年のコンセプトを提示する場でもありますので、楽しみにしていてください。

――中国展開について、その後進展はありましたか?

Wei 中国市場にはフォーカスし続けています。パートナーのテンセントと協力し、まずはゲームをリリースして、グローバルeスポーツシステムに取り入れるよう努力しています。

Francois まずは政府の承認が必要です。現在はパートナーのテンセントと協力してどのようにeスポーツを展開するかを検討している段階です。中国は新しい重要な市場ですが、ほかの市場とは異なるので、テンセントの専門知識が必要だと考えます。中国展開は、来年の大きな目標のひとつですね。

――中国は独自のリージョンになるのでしょうか?

Wei 現在はまだ何も言えません。こちらもSix Invitationalでお話しできると思います。

Francois APACで積み重ねてきたことを台無しにすることはしたくないです。バランスを取る必要がありますし、中国には多くのプレイヤーがいますのでリージョンの設定については注意して進めていきます。

――今回の開催地について、常滑を選んだ理由は何でしょうか?

Wei ロケーションがいいですね。Aichi Sky Expoは最新の設備を備えた大きな展示場です。地理的に名古屋に近く、東京、大阪からもそれほど遠くはないです。チケットは完売しましたし、これほど多くのファンが来てくれたことを実際に見て、正しい決断だったことがわかりました。

――Year 5のプロリーグのアジア開催は視野に入れていますか?

Francois 今回、非常に盛り上がっているので、また日本でできたらいいなと思いますが、希望している国がほかにもあります。4つのファイナル、メジャーがあるので、アジアで開催することは確かです。Six Invitationalのころに翌年の内容を発表しますのでお待ちください。

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