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勝利を握るのは王者“RiZE”か、挑戦者“マーチング”か。“R6S PS4版国内最強チーム決定戦 2019”リポート【闘会議2019】

 ユービーアイソフトより発売中のタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』。2019年1月26日・27日にかけて開催された“闘会議2019”の2日目にて、昨年に引き続き、本作のプレイステーション4版における国内最強のチームを決める“レインボーシックス シージ PS4版国内最強チーム決定戦 2019”のオフライン決勝戦が行われた。

 本稿では、全国の猛者を抑えて決勝の舞台に上がった強豪チーム“マーチング乗っ取りました!”(以下、マーチング)と“RiZE”の熱戦の模様をリポート。
 また、試合終了後の両チームの選手に行った囲み取材の様子はこちらのページ(https://www.famitsu.com/matome/r6s/esports46.html)をチェックしてほしい。

開催概要
レインボーシックス シージ PS4版国内最強チーム決定戦 2019 オフラインファイナル
■開催日時:2019年1月27日14時~
■開催場所:千葉・幕張メッセ 闘会議ステージ(1・5~8ホール)
■レギュレーション:マップキック&ピックによるBO3
■出場チーム:マーチング乗っ取りました!、RiZE
■詳細ページ:https://tokaigi.jp/2019/tournament/rainbow6.html
■配信ページ:ニコニコ生放送(http://live.nicovideo.jp/gate/lv317346936) Youtube(https://youtu.be/HL4ChDNsDRw

(写真左から)実況解説にはふり~だ、けんき、ShiN、Seekerという豪華なメンバーが揃う。

前年王者RiZEが堂々たるプレイでマーチングを呑む

 RiZEは昨年の闘会議2018で開催された“レインボーシックス シージ PS4版国内最強チーム決定戦”を制した王者。

 息の合った連携が特徴的なチームで、昨年11月から行われていたオンライン予選では統率の取れた動きで並みいる強豪から勝利を奪ってきた。

(写真左から)dashda2121、kurokuma687、Ch35hir3-_-n3XO、Debukan-_-1st、PhoenixMokou_

 対するマーチングは、メンバー個々のプレイ技術の高さが光るチーム。オンライン予選代表決定戦のオレゴンでは圧倒的な戦略を見せつけ、7-1で勝利してオフラインファイナルに駒を進めている。

(写真左から)SUTEGU、RopeZyoeru、marching_asapan、toshi-fOO1、ClqiL

 ステージ前にはその戦いをひと目見ようと大勢の観客が押し寄せ、勝負の行方を固唾をのんで見守る。今回の試合のルールは、最大12ラウンド制の7ラウンド先取で、6ラウンドごとに攻守交代。このマッチを最大3回行い、2本を先取したほうが勝利となる。そのほかの詳しいレギュレーションは下記を参照。

■レギュレーション
・ゲームモード:TDM – 爆弾
・対戦形式:マップキック&ピックによるBO3
・マッププール:オレゴン、クラブハウス、領事館、銀行、国境、海岸線、ヴィラ
・禁止オペレーター:LION、NOMAD、KAID

 1本目のマップはRiZEがピックした国境。BANピックでは突破力のあるオペレーターであるヒバナ、イン、クラッシュ、防衛の起点となり得るミラが選出された。

 FAV gaming『レインボーシックス シージ』部門リーダーのShiNは、国境について「歴史があるマップなので、攻撃も防衛もセオリーが確立されています。ハードピークをしたり、意表を突くような場所を補強することで変化をつけなければ攻撃側が有利でしょう」と分析した。

 そんな、国境で有利な攻撃側を取ったのはマーチングだったが、dashda2121を中心に、機動力の高いオペレーターで積極的に飛び出すRiZEの遊撃が刺さる。マーチングはラウンド開始早々に数的不利な状況に追い込まれてしまい、そのままラウンド敗北。

 続く2、3、4ラウンドでも、RiZEがマーチングの出鼻をくじく形で、攻めをシャットアウト。マーチングにとっては手厳しい、劣勢でのスタートとなった。それでも、その後の5ラウンド目にはmarching_asapanのアッシュが、RiSEの守りの要であるdashda2121をカット。そのまま、息の合った連携で相手防衛地点まで一気に攻め込んで爆弾を設置し、初めて1ラウンドをモノにした。

 しかし、さすがは前年王者RiZE。1ラウンドを取り返されても、まったく乱れない冷静沈着なプレイで6ラウンドを制した。なかでも注目のプレイは、防衛地点の武器庫に侵入された局面でCh35hir3-_-n3XOが見せた鮮やかな裏取りだ。武器庫を見ていた味方が倒されるやいなや、それまで陣取っていたセキュリティールームから走ってカバーへと向かい、隙だらけのふたりの相手を素早くカット! このファインプレイには会場からも拍手が沸き起こっていた。

 攻守が交代した7ラウンド目。この時点でスコアは5対1と、RiZEがマーチングを大きく突き放す。さらに、このラウンドでRiZEは、解説を務める父ノ背中のけんきにも評価されていた連携の強さを発揮。

 Debukan-_-1stのIQがセキュリティールームを守るふたりをバルコニーから倒したところで、PhoenixMokou_のグラズが室内でもうひとりをカットしてダメ押し。最後は爆弾設置後に2対1の圧倒的に有利な状況を作り出して堅実にラウンドをもぎ取り、マッチポイントに持ち込んだ。

 それでも、マーチングはあきらめない。8ラウンド目では、立ち上がりでClqiLがファーストブラッドを奪い、数的不利の状況を作り出す。そのまま、数の多さを武器に立ち回ってRiZEのリズムを乱し、防衛でラウンド勝利を収めた。

 その後の9ラウンドでは、序盤にDebukan-_-1stのフィンカが、マーチングのふたりと鉢合わせたところをショットガンのSASG-12で冷静に仕留めるなど、RiZEの技術の高さが輝く。終始RiZEが数的有利を保ち、爆弾設置後にはkurokuma687がモンターニュでマーチングの最後の生き残りだったRopeZyoeruにプレッシャーを与え続けて爆弾の制限時間が終了。

 1本目は7-2でRiZEが先取した。続く2本目は、マーチングがピックしたマップ、クラブハウスでの戦いだった。Seekerはこのマップを「ヒバナやテルミットで壁に穴を空けられると防衛側は苦しいので、その後の動きが重要になる」と総評。

 逆に、攻撃側にとっては、壁を開けた後に防衛の相手を押し込み、その動きを抑制する立ち回りが重要になる。BANピックでは壁開け要員のテルミットのほか、機動力に長けたアッシュ、バンディット、そして1本目に引き続きクラッシュが選ばれた。

 そして始まった1ラウンド目はマーチングが防衛で、RiZEが攻撃。RiZEはインやバックを中心に果敢に攻めるが、しっかりと連携を取ったマーチングの堅い守りに阻まれ、あえなく全滅。2本目の1ラウンドはマーチングが先取した。

 つぎの2ラウンド目もマーチングのペース。マッチ開始早々にイェガーのmarching_asapanがdashda2121のバックを撃ち取り調子づくと、じわじわと戦力を削って勝利した。また、ヒバナに壁を壊させず、時間を稼ぐ巧みな戦術も見事だった。

 しかし、3ラウンド目でRiZEがモンターニュをピックしたことをきっかけに、試合の流れが再び一変。kurokuma687のモンターニュが道を切り開き、4対2の状況で爆弾設置。さらに、PhoenixMokou_のインで爆弾解除を警戒するという理想的な動きで勝利を収めた。

 続く4ラウンド目もゾフィアにチェンジしたkurokuma687が2キルをもぎ取る大活躍。徐々に攻撃網を狭めるRiZEに対抗できず、マーチングはラウンド敗北を喫した。

 5ラウンド目にはRiZEは再度モンターニュをピック。だが、SUTEGUがマエストロのイーヴィルアイでkurokuma687のモンターニュを仕留める好プレイを見せ、RiZEの猛攻を阻止。

 3-2という伯仲した展開で折り返しとなる6ラウンド目を迎えた。最後の守りとなるマーチングの防衛地点は武器庫と祭壇。メイン階段と祭壇をミラのブラックミラーで監視するスタンダードな守りを展開し、RiZEを迎え撃つ。

 一方RiZEは、PhoenixMokou_のインを起点に急襲をかけ、守りを固めるマーチングに揺さぶりをかける。結果、勝利したのはRiZE。ここでも息の合った攻めを披露し、連携の強さを見せた。

 ここで攻守が交代すると、RiZEの勢いに火が付く。チームワークのいい攻撃的な立ち回りで、攻め入ってくるマーチングを返り討ちにして防衛成功。4-3とリードする。さらに、その後の8、9ラウンドでは、ファーストブラッドを奪い取って有利に試合を進めて勝利。マーチングを後がない状況に追い込んだ。

 RiZEが勝利すれば試合終了となる10ラウンド目には、攻撃の起点となるtoshi-f001のモンターニュをCh35hir3-_-n3XOがカット。そのままマーチングの攻めの勢いをそぎ、防衛地点を守り切ってゲームセット、RiZEがPS4版国内最強チーム決定戦連覇を果たした。

優勝チームRiZEにトロフィーと賞金10万円が進呈。

マーチングには賞金5万円が進呈された。

※関連記事
「チームのみんなは自分のことを信じていると思うし、メンバーのことも信じている」 王者“RiZE”、挑戦者“マーチング”インタビュー
https://www.famitsu.com/matome/r6s/esports46.html

ライター:河合ログ

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