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野良連合、Rogueを破り準決勝進出を決める APACチームはNAチームを破る快挙!

 現地時間2018年11月17日〜18日にブラジル・リオデジャネイロで行われている『レインボーシックス シージ』世界大会“プロリーグ シーズン8 ファイナル”。本大会の1日目が終了し、APAC代表である日本の野良連合は見事、準決勝進出を決めた。

【スケジュール・結果まとめはこちら→https://appvs.famitsu.com/20181025_14555/

 前回6月に行われたシーズン7 ファイナルにてRogueに敗れ、今回も再戦となった野良連合。Rogueは「野良連合の分析はしっかりできている」と述べており、苦戦を強いられると思いきや、蓋を開けてみれば2−1で野良連合がRogueをねじ伏せて勝利。日本のesports FPS界おける快挙を成し遂げた。

 アメリカプロリーグを2位で通過し、今回の世界大会に出場したRogueは、ファイナルの常連チームと言っても過言ではない。ShuttleとEasilyyのクラッチといったファインプレーが飛び出したが、一方で9月末にBryanに変わって新加入したSuprがうまく機能しておらず、思わぬ苦戦を強いられたように見える。

 ファーストマップの領事館は、Rogueのshuttle選手がクラッチを決めるなど野良連合にとって苦しいシーンが連発。領事館は落としてしまったが、それでも野良連合の表情から不安な様子は見られなかった。
 セカンドマップのオレゴンは6−3、サードマップの海岸線も前半はRogueが点数を重ねる展開だったが、後半で野良連合が追い上げて6−4で獲得。2−1でRogueを破り、前回のリベンジを果たした。

 この勝利により、野良連合は現地時間18日のDay2で、ブラジルチームのFaZe Clanとの準決勝戦に駒を進める。ホームであるブラジルの声援を受け、いつも以上にいいコンディションで臨んでくる強敵に、どのように対抗していくのか見届けたい。

RogueのコーチであるRaNgerは、SUPRがうまくチームに寄り添って動けていなかったことに対し、「彼は9月に入ったばかりなので仕方がないし、自分の改善についてとても厳しく見ている。今日は彼のせいではなくチームとして負けた」と指摘。「海岸線でチームとしてミスを犯し、最後の2ラウンドでは誤った決断をした。この2つは勝つことができたラウンドだと思う」と振り返った。

野良連合については、「攻撃的な戦いができ、チームワークがよくなったと思う。シーズン7 ファイナルでは、マップ上を動く際に個人個人がバラバラな感じだった」と評価。Rogueはプロリーグ シーズン9とUS National、Six Invitationalに向けて改善プランをすでに立てているようで、「マップの幅を広げて柔軟に対応できるようにしたい」と展望を語る。また、攻撃の多様性についてアプローチを変えることを考えていると述べた。いちRogueファンとして、応援したい。

Mock-it Esporsに2−1で快勝し、準決勝にコマを進めたFaZe Clan。

FnaticはリーダーMagnetが不在の中、コーチのDizzleが健闘。APACがNAチームを下す

 本大会は、野良連合がRogueに勝利し、さらにもうひとつのAPAC代表であるFnaticも、不動の2位と言われるEvil Geniusesを下した。APACチームがともにNAリージョンを破るという、波乱の展開だ。

 Fnaticのリーダー・Magnetは、急性虫垂炎で緊急手術を要する不測の事態に。本来であればリザーブの選手が出場するが、リザーブメンバーを獲得していなかったFnaticは、Mouz Sporsの選手をレンタルする予定だった。しかし、あいにく都合がつかず、最後の手段としてコーチのDizzleが出場するという、思いもよらない結果に誰しもが注目する対決になったのだ。

 前日、Dizzleに話しを伺ったところ、少々諦めていたように見えたが、結果は2−0でEvil Geniusesにストレート勝ち。

 DizzleがNecroxとのタイマン対決に勝利し、Acezが屋外に飛び出してショットガンで連続キルを取る。Fnaticにしてははちゃめちゃなプレイだったが、前線をつねに押し上げるプレイに、Evil Geniusesは翻弄されてしまった様子。これにはEvil GeniusesのCanadianも呆然としており、筆者はMagnet不在のFnaticではなく、Evil Geniusesに同情してしまった……。

▲コーチとしても有能、さらには選手としても申し分ない働きをしたDizzleは、『レインボーシックス シージ』コミュニティから神格化された。余談だが、オレゴンの地下防衛でDizzleとタイマン勝負して負けてしまったEvil GeniusesのNecroxは、BCが離脱するまでコーチを務めており、本大会では選手として復帰している。コーチ・選手を経験した彼がDizzleに大事な場面で負けてしまったので、彼の精神的ダメージは計り知れない。Evil GeniusesはSix Major Parisから彼ららしいプレイを見せておらず、不調であることが見て取れる。

 日本時間の本日深夜に始まるDay2準決勝〜決勝は、野良連合 vs FaZe Clan、Fnatic vs G2 Esportsとなった。これにより、APACはNAリージョンのチームを下し、もはや「レベルの低いAPAC」とは言わせない活躍を世界に見せつけたことになる。これは大きな快挙であり、APACリージョンが今後細分化して日本リージョン、オーストラリアリージョンと、APACから世界大会に出場できる枠を増やすための第一歩になったに違いないだろう。

プロリーグ シーズン8 グローバルファイナル
開催日時:2018年11月17日~18日(現地時間)/(日本時間)
開催場所:ブラジル・リオデジャネイロ ジュネス・アリーナ
フォーマット:シングルエリミネーション/BO3
賞金総額:$275,000(約3080万円)
配信ページ:Twitch(英語)、Youtube(日本語)
実況:ふり〜だ、ともぞう
解説:Okayama、スペシャルゲスト

11月18日
準決勝 FaZe Clan vs 野良連合(日本時間11月19日(月)0:00~)
準決勝Fnatic vs G2 Esports(日本時間11月19日(月)02:30~)
決勝(日本時間11月19日(月)06:00~)

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