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【Six Major Paris】プレイオフ1日目が終了 準決勝に進むG2 Pengu、Team Secretインタビュー

 ユービーアイソフトのタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』世界大会“Six Major Paris”プレイオフがフランス・パリで開幕した。

 現地時間8月17日(金)に行われたプレイオフ1日目準々決勝戦では、G2 Esports、Rogue、Team Secret、Evil Geniusesが準決勝に進出を決めている。

カヴェイラとバック(のコスプレヤー)が、静かに試合を見守る。

気合の入った横断幕で先頭を陣取っていたTeam Vitalityサポーター陣。今大会で選手よりも目立っていたかもしれない。

 会場には、チームのユニフォームなどを着たファンや、コスプレイヤーが早くも集結。これがあと3日間続く、2018シーズン折り返し地点の一大イベントとなる。

 Ubisoftのお膝元であるパリで行われた本大会では、やはりTeam VitalityやMock it esportsといったヨーロッパチームのサポーターが多く見られた。

 なお、本大会ではAPACリージョンから出場した3チームはプレイオフ進出を逃している。『レインボーシックス シージ』が爆発的人気を誇り、Team Liquid、FaZe Clanといった名門チームがあるラテンアメリカ(ブラジル)リージョンも、今回はNinjas in Pyjamasだけがプレイオフに進出。米プロチームEvil Geniusとの対決で敗北したため、準決勝進出は叶わなかった。

 シーズン7王者Team Lequidの予選敗退と思わぬ結果が続いている本大会だが、これまで安定した成績を残しているG2 Esports所属のPengu選手は、「この結果にみんなが驚いているけど、どのリージョンのチームも強くなってきており、リージョンごとに生じるギャップが狭まっているからだ」と述べていたのが印象的だった。

ホームでの戦いとなったフランスチームMillenium。観客の声援を受けて望んだが、G2 Esportsに一矢報いることはできなかった。

おなじアメリカチーム対決となった Obey alliance vs Rogue。オーバータイムにもつれ込む接戦が続く中、国際大会出場経験が豊富なRogueが一枚上手といったところ。

ヨーロッパ混合チームのTeam Scretは、Team Vitalityのアツすぎる声援なんて物ともしない、落ち着いたプレイで圧勝。今大会で一番安定したプレイをしていたのが印象的だった。

Evil Geniuses vs Ninjas in Pyjamasは、前半Evil Geniusesが優勢だったが、NiPSも徐々にEGの戦術に対応して来た様子。しかし最後はEGが勝利し、準決勝へ駒を進めた。

準々決勝結果
G2 Esports 2-0 Millenium
Rogue 2-0 Obey Alliance
Team Vitality 2-0 Team Secret
Evil Geniuses 2-1 Ninjas in Pyjamas

 ここからは、準決勝進出を決めたG2 EsportsのPengu選手、Team SecretのmeepeY選手に試合後インタビューを行ったので、お届けする。合わせて、野良連合とお同じAPACリージョンで切磋琢磨しているオーストラリアプロチームFnaticにも話を伺った。

G2 Pengu

ーーメインステージ1戦目、準々決勝で勝利を収めました。いまの心境を教えてください。

Pengu 試合が終わって少しづつ落ち着いてきて、明日を考えるとワクワクしています。観客席から聞こえるフランスの歓声はクレイジーで圧倒されました。もしそれが、自分たちへの声援じゃないとしても、観客席から伝わってくるワクワクした感じや雰囲気は素晴らしいですね。

ーーPENTA Sports時代からさまざまな国際大会でプレイしてきましたが、フランスの観客の前でプレイするのは初めてだと思います。

Pengu 僕らが6-0で優勢だった時、観客全員がMilleniumへエールを送っていて参りました(笑)。でもそれは、素晴らしいコミュニティーができ上がっていることだと感じます。

ーーG2 Esportsと言えば、Six Major Paris開幕直前にメンバー全員がG2 Esportsへ移籍しました。これにより、何か変化はありましたか?

Pengu G2 Esportsと契約して、やっとPENTA Sportsから脱出できたことがとてもうれしかったです。いままで自分たちは、「もっと大きなこと成し遂げられる」と信じていたから。だから、G2 Esportsで新たなことにチャレンジできることに大きな喜びを感じています。

ーーMilleniumはフランスチームであり、準々決勝はG2 Esportsにとってアウェーだったと思います。またこのゲームは、とてもメンタル面が試されるものです。負けそうになったとき、メンタル面をどのようにコントロールしていますか?

Pengu まず、いちばんやってはいけないことは、ミスに固執して次のラウンドをプレイしている最中に「ああ、あの時ピークするんじゃなかった」とか、「あの時ああすればよかった」と考えることです。これは失敗に対する最悪のアプローチですから。解決できない問題に対して時間を使うのは意味がない。すべてのラウンドが新しい試合だから、気持ちの切り替えが勝利への鍵です。

ーーG2 Esportsは知名度も高く、多くのチームから警戒されています。プレッシャーも大きいかと思います。このような大きなプレッシャーの中で、どのようにして高いパフォーマンスを維持しているのですか?

Pengu チームやブランドにとっては、ほかのチームに恐れられてることはいいことだと思います。僕らが価値ある選手であることを証明することはプレッシャーですが、G2 Esportsが僕らを迎え入れたのは正しい決断だと思うし、僕らにはそれに値する価値があるチームだと信じています。

ーーなるほど。では、今回の野良連合の試合は見ましたか? 彼らについて思うことがあれば教えてください。

Pengu 野良連合には本当に驚かされています。じつはバックステージで少し話して、写真を撮ったりしました。野良連合のことは本当に応援しています! APACの中でもとくにお気に入りのチームなので、トップに登りつめてほしいです。

ーーでは、警戒しているチームやプレイヤーはいますか?

Pengu 僕らのチームにとって、Team Vitalityとの戦いはきびしいものになると予想しています(残念ながらTeam VitalityはTeam Secretに破れ、準々決勝敗退となった)。彼らのプレイスタイルにはよく手を焼くからね。ほかにも、今回は残念ながらチームは予選落ちしてしまったTeam LiquidのNeskは、本当に素晴らしいプレイヤーだと思います。”

ーー明日から準決勝が始まります。準備はできていますか?

Pengu もちろんです。でも今日はゆっくり体を休ませたいですね(笑)。昨日はエッフェル塔まで行き、観光と写真撮影をしました。パリに来るのは初めてで、とても大好きなロケーションです。

Team Secret meepeY選手

ーーTeam Vitality戦はほぼ圧勝で、すばらしい試合でした。心境をはいかがですか?

meepeY 晴れ晴れとした気分です。メインステージでプレイできるのはとてもうれしいですし、今回はグループステージのスタートがよくなかったからので、プレイオフでやりたいことができて安心しています。前半は乗り越えたから、後は勝ち進むだけです。

ーーTeam Vitalityに勝ち、そしてDreamhack ValenciaではG2 Esportsにも勝っています。その強さはどこから来ているのでしょうか?

meepeY 体のなかから自然に湧き出てくるんです(笑)。僕は時間をかけてチーム、そしてプレイヤーごとに適したプレイを考えます。そして時間をかけて強いチームになって来ました。この成長は、今後も止まらないことを願うよ。

ーー今回のTeam Vitality戦では、2対1の状況をうまく作り出し、キャピタオのタクティカルクロスボウなどを使ってキルを生み出していましたね。

meepeY Team Vitalityは時間をかけたスローなプレイで有名です。ドローンを使って慎重にエリアのすべてクリアーにしてから、最後の10秒〜15秒で一気に仕掛けてきます。今回は彼らのスローテンポに合わせてプレイを進めて、最後は撃ち合い、僕らが優位に立ったと思います。

ーーIDKからTeam Secretに移籍して、変化はありましたか?

meepeY Dreamhuck Valenciaからチームとして成績が停滞していたわけではありませんが、移籍したことによって新しいスタートが切れて、よい転機になったと思います。この移籍を今後もポジティブに捉えていきたいですね。

ーーでは、準決勝への意気込みをお願いいたします。

meepeY 次の試合は、世界でもっとも強いと言っても過言ではないG2 Esportsとの試合です。彼らとはスクリム仲間でもあり、個人的な交流もあります。彼らの分析はもうできているから、戦う準備はバッチリです。

Fnatic

ーーグループステージ敗退となり、プレイオフへの進出は果たせませんでした。今後の課題は見えましたか?

Magnet チームとしては、プレイオフまで進めなかったことはとても残念に思うよ。でもNinjas in Pyjamasとはとてもいい試合をできたて、誇りに思える。彼らとは2月に行われたSix Invitationalでも戦っていて、その頃と比べると今回のプレイは延長戦にまで持っていけたからね。

ーー今回のグループステージでの野良連合のプレイについてどう思いましたか?

Magnet シーズン7のプロリーグファイナルより、かなりよいプレイをしていたと思う。とくにMerieuxはクレイジーだね(笑)。 彼のエイムは世界でもトップレベルだ。

ーー今回のグループステージはAPACチームにとって、とてもきびしい戦いとなりました。今後APACチームの課題は何でしょうか?

Lusty まずは競技人口がもっと増える必要があると思います。日本、韓国またほかのアジア地域ではプレイヤーは多くても、競技シーンに参加する人はまだまだ少ない。もっとプレイヤーベースが大きくなれば、自然とアジア地域は世界のトップに上り詰められると思います。

ーーさて、10月に東京でAPAC Final、11月にはブラジルでグローバルファイナルが控えていますが、今後チーム強化のためにどのように過ごしますか?

Magnet もちろん、練習あるのみ!

ーー東京で開かれるAPAC Finalsですが、いままで通りオーストラリアで開催されたほうが、Fnaticとしてはよかったのでは(笑)?

Magnet いやいや、とってもワクワクしているよ! Lusty以外は日本に行くのが初めてだからね。Lustyは以前、東京ゲームショウのショーマッチでプレイしたことがあるんだ。

Lusty コーチはSix Major Parisより、「東京のAPAC Finalのほうが楽しみ」と言っていましたね(笑)。僕たちも、東京で日本の『レインボーシックス シージ』ファンに会えることが楽しみです。

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