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【Six Major Paris】野良連合、善戦むなしく惜敗 試合後のObey Alliance、野良連合Meriuex、キャスターのENCE Willkeyを直撃

 2018年8月13日(現地時間)よりフランス・パリで開催中のPC版『レインボーシックス シージ』世界大会“Six Major Paris”。本大会は、Six Invitational 2018のチャンピオン(G2 Esports)、シーズン7 グローバルファイナル参加チーム、DreamHack Valencia 2018で行われるトーナメントの勝者、オンライン予選を勝ち抜いた各リージョンの1チーム+オンライン予選でもっともよいパフォーマンスをした1チームの計5チーム、そしてホスト国であるフランスの招待チームの計16チームが参戦。2018年のシーズン折り返し時点でのワールドチャンピョンを決める大会だ。

 日本からはシーズン7 グローバルファイナル参加チームとして、野良連合が参戦した。

●「野良連合はプレイヤーごとの個性・スキルが光るチーム」野良連合、Team Vitality、Obey Allianceショートインタビュー
https://www.famitsu.com/matome/r6s/esports21.html

●【レインボーシックス シージ】プロリーグ世界大会‟Six Major Paris 2018”スケジュール・結果まとめ
https://appvs.famitsu.com/20180807_9399/

 先に結果をお伝えしておくと(試合リポートは後ほど掲載予定)、野良連合はグループステージ1回戦で米プロチームObey Allianceと対決し、ここではファーストマップ、サードマップで勝利。2-1で、見事初戦を突破した。
 その後、グループステージ  ウィナーズマッチの野良連合 vs Team Vitality戦は、ファーストマップ、セカンドマップともに接戦だったが、結果は2-0で敗北に終わる。

 そして、8月15日に本戦出場をかけて行われたグループステージ2位決定戦は、初日に戦ったObey Allianceがシーズン7王者Team Luquidを破り、再び野良連合に立ちはだかった。

 野良連合にとって1度は勝った相手ではあるが、Obey Allianceは徹底的な野良連合対策を取っており、野良連合にとって前回よりも苦しい戦いを強いられた。
 ファーストマップ海岸線は6-4でObey Allianceの勝利。続くセカンドマップの国境は延長戦にもつれ込む白熱の戦いを見せたが、最終ラウンドは人数差で有利となったObey Allianceが野良連合を抑え、2-0でObey Allianceの勝利となった。

 実力伯仲の戦いで、1度は勝った相手であるが故に、野良連合は悔しさで胸がいっぱいだろう。だが、野良連合は世界に名を知らしめる活躍をしてくれた。野良連合の健闘に、惜しみなく賞賛を送りたい。

<本戦出場チーム>
Team Vitality
Obey Alliance
G2 Esports
Ninjas in Pyjamas
Evil Geniuses
Millenium
Rogue
Team Secret

 ここからは、野良連合 vs Obey Allianceを終えた野良連合Merieux選手、Obey Alliance BOSCO選手、そして野良連合 vs Obey Allianceのキャスターを務めたプロチーム“ENCE”Willkeyのインタビューをお届けしたい。

野良連合 Merieux選手

ーー再戦となったObey Alliance戦ですが、接戦の末惜しくも負けてしました。

Merieux 1度勝った相手ですが、1戦目も簡単に勝利できた試合ではありませんでしたし、油断はまったくしていませんでした。ですが、今回はObey Allianceの底力を感じました。野良連合が人数有利の優勢状況でも、撃ち負けてしまった所がありました。

ーーObey AllianceがASHをBANしたのは、「Merieux選手を警戒したからだ」と仰っていました。

Merieux もちろん僕はほかのオペレーターも使えますが、マップによってはASHを固定で使用していたので、今回は対策されてしまいました。ASHがBANされたことで、いままで練習していたことができなくなってしまったため、攻撃は少しやりずらかったですね。

ーーASHがBANされるとは、まさか思ってもいませんでした。野良連合では、予測していたことでしたか?

Merieux 予想外ではありました。

ーーASHがBANされ、少し混乱したのでは?

Merieux ASHがBANされたことで、僕がどのオペレーターをピックするかはチーム内で話し合いました。ただ、混乱はありませんでしたし、その状況下の中で僕たちは最善を尽くして戦いました。

ーー結果は負けてしまいましたが、ラウンドを取っては取られで、どちらが勝つかわからない状況もありました。チーム内でのコミュニケーションや雰囲気はどうだったのでしょうか?

Merieux 今日のチーム内の雰囲気は、いままでのオフライン大会と比べてよかったと思います。メンタル面では負けていないと思いますが、やはりObey Allianceがひとつ上手したね。

ーーObey Allianceの強さは何だと感じましたか?

Merieux 個々の判断力の高さだと思います。ひとりの味方プレイヤーの動きから、チーム全員が意図を読み取って動いているように見えました。言葉で意思疎通を行わなくても、プレイヤー間でやりたいことが共有できていると思います。そこが、野良連合と違うところだと実感しました。

ーー10月にはAPACファイナルが東京で行われ、11月にはブラジル・リオデジャネイロでシーズン8 ファイナルが行われます。帰ってからまた日本プロリーグも待っていますが、今後チーム強化のためにどのようなことを行いたいと思いますか?

Merieux まず、ShiN選手はレンタル移籍の都合上、今大会で野良連合を去ります。これから新たなメンバーで試合に挑むことになるので、これまでの大会を振り返って、新たな作戦を立てていきたいです。

ーー今大会でMerieux選手は多くのキルを生みました。ESLのTwitterでも動画が公開されています。このように、世界大会で注目されたいま、どのように感じるのでしょうか?

Merieux 評価をされてとても光栄ですが、やはり勝って本戦に出場して、評価されることが目標でした。このように予選敗退となってしまったので、いまは悔しい気持ちでいっぱいです。本戦ではほかのチームの試合を見て、今後の参考にしたいです。

Obey Alliance BOSCO選手

ーー白熱の試合でした。本戦出場を決めたいまの心境を教えてください。

BOSCO 今日のプレイにはとても満足しているよ。メインステージでプレイできるのが楽しみだ。いまは本当に嬉しい気持ちでいっぱいだ。

ーー野良連合とはグループステージ初戦で戦い負けています。今日のObey Allianceは、初日よりもよい動きをしていたと思います。

BOSCO そうだね。野良連合には初日の試合で負けて、いろいろ考えさせられた。初日の野良連合との試合後に、チームで集まって話し合いをしたんだ。昨日のTeam Liquidとの試合ではすでにメンタルも回復していて、とてもいいプレイができたことも、今日の勝利に繋がったと思う。

ーーでは、野良連合戦ではASHをBANしていましたが、Merieux選手を警戒してのことでしょうか?

BOSCO Yes。Merieux選手の対策として、ASHをBANした。彼とASHの組み合わせは本当にクレイジーだからね! 昨日、そして今日の朝にチームで作戦会議をして、ASHをBANすることにしたんだ。野良連合はあまりユーティリティ(有用性)のあるオペレーターを使わないからね。だから、ASHをBANして正解だったと思う。

英語配信キャスター ENCE Willkey

ーー野良連合とObey Allianceの試合を振り返ってみて、いかがでしょうか?

Willkey シーズン7と比べると、野良連合はかなり上達していますね。Wokka、Merieux、ShiNなど素晴らしいエイムを持つプレイヤーが揃っています。ですが、戦略的なプレイが少し欠けていて、まだまだミスが目立ちます。とくに攻撃でのミスが目立っていました。トップで争うには安定感が不可欠で、メンバーがプランを遂行できるよう上手にドローンを使えるかが、試合を大きく左右します。この点が野良連合の弱点であり、前回のモントリオールで開催されたSix Invitationalで、eiNsも同じ問題を抱えていたと思います。チーム全体としてその点を磨き上げたら、これからもっと素晴らしい結果を残せると思います。

ーー野良連合でとくに注目したい選手は誰でしょうか?

Willkey 今回、Merieuxは本当にいい仕事をしていましたし、チームの中でも目立っていました。連続でキルを取っていたからね。防衛側の時はBANDITを上手く使いこなしていました。彼はENTRY FRAGGERとして素晴らしいですが、今日はASHをBANされてしまったから、攻撃で力を発揮できなかったのだと思います。

※ENTRY FRAGGER……先陣を切り、ポイント(場所)を制圧する役割。

ーー今日のObey Allianceの勝因を教えてください。

Willkey Obey Allianceは勝利しましたが、今日の試合は少しまとまりがなかったと思います。ミスも多かった。今日の試合は、メインステージへの出場権がかかっていたので、プレイヤーはものすごいプレッシャーのなかで戦っていたでしょう。ですが接戦の時の対応力は、Obey Allianceがひとつ上をいっていた。それが今回の勝因だと思います。

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