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ぷよぷよチャンピオンシップ”の2018年度6月大会が開催、若手の台頭が際立つ

 2018年6月3日、浅草橋ヒューリックホールにて、『ぷよぷよ』のesportsプロ大会“ぷよぷよチャンピオンシップ”の2018年度6月大会が開催。2回目となる今回は、前回大会にも出場した本作のプロプレイヤーに加え、同日に開催された“ぷよぷよカップ”にて、新たにプロライセンスを付与された3名も参加。全16名の選手による熾烈なトーナメント戦が行われた。

【出場者】
へーょまは
めいせつ
Tom
ぴぽにあ
Kuroro
Kamestry
meta
Tema
ざいろ
マッキー
MATTYAN
oka
live
あめみやたいよう
くまちょむ
飛車ちゅう

 今大会で使用されるのは、前回タイトルと同様の『ぷよぷよテトリス』。VSルール(ぷよぷよVSぷよぷよ)で対戦し、2セット(2ラウンド先取で1セット)先取したプレイヤーが勝利となる。

MCの椿彩奈さん(写真左)、砂川禎一郎さん(夜ふかしの会、写真右)

細かいルールはこちら。

 1回戦は、マッキー選手が緊張しながらも好調さをアピール。自身が組んだ大連鎖を返されても、それを冷静に対処し、危なげなく1回戦を突破する。また、くまちょむ選手はぷよぷよカップで優勝した飛車ちゅう選手に対し、前回大会優勝者の実力をいかんなく発揮。相手が対応できないほどの速さでつぎつぎと連鎖を組んでいき、2回戦へと勝ち進んだ。

1回戦、2回戦は2試合が同時に行われた。

2回戦へと勝ち進んだのは、めいせつ選手、ぴぽにあ選手、Kamestry選手、meta選手、マッキー選手、oka選手、live選手、くまちょむ選手。

 続く2回戦では、女性プレイヤーのめいせつ選手が大連鎖の火力重視で相手を圧倒。1セット目こそ、運の悪さなどでぴぽにあ選手のペースとなってしまうも、後半からは調子を戻し見事逆転勝利をおさめた。live選手とくまちょむ選手の対戦では、live選手が柔軟に戦法を変えていき、live選手を翻弄。くまちょむ選手も相手の戦法にうまく対処していくものの、最終的にはlive選手の攻めが上回り勝利。なんと、2回戦終了時点で前回大会のベスト3が全員敗退し、波乱の展開と若手の台頭に、観客たちからも驚きの声が上がった。

2回戦では、細かい連鎖で相手の積みや大連鎖を邪魔していく様子も多く見られた。

準決勝へと勝ち進んだのは、めいせつ選手、meta選手、マッキー選手、live選手。

 準決勝第1試合は、めいせつ選手とmeta選手の戦い。判断力で上回ったmeta選が先に仕掛け1セット目を先取するも、2セット目にはめいせつ選手が素早く対応し、どちらも1セットずつ取る一進一退の攻防が続く。しかし、3セット目はめいせつ選手が相手の連鎖を返しきれず、meta選手が決勝へとコマを進めた。

 そして第2試合は、今大会でもっとも連鎖の応酬が白熱した試合に。お互いに1連鎖さえも返しあっていき、なんとlive選手は15連鎖を記録。観客も熱くなる試合展開となった。そんな試合を制したのは、1回戦から好調のマッキー選手。どちらもマッチポイントになる大接戦に、会場からは拍手が上がった。

 決勝戦の前には3位決定戦も行われ、めいせつ選手とlive選手が激突。ここではlive選手が攻めの手を緩めず、終始相手を圧倒する結果に。めいせつ選手も相手の大連鎖をさばきますが、そのあいだにlive選手はつぎの連鎖を組んでしまっており、そのまま畳みかけて第3位を勝ち取った。

めいせつ選手(写真左)とlive選手(写真右)。live選手の攻めに対し、めいせつ選手は「手も足も出ませんでした」とひと言。

 そして、決勝戦はmeta選手とマッキー選手の対決。meta選手は、前回大会では、サンダルを履いてきたために敗北してしまったと考えたmeta選手。今回は靴を履き見事決勝に進出。マッキー選手との対決を望んでいたようで、待ちに待った対決となった。一方、マッキー選手は決戦を前に「今回もフルボッコにします」と宣言。現役高校生どうしの対決に、会場も盛り上がりを見せた。

meta選手(写真左)とマッキー選手(写真右)

 そんなふたりの決勝戦では、meta選手が少しずつ連鎖をつなげて相手のぷよを消化させ、そのあいだに大連鎖を狙う。対して、マッキー選手はそれに冷静に対処し、逆に大連鎖で返すという展開に。どちらも一歩として譲らないなか、meta選手が連鎖をくり返して積みが減ったタイミングに、マッキー選手がすかさず大連鎖。1セット目を先取する。続く2セット目では、マッキー選手がぷよを積み上げたタイミングを見計らって、meta選手がすかさずおじゃまぷよを投入。相手に攻めの手を与えず、逆転を狙う。しかし、最後はマッキー選手の12連鎖を返すことができずに敗北。見事、マッキー選手が優勝の栄冠を掴んだ。

決勝戦では、両選手が途中までまったく同じ積みかたをする展開も見られた。

 トーナメント戦が終わると、そのまま表彰式へ。1~4位の選手が壇上に上がり、1位のマッキー選手には賞状に加えトロフィーも授与された。セガゲームス eスポーツ実行委員長の宮崎浩幸氏は今大会を振り返り、前回の“ぷよぷよカップ”でプロになったmeta選手、マッキー選手の活躍に注目しているとのことで、「一般の方が技量を磨いてプロになり、大会に出る形が、ちょっとずつですが成果として出ていると思います」と話し、若手が活躍する姿に好感触を示す。また、『ぷよぷよ』シリーズ 総合プロデューサーの細山田水紀氏も若手の台頭がうれしかったようで、「若手の子ががんばっていると僕らもパワーをもらえるので、そのパワーをゲーム作りに活かしていきたいなと思います」と語った。

優勝したマッキー選手は「みんなをフルボッコにできてよかったです」と、期待通りのコメントで会場を沸かせた。

3位には5万、2位には15万、1位には30万の賞金も授与された。

セガゲームス eスポーツ実行委員長・宮崎浩幸氏

『ぷよぷよ』シリーズ 総合プロデューサー・細山田水紀氏

 つぎに、今後の大会に関する情報が公開。新たに年間ランキング制度の導入と、一般ランキング上位者による“ぷよぷよランキング プロ選抜大会”、そしてプロランキング上位者&プロ選抜大会優勝者による優勝賞金100万円の“ぷよぷよランキング ファイナルズ”の開催が発表された。なお、ランキングは“ぷよぷよカップ”決勝トーナメントの成績に応じて付与されるランキングポイントによって決定されるとのことだ。そして、“ぷよぷよチャンピオンシップ”2018年度6月大会の開催も決定。『ぷよぷよ』のコミュニティサイト“ぷよぷよキャンプ(ぷよキャン)”の開設も発表され、そこでランキングや大会情報も掲載されるとのことなので、ぜひチェックしてもらいたい。

『ぷよぷよ』プレイヤーランキング制度を開始! 新たな大会やコミュニティサイトなどの新情報も公開

セガゲームスは、同社が手掛ける『ぷよぷよ』シリーズについて、2018年度のセガゲームスが主催、公認するesports大会の成績に応じたプレイヤーランキング制度の開始や、新たな大会の開催等の新情報を本日(2018年6月4日)公開した。

 大会の最後にはmeta選手とマッキー選手にコメントをもらったので、以下にご紹介する。

――大会を終えての感想をお願いします。

meta 前回大会はベテランの方が優勝されていたので、決勝でマッキーくんと高校生対決ができたのがよかったです。若手が一矢報おうという目標も達成されたので、決勝でも緊張しないで楽しめました。

マッキー 本当に優勝できるとは思っていなかったので、すごくうれしいです。

――今大会、自身で点数を付けるとしたら何点くらいですか?

meta 決勝には出られたのですが、優勝できなかったので80点くらいです。

マッキー 120点です。優勝できたので満足です。

――印象に残っている試合はありますか?

meta 前回、Kamestryさんと初戦で敗れて悔しかったんですけど、今回はミスや自分の騙しなどがうまく決まって勝てたので、うれしかったです。

マッキー ベテランとは大会であまり勝ったことがなかったので、くまちょむさんに勝てた試合はとくに印象に残っています。

――(meta選手は)つぎの大会はサンダルですか、クツですか?

meta つぎの大会は夏なので、サンダルでいこうかなと思います。

――『ぷよぷよ』は何年前からはじめて、1日何時間くらい練習していますか?

meta 7年前の小学校3年生くらいに始めました。練習時間は1日3、4時間くらいです。

マッキー 僕は小学校5年生ごろにはじめました。練習時間は4時間から5時間です。

――高校を卒業してからの進路は考えていますか?

meta プロゲーマーとしての道だけで行こうかは決めかねているので、大学受験もしてどちらも選べるようにできたらいいなと思っています。

マッキー 専門学校に行こうと思っています。『ぷよぷよ』はもちろん続けていきます。

――今後の目標を教えてください。

meta 今回の決勝は最初から実力差があるなと思ってしまっていたので、つぎの大会までにその差を詰めて優勝できたらなと思います。

マッキー チャンピオンシップの連覇です。

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