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“シャドバフェス 2018”内で2日間に渡って大激戦! 『シャドウバース』公式プロリーグ“RAGE Shadowverse Pro League”の開幕戦の模様をリポート

 全世界で1800万ダウンロードを突破した、人気デジタルカードゲーム『シャドウバース』(以下、『シャドバ』)。2018年5月5日~6日の2日間、千葉・幕張メッセにて“シャドバフェス 2018”が開催された。本イベントは、ステージや大会などが満載の、『シャドバ』ファンの祭典。その中で、今年発足した『シャドバ』の公式プロリーグ“RAGE Shadowverse Pro League”(以下、“RSPL”)の開幕戦が行われた。本記事では、2日間にわたって行われた2試合の模様と、会場の盛り上がりをお伝えしよう。

 RSPLは、各チームどうしが4ラウンドずつ、計12ラウンドを4チームが戦うリーグ戦。ひとつのラウンドには3人の選手が出場し、2選手以上勝利したチームがラウンドの勝者となる。チームどうし戦う4ラウンドのうち、3ラウンドが“2Pick、ローテーション×2”のフォーマットで戦い、残りひとつのラウンドは“2Pick、アンリミテッド×2”フォーマットでバトルをくり広げる。今回の開幕戦では、全試合が“2Pick、ローテーション×2”で行われる(2Pickは1試合先取(Bo1)、ほかのフォーマットは2試合先取(Bo3))。

試合の実況は友田一貴氏、解説をkuroebi氏が務めた。

1日目:au デトネーション VS 名古屋OJA ベビースター

 1日目に行われたのは、“au デトネーション”対“名古屋OJA ベビースター”。第1試合は、shinkey選手(au) 対 さに選手(OJA)の試合となり、対戦ルールは“2Pick”フォーマットだ。

 2Pickということで、試合の前にはクラス選択&デッキ構築の様子も楽しめるのが大きな醍醐味。shinkey選手は強力なデッキが作りやすいエルフを選択するが、代表的なフォロワー“フェアリー”を使いこなすキーカードに恵まれず、やや頼りないデッキとなり、これには思わずshinkey選手も苦笑い。対するさに選手は、安定感を重視してかロイヤルを選択。バランスのよいデッキを構築し、デッキ構築の段階ではさに選手が有利な状況を作り出す。

 そのデッキの優劣が、試合でもしっかりと反映されてしまう形に。序盤からshinkey選手は防戦一方で、さに選手がつねにフォロワーを維持しながら攻め続ける。最後はフォロワー“ホワイトジェネラル”ですべての兵士・フォロワーを強化して大ダメージを決め、ほぼパーフェクト。第1試合は“名古屋OJA ベビースター”が勝利した。

 第2試合は、Enju選手(au) 対 SOS選手(OJA)。過去には大会“RAGE”で何度もぶつかったライバルどうしで、ふたりの戦績は1勝1敗とほぼ互角。注目のマッチアップということもあり、観客たちからも大きな期待が寄せられていた。使用クラスは、Enju選手はウィッチ&エルフ、SOS選手はロイヤル&ビショップを選択。

試合前には、友田氏&kuroebi氏によって両選手のデッキ解説が行われるので、初心者プレイヤーにも試合が見やすくなっている。

 初戦は、Enju選手が“言霊遣い・ジンジャー”を軸にして後半戦を重視したウィッチクラス。対するSOS選手は、中盤から一気に攻め立てるデッキスタイルのロイヤルで挑む。Enju選手は盤面を制圧するためのテクニカルなカードを序盤からたっぷりと手札に揃えるが、肝心の発動するためのパーツが揃わない。その隙をSOS選手が見逃すわけもなく、大量のフォロワーを展開。止まらぬ猛攻を仕掛け、8ターン目にSOS選手が勝利。

 2戦目は、Enju選手が再びウィッチ、SOS選手はビショップに移行。序盤に高コストのカードが手札に揃ってしまい、序盤ほとんど動けないEnju選手。SOS選手が、その隙をそのまま押し切り、あっさりと勝利。これでチームは2勝となり、開幕戦のラウンドを制したのは“名古屋OJA ベビースター”となった。

 第3試合は、ミル選手(au) 対 あるじ選手(OJA)消化試合となってしまったが、開幕戦ということもあり、観客にいいところを見せたい“au デトネーション”。そんな期待からか、ミル選手へ大きな声援が観客たちから送られるシーンも。使用クラスは、ミル選手がロイヤル&ネメシス、あるじ選手はエルフ&ウィッチ。

 ファーストマッチは、ミル選手が中盤重視のロイヤル、あるじ選手は速攻型のエルフを選択。序盤から中盤まで一進一退の攻防が続き、終盤にはお互いリーダーの体力がギリギリの状態までもつれ込む。お互い相手の体力をギリギリ削れないところに、あるじ選手の手札が枯渇。その隙をミル選手が突いて、初戦を制する。2戦目はミル選手がネメシス、あるじ選手は続けてエルフで対抗。ネメシスはエルフを苦手としていることもあり、あるじ選手が大幅に有利な状況が続き、危なげなく勝利を飾った。

 最終戦は、ミル選手のネメシスと、あるじ選手の“言霊遣い・ジンジャー”軸のウィッチ。ウィッチの猛攻をネメシスがどう凌ぐかがポイントとなるこの試合。9ターン目にあるじ選手が、フォロワー“ゼウス”などを並べた強固な守りを敷きつつ、つぎのターンには攻めにも転じられるという盤面を作り出す。その壁を、ミル選手はネメシスの特徴である“アーティファクト”タイプのフォロワーを巧みに操り、なんとすべてのフォロワーを倒しきることに成功。最後には、さらにアーティファクトを駆使し、一気に16ダメージを叩き出して逆転勝利。プレイングの速度、判断の速さ、正確な戦術がみごとに嚙み合わさったこのシーンには、会場からも大きな歓声が上がっていた。

2日目:レバンガ☆SAPPORO VS よしもとLibalent

 “シャドバフェス 2018”2日目に行われたのは、“レバンガ☆SAPPORO”対“よしもとLibalent”の試合。1日目の盛り上がりもあってか、会場には1日目よりも試合のステージに目を向ける観客たちが多かった。

 第1試合は、Tatsuno選手(レバンガ) 対 Keisuke3選手(よしもと)の2Pick戦。Tatsuno選手はエルフを選択し、キーカードをしっかりと揃えた、強靭なデッキ構築に成功。対するKeisuke3選手は、ヴァインパイアを選び、全体除去スペルなどを加えたパワーデッキを作り上げる。

 デッキのバランス的に見れば、Tatsuno選手がやや優勢かと思われるこの試合。Tatsuno選手は序盤からしっかりと選び抜いたカードで圧倒し、Keisuke3選手は手も足も出せない状況に。Keisuke3選手はどうにか逆転を狙っていくが、Tatsuno選手の勢いは止まらずに、8ターンでTatsuno選手が勝利。まずはレバンガ☆SAPPOROがリードを取る。

 2試合目は、さわさき選手(レバンガ) 対 けんぴ選手(よしもと)のローテーション戦。さわさき選手がドラゴン&ネメシスを選択し、対するけんぴ選手はロイヤル&ネメシスで挑む。

 1戦目は、さわさき選手がネメシス、けんぴ選手が中盤重視のロイヤルを選択。終盤に向けて、アーティファクトカードをデッキに仕込みたいさわさき選手だが、キーカードに恵まれない。けんぴ選手は対照的に、毎ターン適切なカードを盤面に揃えていく。さわさき選手がその不利を、ネメシスの切り札“デウスエクスマキナ”で巻き返しを図るが、やはりアーティファクトを仕込めなかったのが痛手となり、けんぴ選手が1戦目を制する。

 さわさき選手がドラゴンを、けんぴ選手のネメシスにぶつけることを選択した2戦目。けんぴ選手はしっかりとアーティファクトを仕込むことに成功し、強力な盤面を作り出す。何度も復活する強力フォロワー“プライムアーティファクト”を場に出すと、さわさき選手がそれを嫌い、“プライムアーティファクト”を無視して攻撃を仕掛けるプランに移行。しかし、それはけんぴ選手の思惑通り。猛攻を押し返し、けんぴ選手が勝利を収めた。これで、チーム戦績は1-1となり、勝負の行方は最終試合へ。

 最終戦は、真春選手(レバンガ) 対 ふぇぐ選手(よしもと)。クールな表情でプレイングを見せる真春選手に対し、ふぇぐ選手はプレイ中の大きなリアクションを取る、対照的なふたりの試合に。使用クラスは、真春選手がエルフ&ロイヤル、ふぇぐ選手はエルフ&ウィッチだ。

 1戦目は、お互いがエルフを選択するも、真春選手は盤面制圧を重視したデッキで、ふぇぐ選手が速攻型と、デッキタイプが大きく異なる。タイプ通り、ふぇぐ選手は序盤から猛攻を仕掛けるが、真春選手はそれをしっかりとカバー。だが、その攻めを凌いでいたために、真春選手は手札に“フェアリー”を揃えられず、その痛手が後半戦で重くのしかかる。最後には真春選手の除去手段が尽き、攻め切る形でふぇぐ選手が勝利。チームのラウンド勝利に王手をかけた。

 2戦目は、真春選手がロイヤルに変更し、ふぇぐ選手の“言霊遣い・ジンジャー”軸のウィッチに挑む。一進一退の攻防が続き、勝負は終盤戦にもつれ込む。ふぇぐ選手がピンチを迎えると、やや頼りない状況で“言霊遣い・ジンジャー”を使用する。しかし、やはり決定打とはならず、真春選手がそれをしっかりと捌き勝利。勝負の行方は、最終戦で決まることに。

 最終戦は、真春選手のエルフと、ふぇぐ選手のウィッチの戦い。お互いのキーカードの潰し合いとなり、どのカードを出すのが正解なのかという、連続の選択を迫られることが多かったこの試合。ふぇぐ選手を追い込んだ真春選手は、9ターン目に“言霊遣い・ジンジャー”からの大量フォロワー出現を読み、あえてカードを出さずに逆転の目を潰す選択をした。しかし、ふぇぐ選手の手札には“言霊遣い・ジンジャー”はなし。その隙を突いて、ふぇぐ選手は体力回復を優先し、結果的にはふぇぐ選手が大逆転。反転した勢いは止まらずに、そのままふぇぐ選手が最終戦を制し、1-2でよしもとLibalentが勝利となった。

 この2日間で、シーズン1の第1ラウンドはすべて終了。2日間通して、とくに1日目のミル選手のスーパープレイは、プレイヤーたちの注目を集めていた。今後のプロリーグでも、プロならではプレイングなどが楽しめることが証明されたように思う。なお、つぎの試合は、2018年5月20日に開催予定だ。対戦カードはau デトネーション対レバンガ☆SAPPORO、名古屋OJA ベビースタ―対よしもとLibalentとなっている。

ちなみに、“シャドバフェス 2018”では2日間かけて数千人規模の大会も開催された。決勝戦は、プロリーグに匹敵するほどの観客たちが試合を観戦。見事勝利したのは、ごろりの左脳選手だ。

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