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PENTAGRAMが史上初のLJL4連覇を達成! 『LoL』プロリーグ“LJL 2018 Spring Split”決勝戦リポート

 2018年4月14日、PC用オンライン対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)の国内プロリーグ“LJL 2018 Spring Split”の決勝戦が実施された。

 今シーズンはすべての試合が東京・中野にあるRed Bull Gaming Sphere Tokyoにて実施され、生で観戦が行えるように。決勝戦も同会場で試合の熱気を感じられたほか、同時に各地で行われたパブリックビューイングも盛況だった。飲食を楽しみながら観戦したり、プロプレイヤーによる解説を聞いたりと、会場ごとに違った趣きがあったようだ。

Red Bull Gaming Sphere Tokyoには決勝戦に進出したDetonatioN FocusMeとPENTAGRAMのファンが集結。試合中も大きな声援が飛び交っていた。

会場のRed Bull Gaming Sphere Tokyo。すぐに観戦枠が埋まるという人気ぶり。

応援メッセージボードを掲げるファンも。各チームのユニフォームを着たファンの姿も多く見られた。

 LJL 2018 Spring Split(2018年春季シーズン)は、2018年2月から全6チームによる総当たりのリーグ戦がスタート。前シーズンで2部リーグからLJLへの昇格を果たした新鋭V3 Esportsが強豪相手に快進撃を展開し、大きくメンバーを入れ替えたUnsold Stuff Gamingが飛躍するなど、序盤から見どころは十分。

 先日行われたLJL下位チームと2部リーグ上位チームの入れ替え戦では、LJLを支えてきた古豪7th heaven、Rascal Jesterが敗北を喫し、Crest Gaming Act、SCARZ Burning CoreがLJLへの昇格を果たした。新風をもたらすシーズンだったと言えるだろう。

 決勝戦では、リーグ戦を無敗で勝ち上がってきたDetonatioN FocusMe(以下、DFM)と、シーズン開始前のトラブルでペナルティを受けたものの、後半戦で追い上げた前シーズン王者のPENTAGRAM(今シーズンよりRAMPAGEからチーム名を変更。以下、PGM)が激突。過去に何度も決勝戦の舞台で相まみえた、いわば因縁のライバル対決だ。

DFM VS PGM。多くのファンを魅了する伝統の一戦である。

試合の実況はeyes氏(左)、解説はRevol氏(右)が担当。LJLファンにとっておなじみのふたりだ。

波乱に満ちた今シーズンを制したのは?

 決勝戦はBO5(先に3勝したチームが勝利)のルールで実施。各チームへの声援が響き渡る中、第1試合目がスタートした。

試合前に行われた勝利チーム予想では、DFMの勝利が64%、PGMの勝利が36%。リーグ戦を無敗で勝ち抜いたDFMが有利だという声が多かった。

 長きに渡るリーグ戦の締めくくりということもあり、両チームとも慎重な立ち上がりを見せた。均衡を破ったのは、DFMのジャングラーを担当するSteal選手だ。トップレーンに奇襲を仕掛け、Evi選手との連携によってファーストキルを獲得。DFMが試合のペースを握ったかに思えた。

 ここでPGMのRamune選手とYutoriMoyasi選手が奮闘。盛り返したうえに有利な状況をキープし、さらに試合中盤の集団戦でDFMを大きく突き放した。順調にタワー破壊を重ね、チーム間のゴールド差を広げていく。勢いは止まることなく、タワーやドラゴン、バロンといったチーム全体に優位をもたらす運ぶオブジェクトを獲得。そのままPGMが押し切り、1試合目を制した。

 続く第2試合でも、序盤の展開は緩やかだった。試合が大きく動いたのは、開始10分20秒頃のDFM・Steal選手の奇襲。Ceros選手と息を合わせてキルを獲得したかに思われたが、PGMのRamune選手はうまくいなして生き延びることに成功。そこに駆け付けたOnce選手がカウンターを仕掛け、逆にPGMが2キルを獲得。大きなリードを得た。

 その後も、DFMが孤立した敵を何とか倒そうとするも、キルを取りきれずに切り返されるシーンが続いた。1試合目と同様に、オブジェクトを順調に獲得していったPGMが大きく差を広げ、2試合目も勝利。

 PGMが王手をかけた3試合目。DFMも何とか反撃したいところだが、試合序盤にEvi選手がOnce選手の奇襲を受け、キルを取られてしまった。その後はYutapon選手が敵の仕掛けにうまく反応してキルを取り返すものの、PGMがジリジリと試合のペースを握っていく。

 タワー近くの攻防では、Ramune選手(PGM)のピックしたチャンピオン“ゾーイ”が活躍した。遠距離から攻撃を当て続けて敵のHPを削りながら、すさまじいプレッシャーを与えていたのだ。またもやオブジェクトを獲得し、さらに終盤の集団戦ではPGMが圧倒。

 3試合連続でタワーを1本も折らせることなく、PGMが史上初のLJL4連覇という快挙を成し遂げた。

優勝を決め、トロフィーを掲げるPGMのメンバー。

試合後には、選手たちとファンの交流会も行われた。

 LJL 2018 Spring Splitの覇者となったPGMは、2018年5月4日より開催される国際大会“2018 Mid-Season Invitational(通称、MSI)”に、日本代表として出場する。

 前大会では大きな成果を挙げられず、悔しい思いをしたPGM。厳しいリーグ戦を勝ち抜き、見事に4連覇を成し遂げた彼らが、再び世界を相手にどう戦うのか、期待が高まる。試合の模様は日本語配信も行われる予定なので、気になる人はチェックしてみよう。

【大会スケジュール(予定)】
2018年4月24日(火)22:00 抽選
2018年5月3日(木) 20:00 初戦スタート

(2018/4/20 18:35 スケジュール変更のアナウンスがあったため、時間を修正しました)

※関連リンク
2018 MSI プレイイン振り分け抽選会ガイド

楽しみかたを自分で選択できたLJL決勝戦

 LJL決勝戦のオフライン会場はe-sports SQUARE AKIHABARAに始まり、国立代々木競技場第二体育館、幕張メッセなど、回を追うごとに規模が拡大されてきた。

 今シーズンは運営テーマに“選手たちの熱気を間近で感じてもらうこと”が掲げられていたこともあってか、通常の試合と同様にRed Bull Gaming Sphere Tokyoで開催。「会場の規模が小さくなって残念」という意見も見られたものの、都内だけでも5ヵ所以上でパブリックビューイングが行われたのは喜ばしいことだ。

 飲食を楽しみながら、LJLの現役プロプレイヤーの解説を聞きながら、はたまたesportsサークルの学生どうしで交流しながら、試合を観戦。自分なりの楽しみかたを選べるのはすごくいいことだと思う。企業主体ではない、有志のイベントが盛り上がったのもすばらしい。プレイヤーの熱がほかの人にも伝わり、『LoL』の裾野拡大につながるのかもしれない。

 公式のイベントだけでなく、コミュニティ主催のイベントにも注目していきたいところだ。

ちなみに、Red Bull Gaming Sphere Tokyoではレッドブルが飲み放題。コンパクトな会場だけに周囲のファンの熱気が伝わってきて、気持ちが昂る。

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