ファミ通AppVS イベントリポート

『ストリートファイターV アーケードエディション』プロライセンス選手20名が出場した闘会議GP予選大会をリポート

 

2018年2月6日と7日、『ストリートファイターV アーケードエディション』(以下、『ストV AE』)の闘会議GP予選大会が実施された。プロライセンスを保持する選手20名が予選突破を争った大会の模様をリポートする。

本イベントは、2月10日開催の闘会議2018にて実施される“『ストV AE』闘会議GP決勝大会”の予選大会だ。出場選手は招待制となっており、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行するプロライセンスを保持する20名の選手たちが登場して決勝大会進出権を争奪。その予選の対戦模様はストリーミングサイトで生放送が行われ、多くの視聴者が観戦に訪れる大注目のイベントとなっていた。

予選の日程は2日間に分かれており、各日に10名が出場するトーナメント戦を実施。両日のトーナメントでそれぞれ上位2名、計4名が決勝大会に進出する。予選大会のトーナメント形式は敗者復活なしのシングルイリミネーション。各対戦組み合わせは3試合先取で勝敗を決めるレギュレーションを採用。トーナメント組み合わせは公式世界大会“カプコンプロツアー”のグローバルポイントをもとに事前に決められており、対戦台1セットを用いてすべての試合が観戦されつつ進行した。

なお、本イベントの決勝大会では賞金総額370万円が発表されており、国内では数少ない機会となる高額賞金を懸けた戦いが行われる。

決勝大会賞金
1位 200万円
2位 100万円
3位 50万円
4位 20万円
総額 370万円

予選会場となったのは都内某所のスタジオ。MC席(写真2枚目)には左からアールさん、コイチさん、大和さんが着席し、実況解説を担当した。

予選大会DAY1

予選大会DAY1に出場したのは以下のメンバーだ。

GGP/かずのこ選手(キャミィ)
ACQUA選手(いぶき)
DNG/立川選手(コーリン)
ゆかどん選手(いぶき)
DNG/板橋ザンギエフ選手(アビゲイル)
TWITCH/HX/CYG/BST/ウメハラ選手(ガイル)
PONOS/もけ選手(ラシード)
SZ/HORI/sako選手(メナト)
CAG/どぐら選手(ユリアン)
WP/だいこく選手(バーディ)

試合開始前の選手待機席は、複数タイトルの格闘ゲームをプレイするゲーマー仲間どうしで会話が盛り上がり、和やかな雰囲気。選手たちに話をうかがってみたところ、どぐら選手は今年も去年に引き続きユリアンをメインに据えて様子を見る模様。ウメハラ選手は「今回の予選は慣れた相手と闘えるため組み合わせの第一段階はクリアー。一回戦を突破できたら立川選手と当たりたい。」と話し、かずのこ選手は「一回戦でACQUA選手を倒すことができるかが勝負」とコメント。それぞれ思い思いの勝算を持って予選に臨んでいることを感じさせた。

そしていよいよ大会がスタート。『ストV AE』は発売後まだ間もないタイトルながら、国内外で活躍する選手たちは早くも新たな戦術を披露。とくにsako選手のメナトや立川選手のコーリンは各種飛び道具を巧みに操り、視聴者を大いに沸かせていた。数々のハイレベル対戦の末、TOP4に進出したのは、かずのこ選手、sako選手、ウメハラ選手、板橋ザンギエフ選手の4名だ。

準決勝第1試合 かずのこ選手(キャミィ)vs.sako選手(メナト)
キャミィが電光石火のラッシュであっというまにラウンドを取得したり、メナトがVトリガーを用いてスタン絡みのセットプレイを見せるなど、両者ともに攻めの強い部分が機能。試合カウント2-2で決定戦へもつれこみ、1ラウンドを奪い合って最終ラウンドへ。最後はメナトが踏み込んだところにキャミィのしゃがみ中パンチがヒットし、しっかりクリティカルアーツまでしっかり繋いで決着。かずのこ選手が勝利となる。

準決勝第2試合 ウメハラ選手(ガイル)vs.板橋ザンギエフ選手(アビゲイル)
序盤からアビゲイルが好調。ソニックブームを撃ちつつ後退するガイルに対してアビゲイルはガンガン前進してプレッシャーをかけ、ガイルを画面端に追い詰める状況が目立つ。勝負どころではタメ強パンチのガードクラッシュから密着状態を作るテクニックも光り、アビゲイルがガイルの対応を上回る内容で決着。試合カウント3-1で板橋ザンギエフ選手の勝利。

決勝戦 かずのこ選手(キャミィ)vs.板橋ザンギエフ選手(アビゲイル)
キャミィはアビゲイルの長い通常攻撃に対し、遠めから立ち強パンチをあわせてスパイラルアローに繋ぐ対策を披露。しかし慎重に歩を進めるアビゲイルが細かくキャミィにダメージを与えていき、ダメージレースでアビゲイルがリードする展開となる。終始アビゲイル優勢のままキャミィの応戦を寄せ付けず、試合カウント3-0でフィニッシュ。

以上の結果により、予選DAY1からは板橋ザンギエフ選手とかずのこ選手のふたりが決勝大会に進出。敗者復活制のある決勝大会では、優勝の板橋ザンギエフ選手がウィナーズ、準優勝のかずのこ選手はルーザーズ側で出場することとなる。

DAY1大会模様生放送タイムシフト ニコニコ生放送 twitch.tv

予選大会DAY1を突破した上位2名。優勝の板橋ザンギエフ選手(右)と準優勝のかずのこ選手(左)。

予選大会DAY2

DAY1が無事終了し、翌日は予選大会DAY2。この日の出場メンバーは以下の10名。

ECHO FOX/ときど選手(豪鬼)
ハイタニ選手(豪鬼)
ふ~ど選手(ミカ)
マゴ選手(ラシード、かりん)
CAG/GO1選手(メナト)
ガチくん選手(ラシード)
AtlasBear/キチパーム選手(ザンギエフ)
GRPT/MOV選手(春麗)
RB/ボンちゃん選手(ナッシュ)
TLAROCK/まちゃぼー選手(ネカリ)

DAY2の選手待機席はDAY1とはかなり変わり、落ち着いた雰囲気。選手たちの話題は専ら『ストV AE』の新たな攻略内容になっており、静かに自分の出番を待つ空気が漂っていた。

生放送本番前のまちゃぼー選手に勝算を聞いてみたところ、「『ストV』シリーズでの招待制大会に出場するのは初めてなので勝算は未知数。予選に備えてやることはやってきたのでそれを出し切りたい。」とのこと。そのまちゃぼー選手の初戦の相手となるマゴ選手は「今シーズンからラシードを本格的に使い始め、まだやり込みが足りてないので予選を突破できる確率は5%程度」と控えめなコメント。

この日のトーナメントの注目ポイントとしては、今シーズンで現在評判のいいラシードを使うマゴ選手とガチくん選手のふたりが登場し、屈指テクニカルキャラ・メナトを操るGO1選手、2017年は大活躍だったときど選手も出場。対戦シーンで注目度の高い選手たちがそれぞれの最先端攻略を披露する、新バージョンらしい対戦内容となっていた。

緊張感のある序盤戦を終えてTOP4に進出したのは、ガチくん選手、MOV選手、ふ~ど選手、マゴ選手の4名だ。

準決勝第一試合 ガチくん選手(ラシード)vs.MOV選手(春麗)
両者ともに置き技、差し返し、踏み込みからの投げ誘いなど、地上戦を中心とした試合展開。対戦内容は拮抗し、試合カウント2-2から決定戦へもつれ込む。決定戦ではラシードが好調。地上での壮絶な殴り合いを有利に運び、Vトリガーを用いた画面端のラッシュで春麗を追い詰める。最後は地上戦でお見合いになったところに小技が相打ちヒットし、ラシードの勝利で決着。

準決勝第二試合 ふ~ど選手(ミカ)vs.マゴ選手(ラシード)
序盤からミカが優勢。ラシードの飛び道具からの接近攻撃に対し、EX必殺技のアーマーで耐えて迎撃するなど、数々のラシード対策を披露。マゴ選手もミカのコマンド投げを読んで垂直ジャンプから反撃を狙う防御面の鋭さを見せたものの、ミカの体力を奪い切ることが難しく劣勢が継続。結果、試合カウント3-0でミカの圧勝となった。

決勝戦 ガチくん選手(ラシード)vs.ふ~ど選手(ミカ)
ラシードが小技で細かくダメージを奪い、体力リード状況を作ってからミカに攻めさせるゲームメイクが機能。ミカの前進に対して大胆に立ち強パンチを振り回して迎撃したり、接近を許してしまった後も強気の小技暴れで危機を回避する鋭さを見せる。ラシード優勢のまま試合が推移し、試合カウント3-1でラシードの勝利。

以上の結果、予選DAY2からはガチくん選手とふ~ど選手のふたりが決勝大会に進出。優勝のガチくん選手はウィナーズ、準優勝のふ~ど選手はルーザーズ側で出場することとなる。

DAY2大会模様生放送タイムシフト ニコニコ生放送 twitch.tv

DAY2優勝のガチくん選手

DAY2準優勝のふ~ど選手

2日間の予選が終了し、決勝大会の出場メンバーと組み合わせが決定。決勝大会は2月10日の15:30より、闘会議GPレッドステージにて開始予定だ。現地観戦はもちろん、ストリーミングサイトでの生放送も実施されるので見逃さずにチェックしてほしい。

  • (C)CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

 

元サイトで見る

新着記事ランキング

過去24時間のPV数が高い記事(毎時更新)

ゲームタイトルランキング

過去24時間のPV数が高いタイトル(毎時更新)

新着記事をもっと見る

注目の大会をもっと見る