ファミ通AppVS イベントリポート

新たな時代の幕開けか!? 2017年最後の『Alliance of Valiant Arms』大会“AVARST2017 Season2”決勝戦リポート

 

2017年12月17日、PC用FPS『Alliance of Valiant Arms』(以下、『AVA』)の公式大会“AVARST2017 Season2”の“護衛・爆破部門”オフライン決勝戦が開催された。その模様をお届けする。

“AVARST2017 Season2”は、護衛・爆破部門ともに、2017年9月よりオンライン上で予選リーグ、決勝トーナメントを実施。その予選を勝ち上がってきた2クランが、オフライン決勝戦で王者の座をかけて戦った。

オフライン決勝戦の会場は、東京・恵比寿のCROAK Prime Studio。事前応募の約60名のファンが会場に集まり、巨大スクリーンで試合を鑑賞した。

DeToNator所属のDarkよっぴー氏、SunSister所属のCherylNome氏が実況・解説を担当。

試合前のインターバルでは、両名によるマップの解説が行われた。いまは現役を退いているものの、『AVA』界のレジェンド的な存在であるふたりの解説は必見。気になる人は、ぜひともアーカイブ放送をチェックしてほしい。

最後まで接戦をくり広げた護衛部門決勝戦

護衛部門の決勝戦では、Season1王者の“Ibis”、予選を全勝で勝ち抜いてきた“Recycle”が激突。2マップ先取のルールだが、オンライン決勝トーナメントを1位通過したRecycleには1勝ぶんのアドバンテージが与えられ、Recycleは1マップを勝利、対するIbisは2マップを勝利すれば優勝となる。

Ibis

Recycle

第1マップはSTORM BLITZで、Recycleの攻撃からスタート。第1チェックポイントまではスムーズに進んだRecycleだったが、第2チェックポイント直前でIbisの撃ち合いの強さを活かした防衛の前に苦戦し、大きく時間を稼がれてしまう。なんとか第2チェックポイントを通過したRecycleは、態勢を立て直し、残り1分8秒というタイムで最終ポイントまで戦車を進めることに成功。

攻守が替わった後半戦では、Ibisが序盤からハイスピードで戦車を押し進め、Recycleよりも早いタイムでIbisが第2チェックポイントまで突破。最終ポイント直前では、敵のリスポーン(復活)地点付近に潜伏していたIbisの愛の戦士ウサギ選手が大暴れ。見事に敵の陣形を切り崩し、時間内に戦車を最終ポイントまで到達させ、第1マップはIbisの勝利となった。

第2マップはFURYで、Ibisの攻撃からスタート。第1マップで流れを掴んだのか、ここでもIbisが怒涛の攻めを見せ、ほぼノンストップで第1チェックポイントに到達。さらに、愛の戦士ウサギ選手の流れるような連続キルもあり、圧倒的な早さで第2チェックポイントまで戦車を進める。最後までこの勢いが止まらず、残り4分10秒というハイスピードな展開で最終ポイントに到達した。

Ibisを上回るスピードで最終ポイントまで到達しなければならなくなったRecycle。時間との戦いとなり、Ibisのペースかと思いきや、Recycleも重要な場面で撃ち勝ち、早いタイムで戦車を押し進めていく。リスポーン地点付近で敵の陣形を荒らすRecycleに対して、Ibisは冷静に対処するが、戦車は最終ポイント間近。最後は残り時間がギリギリとなり、どちらが勝ってもおかしくない展開になったが、Recycleがなんとか戦車を最終ポイントまで到達させ、激戦を制した。

これにより、護衛部門の決勝戦はRecycleの勝利となり、AVARST2017 Season2の王者という栄冠を手にした。試合後のインタビューでは、RecycleのリーダーであるNikoF4r1Sが「第2マップのFURYは、このクランで戦うのは初めて。対処法もわからなかったが、個人技で勝った」とコメント。これには会場全体が驚いたが、「ほかのマップでの経験の積み重ねが活かされたのではないか。その結果が、今回の優勝につながった」とDarkよっぴー氏が決勝戦を振り返った。

爆破部門では新鋭チームが前大会王者に牙を向く!

爆破部門の決勝戦では、Season1王者の“USG_AxeL”、決勝トーナメントで強豪のDeToNatorを下した新鋭クラン“iXyNeD”が対決。3マップ先取のルールで決勝戦が行われた。

USG_AxeL

iXyNeD

第1マップはHAMMER BLOWで、iXyNeDの攻めからスタート。最初のラウンドこそUSG_AxeLが獲得するも、その後は圧倒的な撃ち合いの強さ、流れるような連携で攻め立てるiXyNeDが4ラウンドを連取。前半戦は完全にiXyNeDがペースを握った展開だった。攻守が替わり、後半戦に突入すると、USG_AxeLが盛り返すものの、前半戦でのラウンド差をひっくり返すことができず、第1マップは7対4のスコアでiXyNeDが勝利。結成して数ヵ月のクランながら、前大会王者に対して圧倒的な力を見せつける結果となった。

第2マップはINDIAで、USG_AxeLの攻めからスタート。第1マップの勢いが止まらないのか、チームリーダーであるpinck*選手を中心に次々とUSG_AxeLの攻めを阻止し、iXyNeDが一気に3ラウンドを先取。USG_AxeLも慎重な攻めを見せてラウンドを獲得するが、4対2とiXyNeDが有利のまま前半戦を折り返す。しかし、攻守を交替した後半戦では、先にマップ勝利のリーチをかけられるものの、USG_AxeLがラウンドを連続で獲得して、6対6というスコアのまま最終ラウンドにもつれ込む。前大会王者の意地を見せるUSG_AxeLだったが、最後はiXyNeDの意表をついた攻めに対処しきれず、第2マップもiXyNeDが制す結果となった。

第3マップはBLACK SCENT。先に優勝に王手をかけたiXyNeDの攻めからスタート。先ほどまでの戦いとは違い、両クランがラウンドを獲得し合うシーソーゲームの展開でラウンドを重ねていき、3対3とお互い一歩も引かない状態で後半戦に突入。後半戦では、防衛側になったiXyNeDが、撃ち合いの強さを活かした大胆な守りを見せ、USG_AxeLを圧倒。最終的に7対4というスコアでiXyNeDが勝利し、王者の座に輝いた。

試合後のインタビューでは、チームリーダーのpinck*選手は「オフライン大会が初めてのメンバーもいたが、いつも通りのエイム(照準を合わせること)でプレイできた」とコメント。試合の解説を担当したDarkよっぴー氏は「新鋭チームということは、まだまだ伸びしろがあるということ。これまでに、彼らのように撃ち合いの強さを全面的に出して勝ち上がってきたチームがいなかったので、新時代がきたような感覚」と絶賛。もちろん撃ち合いだけでなく、息の合った連携も要所に見られたiXyNeD。本大会の優勝を皮切りに、今後の国際大会での活躍も期待できそうだ。

イベントの最後に、『AVA』日本運営プロデューサーの井上洋一郎氏が登壇。「トップチームを盛り上げる大会だけでなく、さまざまなプレイヤーが参加できるODL(Open Division League)など、さまざまな大会を開催し、参加者、視聴者を含めて盛り上げていただきました」と2017年を振り返りつつ、「来年、『AVA』はサービスから10周年を迎えるということで、もうちょっと楽しいことがしたい」と井上氏がコメントし、2017年最後の『AVA』のイベントが幕を閉じた。

井上氏のコメントの通り、来年は『AVA』が10周年を迎える大きな節目となる。ゲーム内イベントのほかにも、国内大会、さらには国際大会など、さまざまなイベントが開催されるはず。2018年は『AVA』のますますの盛り上がりに期待したいところだ。個人的には、今年、開催されなかった“AVAれ祭”の復活にも期待したい!

 

元サイトで見る

新着記事ランキング

過去24時間のPV数が高い記事(毎時更新)

ゲームタイトルランキング

過去24時間のPV数が高いタイトル(毎時更新)

新着記事をもっと見る

注目の大会をもっと見る