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【鉄拳7】KNEE、LowHigh、ULSAN、CHANEL、Rangchu意気込みインタビュー【鉄拳プロチャンピオンシップ 日韓対抗戦 2020】

2020年2月29日、『鉄拳7』の大型イベント『鉄拳プロチャンピオンシップ 日韓対抗戦 2020』が実施される。本イベントでは、“鉄拳修羅の国”と呼ばれる強豪国・韓国の代表選手たちと、日本のトッププロプレイヤーたちが雌雄を決する。本稿では、韓国代表選手の中からKNEE、LowHigh、ULSAN、CHANEL、Rangchuのインタビューをお届けする。

※Restはスケジュールが合わず未取材

■KNEE

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TWT 2019ランキング1位(TWT 2019 Finals 3位タイ)

――前年に引き続き、韓国選抜チームに選ばれた感想をお聞かせください。

KNEE 前回の日韓戦で、僕はニーガンを使いました。正直、真剣に勝負に挑んだというより、試した部分があります。今回に関しては、前回の教訓を経て、最初から韓国チームがどうすれば勝てるのか突き詰めて、本気で試合に臨みたいと思います。

――前回は日本チームの勝利となりましたが、今回の結果はどう予想しますか?

KNEE 韓国チームは前回とメンバーの変更もあり、今年のほうがチームワークがあると思います。チームの関係もうまくいっているので、今年は韓国が勝利すると思いますよ。前回、韓国チームはバラバラでした。というのも、韓国チームのメンバーは有名プレイヤーばかりで、いっしょに集まる機会が得られず、どうしても個々の力を発揮するという形になってしまいました。ですが今回は、一致団結して挑みます。

――日本チームの印象はどうですか?

KNEE 日本チームの皆さんはゲームセンターやゲーミング施設などで、オフライン対戦を重視して練習しているとお聞きしています。一方で韓国チームのメンバーは、各自がオンライン対戦での練習がまだまだ主流です。やはりオフライン対戦のほうがオンライン対戦より成長できると思います。もともと強かったメンバーたちが、さらに手強くなっているのではないかと予想しています。

――韓国でオフライン対戦の環境や機会はありますか?

KNEE ゲームセンターがたくさんあったころはありましたが、いまはほぼないですね。韓国の中でもソウルなどの一部の地域には、オフラインで対戦する場所はあるのですが……。ただ、僕はプロゲーマーであり、生活があります。収入を得るために、動画配信をする必要があります。となると、どうしてもオンライン対戦がメインになってしまいます。オフラインの大会ならば魅力を感じますが、オフラインで練習のために集まって戦うだけ、というのはちょっと難しいですね。

――ちなみにKNEE選手の配信で、マナーの悪いプレイヤーを対戦内容で懲らしめるというシーンがありました。やはり韓国でもマナーの悪いプレイヤーは、嫌われるものなのでしょうか。

KNEE もちろんです。自分の段位を上げるためだけに回線切断をくり返すプレイヤーは、嫌われていますね。僕がいちばん許せないのは、本当は上級者なのに低い段位帯で戦う、いわゆる“初心者狩り”です。僕たちの活躍などを見て、『鉄拳7』で戦ってみたい、と思ってくれた初心者たちが、そういったマナーの悪い人たちのせいで、ゲームを辞めてしまうじゃないですか。絶対にやめていただきたいです。もちろん、基本的にはマナーの良い人ばかりですよ。

――日韓戦で使う予定のキャラクターは決まっていますか?

KNEE 戦略によると思いますが、おそらくスティーヴだと思います。もし相性が悪ければ、そこは柔軟に変えていこうかなと。

――大会で勝利の鍵を握っているキーマンは、誰になると思いますか?

KNEE 全員だと思います。

――日本チームの中で、対戦してみたいプレイヤーはいますか?

KNEE 当日予選の結果次第なので、日本チームに入るのかはわかりませんが、もし入るのであればB選手と戦いたいです。前回負けて、悔しい思いをしましたから、そのリベンジがしたいです。

――ほかの選手の見てみたいマッチアップはありますか?

KNEE ちりちり選手 VS LowHigh選手です。シャヒーン対決は見ものになると思いますね。

――最後にファンの方々へ向けて、メッセージをお願いします。

KNEE 僕は『鉄拳』を本当に長くプレイしています。その中でも『鉄拳7』になってから、日本と韓国の交流がすごく増えました。もちろん勝敗も大事なのですが、勝敗以上に今回の大会を通じて、日本と韓国の交流が深まってほしいです。

 

■LowHigh

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TWT 2019ランキング3位(TWT 2019 Finals 7位タイ)

ーー2019年に引き続き日韓戦への出場となりますが、お気持ちはいかがですか?

LowHigh 昨年は負けて悔しい思いをしたので、今年こそは勝ちたいですね。今年はチームメイトも大きく成長しているので力を合わせて今回は勝ちに行きます。

ーー日韓戦での使用キャラクターの候補を教えてください。

LowHigh EVO Japanではスティーブを使いました。日韓戦も本音としてはスティーブを使いたいんですけど、ファンにとっては私がシャヒーンを使っているところが見たいと思うので、シャヒーンにしようかなって考えてます。

ーー確かにLowhigh選手といえばシャヒーンやロウの印象が強いです。そんな中スティーブとは少し意外ですね。

LowHigh 新しいシーズンになってスティーブは“ナーフ”されたんですけど、それでもまだ十分に強いと思っています。コンボが難しかったりするんですが、むしろそういった部分に挑戦してそれを乗り越えられれば他の人がなかなか真似できない強さになるのでは無いかなと考えています。

ーー韓国勢も日本勢もレベルアップが目覚ましいですが、今回の日韓戦の勝算はどれくらいありますか?

LowHigh 2019年は、やっぱりパキスタン勢が出てきてから全体のレベルが上がりましたよね。勝算ということでは、2020年1月にチクリンさんが韓国に遠征しに来た時に、多くの韓国勢がチクリンさんと戦った中で私が唯一勝ったんですよ。ですので、私が役割をしっかり果たせれば勝てる見込みは高いと思います。

ーー日韓それぞれでキーマンとなるプレイヤーは誰でしょうか?

LowHigh 韓国側では自分と言いたいところですが、最近の取り組みや結果を見るにULSANがイチオシですね。21歳と若いうえにひたむきに取り組む姿は誰よりも熱意があるので、もっと強くなると思います。日本側ではノロマ選手の潜在能力が高く、要注意だと考えています。あまり練習しないタイプらしいのでもったいないなと(笑)。

ーーマッチアップしたい日本側のプレイヤーは誰でしょうか?

LowHigh ノビさんですね。今までにも勝ったり負けたりしているので……。ノビさんはとても攻撃的なスタイルで、彼に対してだけは受けているだけでは凌ぎきれないんです。だからこちらも前に出なければならず、お互いがぶつかり合う展開になるのが戦っていて楽しいです。鉄拳プレイヤーの中で一番尊敬しているプレイヤーですね。

ーー最後に日韓戦への意気込みをお願いします。

Lowhigh 今回の日韓戦はぜひ勝ちたいんですけど、それと同時に勝ち負けとは別として、日韓が対戦する=「世界で最も強い鉄拳プレイヤーたちが戦う」ってことなので、それに見合った試合をお見せして皆さんにも楽しんでもらえるよう頑張ります!

 

■ULSAN

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TWT 2019ランキング:10位(TWT 2019 Finals 準優勝)

ーー2019年に引き続き日韓戦への出場となりますが、今のお気持ちはいかがですか?

ULSAN まずは、こういった栄えある舞台に再度招いてもらって感謝してます。前回は個人的にあまり活躍することが出来ず悔しかったので、今回は挽回することでチーム全体の勝利に貢献したいですね。

ーーTWT 2019 Finals準優勝ですから今回の出場も当然ですよ(笑)。今の日本勢への印象はいかがですか?

ULSAN 僕たちももちろんレベルアップしてるんですけど、日本勢の成長もすごいスピードですよね。まわりからすると、私は日本勢を苦手としている印象があるみたいなので、今回はそれを払拭する機会にさせてもらいます(笑)。

ーー日韓戦での使用キャラクターの候補を教えてください。

ULSAN EVO Japan 2020でもそうでしたがリロイは絶対使いません。今まで通り一美でいくと思います。

ーー韓国側でキーマンになりそうなプレイヤーは誰でしょうか?

ULSAN 僕とLowhighですね。窮地になった時にそれを打開する力があるのは僕らだと思います。僕はTWT Finals2019でチクリン選手に負けてしまいましたが、2020年1月にチクリン選手が遠征に来た時にLowhighが勝っていたので、僕らふたりが頑張れば全員に行けると思います。

ーーマッチアップしたいプレイヤーは誰でしょうか? あと見てみたいマッチアップとか……。

ULSAN そりゃあもちろんチクリン選手ですよ! 次は絶対倒してやるって思ってますから。
でもLowhighとチクリン選手が戦っているところも見たいんですよね……。

ーー他の鉄拳プレイヤーと自分を比較して真似できない武器のようなものはありますか?

ULSAN 僕は、試合の中で流れを掴んでそこからノッていくタイプなんですよね。ノッていて集中している時の反応や判断が武器だと思っています。今回もそういったところをお見せできると良いですね。

ーー最後に日韓への意気込みをお願いします。

ULSAN TWT Finalsで結果が出たことをきっかけに様々なところから注目され、EQNXへの加入が決まったりとありがたいことだらけです。また今回のイベントに招いてもらったことで「自分は韓国の代表になったんだ」という実感が湧いて責任も感じるようになりました。2020年はそういった一つ一つの経験を糧にしてもっともっと活躍できるように頑張りたいのでまずは日韓戦でその姿をお見せしたいと思います。

 

■CHANEL

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TWT 2019ランキング:12位(TWT 2019 Finals 17位)

――前年に引き続き、韓国選抜チームに選ばれた感想をお聞かせください。

CHANEL まずはこの大会に招待していただき、ありがとうございます。前回の日韓戦では負けてしまいましたが、今年は勝てるように努力して挑みます。

――前回は日本チームの勝利となりましたが、今回の結果はどう予想しますか?

CHANEL 現在は最強クラスだったリロイが、バージョンアップにより調整され、対戦環境としては予想が難しいタイミングです。ですので、どちらが勝つのか分からないですね。ちなみに、前回はニーガン、ジュリアが登場したばかりのタイミングだったので、奇をてらった戦術として、ジュリア、ニーガンを使うという戦法を取り入れましたが、それが逆に負けにつながりました。

――日本チームの印象はどうですか?

CHANEL メチャクチャ強いです。昔から、ずっと強いんです。ただ、運には恵まれていなくて、輝く瞬間を皆さんに見てもらえる機会が少ない印象です。韓国は特定の人だけが勝ち続けているだけで、日本のプレイヤーのほうが全体的には強いですよ。“EVO JAPAN 2020”でも、韓国勢は何人も敗退し、トップ8には韓国のプレイヤーがひとりだけで、日本のプレイヤーは6人も残ったじゃないですか。以前までは韓国のほうが一枚上手、という印象でしたが、パキスタンの台頭によりその差が縮まりました。

――日韓戦で使う予定のキャラクターは決まっていますか?

CHANEL アリサか、ザフィーナになると思います。

――CHANEL選手は女性キャラクターをメインに使いますが、その理由は何ですか?

CHANEL 『鉄拳』に関わらず、僕は女性キャラクターばかり使います。女性キャラクターのほうがスピード重視の性能なので、それが大好きなんですよ。ただ、“EVO JAPAN 2020”ではリロイを使って敗北しました。やはり女性キャラクターじゃないとダメです(笑)。

――大会で勝利の鍵を握っているキーマンは、誰になると思いますか?

CHANEL チーム戦ですので、全員がキーマンになってほしいです。ただ、それでも“チーム戦ではCHANELが鍵!”とよく言われるので、僕がキーマンなんじゃないでしょうか(笑)。

――日本チームの中で、対戦してみたいプレイヤーはいますか?

CHANEL 去年のTWT優勝者である、チクリン選手には挑戦してみたいという気持ちがあります。

――ほかの選手の見てみたいマッチアップはありますか?

CHANEL どの選手同士の対決でもおもしろいと思うので、決められないですね。

――ちなみにCHANEL選手は前回の日韓戦で、若手選手たちの試合を後ろで応援していましたよね。

CHANEL はい。僕は後輩たちにご飯を作ったり、後輩たちの面倒を見るのがすごく好きなんですよ。経験の少ない若手プレイヤーたちを、後ろから支えてあげる存在になれればな、と思って応援していました。

――韓国のプロゲーマーたちは上下関係が厳しく、一部の選手たちは交流が少ないとお聞きしています。そういった部分のつなげる役目を、CHANEL選手が担っているのでしょうか?

CHANEL まさにその通りです。

――最後にファンの方々へ向けて、メッセージをお願いします。

CHANEL 一生懸命やります! リロイは出るのかな……?

 

■Rangchu

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TWT 2019ランキング:12位タイ(TWT Finals:9位タイ)

ーー2019年に引き続き日韓戦への出場となりますが今のお気持ちはいかがですか?

Rangchu ひとまず安心してます。2019年を通した結果が良くなければ今回呼ばれてないはずなので(笑)韓国代表の12人のうちの一人になれたっていうのは良かったですね。

ーー日韓戦での使用キャラクターの候補を教えてください。

Rangchu 今まで通りパンダですかね。ジュリアも使い込んでいるので選ぶ可能性はありますが……。

ーー今回の勝算はいかほどですか?

Rangchu 前回は負けてしまったんですけど、内容を見てみると最初の「ライフ争奪戦」で全部負けてしまったのがポイントなんですよね。その後の総力戦では一進一退の展開になった結果、奪われたライフ分の差がそのまま縮まらないまま終わってしまいました。
そういったことから今回もまず良い勝負になることは間違いないと思っているので楽しみですね。

ーー韓国側のキープレイヤーは誰でしょうか?

Rangchu 現状だとKNEEさんとULSAN、Lowhighが韓国で最も強いプレイヤーだと思っています。なので彼らが活躍してくれることが勝利につながると思っていますね。

ーーRangchuさんは日本に滞在して特訓したりと特に日本人プレイヤーと親交が深いですが、そんなRangchuさんから見た日本勢の印象はいかがですか?

Rangchu 2018年までは実力も結果も韓国の方が良かったと思うんですけど、2019年に日本勢がすごい伸びてきて今やまったく五分五分ですよね。お互いライバル意識も今まで以上に強くなっているので、今回の日韓戦でも気持ちで負けないことが大事かなと思っています。

ーー日本で特訓したことでRangchuさん自身が成長できた部分や良かったなって思ったことはありますか?

Rangchu 鉄拳というゲームもトップ層は煮詰まってきているので、同じ環境や内容で取り組んでいても成長って難しんですよね。そこで大事だなと思ったのが、「いろいろなスタイルを経験しておく」ってことなんです。韓国国内だけだとスタイルが固まってしまうので、日本を始めとしていろいろな国のプレイヤーと対戦することでカバーしきれなかった部分が経験できました。僕自身は実力ではナンバーワンとは言えないですが、幅広い経験や情報ということだと一番だと思ってますね。

ーーマッチアップしたい日本人プレイヤーは誰ですか?

Rangchu 僕の場合ほとんどのプレイヤーと戦ったことがあるからこれといっては……。あ、そう言えば日本側は当日予選で抜けてくる12人目の選手がいるのでそのプレイヤーと戦いたいですね! 世界の壁を感じさせたいです。「ここに来るのはまだ早い」って感じで(笑)

※当日予選は中止となりました。

ーー最後に日韓戦への意気込みをお願いします。

Rangchu パンダって大会ではなかなか活躍する機会が多くないんですけど、日韓戦はチーム戦なのでどこかで必ず出るのに良いタイミングってあると思っています。なのでその時にしっかりと活躍してパンダの面白さや鉄拳の魅力を伝えられるように頑張りたいと思います。

 

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