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【レインボーシックス シージ】FAV gamingシュウのデバイスに対するこだわり――「Xtrfy M4はユーザーライクで制作者のこだわりを感じる」

プロゲーミングチームFAVgaming『レインボーシックス シージ』部門で活躍するプロゲーマーシュウ。本稿では、彼が使用するマウスやキーボードなどのデバイスに対するこだわりを伺ってみた。

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シュウ

Twitter:@shuR6SGo
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高校に入ってからゲームをはじめ、高校2年生の時にRainbow six siegeを始めた。チーム最年少の18歳で、奇想天外な立ち回りと若さを生かしたハードピークが持ち味だが、緩急を使い敵を翻弄していく。

 

プロゲーマーは何を基準にマウスを選ぶのか?

――今回は、シュウさんのデバイスについて伺わせてください。PCゲームをプレイするうえで、マウスやキーボードは自分の手足と同じような役割を果たすと思います。そんな中で、デバイスを選ぶ基準はあるのでしょうか?

シュウ マウスを選ぶ際に重視しているのは、重さと耐久性ですね。素早く動かしたいので軽い方がいいのですが、軽すぎると“接地感”がなくて手に余計な力が入っちゃうんですよ。だから軽すぎず、重すぎず……目安としては2本の指で持ち上げられるくらいがいいですね。あとは、形状が手にフィットするかどうか。

――なるほど。現在はXtrfyのM4を愛用しているようですが、シュウさんの基準を満たしてる?

シュウ メチャクチャ気に入っていますよ。初めて触ったときから、手にフィットしてまったく違和感はありませんでした。フィットするし、軽いし、コードも柔らかくてマウスを動かしたときに引っかかる感覚もありませんし、言うことないですね。サイドボタンの位置も親指の位置にまとまっているので、僕の指にピンポイントで当たってるのですぐ押せます。

――色はピンクを選んだみたいですね。ゲーマーだと黒系のイメージがありましたが、なぜピンクを選んだのでしょうか?

シュウ いくつか理由があって、他のメンバーとかぶらない色にしたいというのと、そのとき僕の髪がピンクだったので、これがいいかなと選びました(笑)。Xtrfyのピンクは、いわゆる女性向けの明るいピンクというよりは、男性が使ってもおかしくないクールなピンクなのがお気に入りです。

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シュウが愛用するXtrfyのマウスM4
内側にXtrfyのロゴが光る。
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手に違和感なくフィットする形状
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右側のなだらかな丸みがさらなるフィット感を生み出している
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シュウは、2本の指でもしっかりつまめる持ちやすさを絶賛。

――ほかに気に入った部分はありますか?

シュウ 本当に全部気に入ってるのですが、マウスのコードが柔らかいのがいいですね。いつもはマウスを購入したら、まずは一度分解して別のコードを取り付ける作業をすることが多いんですけど、その必要がないくらい柔らかいんです。僕は腕を大きく振って動かすので、マウスのコードが堅いとマウスパッドに引っかかってしまうので、柔らかいのはすごくいいですね。

――コードが気になるというなら、無線のマウスにはしないのでしょうか?

シュウ プレイ感覚は無線も有線もそんなに変わらないのですが、無線の場合は充電が切れてしまうことがありますし、バッテリーを積んでる分重くなりがちなので、どちらかというと有線がいいですね。

――やはりある程度の重さは必要なんですね。

シュウ はい。ふつうのマウスだと、自分で穴をあけて軽量化するんですけど、M4の場合は最初から軽量化されていますからね。しかも、自分で穴をあけた場合は、耐久性が心配になるんですけど、M4はいい素材を使っているからその心配もなさそうです。それに、穴を開けるとゴミが入って壊れる可能性があるんですけど、M4の場合はダスト対策も完璧。

――そう考えると、改造する労力もいらないしコスパはよさそうですね。

シュウ ゲーミングマウスとして値段も安いし、そのうえ改造の必要がないからコスパはメチャクチャいいですよ。しかも、マウスの裏面についてるソールも滑りがいいし、最初から替えがついているのが僕的には最高です。あと、細かいところなんですけど、内側でXtrfyのロゴが光ってて、こういう見えない部分にもこだわっているのがかっこいいなと。デザインと素晴らしい機能を兼ねそろえていて、もはや芸術ですよね。プレイヤーのことを考えてくれているし、制作者のこだわりを感じます。

シュウはマウスをどう持つ?

――シュウさんはどんな風にマウスを持っているのでしょうか?

シュウ 手のひらをマウスにつけて指先を立てる感じですね。

――指を立てるのは何か特別な理由があるんですか?

シュウ 昔は指もベタっとつける“かぶせ持ち”をしていたんですけど、緊張したときに手がプルプル震えちゃって、自分の思ったようにクリックできなかったことがあり、手に力が入らないようにと考えたら自然とこの形になりました。

――シュウさんはあまり動揺しないように見えますが……?

シュウ 表に出さないようにがんばっているだけで、裏ではメチャメチャ緊張しています(笑)。

 

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上から見た写真。マウスに手をかぶせるように持っている。
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手のひらはマウスにつけ、指は立てるのがシュウのスタイル。
親指の位置にピンポイントでボタンがあり「クリックしやすさは抜群」とのこと。
マウスのコードは上向きについており、パッドにひっかかりにくいのもポイント。
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シュウのマウスは摩擦で削れる!?

――コスパをかなり重視されているそうですが、そんなに買い替えたりするものなのでしょうか?

シュウ さきほども少し触れましたけど、マウスの“ソール”やマウスパッドが摩擦で削れるんですよ。スクリム後にマウスパッドに触るとホントにあったかいんです(笑)。ですので、だいたい2週間に1回くらいの感覚で“ソール”かマウスパッドを変えています。だから、最初から替えのソールがついてくるXtrfyはメチャメチャうれしいんですよ。

――商売として考えると、買い替え需要は利益になるものだけど、あえて替えのパーツを付属させてるところを見ると、ユーザー視点に立って考えてくれてる感じがしていいですね。M4はお手頃な価格ですし、あらかじめストックを購入しておくのもいいかもしれませんね。

シュウ マウスは製品によって“DPI”が異なるので、僕は同じものをつねに3個は持っておくようにしています。僕の場合、摩擦で削れるのもあるんですけど、腕を振りすぎてキーボードにぶつけて壊してしまうこともあるので(笑)。

※DPIとは、マウスを1インチ移動したときにマウスポインタがどれだけ動くかという指標

――FPSプレイヤーはデバイス管理がたいへんですね(笑)。

シュウ 僕はかなり特殊なほうだと思います。マウスパッドが削れるはよく聞きますけど、マウスが欠けるというのは僕以外に聞いたことがありません(笑)。ちなみに、マウスのソールやマウスパッドが削れるだけではなく、コードの接地面も摩擦で焦げてますよ。

マウス操作のこだわり

――ちなみに、マウスパッドもどういうものを使うのかというこだわりはあるのでしょうか?

シュウ もちろんあります。マウスの動かし方って人によってぜんぜん違うんですけど、僕の場合はマウスの感度を低く設定してあるので、その分腕を大きく振って動かすから、マウスパッドはかなり大きめのものを選んでいます。

――腕を大きく振って操作するのと、小さい間隔でマウスを振るのではどんな違いがあるのでしょうか?

シュウ マウスを浮かせてるときに敵が来たら一瞬遅れるんですよ。その1秒にも満たないわずかな差で、撃ち合いに負けたりしますし、そのミスでチーム全体が崩れてしまうこともある。だからなるべくマウスは接地させておいて、1回のスライドで勝負をかけたいんです。

―― 一瞬の攻防で勝つために、そういったところまでこだわるんですね。

シュウ マウスを浮かせるデメリットはそれだけではなくて、浮かせたときにセンサーが少しだけ反応してエイムがズレてしまうこともあるんです。それを避けたいのもあって、自分はなるべく接地時間を長く取れるように大きめのマウスパッドを使い、腕を大きく振って操作しています。

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シュウはここから
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ここまでマウスを振る
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中央の変色している部分がわかるだろうか?
ここが摩擦で削れてしまった部分で、
削れてしまうと滑りがわるくなってしまい、プレイに影響が出るので買い替えるそうだ
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少しわかりにくいが、プロの素早いマウス操作により
コードの接地部分が茶色く焦げている。
この焦げが「やり込みの証」なのだろう。

プレイ時の姿勢

――シュウさんはキーボードはどういった部分にこだわって使っているのでしょうか?

シュウ キーボードはサイズと軸の種類ですね。いま使っているものはテンキーレスで小さく、反応がよくて柔らかい“銀軸”のもの。キーボードもマウスと同じで、自分が使いやすいようにカスタマイズするのですが、僕の場合は誤操作があると嫌なので、Windowsキーなど不要なキーは外していますし、スペースキーはなるべく小さいものを使っています。ちなみに、玄人志向さんやXtrfyさんのキーなど、お気に入りのキーに換装しています(笑)。

――キーが光るものは使わないのですか?

シュウ プレイ中に見て楽しむ余裕はありませんし、暗い会場でプレイすると光が反射して邪魔になる場合もあるので、僕は光らなくてもいいですね(笑)。

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シュウの愛用するキーボード。
スペースキーが小さく、Windowsキーは取り外されている。
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お気に入りキーに換装済み

――マウスやキーボードのこだわりを聞いてきました。では実際にどんな姿勢でプレイしているのでしょうか?

シュウ キーボードはキーの押しやすさを考えて縦に。これはマウスを振るスペースを確保する意味も含めての配置です。あとはマウス、キーボード、モニターをできるだけ近い位置に置いて、僕自身の身体もモニターに近づけてプレイしています。キーボードやマウスパッドはモニターの下に潜り込ませるくらいの位置なので、モニターの足によってはぶつかってやりにくいことがあるから、モニターの型がバラバラの大会だった場合は、メンバーにお願いしてなるべく足が大きくないものをまわしてもらっています。

――かなりモニターとの距離が近いですね。

シュウ はい。オフライン大会などで配信用のカメラがモニターの上についているときなんかは、僕が前髪しか映っていないときもあります(笑)。

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モニターとの距離はかなり近め
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シュウはマウス、キーボード、モニターをできる限り近づけてプレイする

――ふだんと異なる環境でプレイするオフライン大会は、いろいろと慣れが必要そうですね。

シュウ 机やイスの高さをいちばん気にしますね。僕は大きく腕を振るので、肩の位置が変わるとプレイ感覚が大きくズレてしまいますから。公式大会では机のサイズが定められてるので大丈夫なんですけど、たまに机の下に足を入れられないときがあったりして(笑)。

マウスの設定

最後に、シュウの『R6S』におけるマウスの設定を紹介しよう。

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●キーボード/マウス設定
DPI 400
マウス感度水平方向 73
マウス感度垂直方向 73
エイム 47

シュウは感度を低めに設定している。“腰”の状態で頭に照準を合わせるようにしているため、除きながら照準を合わせることはなく、感度が低くても問題ないそうだ。また、22発で22人の敵を倒したり、アスペクト比を変えて狙ってみたりと、日ごろから自分なりの方法で照準を合わせる練習をしているとのこと。

 

●シュウがデバイスを選ぶ基準まとめ

マウス
・耐久性:激しく動かすと裏側のソールが削れてしまうため
・重さ:軽すぎず、重すぎず、2本指で持ち上げられる程度が目安
・形状:自分の手にフィットするもの
・コスパ:ソールを頻繁に換えるため

キーボード
・大きさ:テンキーレスの小さいもの ※キーはカスタマイズ
・軸:反応の速い銀軸を使用する

マウスパッド
・大きさ:手を大きく振るので一般よりも大きめ
・滑り:マウスがひっかかりにくいもの
・耐久性:摩擦で削れてしまうと滑りが悪くなるため
・コスパ:すぐに買い替えるため

 

※シュウが愛用するXtrfy M4の公式サイト→こちら

取材:豊泉

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