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【ストV AE】“CPT2019 アジアプレミア”の初日をリポート! ベスト8進出選手の紹介と大会トピックをお届け

2019年9月14日、千葉は幕張メッセにて『ストリートファイターV アーケードエディション』のトーナメントシリーズ“CAPCOM PRO TOUR 2019″の国内大会にしてスーパープレミアカテゴリーである“アジアプレミア”が行われた。1000人以上の参加者を一気に8人にまで絞った初日の様子と、トップ8進出選手を紹介する。

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優勝盾を手にするのは!?

本大会は国内外から多くの強豪が集まり、2018年に幕張メッセ行われたプレミア大会である“ジャパンカップ”の参加人数700名を大きく超える1000名以上が参加した。

初日は予選プールから始まりベスト8までを進行。1000名超から8名ということでその道中はとても険しく、一喜一憂する姿がそこかしこで見受けられ、多くのドラマが生まれていた。

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初日大会結果(予選プール〜ベスト8)

初日を終えて、ベスト8に進出したメンバーは以下の通り

<ウィナーズ>
マゴ(かりん)375pt vs Big Bird(ラシード)1,055pt
ももち(コーリン)650pt vs Angry Bird(是空)715pt

<ルーザーズ>
ときど(豪鬼)2,275pt vs Shuto(ユリアン)70pt
ガチくん(ラシード)620pt vs Phenom(ネカリ、かりん)935pt
(pt数はアジアプレミア直前までのCPTグローバルポイント獲得数)

ベスト8のメンバーを見てみると、日本5名、アラブ2名、ノルウェー1名となっており、国内大会ならではの日本人の多さが目立つ。それと同時にアラブ首長国連邦のトッププレイヤー2名が並んでウィナーズトップ4に入っているのが印象的だ。とくに「Big Bird」は8月に行われたスーパープレミア大会“EVO 2019”でも準優勝を果たしており、スーパープレミアの2大会両方でベスト8進出した唯一の選手であることから、どこまで勝ち進んでいくのか要注目である。

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Angry Bird
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Big Bird

日本人選手では“アジアプレミア”の1週間前に行われた中国のプレミア大会“PPL Fighting Masters 2019”で3位入賞を果たし、本大会でもウィナーズトップ4に進出している「マゴ」が注目筆頭だろう。「Phenom」とのミラーマッチではゲージ管理を含めた試合展開の流れがとても良く、勝負所でも冷静な立ち回りを見せていたことから、引き続きの仕上がりやコンディションの良さを感じさせていた。個人的な注目選手同士がウィナーズトップ4でぶつかるということで、明日はスタートから見逃せない。

また、国内若手プレイヤーの一人である「Shuto」もポイントだ。彼は他のトッププレイヤーほど海外大会に参加できていないながら、“EVO 2019”では17位タイ入賞をしている。本大会でもベスト8までにアメリカのレジェンドプレイヤー「Ricky Ortiz」やスト4シリーズではEVO優勝を果たしたこともあるフランスの「Luffy」を撃破。中国最強のユリアン使いである「Qiuqiu」とのミラーマッチでは、激しいぶつかり合いの中で不意に訪れる要所を抑えて勝利しており、瞬間的な判断力の良さが際立っていた。

 

キャラクター分布から見る2日目の見どころ

ベスト8進出メンバーの使用キャラクターは、かりんとラシードが2名でコーリン、是空、豪鬼、ユリアン、ネカリが一人ずつとバラけている印象である。昨今のプロツアー大会情勢からすると、複数キャラを使って戦略的に戦い抜く傾向があるのに対して、本大会では特定のキャラ一本で戦い抜いているプレイヤーが多く残っているのが特徴的だ。

本大会でネカリとかりんを使っている「Phonom」以外だと、「ももち」が本大会では見せていないもののケンや是空を持っている。過去には「マゴ」もキャミィやラシードを使っているが、最近の試合を見るとおそらくかりん一本で戦略を組んでいるのではないだろうか。

「ももち」は立ち回りの距離管理やヒット確認に定評があるが、実はその「戦略の幅」による戦い方も際立っている。実際本大会での「sako」とのマッチアップでは開幕で最速前ステップ2回から投げを決めるなど、相手の心理やスタイルを理解した上での意表をつくような戦略を組んでいる。2日目もその幅広いキャラピックとプレイスタイルを組み合わせた戦略に注目してみると面白いだろう。

記者の目

今回の“アジアプレミア”では、事前記事での予想通り「層の厚さ」による波乱がそこここで起きていた。優勝候補筆頭と目されていた「ボンちゃん」が強豪バイソン使いの「さかがみ」にルーザーズに落とされたり、「Infexious」がコーディー使いの「ぺるそなくん」にあわやというところまで追い詰められていた。

そんなトップ層が厳しい道のりの途中で力尽きていく一方で「若手トップ層」が着実に結果を出していたところが個人的に印象に残ったところである。ベスト8に残っている「Shuto」はもちろんのこと、プロツアーを通して高いアベレージを保っている「竹内ジョン」も9位タイで100ポイントを獲得した。これによりカプコンカップへの出場はほぼ確定的となっただろう。

また、“CAPCOM PRO TOUR 2019”の初戦である“Final Round 2019”で上位入賞を果たした「ジョニィ」も「PUNK」を倒し、雪辱を果たしている。『ストV』からプロになった若手たちもゲーム自体が4年目となり、いまだプレミア大会での優勝などには到達していないが、ルーキーとは呼べない実力や立場になりつつある。プロツアーを通して成長していく彼らの動向というのは、本大会に限らずこれからも観戦していく上で非常に魅力的な見どころだろう。

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