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【ストV AE】“CAPCOM PRO TOUR 2019 アジアプレミア”がいよいよ開幕! sako&りゅうせいの意気込みも【TGS2019】

千葉・幕張は幕張メッセにて2019年9月14日(土)〜15日(日)に“CAPCOM PRO TOUR 2019 アジアプレミア”が行われる。本稿では出場プレイヤーへの有力情報はもちろんのこと、ストVファンや『東京ゲームショウ 2019』に来場予定の人たちがより楽しめるようにカプコンプロツアーの最新情勢や要注目プレイヤーのピックアップなどを紹介する。

本大会は同日に行われる『東京ゲームショウ 2019』内のイベントの一つであり、CAPCOM PRO TOUR大会の国内大会として唯一のオフライン大会であり、「スーパープレミア」という“EVO 2019”と同格の大会である。

カプコンカップ出場を狙う国内外のプロプレイヤーの参加はもちろんのこと、ツアーを回ることが難しい国内の強豪プレイヤーもこのチャンスをモノにするためにエントリー。そんな多くの期待や熱意の結果、エントリー数は1000人超となった。

 

CAPCOM PRO TOUR 2019 アジアプレミア 大会概要

開催日:2019年9月14日(土)〜15日(日)
開催地:日本、千葉
会場:
1日目:幕張メッセ・国際会議場2F コンベンションホールA・B
2日目:国際展示場ホール11 e-Sports X BLUE STAGE

大会種別:スーパープレミア

1

(CPT 2019 ポイント配分表:Capcom Pro tour 公式サイト 情報より抜粋)

大会スケジュール

9月14日(土)
9:00〜:受付開始
10:00〜18:00(予定):予選プール〜TOP8まで
※予選は翌日に持ち越される可能性あり。

9月15日(日)14:00〜18:00:TOP8〜

※アジアプレミア公式サイト

※ストリートファイターコミュニティ(公式)Twitter

■配信
Twitch
Youtube

 

賞金
1位 500万円
2位 100万円
3位 50万円
4位 25万円
5位×2名 15万円
7位×2名 10万円

CAPCOM PRO TOUR 2019の近況とアジアプレミアの位置付け

3月から始まった“CAPCOM PRO TOUR 2019”も気づけばちょうど半年を迎え後半戦に突入している。すでに全11回(※)のプレミア大会のうち10回が終了している状態だ。※各地域オープン、スーパープレミアを含めると全17回

例年では“EVO”によるCPTグローバルポイントの大量獲得チャンスを境にその後のプロツアー大会参加へのプランが決まっていく傾向だった。
Capcom Cup出場に必要なポイントがボーダーライン以上の選手は参加大会を厳選し、海外渡航の負担を減らすと同時にその余力をより質の高い取り組みへと費やしていく。
一方でボーダーラインに満たない選手は限られたチャンスでポイントを獲得するために出来得る限り多くの大会に参加し、尚且つトップに追随するために更なる努力が必要となるのだ。

ツアー後半戦はそのように「持つもの」と「持たざる者」の二極化が常なのだが、2019年は本大会である“アジアプレミア”が「スーパープレミア」と呼ばれるカテゴリーとなったため、この大会の成績によって今後のプランが決まってくるとみられる。

「スーパープレミア」は“EVO 2019”と“アジアプレミア”、“北米地域決勝 地域オープン大会”の3つが該当しており、優勝すれば一発でCapcom Cup出場確実のラインに達すると同時に、129位タイまでがグローバルポイントが獲得できる。次点のカテゴリーとなる「プレミア」だと33位タイまでしかポイントが獲得できないことと比べるとチャンスがかなり広がっているのがわかるだろう。

また直近の情勢だが、9月7日〜8日に中国でプレミア大会“PPL Fighter Masters 2019”が行われた。

この大会では優勝者である香港の「Hotdog29」、準優勝の「キチパーム」、3位の「マゴ」をはじめとしてトップ8進出選手の顔触れが今までと変わるいささか波乱のある大会となった。
それにより今まで纏まったポイントが獲得出来ずに苦しんでいた選手たちが大幅に順位を上げる傾向となっており、
「カプコンカップに出場できる可能性が十分に残っているプレイヤー」
が纏まって鎬を削る状態となっている。

(参考)カプコンプロツアー公式サイト 順位表

加えて“アジアプレミア”単体として見ると、
・参加人数こそ“EVO 2019”には届かないもののカテゴリーとしては同格であること
・他地域と比べて「層が厚い」と評される日本での開催であること
・東京ゲームショー内でのイベントであり、幅広い層に観覧してもらえる可能性があること

といった点から、もし優勝することができればプロツアーランキングとは別に本大会の実績そのものがアスリート活動としての「ステータス」となる可能性はあるだろう。

“アジアプレミア”をより楽しむための注目選手ピックアップをピックアップ!!

“CAPCOM PRO TOUR 2019”の現状をだいたい把握していただいた上で、次は“アジアプレミア”を観戦するにあたってより楽しんでもらえるように、グローバルランキングや直近の大会成績から見る「注目選手」をピックアップしご紹介していく。

・ボンちゃん
使用キャラ:サガット、かりん
グローバルポイントランキング:1位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール A1

“EVO 2019”のストV部門優勝者にして、その直後にアイルランドで行われたプレミア大会“Celtic Throwdown 2019”でも優勝と今最も勢いがある選手の一人。
相手プレイヤーやキャラクターによってサガットとかりんを使い分けており、元々のディフェンシブなプレイングと相まって非常に安定感のあるスタイルとなっている。
“アジアプレミア”出場選手の中でも優勝候補筆頭の一人と呼べるだろう。

・ジョン竹内
使用キャラ:ラシード
グローバルポイントランキング:13位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール B47

若手国内プレイヤーの中で最も実力と勢いのある選手。
“CAPCOM PRO TOUR 2019”ではアジアランキング大会の“Saigon Cup 2019”で準優勝をしており、またプレミア大会では3回ベスト8進出を果たしている。それ以外の大会でもグローバルポイントを着実に獲得しており、このままのペースであればカプコンカップへの出場が濃厚な選手である。

当初からラシード一筋を貫いており、その熟練度の高さと高いゲームセンス、そして多くの海外経験が活きることで今の勢いを作り上げている。

直近での“Celtic Throwdown 2019”でも5位入賞を果たしており調子は上々といえそうなので、“アジアプレミア”でも若手筆頭としてどこまで勝ち上がっていけるのか要注目の選手である。

 

・キチパーム
使用キャラ:ザンギエフ
グローバルポイントランキング:27位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール B20

こちらも若手国内プレイヤーとして活躍する選手。
2019年はツアー開始当初からなかなか結果が出せずに苦戦していたが、8月の“EVO 2019”で7位入賞、続く9月の“PPL Fitghter Masters 2019”では準優勝し、一気にカプコンカップ出場戦線に躍り出た。

直近で勢いが最もある選手であるのに加え、生粋のザンギエフ使いとして鋭い読みを通すプレイスタイルは他の選手から脅威に映っていることだろう。

・もけ
使用キャラ:ラシード
グローバルポイントランキング:34位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール B18

竹内ジョンと同じくラシード一筋で戦う若手筆頭の一人。
2017年には国内の若手としては初のカプコンカップ出場を果たし、4位と素晴らしい成績を残している。

2019年のプロツアーではなかなかベスト8に残れず苦戦していたが、8月の“Celtic Throwdown 2019”で5位タイ、続く“PPL Fighting Masters 2019”では9位タイと上がり調子を見せている。

グローバルポイントランキングではカプコンカップへの出場ボーダーラインの瀬戸際にいるため、この大会でのポイント獲得を切望しているであろう選手の一人。

・Infexious
使用キャラ:是空
グローバルポイントランキング:11位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール A4

イギリスのプロプレイヤーであり、ウメハラやふ〜どと同じ「Cygames Beast」に所属している。
スーパープレミア以外はヨーロッパ地区のみを周っているものの、参戦した大会では全てベスト8以上と脅威的な成績を残している。

加えてメインキャラである是空でも特異なプレイスタイルを見せており、「若」状態をメインに戦うプレイヤーが多い中で、「老」をメインに異様なほど堅実的な立ち回りで相手を圧倒する。

“EVO 2019”では3位入賞を果たしており、今回も間違いなく上位へ食い込んでくることが予想される優勝候補筆頭の一人。

そんな多くの驚きを提供する選手である一方で、プレイ中の本人は終始「ポーカーフェイス」を貫いており、彼が表情を崩す瞬間が見られるか気にする人もいるような、「ゲーム内外共に要注目」の選手である。

気になるFAVの活躍は?!「Sako」、「りゅうせい」のアジアプレミア情報!!

“アジアプレミア”にはFAVゲーミング所属の「Sako」と「りゅうせい」ももちろん参加。大会直前時点のグローバルポイントランキングではSakoが17位と出場圏内であり、りゅうせいも36位と十分な可能性を残している。ここでは大会数日前に現在のコンディションについてや“アジアプレミア”への意気込みなどをインタビューしたのでご紹介する。

sako

sako1

使用キャラ:影ナル者、メナト、ルシア
グローバルポイントランキング:17位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール B8

2019年のプロツアーはプレミア大会として7月にドミニカ共和国で行われた“Game Over”とイギリスで行われた“VS Fighting 2019”、8月に行われたアイルランドの“Celtic Throwdown 2019”でトップ8以上に入賞。また、アジア地域ランキング大会に5回参加し、その全てでトップ8入りを果たしている。

――直近のプレミア大会“Celtic Throwdown 2019”ではルシアを投入して上位入賞を果たしていますが、調子はいかがですか?

sako この間のアイルランド大会では予選プールの最後に、オイルキングとマッチアップしました。彼のラシードを相手にするのは手持ちのキャラではキツく、正直行き詰まってしまっていたんですよね。そこで新キャラの中でも使い込んでいるルシアをピックしたところ、これがうまく機能してウィナーズでトップ8に進むことができました。プロツアー全体の流れでは7月以降から結果が現れてきているので、上り調子だと思いますね。

――アジアプレミアへの自信や意気込みはいかがですか?

sako 国内大会ということで、油断できない相手や厳しい組み合わせが予想されますが準備はできています。キャラ対策漏れもありません。ただ、ポイズンや本田といった新キャラの強豪プレイヤーと道中で出会ったら怖いですね。トップ層が使っていないので未知数な部分も多いと思っています。予選プールの配置から見ると、最初のプールを抜けたらいきなりカワノくんと当たる可能性があります。最近かなり強くなってきるので、油断できないと思っています。その後はかずのこと当たるかもしれないのでがんばりたいですね。

――ファンへメッセージをお願いします!

sako せっかくで日本で大きな大会があるので、来られる人はぜひ現地に足を運んでみてください。

りゅうせい

りゅうせい1

使用キャラ:ユリアン
グローバルポイントランキング:36位
アジアプレミア 予選トーナメント:プール A8

――直近のツアーではPunkを倒すなど実力や調子が上がっているように見えますがどうでしょうか?

りゅうせい “PPL Fighting Masters 2019”のパンクとのマッチアップは本当は負け試合だったのにもかかわらず、勝つことができて運がよかったです。2試合先取という短期戦だったので、「この一瞬だけ!」という戦い方を選択したのが結果につながりました。プロツアーを通した調子ということだと上がってきていると実感しています。

ツアー序盤は緊張やプレッシャーからふだん通りの動きができずに苦しかったのですが、場数を踏んでいくうちに徐々に大会にもいい動きができるようになってきています。ルーザーズに落ちた直後はかなりヘコむんですが、以前より早く気持ちの切り替えができるようになり、その後の試合に挑めるようになりました。

またパンク戦もそうでしたが、野試合では分が悪い相手にも2先なら十分に戦えるようになってきました。大会ならではの割り切った戦法に切り替えたりといった「戦略の幅」を持たせられるようになったのがポイントです。

――アジアプレミアへの自信や意気込みはいかがですか?

りゅうせい まずは最初のプールを抜けることに集中しています。勝った先の組み合わせの可能性には目を向けていません。まずは全力で戦って、もし抜けることができたら、あとはその日の調子と流れに任せようと思います。

――ファンへメッセージをお願いします!

りゅうせい プロゲーマー活動は応援してくれる人がいないと成りたたないものだと思っています。だからいい姿を見せたいのですが、なかなか結果を出せず申し訳ない気持ちです。それでもみなさんの期待に応えられるように全力でがんばりますので、ぜひこれからも応援よろしくお願いします!

記者の目

ストVにおける日本国内のプロツアー大会は全プロツアー大会の中でとりわけ「層の厚さ」がポイントとなる。
他地域に比べてプレイヤー人口そのものが多い傾向にあるのに加え、古くから格闘ゲームを経験し、他タイトルで名を馳せたプレイヤーも未だ数多く現役でプレイしているためである。

カプコンカップに向けてポイントを獲得したい選手たちは、本大会が大量獲得のチャンスである一方でその「層の厚さ」と戦わなければならない。

「千載一遇のチャンスを狙う在野の強豪たちがひしめく中、その脅威やプレッシャーを跳ね除けた上で結果を残すことが出来るか。」
「結果は水物と呼ばれる大会の中で、どこで波乱が起きるのか」

トッププレイヤーたちの素晴らしいプレイはもちろん見どころだが、その道中に起きる悲喜交々こそが今回の大きな見どころだ。

今回ピックアップした選手やFAVの2名以外にも、実力十分で可能性のある選手はたくさんいる。
ぜひみなさんも注目選手をピックアップした上で観戦し、“アジアプレミア”という大会の道中こそを一緒に楽しんでほしい。

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