ユービーアイソフトより発売中のタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』について、Year4シーズン3‟Operation Ember Rise”で実装予定の変更点を紹介するデザイナーズノートを公開した。
Y4S3では、いくつかの武器、そしてCapitãoとWARDENのバランス変更が行われるほか、11名のオペレーターのガジェットが変更される。
・パッチノート全文→https://rainbow6.ubisoft.com/siege/ja-jp/game-info/seasons/emberrise/index.aspx

一般コンテンツ
補強されていない壁の破壊
ショットガンによる破壊
ショットガンで非補強壁を破壊する際の安定性の向上に努めており、通行穴を開く妨げとなっている木材の枠組みが一貫して破壊されることを目標としている。今回のアップデートで、防衛側がよりポイントエリアの防衛準備が簡単に行えるよう調整された。
Keratos .357、LFP 586
Keratos .357、LFP 586(リボルバー)の破壊力を、D-50のレベルに合わせるよう調整を実施。この小規模な改良により、装備の選択肢を広げ、各武器の魅力が向上することを期待しているとのこと。
武器のバランス調整
G8A1 LMG
- 銃弾を100発追加。
IQとAmaruが装備するLMGに弾薬を追加し、同クラスのほか武器とレベルを合わせられた。これまでこのLMGは、多くのアサルトライフルにさえ銃弾数が劣っていたため、調整を実施。
417 DMR
- マガジン装弾数を10発追加。
TwitchとLionが装備する417 DMRがより魅力的で選択肢が広がるよう、マガジン1個の銃弾数が増加された。これにより、417 DMRは各マガジンに銃弾が10発追加。
PDW9
- 基本ダメージ: 34
- 18m地点のダメージ: 34
- 28m地点のダメージ: 26
SMGの威力減衰が、同クラスのほかのすべての武器と同じ通常レベルに調整された。PDW9はもちろん、今後もスペイン人オペレーターにとっての主力兵器であり続ける。
AUG A3
- Aug A3のダメージが33から36に増加。
TCSG12がKaidの主力兵器であることに変わりないが、今回の変更でAug A3にも活躍の場面を与えることを目指し調整された。
KaidがC4とインパクトグレネードを使えるようになったことで、ショットガンなしでもエリアを有利に作り変えられるようになっている。Aug A3のダメージ増大により、SMGのレベルが再びTCSG12と同様になるはずですとのこと。
オペレーターのバランス調整
WARDEN
- 体勢変更のペナルティ: 30%
- 移動のペナルティ: 1メートルにつき20%
- ペナルティ取り消しまでの時間を0.1秒に設定
- 完全回復に要する時間が1秒から0.5秒に変更
- 方向転換時のペナルティが廃止
- 覗き込みのペナルティ: 20%
前シーズンで行ったGlazの変更に続き、Wardenのアビリティにもやや類似したシステムを実装したいとのこと。
この変更は、Wardenの移動ペナルティを軽減するためのいい機会であるとし、プレイ時の快適さと機動力が向上して、若干パワフルなオペレーターとなるよう調整していると言う。
CAPITÃO
- Capitãoの窒息ガスボルトの視覚効果と効果音を改善。
窒息ガスボルトの視覚効果と効果音が、Goyoのボルカンシールドと同じ仕組みになるよう改善された。これにより、Capitãoのアビリティ使用の際に映像から得られる情報も正確性を増している。今後は自分の足が焼けてしまうのを、もっと簡単に防げるはずだ。
FUZE
- Fuzeのガジェット展開速度を2秒から1.6秒に変更。
Fuzeがアビリティを使用する際、特に窓では危険を伴うものだった。今回の調整で展開速度を上げることで、ガジェットの使用がより安全になり、無防備な敵の不意を突く可能性が上がっている。Fuzeの魅力を向上して選択される確率を上げることを目標にしている。
シールド使いのオペレーター
- シールド装備時のADSの所要時間を0.4秒から0.6に秒延長。
シールドを使用するオペレーターを倒すのは、ADSへの切り替え時に無防備になる時間と限られていたため、難しすぎるという問題があった。
今回シールド使用時のADSの所要時間を増やすことで、銃撃戦の公平性を高めることを目指している。
オペレーターの装備変更
- Smoke: インパクトグレネード→展開型シールドに変更。
- Rook: 展開型シールド→有刺鉄線に変更。
- Jager: 展開型シールド→防弾カメラに変更。
- Frost: 有刺鉄線→展開型シールドに変更。
- Mira: 展開型シールド→有刺鉄線に変更。
- Lesion: 展開型シールド→防弾カメラに変更。
- Maestro: 展開型シールド→インパクトグレネードに変更。
- Warden: インパクトグレネード→展開型シールドに変更。
- Dokkaebi: スタングレネード→フラググレネードに変更。
- Glaz: クレイモア→フラググレネードに変更。
- Nøkk: スタングレネード→クレイモアに変更。
改良された展開型シールドの登場により、オペレーター全員が使用するユーティリティの見直しを余儀なくされた。
攻撃側にも、強化されたシールドに大きく依存する防御に対抗するために、適切なツールが必要であると考えているとのこと。また、一時的な代替が使用されていたWardenとNøkkの初期のサブガジェットがついに実装されている。
爆弾解除における時間の増加
- ディフューザーの設置時間と停止時間をそれぞれ5秒→7秒に増加。
これまで爆弾のディフューザーの設置または停止に要する時間が、短すぎるという問題がありった。今後は爆弾エリアを抑えることがより適切に報いられるよう、ディフューザーの設置と解除に掛かる時間をそれぞれ7秒に増やされている。
この変更によって、両チームともに各々の対応時間に余裕が生まれることを目標にしている。