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【レインボーシックス シージ】プロリーグ シーズン10 DAY3結果まとめ、選手個別スタッツ

Japanプロリーグ シーズン10

  • 開催日時:2019年6月19日〜
  • フォーマット:ラウンドロビン/BO2
  • 配信ページ:TwitchYoutube
  • キャスター:ふり〜だ

 

Day3 6月26日(水)

21:00~ 父ノ背中 0-2 FAV gaming

ゲームカウント プレイマップ
 父ノ背中  3 vs  7 FAV gaming 国境
 父ノ背中  4 vs  7 FAV gaming 領事館

父ノ背中は防衛におけるハードピークやリテイクでFAVを苦しめたが、一歩及ばず。FAVは前節で見せた戦術とは異なったアプローチを用いて、父ノ背中を苦しめた。

 

FAVはKD1.69、AtKD2.29のShiN選手が、攻防ともに多様な‟1の動き”によりチームをリード。フラッガーとして状況を動かす形だけでなく、遊撃の移動を制限するような形など、状況に応じた動きを取ることで父ノ背中を翻弄した。
shu選手は防衛において危機的な状況を何度も救い、DfKD2.40を記録。攻撃においても遊撃に対して多くのキルを発生させ、父ノ背中のリテイクを阻止した。

国境での換気室・作業室に対するFAVの攻めは素晴らしいものだった。1階、2階とマップに広くアプローチすることによって、1階への平面攻めと見せかけながら終盤になって2階へ進行したり、逆に2階制圧を狙っていると見せかけて換気室に素早い設置を行ったり、奇襲的に武器庫制圧を行ったりしている。
その選択は遊撃を抑制するとともに、FAVが行う戦術の目的・意図を悟らせないことにも繋がった。戦術を毎ラウンド変えられる多様性により、父ノ背中はFAVの狙いを特定することが困難となった。

 

対する父ノ背中は、前節と同様にApple選手が活躍した。KD1.27、DfKD1.33という成績を残し、決め撃ちやハードピークにより重要なリテイクを成功させてFAVの戦術を崩壊させている。国境での噴水殲滅アプローチの阻止、領事館の領事応接室での耐えなど、その功績は大きい。
DustelBox選手の1on2クラッチやKenki選手の‟1の動き”もFAVを苦しめたが、勝ちきることはできなかった。

父ノ背中は、真正面からの戦いや相手の位置が分かっている状態では高確率で勝っており、撃ち合いの強さを示した。FAVのチームアプローチに対応する形でリテイクを決めることもできている。

しかし、人数有利を取れていても、安易に一人ずつ進行してイージーキルを取られていく場面が目立つ。 また設置されてしまった後は、別々の場所に個別でアプローチしていくことが多く、一人ずつロックに狩られていった。

防衛ではFAVの攻撃に対応しようという意思を見せてはいたが、陣形を大きく変えることは無く、その場の状況に応じて行動しようという姿勢だった。対してFAVは様々な陣形を取り入れており、対応という点において優位を保てていた。そのことは、前述した国境の換気室・作業室の攻防において特徴的に現れている。父ノ背中は換気室・作業室防衛を1ラウンドも取得できなかった。
前節のGUTSGaming戦でも見えていた「自分たちの戦術が通用しなかったとき・対策されてしまったときの対応」が課題として残っている

しかし、悪いことばかりではない。父ノ背中はTrade/DとCover回数が前節より改善されている。GUTSGaming戦に比べてTrade/Dは平均5.6%から11.8%へ上昇、合計Cover回数は4回から8回に増加した。1週間という短い期間で修正してきたことが示されている。

 

FAVは前節で見せた”意識の外”を突く強力な戦略を用いずとも、多様な戦術とチーム連携で勝利できることが明らかとなった。バリエーション豊富な戦術は、今後もFAVの飛躍を支えるだろう。
しかし防衛に比べると、攻撃は確実性が欠けるように感じられた。同じアプローチをくり返した際は父ノ背中に読まれて対処され、ShiN選手やshu選手の‟1の動き”に依存している印象もある。
Week3では強敵、野良連合との対戦を控えるFAV、それまでに堅実な攻撃を構築できるか、否か。次節も見逃せない試合が待っている。

父ノ背中はまたもや敗北してしまったが、たった1週間で修正を加えてきたことが見受けられる試合であった。この修正力・成長力が発揮され続ければ、上位に踏みこめる可能性は十分にある。UnsoldStuffGamingとの対戦に向けて改善を進めて欲しい。

23:00~ 野良連合 2-1 Lamy wonderland

ゲームカウント プレイマップ
 野良連合  7 vs  4 Lamy wonderland  ヴィラ
 野良連合  6 vs  6 Lamy wonderland 領事館

 

野良連合はYoshiNNGO選手が26キル、KD2.00、AtKD2.60、DfKD1.63と非常に高いパフォーマンスを発揮。驚くべきことにYoshiNNGO選手は、ヴィラにおいて主にモンターニュを使用している。つまり、キルを発生させる機会はほかの選手より少ないにもかかわらず、それでいてこの成績は驚異的と言わざるを得ないだろう。

同じく26キル、そしてKD、AtKD、DfKD全て1.86のMerieux選手はOpK7回という、こちらも驚くべき数字を叩き出している。
前節ではRamu選手、ReyCyil選手、Papilia選手が高いパフォーマンスを発揮し、本試合ではYoshiNNGO選手とMerieux選手が大きく活躍した。野良連合は全員が高い個人技を持っており、誰かが力を発揮できずともほかの選手が結果を残せるチームだと、改めて示したと言える。

野良連合は戦いのラインを積極的に変えることにより、全23ラウンド中15回ものOpKを獲得。Lamyの戦術に合わせて前線を上げ下げすることで勝負所を悟らせなかった。またキルが発生した瞬間など状況が動いた直後に別の場所でも飛び出すことによって、同時に状況を動かしてLamyの対応を封じている。王者の防衛術は健在だ。

攻撃においてはモンターニュやインを用いることで、以前までは見られなかった独特の戦術が見られた。
モンターニュはヘイト誘導だけでなく、補強壁を確実に破壊するための補助やリテイク予防の盾など多様な使い方をされている。ラウンド中でも頻繁に役割が変更され、状況にあった立ち回りをしていたのは素晴らしい。また、インのカンデラはキルや拠点制圧のためではなく、遊撃の戻りを誘発するために用いたり、設置を確実に成功させるための時間稼ぎとして使われていた。

一方のLamyだが、前節のCAG戦に続いて野良連合に対しても劣らない撃ち合いの強さを示した。AtKD1.86のkr選手が遊撃を何度も封殺し、展開シールドとオブジェクトのわずかな隙間を撃ち抜く高い個人技を見せるとともに、DfKD1.25のmemo選手は巧みな立ち回りでモンターニュの意識をずらしてクラッチを決めた。

LamyはCoverの見込めないようなリスクの高い単独行動が多いが、室内への迅速なエントリーによる遊撃排除や防衛拠点への迷いの無い制圧が素晴らしい。方針が定まった際はチームアプローチを素早く構築できており、野良連合は対応に苦労させられていた。

世界にも通用する野良連合の強力な防衛に対し、なんと LamyはAtW%(攻撃成功率)50%を達成した。前節で野良連合と戦ったDNGは攻撃成功率27%であったことを考えると、その数値の高さが分かるだろう。
素早い判断とリスクを恐れない姿勢が、第2マップ領事館におけるマッチポイントからの4ラウンド連続勝利、そして引き分けという試合結果を呼び込んだ。

序盤の展開が厳しいものとなった野良連合。後半での上位チームとの対戦を、容易に落とせない状況に陥り始めている。攻撃に関してはモンターニュやイン、ドッケビを用いた独特な戦術など見せており、開幕戦での不安は徐々に払拭されつつあるだろう。しかし、得意とする防衛でラウンドを稼げなくなってきているようにも見える。王者の意地を示せるか。

Lamyは戦術や選手の距離感などまだまだ未成熟なところはあるものの、チームとしての判断が素早く、積極的にリスクを背負うことができる。野良連合やCAGに対しても五分の撃ち合いが行えることも利点だ。今後も経験による成長が見込めるだろう。

 

 

(文: @Fuji3_R6/編集:工藤エイム)

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