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【レインボーシックス シージ】プロリーグ シーズン10 DAY2結果まとめ、選手個別スタッツ

Japanプロリーグ シーズン10

  • 開催日時:2019年6月19日〜
  • フォーマット:ラウンドロビン/BO2
  • 配信ページ:TwitchYoutube
  • キャスター:ふり〜だ

Day2 6月20日(木)

21:00~父ノ背中 0-2 GUTSGaming

ゲームカウント プレイマップ
 父ノ背中 5 vs 7 GUTSGaming ヴィラ
父ノ背中 1 vs 7 GUTSGaming カフェ

 

チャレンジャーリーグを1位通過し、満を持してプロリーグに参戦したGUTSGaming(以下、GUTS)と、有名FPSプレイヤーのDustelBox選手を獲得し飛躍が期待される父ノ背中との一戦は、2-0でGUTSが圧倒する結果に。

両チームとも正攻法の戦術が多いなかで、対応力の高さを見せたGUTSが勝利を得た。

 

GUTSは、攻撃においてLily選手とSimotuki選手、防衛においてCrazyPapiyoN選手が勝利を牽引している。
KD2.30、AtKD4.67、OpK5のLily選手が使うアッシュは、前進しながらの撃ち合いで数多く勝利し、GUTSの活路を切り開くとともに窮地を何度も救った。
Lily選手は単独であっても、勝敗を左右する重要な撃ち合いに頻繁に勝利している。

 

AtKD2.67のSimotuki選手は、多様なロックによって父ノ背中のローテーションを阻害し、4回のオープニングキルを獲得。GUTSに安定した人数有利をもたらした。カフェにおいては、設置成立後の1on1クラッチを決める個人技も見せた。

 

また、CrazyPapiyoN選手は防衛拠点の情勢が厳しくなった際に、ハードピークを行って父ノ背中の強靭なロックを崩し、何度も不利を覆した。AtKD0.33にも関わらず、DfKD(防衛ラウンドでのキルデス比)3.80、KD1.91という数値がそのことをよく表している。

 

第1マップ ヴィラで独自の作戦を用いり、非常に独特なマップの再構築をしていた父ノ背中。作戦を入念に練ってきたことを感じさせたが、GUTSはたった1ラウンドでその戦術に適応・対応していた。

重要拠点より手前に前線を構築し、リスクのある場所での戦いをカバーによって成立させようという狙いだった父ノ背中だが、それに対してGUTSはフラッシュバンやカピタオの炸裂ボルトといったガジェットを温存することなく用いて、ラペリングを含めた複数射線のロックにより確実にキルを繋げた。

 

父ノ背中としてはガジェットを浪費させ、その後に退却していく算段だったようだが、個人技による突破力とチーム連携による堅実な作戦で、GUTSは確実にラウンドを積み重ねていった。

 

対する父ノ背中は、移動速度の遅いマエストロというオペレーターでありながらも、活発に動き回ってキルを発生させていったApple選手の活躍が目立った。また、父ノ背中は、防衛でのリテイクを個人がタイミングを見計らって行うことが多く見られたが、GUTSのカバーが素早く、なかなかキルを繋げることはできず。結果的にはGUTSのクロスに対して、無謀にも飛び込んでいってしまうこととなった。

 

攻撃において人数差を背負ってしまった時の対応も曖昧であった。そのような不利を背負った際は、”防衛拠点に静かにエントリーして殲滅を目指す”形が見られたが、くり返し同じアプローチだったため、、GUTSには厳重に警戒されてしまっていたようだ。

GUTSと父ノ背中のカバー感覚の差は、スタッツにおけるCoverとTrade/Dの差にも明確に表れている。

 

GUTSは堅実なロックやカバーによる安定した戦術、個人技による突破力、両面の強さを見せた。その実力はチャレンジャーリーグだけではなく、プロリーグでも通用するものであることを、この試合で明らかにしている。

正攻法の戦術で、古くからの強豪チームである父ノ背中を一蹴したGUTS。プロリーグをどこまで昇りつめることができるだろうか。

父ノ背中は、念入りに計画してきたであろうオリジナル防衛を披露したが、それが通用しなかった‟場合”に課題が見られた。攻撃の作戦が崩れてしまった際に選択肢が限られているという問題点も見られる。

しかし、DustelBox選手の加入によるチームの進化はまだまだこれからだろう。

(文: @Fuji3_R6/編集:工藤エイム)

23:00~ FAV gaming 2-0  UnsoldStuffGaming

ゲームカウント プレイマップ
FAV gaming 7 vs 1 UnsoldStuffGaming 国境
FAV gaming 7 vs 3 UnsoldStuffGaming 銀行

 

前シーズンの5位という結果を反省し、チーム再構築を行ったFAV gaming(以下、FAV)。そしてAFFLICT Revを前身とする各プロチームから脱退した選手達が再集結したUnsoldStuffGaming(以下、USG)の一戦。

試合はどちらのマップも終始FAVが圧倒し、2-0でFAVが勝利。FAVが持つ独自の戦略に、USGは後手に回り続ける結果となった。

 

FAVはShiN選手がAceを獲得するなど傑出したパフォーマンスを発揮。26キル、KD3.25、DfKD(防衛ラウンドでのキルデス比)4.50、OpK(オープニングキル数)6という、驚異的な数値を叩き出した。

Afro選手もKD2.50、DfKD2.75という高い成績を残し、ShiN選手、shu選手とともにマップ内を柔軟に移動して、キルを獲得していった。

 

FAVがUSGを圧倒した理由は、FAV独自の戦略にある。FAVの戦略は「相手の意識の外に対してチームで戦う」ことだ。

FAVは、ヴァルキリーのブラックアイやエコーのドローンなど情報系ガジェットを活用し、USGの動向を確認。USGの意識が向かなくなっている場所を見つけ、集団でリテイクを行っている。

また、リテイクの成功に対してUSGが対応を整える前に、別の場所からのアプローチも‟同時”にしている点にも注目したい。

つまり、意識が薄いところを複数人で突き、それによって意識が逸れることを利用して、さらに攻勢を仕掛けたということだ。これによってFAVは正面から撃ち合うこともなく、多くのキルを重ねていった。

 

FAVの防衛スタイルにより、USGは意識/想定しなければならないことが多く、非常にストレスの大きい試合だったと言えるだろう。
DfW 92%という圧倒的数値から、FAVのチーム戦略がそれを判断・実行できるチーム体制になったということが見て取れる。

対するUSGは、チーム全体で一つずつ行程を踏んでいくアプローチや息の合った遊撃殲滅、仕込みドローンと複数射線からのロックによる遊撃対処から、優れた素質を示している。
成功はしなかったが、クラッシュの先導による複数人でのリテイクも興味深いものだった。

その中でもとくに優れていたのは、ライオンのEE-ONE-Dへの対応だ。
FAVがタイミングを合わせて仕掛けてくる前段階の、EE-ONE-Dのわずかな起動通知時間に、あえて積極的に撃ち合ってFAVの連携を崩している。

個人では、Lapla選手が銀行サーバー階段を強固に守ってFAVを苦しめ、KD1.31を記録した。

またtetra選手のTrade/Dは.33と本試合でもっとも高く、サポーターとして味方に貢献している。Day1、Day2におけるTrade/Dの平均が.12であることを考えると、その貢献の大きさが窺える。

しかし、攻撃の選択肢が丁寧な正攻法のアプローチに限られていたため、FAVに”意識”を読まれ続けた。FAVの自由な遊撃に対策を行うことも出来ていない。
そして、ロックを長く続けてしまう故に時間を浪費するなど、時間管理に課題が見られる。一方でロックが不足していて、FAVのリテイクを許してしまうこともあった。

試合後半ではチームキルもいくつか発生し、コミュニケーションエラーが起こってしまっていたように見える。チ-ム連携など修正すべき点は多いだろう。

USGはFAVの戦略に抗えず、次々とラウンドを落としてしまった。しかし、USGの強みが発揮される前に試合が終わってしまったとも受け取れる。意識を切り替え、改善を進めて勝ちを掴んでほしい。

(文: @Fuji3_R6/編集:工藤エイム)

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