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【ストV AE】「Good Game GRAPHT CUP」優勝者ぷげらインタビュー「優勝した瞬間ホッとしました」

2019年6月22日、東京秋葉原のソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館内「eSports Studio AKIBA」にて、『ストリートファイターV アーケードエディション』を使用した「Good Game GRAPHT CUP」が開催。優勝者には8月の世界大会EVO2019への出場サポートが行われる。そんな本大会で見事に優勝した、ぷげらのインタビューをお届けする。

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優勝したぷげら

――優勝おめでとうございます。いまのお気持ちを教えていただけますか?

ぷげら 正直、ホッとしました(笑)。予選大会から決勝大会まで時間があったので、その間に「勝ったらEVOだ」と意識してしまい、入試前の受験生のような気持ちになっていたので、優勝できてホッとしています。

――予選には複数回参加して、苦労しての優勝でしたね。

ぷげら 自分はオフラインの予選に出たんですけど、1回目はイツキさんに決勝で負けて、2回目は準決勝で二シキンさんに負けて……3回目でようやく予選を通過できました。予選で苦労したので、「このままでは危ない」と、ダルシムとブランカはかなり対策を練りました。結果的には当たりませんでしたが、かなり自信を持ってやれる状態には仕上げていました。そういう意味では、事前に対戦相手のわかる大会は久しぶりでしたが、しっかり事前準備を行えたと思っています。

――事前に対戦相手が決まっている大会のほうがやりやすいですか?

ぷげら 事前準備ができるという意味では、今回のような大会のほうがいいですね。対策をしっかり練ってきたかどうかの差が絶対に出ますし、取り組み甲斐がありますから。ただ、知識を貯めて貯めて、当日一発勝負という受験生のようなことをやらなければいけないので、プレッシャーもありますけど(笑)。

――事前の練習はどんなことをしてきたのでしょうか?

ぷげら 基本的にはオンライン対戦ですね。知り合いに声をかけて、ふだんより濃厚な対戦をしたり、対戦相手の動画を入念にチェックしたりです。

――2回戦のキチパーム戦は、あまり使っているところを見ないGを投入して完封勝利を収めました。対ザンギエフということで準備してきたのでしょうか?

ぷげら そうですね。もともと僕は、いぶき、バイソン、Gを使っていて、シーズン4になってGの強さに目を付けていたので、対ザンギエフやバーディーとして使おうと練習していました。

ただ、キチパームさんのように強いザンギエフ使いが少なくなかなか実戦経験は積む機会がありませんでしたし、彼と対戦したこともほとんどなかったので、彼の動画はできる限り見ました。そのうえで各状況を再現して技の相性をチェックしたり、彼の得意とする攻めのバリエーションを頭に入れて流れを確認したりと、たとえるならシャドーボクシングのような練習をしていました。

――その練習の成果が出ましたね。

ぷげら 読み合の部分もかなりあるんですけど、1ラウンドも取られないというのはうまくいきすぎでしたね(笑)。

――決勝はルーザーズを這い上がってきたりゅうきち選手でした。

ぷげら いぶき対豪鬼という組み合わせ自体はどっちが勝ってもおかしくないんですけど、僕としてはやり慣れているキャラクターなので不安はありませんでした。でも、ルーザーズトーナメントの勝ち上がり方を見ていると、ドンドン勢いに乗っていて……これに飲まれないようにしないといけないと考えていました。

そうしたら、テンポの速い試合を仕掛けられて、予測していない動きをされるとぜんぜん対応できなくて……それで前半はジャンプ攻撃をなかなか迎撃できませんでした。無敵技を出すかどうかの読み合い部分も負けることが多く、それでいて僕の出す技は相手に誘われて出すような形になってしまい、完全に試合をコントロールされてしまいました。

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りゅうきちの試合を見守るぷげら。

――接戦ではありましたが、リセットに持ち込まれてしまいましたね。

ぷげら リセットされたときは、負けててマズイ状況なのはわかるんですけど、「ここからどうやって切り替えればいいの?」という心境でした。1度キャラクター選択画面に戻ってインターバルを設けようかとか、バイソンにキャラクターチェンジして流れを変えてみようかとか、そのくらい並んでいました。でも、これはいぶきで勝たないとダメだと覚悟を決めたんです。

――なぜいぶきのままだったのでしょうか?

ぷげら 豪鬼に対してはいぶきで勝とうと、この日のために準備をしてきているのに、ここで少しやられたからといってキャラクターチェンジするのは、気持ちが負けているということになってしまうので、気持ちで負けないためにもいぶきでなんとかしようと。

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グランドファイナルでりゅうきちと対決。
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優勝を決めて安堵した瞬間。

――そういった覚悟があったから見事に優勝を勝ち取れたんですね。ちなみに、大会の途中、MOVさんがぷげらさんとのエピソードとして「一度対戦でボコボコにしたときがあったんですけど、そのあと僕の試合のリプレイをコマ送りで見て、コマンド入力を1フレームずつチェックするくらい研究してきて、リベンジされたことがあります」と語っていましたが、これは本当なのでしょうか?

ぷげら 本当ですね(笑)。ただ、1回研究した程度ではうまくいきませんでしたよ。シーズン2のときに「なんじゃこれはー」というくらいボコボコにされて、対策を練ってから再戦したんですけどうまくいかず、その後にリプレイを見て徹底的に研究して、トレーニングモードで練習して、それから再戦したんです。MOVさんの得意な防御方法に“遅らせ小パン”があるんですけど、その遅らせるタイミングもつかんでいるので、「バチコーン!」てカウンターをとりまくって(笑)。

――MOVさんもびっくりしたでしょうね(笑)。

ぷげら MOVさんもうまいから、すぐにタイミングを変えてきたんですよ。でも、僕もいろいろ練習してきたから、変えたタイミングにも合わせることができて、そういった試合の中で緩急をつける駆け引きもできるようになったんです。MOVさんのおかげで一段上のレベルにいけたと思っています。

――そういった経験が今回の大会でも活きたのでしょうか?

ぷげら “遅らせ小パン”うんぬんはMOVさんが特別うまかったからやったことですけど、リプレイを見て研究するやり方は役に立ちました。キチパームを始め出場選手のリプレイをできる限り見て、プレイスタイルの傾向を見たうえで対策を練ったので、この選手にはこういう攻撃が当たるなど、相手の崩し方は選手ごとに用意してありました。

――それでは最後に、気が早いかもしれませんが、EVOに向けての意気込みをいただいてもよろしいでしょうか?

ぷげら EVOは世界でもっとも参加者数の多い大会なので、誰がどう勝ち上がるのか予想できませんし、今回のように事前に対戦相手がわかるわけでもないので、難しさはあります。ただ、いまのバージョンでの戦いかたが仕上がってきているので、このまま調子を上げていって、それをぶつけたいですね。せっかく勝ち取ったものなので、真剣に取り組んでいきたいと思っています。

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出場選手の集合写真

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