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【CoD: BO4】‟Libalent Vertex” vs. ‟Rush Gaming”が実現! 日本チームと対戦した海外プレイヤーに印象を聞いてみた【CWL ロンドン】

ソニー・インタラクティブエンタテインメントよりプレイステーション4版が発売中のミリタリーFPS『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』(以下、『CoD: BO4』)。

5月3日~5日にかけて行われたトーナメント‟Call of Duty World League London”(以下、CWLロンドン)には、‟第2回CWL日本代表決定戦”の優勝チームである‟Libalent Vertex”、MLG主催のトーナメント‟Japan National Qualifier”を勝ち抜いた‟Rush Gaming”が出場した。

本稿では、この2つのチームを中心に現地からのレポート、彼らと対戦した海外チームのインタビューをお届けする。

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Libalent Vertex、ベスト25へ進出

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Libalent Vertexは、‟CWL日本代表決定戦”を連覇し、数々の接戦を勝ち抜いたものの、惜しくもルーザーズラウンド4で敗れ、ベスト25タイという結果となった。

しかし、彼らの成長は確かなもので、彼らと対戦した海外のプレイヤーからにインタビューしたところ、Libalent Vertexの戦術の巧みさや個人技能の高さを称賛していたほどだ。

また、試合中には、プレイ台の周囲に人だかりもできていた。そこにいた人からは、「日本から参戦しているチーム」という認知があり、連続キルシーンに驚きの声が上がっていた。

 

そこで、今回は日本チームと対戦した海外のプレイヤーに焦点を当て、日本のチームに対してどういった印象を持ったのかインタビューを行った。

以下では、Libalent Vertexと一戦を交えた、‟Martial Punishment Esports”と‟LEGION Gaming”のインタビューを掲載する。

Martial Punishment Esportsインタビュー

■ 試合結果:Libalent Vertex 1 – 2 Martial Punishment Esports

オープントーナメントのウィナーズブラケットラウンド1でLibalent Vertexと対戦した、Martial Punishment EsportsのLogicxn選手にインタビューを敢行。

激戦を展開したハードポイント、ラウンド数5-2という不利な状況から逆転の流れを作ったサーチアンドデストロイについて語ってもらった。

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Logicxn – Martial Punishment Esports

――Libalent Vertexとの1戦を終えて、印象に残っていることはありますか?

Logicxn ハードポイントは、僕たちがリードしていて負けるべき点差じゃなかったし、そこから逆転したのは、お見事と言うしかない。チームのまとまりや一体感があるチームだったし、個人の能力にも驚かされたよ。

でも、サーチアンドデストロイは、どうだろう……。Libalentがラウンド数5-2で優勢だったんだけど、今度は僕たちが一気に覆したんだよね。

 

――サーチアンドデストロイで逆転した際、どんなことが起こっていたのでしょうか?

Logicxn はっきりとした理由は分からないけど、色んなことが僕たちに味方したのかもしれないね。もちろん、運もあったと思う。

その流れがコントロールに繋がっているんじゃないかな。元々、僕たちはコントロールが得意なんだけど、サーチアンドデストロイで逆転したことで、チームの士気が高まっていったのを僕自身も感じていたよ。

 

――悪い流れを断ち切って状況を変えた、ということですね。その要因を教えてください。

Logicxn まずは、サーチアンドデストロイでチームメイトがキルを重ねたことで、みんなの雰囲気が変わったりしたことかな。
そして、連続して4ラウンド取って勝利したことで、得意のコントロールにいい流れを作ることができた。

最後のコントロールだけど、ハードポイントの一体感に反してLibalentのコントロールは、すこし単調に感じたね。拠点への攻め方、1つの拠点から次へ移動する際のルートが分かりやすかった。

 

――Libalentは、日本の公式戦のサーチアンドデストロイにおいて、ラウンド数5-5の状況、いわゆるラウンド11の勝率が100%なんです。
しかし今回は、逆転を許してしまったということで、Logicxnさんから見た改善点を教えてください。

Logicxn それはすごいよ。勝負を決めるラウンド11は手が震えるくらい緊張することもあるし、そのプレッシャーに打ち勝つメンタル、勝利を引き付ける運の強さを持っているんだろうね。

ただ今回に限って言えば、サーチアンドデストロイの終盤ラウンドがアグレッシブ過ぎたことだと考えているよ。
それにコントロールでは、ハードポイントのまとまりのある動きとは真逆で、1人ずつ攻めてきていたから、この2つかな。

個人の能力は本当に高いし、アグレッシブさはチームの強みだから、‟バランス感覚”が大事なのかもしれないね。

LEGION Gamingインタビュー

■ 試合結果:Libalent Vertex 1 – 2 LEGION Gaming

次は、ルーザーズブラケットラウンド4でLibalent Vertexと対戦した、LEGION GamingのリーダーであるLouicm選手にコメントをもらった。

Libalent Vertexが圧倒したサーチアンドデストロイの戦術、Alicewonderland選手のスナイパーについて伺うことができた。

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Louicm – LEGION Gaming

――Libalent Vertexとの試合でした。日本チームと戦ってみて、いかがでしたか?

Louicm 想像以上だった。サーチアンドデストロイは、僕たちよりも練習しているのを感じたよ。
僕たちが見たこともない、経験したことがない戦術を展開してきたから、全く対応できなかった。

とくに、ツーマンセルの動き、サイドチェンジ、素早いフランク(サイド / 裏取り)は、本当に見事だったよ。僕たちのいるイギリスでは、あんな戦術を持っているチームはないと思う。

3マップ目のコントロールだけど、僕たちは、『CoD: BO4』の中で一番練習しなきゃいけないゲームモードだと考えているんだ。だから、最後のコントロールは、僕たちの強さを発揮できたよ。

でも、Libalent Vertexのハードポイントとサーチアンドデストロイは、すごく強かったよ。イギリスのチームに対しても通用するレベルだよ。

 

――では、逆に改善点についてお伺いしたいと思います。海外チームと対戦に向けて練習するべきことは、どんなことでしょうか。

Louicm 日本の競技シーンに詳しくないから、どんなトーナメントがあるかも分からないんだけど、質の高い練習を重ねるしかないかな。

最近のヨーロッパは、チームも増えてきているし、プロトーナメントで活躍している選手も多くいる。
そこを目指しているプレイヤーのレベルはとても高いし、より濃い内容の練習ができる環境にあるんだ。

チームが増えて、プレイヤーの層も厚くなれば、自然にその国の競技シーンのレベルも上がっていくんじゃないかな。

 

――日本では、ソニー・インタラクティブエンタテインメント主催で、この”CWLオープントーナメント”への出場をかけた代表決定戦が行われています。

Louicm 日本は、恵まれた機会があるんだね。羨ましい限りだよ。
皆がひとつのスポットを争うようなトーナメントが開催されることが、全体のレベルの向上になると思う。

実際、Libalent Vertexのメンバーは戦術もだけど、ひとりひとりの能力が高いよ。撃ち合いも強かった。

 

――最後に、一番印象に残っているプレイヤーは誰でしょうか。

Louicm Alicewonderland選手だね。スナイパーの名手だよ、彼は。

サーチアンドデストロイでは、彼のスナイパーライフルが脅威だった。毎回の如くファーストキルを取られたし、彼がいることで、僕たちは前線を上げるこができなかったんだ。

Alicewonderland選手を筆頭に、Libalent Vertexのサーチアンドデストロイは、本当に驚くほど強かったよ。

悔しさ残るRush Gaming

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Rush Gamingはルーザーズラウンド3において、Libalent Vertexと対決することになった。日本チーム同士のマッチアップは、CWL史上初であり、敗れたチームはトーナメントから除外されてしまう。すなわち、両チームともに命運をかけた一戦であった。

結果は、Libalent Vertexが勝利しており、CWL日本代表決定戦の雪辱を果たすことはできなかった。しかし、約2週間後の5月18日には、‟CWL Anaheim”の出場をかけた第3回のCWL日本代表決定戦が控えており、そこで直接対決に注目が集まる。

それぞれのチームの配信リンクを記載したので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

Rush Gaming vs. Libalent Vertex 配信URL
Libalent Vertex視点  CWL日本代表決定戦公式Twitter
Rush Gaming視点  Rush Gaming公式Youtube

 

また、Libalent Vertexと同様、Rush Gamingと対戦したイギリスのチーム‟LyZo Esports”にインタビューを行った。ここでもRush Gamingへの評価が高く、日本チームが確実に世界の舞台へ歩みを進めていることを感じた。

LyZo Esportsのほかにも、Rush Gamingと対戦したチームにもインタビューを試みたのだが、試合に敗れてしまったチームからは断られることもあった。しかし、彼らの表情や言葉遣いから、大会にかけている思いや悔しさが伝わってきた。

LyZo Esportsインタビュー

Lyzo Esports Jaaaxter

――Rush Gamingとの試合の感想をお伺いさせてください。

Jaaaxter スピード感のあるアグレッシブな動きが印象的だった。同じ動きを何度も繰り返していたようだけど、チームとしての一貫性、まとまりがあるチームだと感じたかな。

いままで対戦した中でも、ベストチームと言っても過言じゃないよ。

それに、Hunt選手が印象的だね。前線にいるかと思えば、ハードポイントのスポーン確保にも動いていた。
次の拠点位置の後方で味方がスポーンするまで、じっくり待っていたし、とてもいい選手だよ。

 

――‟チームとしての一貫性”というワードが出ましたが、チームの戦略が巧みだった、ということでしょうか?

Jaaaxter 相手のミス、隙をついてフラッドする(全員で攻める)のがすごく上手い。僕たちがミスをするのを待って、そこに人数をかけて攻めてくるから、押し負けてしまう場面があった。

アグレッシブなスタイルの中にも、スポーンを確保する動き、相手のミスを見過ごさない一瞬の判断力があるのを感じたね。
チームとしても動きを研究していて、全員のまとまりが彼らの武器なのかな。そういった意味でも、今まで戦った相手の中でも、トップクラスの強さだったよ。

 

――日本チームについて研究や対策などはされていたのでしょうか。

Jaaaxter 正直、あまり知らなかった。だからこそ、今回の試合でその強さに驚かされたよ。
でも、すごくモニターとの距離が近い選手がいる、というのは記憶していたよ(笑)

 

――Winred選手ですね。

Jaaaxter Winred選手だよ。以前、CWLのオープンで見かけたんだけど、ちゃんと画面の全体が見えているのか不思議だった。

でも、実際に戦ってみると、SMG(サブマシンガン)の撃ち合いが強いし、すごくいい選手だった。次のCWLにも参加するなら、また対戦したいね。それぐらい僕たちにとってもアツい試合ができたし、次回も楽しみにしているよ。

オープントーナメント、k4sen氏による配信の裏側

CWLの会場からは、CWL日本代表決定戦など大会の実況としておなじみ、k4sen氏がスマートフォンを片手に実況と配信を行った。

Libalent VertexやRush Gamingが出場しているオープンブラケットは1日に数試合行うが、次の試合までの待ち時間が長かったり、急な予定変更もあったりであわただしい。

ここからは、CWL日本代表決定戦公式Twitterの配信やオープントーナメントの裏側をお届けする。

プロも平場でプレイする環境

オープントーナメントは、基本的に広い会場の平場にいくつものプレイ台が並んでおり、そこにチームがやってきて代わる代わるプレイしていく。

さらに、今回はこの平台に隣接する形で、一段高くなっているステージが設営されていた。そこでは、FaZe ClanやOpTic Gaming、Evil Geniusesといった、世界屈指の実力を持つチームもプレイした。

IMGP3129_compressedオープントーナメントエリアを上から撮影
IMGP3118_compressedずらりと並ぶ選手たち
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オープントーナメントのエリアにあるステージ上
手前から、Enigma6、OpTic Gaming、UYU、Team Heretics
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Evil Geniusesのメンバー
Apathy、Attatchらもこのステージでプレイしていた
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ウォーミングアップ中のOpTic Gaming
TJHaLy(手前)、Dashy(中央)、Karma(最奥)

配信の裏側を公開!

前述の配信実況は、k4sen氏がスマートフォンを持って‟Periscope”から行う。配信画面には映らない裏側を撮影してきたので、その写真を数点掲載する。

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▼ ‟OpTic Gaming” Scump、Crimsixのインタビューと現地レポート

▼ CWLロンドンの結果はこちら

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