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【R6S】父ノ背中・DustelBox・LBX・ふり~だにFAVのOdeNMisoがインタビュー!【父ノ背中×60FPS杯 road to ニコニコ超会議2019】

2019年4月28日、“ニコニコ超会議2019”の超Lステージにて “父ノ背中×60FPS杯 road to ニコニコ超会議2019”が開催された。

全国の猛者を抑えて、事前のオンライン決勝の舞台に上がったチーム“LBX”と今回の企画考案でもある“父ノ背中”、今回特別参戦となったDustelBox、そして実況のふり~だ氏に、FAV gamingのOdeNMisoが直撃取材を敢行した。その模様をお届けする。

写真1

 

父ノ背中インタビュー

写真2_父ノ背中集合写真
左から、Apple、KINCHI、DustelBox、Kakki、けんき

――今回、父ノ背中は参加者として試合も行った一方で、企画・主催という側面もありました。そのことについてはいかがですか?

けんき プロゲーミングチームではなくても、大きくてド派手なイベントに出られるチャンスがあるということが、「e-sportsには夢がある」ということを手っ取り早く伝えられることだと思っています。ライト層を取り入れるためにも、(いろいろなチームに)チャンスがあることを伝えられたという意味では大成功でした。

――今後も、このような企画は考えられていますか?

けんき 僕ひとりではどうしようもないので、さまざまな大人の力を借りて、僕の描いている夢を実現できればと思っています。

――オンライン予選でLBXが勝ち上がってきたことについて、どう思いますか?

けんき LBXは僕らの兄弟クランという面もあるので、素直にうれしかったです。彼らが努力してきた姿やきびしいところで戦ってきたことも、ずっと見てきたライバルでもあり、自分の子どものように感じてきたチームでもあります。今回企画段階で、「HOMEのどこかのチームが勝ち上がってくれたらいいな」と思っていたので、彼らがチャンスをものにしてくれてうれしいです。ふだんは(対面ではなくVCの)声しか聴いたことがなかったので、顔を合わせて戦ってみて、勝敗を超えた感動がありました。

――これまでとメンバーを変えてDustelBox選手参戦の発表があってから、あまり時間がなかったと思いますが、DustelBox選手を迎えての試合はどうでしたか?

けんき FPSのセンスがいままで会ったプレイヤーの中でもっとも高いと思いました。『R6S』は“S1”を少しだけプレイするくらいで“クリアランスレベル30”ぐらい、いま60ぐらいまでやり込んでくれて。通常のプロリーグでは通用しないレベルのはずなんですが、今回プロリーグでプレイしても遜色ないレベルでした。このような場できちんと結果を残すということは、DustelBox選手の努力の賜物と、ポテンシャルの高さが常人のレベルを超えているからだと思います。

――DustelBox選手を迎えるにあたって、役割や準備をしてきたことはありますか?

けんき DustelBox選手への期待は“AIM”のよさで、これはすべてのFPSプレイヤーが認めるところだと思います。その点で、DustelBox選手の役割でいうと“アタッカー”か、際どい“ロック”の2役です。アタッカーに関しては一朝一夕で成り立つものではないので、今回はロックメインで戦ってもらいました。ただ、最初はロックでも知らない“射線”でやられることもあったのですが、大会前にはDustelBox選手が立っているから裏は抜かれないという安心感がありました。今回も海岸線でそういう場面がいくつもあったので、とても信頼しています。

――試合の内容について、防衛は取れると思っていましたが、攻撃はプロリーグでも取得率は低いのかなという予想でした。新しい選手を迎えると攻撃が難しくなる中で、試合では攻撃を2ラウンド取得することに成功されていました。

けんき 攻撃のプランニングは、正直破綻していました。相手チームがいい暴れかたをしてきてリズムを崩されて、これで終わりかと思ったシーンもありましたが、AppleとKakkiのベテラン2名がしっかりと取返しをしてくれました。

――DustelBox選手へ質問です。率直に、父ノ背中に参加していかがでしたか?

DustelBox いままで見てきたチームと違って向上心に満ち溢れていて、ゲーム、『R6S』が大好きで、日々勝つためにとても練習しているマジメなチームです。個人的に父ノ背中は、ひとりひとりのキャラクターが立っていてYouTube活動もしているため、軽いイメージがありました。ですが、実際にはまったくそんなことはなくて非常にいいチームでした。

――DustelBox選手は、結構esports界隈では競技シーンでは暫く離れていた印象があり、かなりブランクがあるように思えました。しかも『R6S』という経験の薄いタイトルで、オファーがあったときどのように感じましたか?

DustelBox 『R6S』自体はやってみたいと思っていたのでうれしかったのですが、『R6S』は奥が深くすぐにできるようなものでもないと思っていたので、プロの選手たちに教えてもらいながらできるといういい経験をさせてもらいました。

――最後に皆さんひと言ずつ感想をお願いします。まずはKakki選手から感想をいただけますか?

Kakki 「え! おれ?こうやって話するの、恥ずかしいんだけど……(笑)」。(OdeNMiso選手とは)ずっと前(のクラン)がいっしょだったので……。

――はいはい、感想!

Kakki 感想……。楽しかったです。オフラインイベントは全部楽しいのですが、今回は相手がLBXだったからみんな知っている選手で、より楽しめました。LBX自体は、そんなに日の目をみるようなチームではないけど、いま強いチームがいっぱいいる中で、プロではないチームが日の目を見るいい機会になったのではないかなと思います。

KINCHI どのくらい人数が集まってくれるか物凄く不安だったんですけど、始まってみると結構来てくれていてよかったです。あと最初、セットアップしているときに「今日、AIM終わってるな……」と思ったんですが、やっていくうちに体に熱が入って(ふだんの調子を)取り戻せたので、オンラインの環境に(自分が)適応できているかなと。いつもプレイしている環境もオンラインに揃えたいと考えていたんですが、ひとつわかったのが“座布団”が最強だなと。自分みたいに、ちょっと体の小さいプレイヤーは座布団がひとつあるとオフラインでやりやすくなると思います。

Apple 今回はオフラインと、メンバーがいつもと違うという環境面での違いがあったのですが、1カ月ぐらいの練習でかなり完成度も高く、試合も勝つことができてとてもよかったです。

LBXインタビュー

写真3_LBX集合写真
左からRosaliyboya、Coffin、M4sh、No2.、kozakura

――オフライン予選を勝ちあがって、本大会に出場した感想はいかがですか?

Rosaliyboya オンラインはいつも通りにやりましたが、オフラインは音が聞こえないし、熱いし、環境が違っていつも通りできなくてオフラインはキツイなと思いました。

M4sh オフラインをなめてました。

Rosaliyboya 確かに、オフラインをなめてました。ただ、BO3だったらチャンスはあったかもしれないです。BO1は最初のほうで取られてしまい、「オフライン大会ってこういうことなんだ……」と思っていたのですが、段々対応できるようになって、2~3マップあったら勝てるかもしれないという思いはありました。最初に、落とし過ぎました。

――父ノ背中と対戦した感想はいかがでしたか?

Rosaliyboya 最近はクラン戦をやっておらず、3か月前にクラン戦したときは(父ノ背中に対して)同じぐらいかそれ以上だなと思っていました。でも、オフラインではやっぱり違うなと感じました。ふだんであれば、音を聞いて報告できるのですが、そもそも音が聞こえず作戦が組めませんでした。父ノ背中は最初から用意していた作戦を使っていて迷いがなく、自分たちはそれができなかったのが負けた要因のひとつだと思います。

M4sh (動きは)読みやすかったです。でも、僕は音が聞こえていたのですが、(チーム全体では)音を聞き逃していた分、“ラぺ”の音で僕が見えていない防衛のポジションとか、ふだんは味方からある報告が抜けて、キルを取られてしまい負けてしまいました。でも、つぎやったら、勝てるのではないかと思っています。

――今日の試合の内容について聞かせてください。冒頭にお話していただきましたが最初の4ラウンドを取られてしまい、その後2ラウンド返す展開になりましたが、チーム内はどのような感じでしたか?

Rosaliyboya やってみて、「あぁ、(ここで)とられるんだ……。オンラインはこういう感じなんだ。難しいな。」と思いました。

M4sh すごく差があるわけではなかったのですが、報告や聞こえてない音とかで(リズムが)崩れてしまい、ラウンドを落としてしまいました。でも「つぎやれば、取れる。あと2本は絶対取ろうね」と言っていました。雰囲気はぜんぜん悪くなったです。

ふり~だインタビュー

写真4_ふり~だ
ふり~だ氏

――LBXは今回初めてのオフライン大会で父ノ背中と対戦しましたが、LBXの試合はいかがだったでしょうか?

ふり~だ LBXは予選の段階から、最近のプロリーグで勢いのあるTeam Empireの戦いかたを参考にしているのかなと思いました。

本人たちも「作戦は決めていない、相手がやってきたことに対応することが作戦です」と言っていました。(それに対して)父ノ背中がどのように対応するかを注目していましたが、最近の流行りの戦いかたに対して父ノ背中が「自分たちはこうしたい」というシステマティックな立ち回りをしっかりとやり遂げていました。『R6S』のトレンドな戦い方に対して、メタを今回の場で見せてもらったと思いました。

――結果としては父ノ背中が勝利しましたが、DustelBox選手がチームに合流して1カ月ぐらいと考えると、チーム完成度からしてLBXにも勝つ可能性があったように感じます。DustelBox選手が合流して間もない中での試合の印象はいかがでしたか?

ふり~だ DustelBox選手は、もしかしたら完全にマップが頭の中に入っていなかったのかなと感じました。DustelBox選手はポジションを見る限り後衛で、チームの中では“ポイントマン”や“割り職”といわれるラインがいちばん後ろにいて、味方の報告ありきのポジションをとっていました。きちんと自分のできる場所、“ロール”を理解したうえでゲームに取り組んでいらっしゃるのが見てすぐにわかりました。自分だけで戦おうとするのではなく、チームで戦おうとする姿勢がみてとれて、FPSプレイヤーとしてキャリアのある方の違いを感じました。

――今回の試合からLBXの実力は、どのぐらいのレベルにあると感じましたか?

ふり~だ CLは抜けていてもおかしくないレベルだと思いますが、戦いかたが安定していないとも感じました。彼らは防衛の方が得意かなとみてて思いました。攻撃側のリズムを崩すことがすごくうまいので、防衛スタートが取れるかが、(ゲームメイクの)要になると思います。予選を見ていても防衛スタートのほうが、調子はいいんですよね。今回は攻撃を選んでいましたが、彼らは防衛の方がスタイルとしては合っているのではないかという気がしますね。

写真5_元気なLBX
元気と若さに溢れるLBXの選手
写真6_OdenMisoとLBX
LBXインタビューの様子
写真7_父の背中かっきーが主役
急に主役扱いを受け恐縮するKakki
写真8_父の背中インタビュー1
OdeNMisoによる父の背中インタビュー
写真9_父の背中インタビュー2
写真10_父の背中インタビュー3

 

取材:OdeNMiso

【記事修正】LBXのメンバー表記に間違いがありましたので、修正いたしました。読者並びに関係者の皆様へご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

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