Japanプロリーグ シーズン9
Day12 3月21日(木)
21:00~ CYCLOPS athlete Gaming 1−0 ReV
ゲームカウント | プレイマップ | ||||
CYCLOPS athlete Gaming | 7 | vs | 2 | ReV | 海岸線 |
CYCLOPS athlete Gaming | 6 | vs | 6 | ReV | ヴィラ |
2敗するとチャレンジャーリーグへの降格が確定してしまうReVが、現在ポイント数1位で圧倒的な強さを見せているCYCLOPS athlete Gaming(以下、CAG)を相手に引き分けを取り、なんとか残留への望みをつないだ。
CAGは、BlackRay選手がデビュー2戦目にして24killの大活躍で、AtKDは5.33という驚異的数値を叩き出している。Anitun選手も21kill、5OpKと、チームに流れをもたらした。攻撃の完成度が高く引き出しも多いCAGは、ReVのくり出すさまざまな防衛スタイルにも上手く対応し続けた。
第2マップ ヴィラでCAGは、KemicaL選手やmitton選手の強気な立ち回りによって多くキルを奪われてしまうシーンも。しかし、人数不利を巻き返す個人能力の高さもあり、なんとか攻撃を50%成功させる。防衛でも相手の攻撃や敗因に応じて、ラウンド間で修正を加える対応力の高さを見せた。
一方のReVは、前半戦では固いプレイスタイルしか見せず厳しい展開が続いていたが、後半戦に入ってリスクを背負いつつも強気な戦いかたも見られるようになり、攻防ともに戦術の幅が増えたように思われる。とくに第2マップ ヴィラでは、強気なピークを仕掛けるあまり逆にCAGに狩られてしまう場面が多々あったが、それでも6-6に持っていったことは、残留への意地を見せつけてくれたように感じる。ReVはほかチームよりも一足早くシーズンを終える形とはなったが、今後のさらなる成長に期待したい。
勝ち点を取りこぼす形となったCAGだが、その強さを存分に見られる試合内容であった。3月27日のSCARZ戦でしっかりとAPAC final出場を決め、初の国際舞台へと歩を進めることができるか注目したい。
(文:okamoto/編集:工藤エイム)