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【鉄拳7】ノビ、チクリン、B、Rangchu試合後インタビュー【日韓対抗戦】

2019年3月2日、日韓のプライドをかけた“鉄拳プロチャンピオンシップ 日韓対抗戦”が実施された。見事に勝利を収めた日本チームのリーダー・ノビ、若手のB、勝負を決めたチクリン、そして韓国チームのリーダー・Rangchuに試合後の気持ちをうかがった。

 

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ノビはリーダーとしてチームをけん引した。

ノビ

――まずは日韓対抗戦の勝利、おめでとうございます。

ノビ ありがとうございます。本当にいいチームでした。正直、6:4くらいで韓国チームが有利だろうと思っていたんですけど、ライフ獲得戦でまさかの圧勝。大将対決にもつれ込むシーンが多かったですが、そこで踏ん張って勝ったのはすごかったなと。もし、あそこで踏ん張れなかったら負けていたかもしれませんので、みんなよくがんばりましたよ。

――当日予選を抜けた高校生のB選手の活躍は目覚ましいものがありましたね。

ノビ 彼はイベントによく顔を出してくれてたので、14、15歳くらいから『鉄拳7』をやっているのを知っていました。ただ、日本チームとして韓国のトッププレイヤーを相手にする実力があるのかはわからなかったので、「大丈夫かな?」という気持ちはありました。でも、当日予選から試合をするたびに強くなっていて、最終的にはBくんがいなかったらチームが負けていたかもしれないという状況だったので、日本チームにとってなくてはならない存在でした。

――ノビさんはチームリーダーという立場もあり、ふだんよりたいへんだったのでは?

ノビ もうやりたくないですね(笑)。勝ち抜き戦の選手起用は僕が全部決めていたのですが、これだけ大きいイベントだとプレッシャーも大きいですから。でも、いつの間にか僕より年下のプレイヤーが増えてきて、活躍してくれたので、そういった子たちが本当に力をつけてきたら今後の鉄拳シーンがもっとおもしろくなっていくんじゃないかなと。

 

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韓国チーム最後のひとりを倒して、日本チームに勝利をもたらせたチクリン。

チクリン

――今回、韓国チームと戦ってみていかがでしたか?

チクリン こう言っては何ですが、想像以上に日本チームの選手が強さを見せ付けてくれたので、すごく頼もしかったです。

――中立的な立場から見ても、対戦する前は正直、韓国チームの優勢だと思うんですよ。選手たちが活躍してくれたのはもちろんですが、今回の勝因はどこにあると考えていますか?

チクリン この人にはこの選手を出そう、といった感じで、うまく相手選手たちの特性を見抜いた対戦カードにできたのが、いちばん大きいと思っています。ライフ戦は、とくにそれが活きましたよね。そこでライフを掴んだからこそ、勝ち抜き戦で勝利できたことが大きいでしょう。

――ちなみにチクリン選手は、“EVOJAPAN 2019”ではJeonDDing選手に敗北し、惜しくも4位という結果に終わりました。ですが、今回の勝ち抜き戦では、みごとJeonDDing選手に勝利していましたね。

チクリン やはり負けたことは悔しいですから、あのあとにJeonDDing選手の対策を重ねていたんですよ。それが今回、たまたまなんですが勝ち抜き戦で活きたのは嬉しいですし、チームの勝利に貢献できたことも、対策していてよかったと思います。

――また今回大きな活躍をした、B選手の戦いぶりはどうでしたか?

チクリン MVPでしょう。すごい何かを持っていますよね。普通、いきなり日本代表として戦うとなったり、大事な場面で対戦しなくちゃならないとなったら、緊張して思うように動けませんよね。そんな緊張も感じさせないくらい、自分の動きがしっかりとできていて、メンタルの強さもある選手だと思いました。まあ彼はまだ18歳とのことですので、今後の活躍も見たいです。個人的には、ぜひプロを目指してほしいくらいです(笑)。

――今回の大会でいちばん印象に残っているシーンはありますか?

チクリン やはり、観客の皆さんの応援です。ホームなので韓国チームには申し訳ないですが、観客の皆さんの声援がいちばん僕たちの力になったと思っています。本当に、応援ありがとうございました。

 

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B

――予選を勝ち抜き、みごと日本代表選手のひとりに選ばれましたが、その感想を教えてください。

B じつは今日、好きなアーティストのライブの予約をしていたんですよ。それくらい、代表選手になりたいというより大会で対戦したいから参加したって感じで(笑)。だから、「えぇ!? 僕が代表に!?」って素直に驚きました。もちろん、ライブはキャンセルの連絡を入れました。

――日韓戦のMVPを挙げるならば、誰もがB選手を挙げると思います。まずは、KNEE選手を2度も破ったことについてですが、対戦してみていかがでしたか?

B まあ、KNEE選手は登場したてのニーガンを使うっていうハンデがあったと思うので、フルパワーのKNEE選手ではないですよね。ただ、それでもKNEE選手を倒したことには変わりはないと思っているので、正直メチャクチャ嬉しかったです。

――ライフ戦での勝利後、勝ち抜き戦でリベンジに燃えて再度対戦……というシーンもありましたよね。

B 「またKNEEさんか……」と、心底震えていました。KNEE選手は即座にその場で対策を重ねてくるタイプなので、絶対負けると思っていました。ですが、日本代表選手の皆さんが後ろからアドバイスをくれて、それが対戦に生きたんですよね。本当に、すごく心強かったです。

――具体的にはどんなアドバイスをいただきましたか?

B 僕の使うアリサは、中距離からの攻撃や横移動による回避など、機動力を生かした戦いが得意です。だからこそ、「KNEEは絶対にその強みを分かっているから、横移動は止めて後ろに下がれ」など、そういった言葉をいただきました。

――また、連勝を重ねるDimebackを止める活躍をみせましたよね。ノリに乗ったプレイヤーと戦う、プレッシャーみたいなものは感じなかったのでしょうか?

B 先に2本取られて、「やべーな」となったんです。ですが後ろからAOさんが、「動きが硬くなっている。お前は自分の『鉄拳』をやれ」と、自分本来のプレイスタイルを出せていなかったところを気づかせてもらいました。そこから一気に3ラウンド取れたので、本当に先輩たちには感謝です。僕が活躍できたのは、すべて後ろにセコンドに付いてくれた皆さんの力なんですよ。

――実際、プロライセンス保持者たちに囲まれての大会はいかがでしたか?

B 僕より10歳近く年上の先輩たちが多い中ですから、正直最初はメチャクチャ怖かったですよ(苦笑)。そんな中、ノロマさんや破壊王さんが気を遣ってくれてるのか、すごくたくさん声を掛けてくださったりして。少しだけ緊張が解けた中で、KNEE選手を倒してからは、本当に皆さんが快く迎え入れてくれた感じがして、とても嬉しかったです。

 

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Rangchu

――今回、残念ながら敗北となってしまいましたが、日本代表チームと戦ってみた感想をお聞かせください。

Rangchu 日本のプレイヤーはどんどん力を付けてきて、もう韓国に追いついたといっても過言ではありません。韓国のプレイヤーたちは、もっともっと緊張感を持たないとダメでしょう。韓国が世界最強と謳われる中で、もっと努力を重ねなくてはいけません。

――もう、韓国が最強という時代は終わりつつある?

Rangchu “EVOJAPAN 2019”の結果などから見ても、そう言えると思います。優勝した身なので自画自賛のようになってしまいますが、去年のTWTの結果などを見ても、やはり韓国プレイヤーの入賞率が高く、韓国勢のほうが圧倒的に強いように見えますよね。そう思って挑んだ今回の日韓戦ですが、結果は敗北です。対戦自体に油断はありませんが、心構えや練習の面で努力が足りなかったと思います。

 

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