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【レインボーシックス シージ】プロリーグ シーズン9(Day1~Day8)チーム別Statsを公開

ハードなピーク、攻撃を得意とする超攻撃型のチーム。相手を焦らし、巧みに攻撃を仕掛けることを得意とするカウンター型のチーム。強固な防衛を得意とする堅牢型のチーム。

勢いを掴んだ際には手がつけられなくなるが、突発的なアクシデントに動揺してガタガタに崩れてしまう“若い”チーム、その逆にアクシデントにも動じず淡々と任務を全うする“熟練”のチーム、などなど。それぞれのチームには特色や個性がある。

今回公開するTeam StatsDay1-8)は、そのようなチームのカラーを見出すヒントとなるものだ。以下では、攻防別の勝率や、OpDOpening Death)を受けた際、つまり相手に先手を取られた場合と、逆に先手をとった場合でそれぞれ勝率を算出している。

基本的には上位4チームのStatsを事例に紹介するので、応援するチームがどのような傾向であるか確認してみてほしい。


野良連合

  • 順位 :1位 (勝ち点22)
  • MAP勝敗 710敗(棄権による不戦勝含む)
  • ラウンド勝敗差+3655-27
  • 防衛時勝率:82
  • 攻撃時勝率:52

現在1位の野良連合を評価すると、高い防衛成功率によって首位を守っていると言っても過言ではない。

攻撃面においても33%のラウンドPlantを成立させるなど、安定感のあるゲームメイクで勝率52%となっている。この部分も決して悪くないのだが、防衛時の勝率はなんと82。相手にPlantを達成させる回数も僅か2回と非常に少ない。

この秘訣のひとつに、高いOpK奪取率がある。OpDとなったラウンド数(以降R数)が7回であるのに対して、OpKを奪取したR数は26であった。この両者の勝率の差異が顕著であり、前者は勝率が43%であったのに対し、後者の勝率は驚愕の92%だ。つまり、多くのラウンドで高勝率となるOpKを奪取し、ゲームメイクの主導権を確保していると言える。

野良連合は後半戦に、Sengoku Gaming戦やCYCLOPS Athlete Gaming戦、FAV Gaming戦と上位との対決を残しているが、これらの試合においては、防衛時のOpKの行方に注目してほしい。

Sengoku Gaming

  • 順位2 (勝ち点20)
  • MAP勝敗620
  • ラウンド勝敗差+2754-27
  • 防衛時勝率:68
  • 攻撃時勝率:65

Sengoku Gamingは非常にバランスの取れたチームだ。攻防ともに65%以上の勝率を誇っている。堅実に試合を運ぶ傾向もあり、OpKをとったラウンドにおいては、攻防ともに183敗と86%の高い勝率であった。

また、防衛に関してはOpD caseにおいても勝ち越しており、劣勢を巻き返す安定感も有する。なお、OpD caseで勝ち越しているのはSGFAVのみだ

攻撃面にも触れてみよう。Sengoku Gaming の特徴のひとつに高いSurvive率があり、最高の平均44%となっていた。ここから考えると、多くのラウンドで人数優位を維持しゲームを進行していると考えられる。

その証左として、殲滅による勝利が多いことやPlant時の勝率が100%であることなどが挙げられる。Sengoku Gamingは負け無しの2位につけるものの、後半戦は野良連合戦やFAV Gaming戦、父ノ背中戦と上位〜中位との対決を残しているため、決して油断できない。

CYCLOPS athlete gaming

  • 順位3 (勝ち点15)
  • MAP勝敗431
  • ラウンド勝敗差+1349-36
  • 防衛時勝率:56
  • 攻撃時勝率:59

CYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)Statsは非常に見ごたえがあるものとなった。数字を眺めていても、おもしろいチームだと実感する。

前シーズンの彼らは攻撃が強い印象であったが、今シーズンは防衛時の勝率も56%と、攻撃時の59%と遜色ない数字となった

一方、前シーズン同様にOpK次第で大きく試合の傾向が変わってしまう。攻撃時のOpKに注目すると、攻撃時にOpKをとったラウンドでは、223敗とめっぽう強くPlant13回記録しているが、OpDとなると516敗と大きく負け越しPlant1回と激減する

どのチームもOpDラウンドでは勝率が下降するとはいえ、この下げ幅はプロリーグ随一だろう。防衛時もその傾向が顕著に示されている。

CAGは後半戦に野良連合戦やReV 戦、SCARZ戦と、そのほかの上位陣と比べて下位とのマッチアップを残している。また、Com選手からBlackRay選手へのロースターチェンジも既に発表されており、OpDの改善などが果たされると、初の国際舞台が見えてくるかもしれない。

FAV Gaming

  • 順位4 (勝ち点15)
  • MAP勝敗431
  • ラウンド勝敗差+1550-35
  • 防衛時勝率:61
  • 攻撃時勝率:53

Six invitationalの国内予選で、今シーズン上々の滑り出しを見せたFAV gaming(以下、FAV)だが、CAGとの直接対決で勝ち点を落とすなどやや低迷している。

敢えてこのStatsから低迷の理由を見出すのであれば、攻撃時の取りこぼしだろうか。FAVは、防衛時のOpD発生時もSGと同様に勝ち越して防衛時に高い勝率を有するなど試合巧者の色合いを見せる。また、TradeCover)の上手いチームでもあり、攻撃時のTrade/Rは出場チームで最高の数値を記録した

このようなチームは攻撃時にOpDとなっても勝率が安定すると予想したものの、その勝率はわずか18%に。さらにこれらのラウンドPlant回数に着目すると、5回はPlantに辿り着いていたが、そのうち4回もDefuseされている。この詰めの判断や精度を高めることにも期待したい。

FAVの残り3試合は、野良連合戦やSengoku Gaming戦、父ノ背中戦と苦戦が見えているが、逆転のFAVは決して諦めないだろう。

RSK Ninjas Gaming

  • 順位8 (勝ち点0)
  • MAP勝敗:008敗(棄権による不戦敗含む)
  • ラウンド勝敗差-4313-56
  • 防衛時勝率:19
  • 攻撃時勝率:28

Rsk Ninjas Gaming(以下、RNG) は、OpDをとるとほぼ勝てない傾向にある。とくに防衛時のOpDの場合は0勝であった。

RNGの残り3試合は、ReV戦やSCARZ戦、父ノ背中戦と下位のチームとの試合しか残っていないので、全勝で乗り越えられたならば残留の可能性も残っている。選手の移籍・脱退のニュースが話題となっているが、ぜひプロリーグの舞台で花を咲かせてほしい。

AFFLICT ReV

  • 順位 7 (勝ち点1)
  • MAP勝敗 017
  • ラウンド勝敗差-2827-55
  • 防衛時勝率:38
  • 攻撃時勝率:29

ReVOpKの有無に大きく左右されるチームである。とくに防衛の差が顕著で、上位のチームと比較しても、OpDラウンドの勝率がかなり低いことが現れている点に注目してほしい

残りのCAG戦、RNG戦、SCARZ戦は優位に試合を展開して挽回してほしい。

父ノ背中

  • 順位5 (勝ち点14)
  • MAP勝敗422
  • ラウンド勝敗差+846-38
  • 防衛時勝率:62
  • 攻撃時勝率:49

父ノ背中は、チャレンジャーリーグからの昇格ながらも善戦を重ね、勝ち点を14に伸ばしている。

とくに防衛で結果を残しており、62%の勝率を誇る。仮にPlantされても30%の割合でDefuseを行い、逆境をはね返しているからだろう

攻撃時に着目すると、OpK時の勝率は86%とSGに匹敵する安定感を有するが、OpD時は16%と大きく下落する。この点はCAGに非常に類似している。後半戦も同じメンバーで戦うと予想されるが、残りのSG戦、RNG戦、FAV戦でどう改善されるのか注目したい。

SCARZ

  • 順位6 (勝ち点2)
  • MAP勝敗026
  • ラウンド勝敗差-2827-55
  • 防衛時勝率:44
  • 攻撃時勝率:22

SCARZは、父ノ背中と同じくチャレンジャーリーグからの昇格組であるが、勝ち点僅かに2と苦戦を強いられている。

理由はひとつではないだろうが、攻撃時の試合運びを安定させたいところ。とくにOpD時の勝率が5%まで沈んでいることから、序盤の入りを丁寧に行うことやPlant成立後の確実性に課題があるかもしれない。

残りのCAG戦、ReV戦、RNG戦の残留に向けた戦いに期待したい。

 

 

本稿では、相手に先手を取られた場合と、逆に先手をとった場合でそれぞれ勝率を算出した。しかし、試合はそれだけでは読み取れない部分もあり、OpKでマッチの流れを掴む傾向にはあるが、決してOpKがすべてではないだろう。

また、これまでは個人statsを中心に掲載してきたが、チームという括りでstatsを取ることで、チームの特色や強み・弱点を知ることができる。これにより、チームの傾向から相性の良いチーム、悪いチームが浮き彫りになった訳だが、この記事でPL後半戦の試合予想・観戦がよりおもしろいものになると幸いだ。(工藤)

文:apoL0/編集:工藤エイム

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