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【レインボーシックス シージ】プロリーグ シーズン9(Day1~Day8)プレイヤースタッツを公開

プロリーグ シーズン9(APAC/JPサブリージョン)Day1~Day8の戦績を集計した、ミッドシーズンPlayer Statsを公開。
各項目ごとに、選手の活躍を紹介する。

『統計学が最強の学問である』という書籍がある。数年前の話題作だ。統計の数字ですべてを語ることは不可能ではあるが、万人が直感的に認識している傾向を証明することもできれば、想像もしない傾向をつかむこともできる。
我々は、日本プロリーグ界の発展に少しでも寄与したいと願い、小さな数字をひとつひとつ積み重ねることとした。プロリーグプレイヤーの方々には、成功の達成感の充足、あるいは失敗の自戒に。プロリーグ参戦を目指す競技プレイヤーの方々には目標の数字に。ファンの皆さまには、応援する選手の活躍の確認と、注目選手の発見に。それぞれの目的に応じて、活用していただければ幸いである。
以下ではJapan Pro Leagueの season 9におけるDay1からDay8までの試合の合算集計を掲載する。残念ながら1試合が棄権によって中止となってしまったが、それを除いた各チーム4試合8マップの戦績を集計した。
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AVERAGE

 

選手間の比較を行うことができるように表を作成しているが、まず表の下部をご覧いただきたい。AVERAGEという行があるが、これは全選手の平均値を示すものである。
チーム間でラウンド数に違いがあるものの、このAVERAGEの数字を超えていれば、プロリーグの中でも上位の選手であることを意味する。日々のクラン戦やトーナメント戦では導くことのできない、この平滑化された数字を出せることが、リーグ戦の集計をする醍醐味だ。

KD

 

ここからは各指標について説明しながら、優れた選手を紹介していこう。 KDという指標がある。FPSお馴染みの指標ではあるが、これはKill数をDeath数で割った値で、より抜きんでた選手を見出すことができる。チーム内でもっともKDが高い選手がそのチームのエースという認識でもあながち間違いないだろう。
今回の成績では、Sengoku GamingのYoshiNNGO選手が1.95という素晴らしい結果であった。81Round中37Deathという少ないDeathがこの後押しとなっているが、実はこの37Deathの中にはチームキルも含まれており、チームキルがなければKD 2.0だっただけに少々悔やまれる(我々は試合が決した後でのキルログもしっかりと記録している)。

KPR

続いてKPRについて紹介する。これは1Round中に平均して何回のKillをとっているかという指標である。KPRが1.0を超えれば平均して1Kill以上とっていることを意味し、非常に優秀な選手だろう。
今回の成績ではWokka選手やAnitun選手、ShiN選手の3名が1.0を超えていた。この3名は日本を代表するキルメーカーと言え、既にWokka選手とShiN選手が世界の舞台でも名を挙げていることを考えると、Anitun選手も近い将来、世界に名を轟かせるプレイヤーとなるかもしれない

SURVIVE

 

SRVも注目すべき指標だ。これは‟SURVIVE”という単語の略称であり、各ラウンドで最後まで生き残っている割合を示す。上位のチームの選手は必然的に高く、下位のチームの選手は低くなるため、本来はチーム内の選手を比較することに向いた指標である。
今回のSRVの全体平均は0.31であるが、やはり首位の野良連合やSengoku Gamingの選手は、ほぼ全員が平均0.31を超えている。
とくに、ReyCyil選手とRamu選手、YoshiNNGO選手が0.50 overだった。キル取り役の選手はこのSRVが低くなる傾向があるため試合中は目立たない場合もあるが、このような選手が試合のキーマンと呼べるだろう

OpK,OpD

続いて、OpKとOpDについて紹介する。これは、そのRoundで一番最初(Opening)にKillをとった回数、その逆に一番最初にDeathした回数を示す。
OpKとOpDは表裏一体であり、攻撃時のエントリー役の選手や、防衛時の遊撃役の選手など、序盤に敵と遭遇する回数の多い選手が双方ともに高くなりやすい。
また、OpKとOpDの合計値を見ることで、それぞれの選手のロールを想像する楽しみ方もある。今回のスタッツを見てみると、父ノ背中のKakitare選手は20回のOpK、ShiN選手が18回のOpKを記録していた。またOpKとOpDの収支に着目すると、Merieux選手が+11と優秀な成績を収めている。
OpKを取ったRoundは勝率が上がることが知られており、試合観戦の際にはこれら の数字が⾼い選⼿を注⽬してみるといいだろう。

Explosive Power

続いて、爆発力を示す2+、3+、4+などの指標について解説する。ACEは言わずと知れた5人抜きであるが、4+については4Kill以上したRound数を意味する。同様に3+は3kill以上したRound数である。
この数字が大きい選手は爆発力を備えた選手と言える。例えば、Anitun選手やKenki選手、ShiN選手が3+を8回以上記録しており、RiskivzyAt’z選手、Ramu選手は1試合少ないながらも高い数字を示している。名前を挙げてみてもやはり高い人気を誇る選手が集まっており、「爆発力=スター性」なのかもしれないと納得させられる結果でもあった。
一方、我々としては1+にも注目してもらいたいところだ。これは1Kill以上のRound数であるため、先ほどと比べると少し地味に感じるだろう。しかしながら、これは選手の安定感を示す指標とも言える
試合を構築する上では、5Roundに1回の割合でエースをとる選手よりも、1Roundで確実に1Killをとることのできる選手の方が計算できるという意見もあり、1+の数字をRound数で割ると、その安定感が見えてくる。
例えば、FAV gamingのAfro選手は1+を54回記録しており、実に62%のRoundでkillを達成していた。同様にShiN選手、Anitun選手も高い数字を示していたが、もっとも高い比率であったのはWokka選手の67%であった。

KOST

続いて、KOSTについて紹介する。これはSiegeGG(https://siege.gg/)を参考に算出した値である(SiegeGGの算出⽅法と異なる可能性があるので注意)。
KOSTは、0~1の範囲をとり、1に近づくほど試合に貢献しており、0に近いほど無駄死にをしていることを意味する(ただし、防衛での時間稼ぎや攻撃での割職といった重要な任務の評価は含まれていない)。
SRVと同様に上位のチームの選手は必然的に高くなる指標であり、本来はチーム内での比較に向いた指標だ。今回の全体平均は0.58であり、この数字を超えていると、より試合に貢献しているとみなすことができる。
チーム内でのばらつきがある場合は、何らかの課題を有している可能性があるため、コーチによる指導や反省会によって対応を図っていくことが望まれるだろう

HS%

 

最後にHS%について説明する。言わずと知れたHead Shot Percentageであり、エイムの強さを示す指標。算出の際には「銃によるKillを占めるHead Shotの割合」となるように、近接キルやガジェットキルを分母から除いている。
30kill以上した選手に着目すると、もっとも高いHS%はshu選手とMerieux選手、KemicaL選手が記録した63%。また、前シーズンから高いHS%を示しているRiskivzyAt’z選手は62%だった。
今回公開した指標もまだ一部。次回は今回のスタッツを攻防別に分離したものを公開する予定だ。
(文:apoL0/編集:工藤エイム )

各項目の説明を以下に記載しております。

  • R……ラウンド数
  • K……キル数
  • D……デス数
  • KD……キルデス比(デスに対してのキル数の割合)
  • KPR……1Round中に平均して何回のKillをとっているかという指標
  • AtKD……攻撃ラウンドでのキルデス比
  • DfKD……防衛ラウンドでのキルデス比
  • SRV%……生き残ったラウンドの割合
  • Trade/D……トレードキルの割合(自分のDeathの3秒以内に、味方が自分をキルした敵をキルと定義。報われた犠牲であるかどうかを測っており、数値が高いほどトレードキルが成功している)
  • HS%……ヘッドショット率(なお、このデータの計算の際には、分母のキル数から近接キルやガジェットキルなどの銃以外によるキル数を減じている)
  • OpK……オープニングキル数(ラウンド間で一番最初にキルをした回数)
  • OpD……オープニングデス数(ラウンド間で一番最初にデスをした回数)
  • Explosive Power……例:4+は4Kill以上したRound数
  • Plant……ディフューザー設置数
  • Defuse……ディフューザー解除数
  • 1vX……クラッチ数(1v2以上をカウント。1v1は含まない)
  • KOST……0~1の範囲をとり、1に近づくほど試合に貢献。0に近いほど無駄死にをしていることを意味する(防衛での時間稼ぎや攻撃での割職といった重要な任務の評価は含まれない)

 

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