ファミ通AppVS 業界ニュース

【フォートナイト】国内初の賞金付きマッチ ‟Crazy Raccoon Cup”開催! 各社提供の豪華賞品にも注目!

Epic Gamesがサービス中の人気バトルロイヤルTPS『フォートナイト』。

本タイトルにおいて、2019年1月13日に、プロゲーミングチーム‟Crazy Raccoon”(クレイジーラクーン)が、国内では初となる賞金付きマッチ‟Crazy Raccoon Cup”を開催した。

国内初!賞金総額100万円のカスタムマッチ

賞金総額100万円が用意されていた本大会の対戦ルールは、事前抽選で選ばれた一般プレイヤーと、招待選手がカスタムマッチのソロで3戦を行い、各試合でビクトリーロイヤルをかけて火花を散らすというもの。

それぞれの試合にビクトリーロイヤルの賞金として33万円、さらに特定の招待選手を倒すと下記の商品が贈られる特別賞、注目プレイヤーに日清カップヌードル1年分が贈られる副賞が用意されていた。

本大会は、『フォートナイト』がサービス中の全プラットフォームから参加できるため、幅広いプレイヤー層が一挙に集い100万円賞金と各社提供の副賞をかけた激戦が展開された。

IMGP2455_compressed
(左)平岩康佑氏、(右)‟リテイルローのおじさん”

実況解説は、元朝日放送テレビアナウンサーの平岩康佑氏、Crazy Raccoon所属のうゅりるらの放送でお馴染み‟リテイルローのおじさん”が務めた。

さらに、同年2月、3月にも次なるCrazy Raccoon Cupへの切符をかけた予選を行う予定であることも発表。次回の開催にも期待したい。

豪華副賞を紹介

前述した本戦に参加者である実況者Vodka(ボドカ)をキルすることで、Crazy Raccoonのスポンサー企業である、XLARGE、ユニットコム、ジェイテクト各社提供の副賞が進呈された。

IMGP2442_compressed
1試合目 XLARGE提供:10万円相当の福袋
2試合目 ジェイテクト提供:ペア沖縄旅行(交通費 / 豪華ホテル付き、自動運転体験会)
3試合目 ユニットコム提供:Crazy RaccoonコラボPC
IMGP2443_compressed

Crazy Raccoonのスポンサー各社からの賞品に加え、解説者らの独断と偏見によって決定された注目選手には、日清賞としてカップヌードル1年分が進呈された。

今回Epic Gmaes Japanから参戦した日本語プロデューサーである、ロブ・グレイ氏を撃破したプレイヤーには『フォートナイト』Tシャツ、まいぜんシスターズをキルすると、Crazy Raccoonグッズなどが贈られた。

開催概要

開催日時:2019年1月13日(日)18:00 ~ 21:00
開催形式:オンライン / カスタムマッチ
賞金総額:100万円 + 各社副賞
参加人数:招待選手 30名~50名  / 一般参加者 40名 ~ 60名
配信:Crazy Raccoon公式Youtubeチャンネル
実況解説:
平岩康佑、リテイルローのおじさん(実況解説のみ、e-sports square AKIHABARAより配信)

実施プラットフォーム:PC / プレイステーション4 / Xbox / Nintendo Switch / スマートフォンアプリ

【レギュレーション】

全3試合をソロモードにて行い、各試合の順位を競う

賞金・副賞

賞金
各試合ビクトリーロイヤル 33万円
副賞
ボドカ撃破賞:XLARGE提供  10万円相当の福袋
ボドカ撃破賞:ユニットコム提供  Crazy RaccoonコラボPC
ボドカ撃破賞:ジェイテクト提供  ペア沖縄旅行
日清賞 カップヌードル1年分
Epic Games賞 『フォートナイト』Tシャツ
まいぜんシスターズ撃破賞 Crazy Raccoonグッズ&豪華賞品

参加者一覧

DwtyySOUUAAuw1x
出典:Crazy Raccoon公式Twitter

「ゆくゆくは1ヶ月に1回開催することを目標に」

今回、Crazy Raccoonを運営するSamurai工房の代表者である、高野大知氏にインタビューを敢行。

2018年4月にチームを発足以来、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気チームを運営する高野大知氏に、チーム創設の経緯、国内初の賞金付きマッチを開催した背景などを語っていただいた。

高野大知氏インタビュー

――2018年4月にチームを正式発足されました。チームを作られた経緯をお伺いさせてください。

高野氏 もともとプレイヤーとしてゲームを楽しんでいました。その過程で、色々なプロゲーマー達と交流を持つようになり、話を聞いているうちに、プロプレイヤーに対するサポート環境が整っていないと思うようになりました。

いまの日本のesportsの盛り上がりとは別に、企業としてプレイヤーをしっかりとサポートする環境作りが出来ているチームが少ない、ということに気付きました。ならば、いっそうのこと自分でチームを作ろうと思ったのがきっかけです。

 

――Crazy Raccoonが目指すesportsや選手像とは、どのようなものでしょうか。

高野氏 各プレイヤーが「ゲームが上手い」というのは大前提ですが、その上にしっかりとインフルエンス能力を持った選手たちが活躍することを目指しております。

 

――インフルエンス能力というワードが出ましたが、昨年11月のファンミーティングは、チケットが即売り切れだったと記憶しています。
さらに、女性ファンも多く参加されていたことを考慮すると、Crazy Raccoon所属の選手の皆さんのインフルエンサーとしての能力は、非常に高いのではないでしょうか。

高野氏 正直なことを言いますと、かなり多くの女性ファンの方々に応援していただいている現状に、とてもビックリしました。

プレイヤーの動画制作や、配信での言葉遣いや配慮、ロゴやヘッダーキャラクター等を細かくこちらでプロデュースした努力が、女性の方々にも応援してもらえるチームに成長した、という結果に繋がっているのだと感じています。

 

――大きなファンベースがあるだけでなく、スポンサーにも名だたる企業が勢ぞろいしています。チーム発足から短期間でスポンサーを獲得した秘訣を教えてください。

高野氏 「俺たちは強い!」、「大会で優勝した!」など抽象的なメッセージではなく、同時視聴人数やチャンネル登録、購買数などの数字を基に企業様とお話をしています。

具体的な数字を示すことで、企業様にとって、esportsという市場のビジョンがより見やすいものになる、というところに要因があるかと考えています。

 

――豪華副賞もたくさんあった本大会は、『フォートナイト』における国内初の賞金付き公式マッチとなっていました。どうマネタイズされているのでしょう。

高野氏 企業秘密ですし、大赤字です(笑)

 

――なるほど……。それでは、今回の賞金付きマッチは、今後の‟Fortnite World Cup”への布石を打ったということでしょうか。

高野氏 それもありますが、視聴者やプレイヤーにいち早く「賞金付き大会」を提供したかったという想いが強いです。今後も定期的に開催する予定ですし、ゆくゆくは1ヶ月に1回開催することを目標にしています。

 

――最後に、チームとしての目標をお聞かせください。

高野氏 日本ではもちろんですが、世界でも圧倒的な実力をもって‟Fortnite World Cup”を優勝し、それぞれがしっかりと人気のあるプレイヤーに育っていくことが目標です。

賞金総額100万と豪華副賞の行く末はいかに

ここからは、全3試合の各ビクトリーロイヤルの瞬間とハイライトをお届けする。

Crazy Raccon選手同士のバトルや、人気実況者による激戦は、『フォートナイト』ファンならば必見の内容となっていた。

各試合のビクトリーロイヤル

第1試合

01_compressed
記念すべき初戦ビクトリーロイヤルの瞬間

一般応募プレイヤーで、実況者としても活動している、あかいろ(CA.Aka)がビクトリーロイヤル。

終盤にエリアが移動した先で相手プレイヤーと鉢合わせて1対1という局面で、冷静にポンプアクションショットガンをヒットさせ勝利した。

02_compressed
Crazy Raccoon選手同士の戦いもあった

試合中盤には、ほかのプレイヤーを狙っていたリズアート(CR.RizArt_o)にフランシスコ(CR.Francisco)が壁越しに忍び寄って漁夫の利を得る場面も。

リズアートがほかのプレイヤーを攻撃するのを横からじっくりと待ち、銃撃戦が始まって隙が生まれたところで壁を編集して手痛い一撃を与えた。

第2試合

03_compressed

2試合目を勝ち取ったのは、Crazy Raccoonでコーチとして選手をサポートするWidow(CR.Widow)。

移動する最終エリアにいち早く移動して、上から攻めてくる相手プレイヤーを待ち構え、最後は地上での撃ち合いに持ち込んで激戦を制した。

04_compressed
シーズン7から追加された‟X-4ストームウイング”での駆け引きが行われる場面も多く見られた

Arisakaaa(CR.Arisakaaa)はX-4ストームウイングの翼に乗って索敵したり、みずから後ろの敵を攻撃するテクニックを披露。実況解説の平岩康佑氏、リテイルローのおじさんを沸かせていた。

第3試合

05_compressed

最後のビクトリーロイヤルはEditor.ろむ。

相手よりも上に位置取り動きを封じ込め、相手が壁を編集して動き出そうとしたところを急襲して一撃で仕留める見事なプレイでビクトリーロイヤルをもぎ取った。

06_compressed
2試合目でボドカ(Riddle Vodka)がストームに飲まれてノックダウン。
これにより、3試合目のボドカ賞には2試合目の賞品がプラス。
実況解説からは、「約50万円がボドカの方に乗っている」とのコメントもあった。

アクシデントにより、さらに豪華なラインナップとなったボドカ賞を手にするプレイヤーに注目が集まる中、ボドカが招待選手のRiddle まぅふぃんと接敵。

まぅふぃんの巧みな攻めで残りHP1まで削られたところで、横からCornnに撃ち抜かれ、ボドカ賞はCornnの手に渡った。

07_compressed

記者の目

昨年から世界中のesportsシーンで盛り上がりを見せる『フォートナイト』。

昨年10月には賞金総額10億円の対戦シリーズ“Fall Skarmish”(フォールスカーミッシュ)が開催されるなど、大会の規模はますます大きくなっている。

そんな中で開催された本大会は、賞金総額100万円と、規模としてはそれほど大きなわけではないが、『フォートナイト』では国内初開催となる賞金付き大会だった。

これは、海外に後れを取っている国内のeスポーツ業界にとっては大きな一歩だ。

『フォートナイト』という幅広い年齢層に親しまれるゲームでesportsの大会が開催されたことで、国内でもesportsがより身近な存在になったと感じる。

今後もこうした取り組みを続け、Crazy Raccoon Cupに限らず、国内でさまざまな賞金付き大会が継続的に開催されれば、日本がesportsで海外と肩を並べられるようになる日は遠くないはずだ。

(ライター:河合ログ / 編集:平井)

新着記事ランキング

過去24時間のPV数が高い記事(毎時更新)

ゲームタイトルランキング

過去24時間のPV数が高いタイトル(毎時更新)

新着記事をもっと見る

注目の大会をもっと見る