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【ストV AE】「この時期はみんなモチベーションが高く、ゲームが楽しいです」カプコンカップ直前のときどインタビュー

AbemaTVで好評放送中の“ウルトラゲームステーションズ ストV AE”。本番組は、ときどや藤村など、『ストV AE』のプロゲーマーによって構成された“チームウルステ”に挑み、見事に勝利したら賞金100万円を獲得できるという格ゲーガチンコ対戦番組だ。

今回は、番組に出演するときど、藤村、ガチくんにインタビューする機会をいただくことができた。本稿では番組の見どころや目前に迫ったカプコンカップへ向ける意気込みをときどにうかがったぞ。

カプコンカップ2018概要

年間を通じて世界各地で行われたカプコンプロツアーのランキング上位者たちが集結し、世界一の座をかけて戦う『ストリートファイターV アーケードエディション』の公式世界大会。

■場所:アメリカ・ラスベガス
■日時:現地時間2018年12月14日~12月16日
■優勝賞金:約25万ドル
■英語配信チャンネル:Twitch1Twitch2
■日本語配信チャンネル:OPENREC(最終予選)OPENREC(決勝大会DAY1)OPENREC(決勝大会DAY2)
※カプコンカップ公式サイト

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収録まえに快くインタビューに答えてくれたときど(右)と藤村(左)。
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レッドブルアスリートのユニフォームもなじんできたガチくん。

ウルトラゲームステーションズ ストV AE概要

AbemaTVの格ゲーガチンコ対戦番組。挑戦者が“チームウルステ”の3人を倒すと賞金100万円を獲得できる。
チームウルステ:先鋒はつめ、中堅マゴ、大将ときどor藤村

※12/13#2告知ページはこちら

Q、カプコンカップ2018の自信は?
ときど「今回はきついですね。なんとかあがこうとがんばっています」

――まずは間近に迫った『ストV AE』公式世界大会カプコンカップ2018への意気込みをお願いします。

ときど こういった大会の前は自信満々なことを言うようにしているのですが、今回はきついですね。もう組み合わせが決まり、苦手な相手に当たることがわかったので、なんとかあがこうとがんばっているところです。

――準備期間は苦手の克服に充てているといった感じでしょうか?

ときど はい、ふだんあまり勝てていないプレイヤーと戦わないといけないんですよ。それを本番までにどうするかというところですね。

――なるほど。EVOやRed Bull KumiteではProblem-Xに敗れています。その対策もしているのでしょうか?

ときど Problem-Xは組み合わせの遠いところにいるため、ほとんど対策はしていないです。彼とは過去の大会で負けたあとにすこし対戦したのですが、いままさに根を詰めてベガ戦をやってるかと言われると、そうではないですね。

――対戦する可能性の高いプレイヤーを重点的に考えているということですね。

ときど 出場者はみんな強いので、そうなってしまいますね。僕のこの大会への取り組み方としては、目先のプレイヤー対策が優先になります。

――その点ではEVOのようなオープントーナメントの大会とはかなり異なる準備になりますよね。

ときど EVOはふつうの大会と同じで、優勝するための作戦が立てづらいです。事前に組み合わせが発表されるカプコンカップは、準備のやりようによって勝率をあげられるルールですし、賞金が高額なので、出場選手はみんな気合いを入れて準備をしている感じがしますね。この時期はみんなモチベーションが高く、自分も引っ張られてゲームをやるのが楽しいですよ。

――ではトーナメント全体を見て、ときどさんご自身が優勝できる確率はどれぐらいだと思いますか?

ときど うーん……、5%ぐらいでしょうか。少なくとも平均以上ではあると思っています。

――今年はCPTポイントランキングで1位になりましたが、これは目標にしていたのでしょうか?

ときど 一応目標にしていました。途中は藤村がだいぶ抜けていてきびしいかと思いましたが、1回いい成績が出て運良く抜かせてからは、何がなんでもキープしてやろうと思ってがんばりました。

――その目標を達成した手応えや感想はいかがですか?

ときど いままでずっと1位になれたらいいなと思っていたのですが、去年までは2位止まりだったので、今年ようやく達成できて素直にうれしいですね。今年はかなり足を使っていろいろなところを飛び回り、その結果の1位は今後の自信にもつながります。加えて、去年までのカプコンカップは、ランキング1位は前日予選通過プレイヤーとあたる組み合わせでしたが、今年からルールが変わって事前に1回戦の相手がわかるようになりました。その点を含めて、がんばって1位になってよかったと思います。

――今年はEVOの2位、CPTランキング1位と良い結果を残していますが、カプコンカップの成績次第ではまたウメハラさんへの挑戦が実現しそうでしょうか?

ときど 空気的に表立ってやることはおそらくないかもしれません。というのは、ウメハラさんが「また勝っちゃって実績泥棒になったらダセェしなぁ」と言っていたんですよ。この人まったく負ける気がないんだなって思いましたよね(笑)。

――そうなんですか(笑)。再挑戦を楽しみにしているファンは多いように思います。

ときど あとはタイミングもありますね。今年のはじめに獣道でガチ対戦をやらせてもらえたのは、ゲームの調整のタイミングやその他のお膳立てができていたんですよ。そういった条件が整っていれば僕はやりたいですし、ウメハラさんもやってもいいと思うかもしれません。なのでまだわからないですね。ただ、あの発言は僕はムカつきました(笑)。

Q、100万円を背負うプレッシャーはありますか?
ときど「立て続けに負けるわけにはいかないなと」

――次にウルトラゲームステーションズについておうかがいします。こういった収録番組は、ふだんの大会とは印象が大きく違いますよね。その違いはゲームプレイに影響しますか?

ときど かなり違いますね。自分たちが負けると、自分のお金じゃないところから賞金が出ていくというのが、いいのかなあと思いながらプレイしていた部分はあります。

――100万円を背負うプレッシャーということでしょうか?

ときど 前番組の“賞金首”の時には挑戦を受ける側が強くて負けなかったのですが、この番組になってからはさっそくガチくんに負けて100万円を許してしまい、立て続けに負けるわけにはいかないなという気持ちになりました。賞金もそうですし、ガッツリした対戦ルールで何回も負けるのはよくないですよね。

――番組を楽しくみるためのポイントはどんな部分でしょうか?

ときど 勝負事であればなんでもそうなのですが、楽しむには感情移入することだと思います。ゲームの画面だけを見て楽しんでもらうのはなかなか難しいですし、この番組がプレイヤーの背景を作り込んでくれるのであれば、そこを注目して見てほしいですね。格闘ゲームのプレイは考える時間が極端に少ないため、プレイヤーの性格が出ます。その部分でその人の背景が感じられるんですよ。見る人が見れば、「あ、こいつこういう奴だな」ということがわかるようになるので、そこまで楽しんでいただけたらすごいおもしろい観戦になると思います。

――最近はesportsが話題になる中で、こういった番組で格闘ゲームが題材になることに関してはどのように感じていますか?

ときど 格闘ゲームはプレイヤーが個性的だから勝負がおもしろいと思っています。そういうところを撮っていただいているということはありがたいですね。自分たちで発信しているだけでは届かないような、幅広い層へ向けて、「こんなにおもしろい奴らが真剣にゲームをやってるんだ」ということが伝わればうれしいです。プレイヤーは不器用な人が多く、ただゲーム画面を映すだけでは表現しきれない魅力が絶対あるんですよ。そういう部分を、番組作りのプロたちの助け舟を得て発信できるのは、意義のあることだと思います。

――ありがとうございました。最後に読者へのメッセージをいただけますか?

ときど 最近は格闘ゲーム番組を含め、いろいろなことをやらせていただける機会にめぐまれています。この波はもしかしたら二度とないチャンスかもしれないですし、みんなで盛り上げていけたらいいですね。全力で楽しんでいきましょう!

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記者の目

当初予定されていたトーナメントでは、ときどの1回戦の相手はクロスオーバー(豪鬼)だった。しかし、諸事情によりクロスオーバーが辞退し、1回戦の相手が急遽UAEのAngry Birdに変更。ときど対Angry Birdは、先日実施されたRed Bull Kumiteではときどが勝利しているが、じつは練習ではかなり苦戦していた相手だ。対戦相手の急な変更から十分な対策を練る時間を割けないだけに、不安な立ち上がりとなりそうだ。また、番組では100万円のプレッシャーよりも真剣勝負で立て続けに負けることの方が許されないといったことを語っており、ときどの勝負師としてのプライドを懸けた戦いに注目したい。(豊泉)

取材:ライター H.H

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