ソニー・インタラクティブエンタテインメントよりプレイステーション4版が発売中のミリタリーFPS『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』。
2018年10月30日(現地時間)に初の大型アップデートが実施され、武器の強化・弱体化、アタッチメントなどに大幅な調整が行われた。そのアップデートにあたるパッチ1.04以降は、前回の記事で紹介したいわゆる‟強武器”にも下方修正が適用されている。
本稿では、海外の有名YouTuberであるTheXclusiveAce氏が動画を投稿し、パッチ後のおすすめカスタムを公開しているので、翻訳しお伝えする。
※記事は2018年11月8日の情報であり、武器・パークの性能はパッチによって調整される可能性があります。
マルチプレイヤーで使うべき武器5選!
上記の動画は、TheXclusiveAce氏がパッチ1.04後に視聴者から寄せられた「どの武器を使うべきか教えてほしい」というリクエスト応え、自身のクラスセットアップを公開したもの。
前回の‟キルタイム”(※1)の比較ではなく、個人的な好みによって組まれた武器構成のため、「あくまで参考程度に留め、プレイヤー各位でそれぞれのスタイルに合ったカスタムを使用してほしい」と同氏が述べている。
ここからは、動画で紹介されたクラスとともに、筆者ならどう組みかえるかを記載していく。
各ウェポンカテゴリーのスプリントアウト(※2)
カテゴリー | スプリントアウト |
アサルトライフル | ~300ミリ秒(0.3秒) |
タクティカルライフル | ~300ミリ秒(0.3秒) |
サブマシンガン | ~250ミリ秒(0.25秒) |
ライトマシンガン | ~325ミリ秒(0.325秒) |
パーク2‟ガンホー”は、スプリントアウトを短縮する効果を持っているため、TheXclusiveAce氏は優先的に装備している。
※1:キルタイム……敵をキルするまでに要する時間
※2:スプリントアウト……プレイヤーが走っている状態から武器を射撃するまでに要する時間のこと。サイトを覗き込む(以下、ADS)のではなく、スプリント時にトリガーボタンを入力してから弾薬が射出されるまでの時間を意味している。
MADDOX RFB

■ アタッチメント:クイックドロー1&2、ストック、ファストマグ
■ パーク:ガンホー、デッドサイレンス
近距離において圧倒的強さを見せるMADDOXだが、サイト覗き込みまでの時間(以下、ADS時間)とリロード時間が、アサルトライフルの中でもっとも長い。
上記のふたつの弱点をカバーするため、アタッチメントにADSを高速化する‟クイックドロー”と、リロードを短縮できる‟ファストマグ”を装着。さらに、スプリントアウトを短くする効果を持つパーク‟ガンホー”を使用している。
マップを走り回ることを前提にしているので、パーク3は移動音を最小限に抑える‟デッドサイレンス”が有効的なチョイスだろう。
連続キルストリークを狙うならスカベンジャー

‟ファストマグ”を外し、‟リフレックスサイト”、パーク1に‟スカベンジャー”を装備した。
射撃レートの高いMADDOXは弾薬消費スピードが速いため、その点をカバーするために‟スカベンジャー”を付けている。これにより、連続キルストリーク(連続キル)を狙って立ち回りやすくなるだろう。
なお、リフレックスサイトを用いたのは、単に標準のサイトが見づらいため。
AUGER DMR

■ アタッチメント:大口径1&2、ファストマグ、リフレックスサイト
■ パーク:スカベンジャー、ガンホー、デッドサイレンス
頭部・胸より上のダメージを増幅させる大口径、マガジンに装填されている弾数・長いリロード動作をカバーするファストマグをピックアップ。
大口径をふたつ付ける理由として、胸部~頭部に2発銃弾をヒットさせるだけでキルを取れ、距離によるダメージ減衰が著しいセミオートウェポンであっても、全距離においてその威力を発揮するためだ。
サイトを標準からリフレックスに変えているのは、接近戦を考慮していることが理由として挙げられる。
ワントリガーで‟敵を溶かす”クラス

■ アタッチメント:大口径1&2、オペレーターMOD‟ダブルタップ”
■ パーク:スカベンジャー、ガンホー
前述の通り2発キルを実現するための大口径に、武器を2点バーストへ変更できるオペレーターMOD‟ダブルタップ”を組み合わせた。これによりワンバーストで相手をキルできるので、ぜひ‟敵が溶ける”ような感覚を体験してほしいところ。
しかし、ダブルタップまで至るには、少々険しい道のりが待ち構えている。と言うのも、オペレーターMODを解放するには、武器レベルを最大まで上げる必要があるので、強制的にひとつの武器を使いこまされることになる。
この試練を乗り越えた者のみが手にできる強武器と言っても過言ではない。
VAPR-XKG

■ アタッチメント:ストック、大口径、ラピッドファイア
■ パーク:スカベンジャー、ガンホー、デッドサイレンス
キルタイムを比較する記事で上位に位置したVAPRだが、パッチ1.04により弱体化。ヘッドショットの威力に下方修正が入ったものの、いまだに強力な武器のひとつだ。
アタッチメントは、‟ラピッドファイア”で基本レートを上昇させ、大口径の効果で頭部へのダメージが1.4倍になり300ミリ秒以下のキルタイムが実現できることから、これらふたつを選定。
筆者もまったく同じ武器・パーク構成を多用しているが、その恩恵にあずかる場面が多いと感じる。
VKM 750

■ アタッチメント:大口径1&2、クイックドロー
■ パーク:エンジニア、ガンホー
VAPR同様にパッチ1.04で下方修正されたVKMだが、その威力は健在。
頭部・胸部へのダメージを底上げする‟大口径”、ライトマシンガンのゆったりとしたADS時間を考えクイックドローを着用している。
サブにランチャー、パーク1に‟エンジニア”を装備しているのは、相手のスコアストリークを破壊することで、より効率的にポイントを取得し自身が高位のスコアストリークを獲得するためである。
圧倒的高火力のライトマシンガン

■ アタッチメント:大口径1&2、クイックドロー、ラピッドファイア
■ パーク:ガンホーのみ
スコアストリークを壊す前提を取り払い、撃ち合いに特化させたカスタム。
高い攻撃力に加え‟ラピッドファイア”で連射速度を向上させることにより、さらにキルタイムを短縮する狙いがある。しかし、高レートと引き換えにリコイル制御が難しくなるデメリットも。
TITAN

■ アタッチメント:クイックドロー、ストック、拡張マガジン
■ パーク:エンジニア、ガンホー、デッドサイレンス
■ ギア:COMSECデバイス
TheXclusiveAce氏が「戦況を変えたいときに使う」と述べているクラス。
エンジニアとロケットランチャーで敵の装備・スコアストリークを感知し破壊。さらに、ギア‟COMSECデバイス”を使用することで、自身のスコアストリーク入手に必要なコストを減少させている。
TITANもパッチ1.04で弱体化し、ヘッドショットダメージ、ストックのADS中の移動速度が減少した。だが、全距離において4発で敵をキルできるため、強武器のひとつであることは変わらない。
全距離に対応、オールラウンダーな取扱いが可能

■ アタッチメント:クイックドロー、ストック、拡張マガジン
■ パーク:スカベンジャー、ガンホー、デッドサイレンス
■ ギア:スティムショット
VKMで提示したカスタムと同様、スコアストリークを撃ち落とすことは考えずに、銃撃戦を重視している。
‟クイックドロー”+‟ガンホー”でスプリントアウトとADS時間を極限まで削り、真正面で会敵した場合にも撃ち勝つことのできる想定。装弾数が多いのでパーク‟スカベンジャー”は不要であると前提し、対戦相手が持っている装備に合わせて変更してもいいだろう。
このように、自身の好み・プレイスタイルに合わせてアタッチメントやパークを組み合わせていくのが、上達への一歩になるはずだ。
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