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【CoD: WWII】”TGS 2018” 大会を制したのはLibalent Vertex! CODプロ対抗戦グランドファイナルリポート!

プロチーム6団体によるプレイステーション4用ソフト『コールオブ デューティワールドウォーII』を用いた賞金総額1000万円のesports大会“『CoD: WWII』プロ対抗戦”(以下、CODプロ対抗戦)。
その優勝チームを決定するグランドファイナルが、2018年9月22日”東京ゲームショウ2018”(以下、TGS2018)にて行われた。

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スケジュール・結果まとめ

配信サイト:Youtube

FaZe Clan所属、Attachがサプライズゲストとして登場!

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大会開始前にはFaZe ClanのAttachがスペシャルゲストとして登場。

「非常にクオリティの高い試合が見られると期待している」と、日本選手へ応援のコメントを送り、会場の気勢を高めた。

また、今後のesportsについて「今年はいい成績を収められたので、来年も頑張りたい。いま、新モードのブラックアウトを非常に楽しんでいる。今後、種目として起用されることがあれば、よりエキサイティングなシーズンになることは間違いないだろう」と語っている。

FaZe Attachのインタビューはこちら!!

CODプロ対抗戦優勝はLibalent Vertexが圧巻の勝利!

半年間にわたって開催されたグランドファイナルを制したのはLibalent Vertex。予選での下馬評を大きく覆し、3-0での優勝という、輝かしい戦績を残した。

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見事優勝を果たしたLibalent Vertexには,賞金800万円が贈呈。さらに副賞として、小型プロジェクタXperia Touchと、発売前のプレイステーション クラシックが贈られた。

優勝チーム:Libalent Vertex

Libalentは2017年6月1日にプロesportsチームとして発足された。今回の「CODプロ対抗戦」を7勝3敗、リーグ2位という成績で通過。下位から2位へと急上昇した注目のチーム。
・Nicochaaaaaaaann
・E3NCOUNT
・Inaba UR
・sitimentyooo

試合形式

CODプロ対抗戦は、JeSUよりジャパン・eスポーツ・プロライセンスを発行されたCYCLOPS athlete gaming、DetonatioN Gaming、Libalent Vertex、Rush Gaming、SCARZ、SunSisterの全6チームによるリーグ戦。

約半年間にわたって開催される本大会は、全5回のリーグ戦を行い、ポイントの高い上位2チームが東京ゲームショウ2018で実施されるグランドファイナルに進出する。

ルールはesportsモードを使用し、“Hard Point”、“Search and Destroy”、“Capture The Flag”の3ルールをプレイ、Best of 5(BO5)の3ゲーム先取制。各試合で取得したゲーム数が、総合ポイントに加算されるシステム。

【各種モード】

モード ルール
1 Hardpoint  250ポイント先取
2 Search & Destroy  6ラウンド先取
3 Capture the Flag  制限時間内の取得本数が多いほうが勝利
4 Hardpoint  250ポイント先取
5 Search & Destroy  6ラウンド先取
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各試合の見どころと解説

大会のMCは、岸大河氏と松嶋初音氏。実況はk4sen氏、解説は鈴木ノリアキ氏が務めた。

1回戦 モード:HARDPOINT マップ:LONDON DOCKS

次々と移動する拠点を取り合う、スピーディーでダイナミックな試合が展開されていくゲームモード。前線を維持し、有利なリスポーン地点を置くことが非常に重要になる。両チームのリスポーン操作にも注目したい。

さて第1ゲーム、先制点を取ったのはLibalent Vertex。Inaba URの4連続キルで一気にペースを掴んだ選手たちが前線を切り開き、見事な連携技で拠点を奪取。

続く第2拠点も強固な守りで拠点を守り切り、100ポイント以上の大きなリードを見せる。

試合後半では着実なキルで粘りを見せたDetonatioN Gamingだが、その後もLibalent Vertexの優勢が続き、177-250と勝利を収めた。

さらに、Inaba URが46キルの活躍をみせ、第1マップ獲得に大きく貢献した。

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2回戦 モード:SEARCH & DESTROYマップ:SAINTE MARIE DU MONT

高度な戦略が必要とされるゲームモード。プレイヤーの素早い判断力が試される。本大会のグランドファイナルに進出した両チームともサーチ&デストロイには定評があり、お互いに譲れない場面であるだろう。

1ラウンド目の開幕、AliceWonderlandが走りこんできた敵をスナイパーでダブルキルするスーパープレイを見せ、会場を大いに沸かせた。

続く2ラウンド目もxAxSy-の4連続キルの活躍によりDetonatioN Gamingが2点連続先取したが、冷静にボム付近の守りを固め、連携力を見せたLibalent Vertexが3-6で逆転勝利。優勝まで残り1マップと迫った。

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3回戦 モード:CAPTURE THE FLAG マップ:ARDENNES FOREST

互いに相手陣地の旗を奪い合うゲームモード。攻守の切り替わりが頻繁に行われ、状況に沿った立ち回りが必要となる。チームワーク力が試されるこのモードでは、センター付近でくり広げられる激しい撃ち合いが見どころだ。

この第3ゲームではDetonatioN GamingのxAxSy-がマップ端から攻め込み、先制点を獲得。その後、両チームがお互いの旗を持ち合う硬直状態が続いたが、延長タイムでsitimentyoooが旗を奪い返し、1-1と同点で後半戦へ折り返す。

最後は果敢に相手陣地へと攻め入ったLibalent Vertexがあっという間に得点を重ね、1-4という結果で一戦を制した。

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 sitimentyooo「プロゲーマーになったときから、世界を目指していた」

ここからは、グランドファイナルを終えたDetonatioN GamingとLibalent Vertex、両チームのインタビューをお届けする。

両者ともにさまざまな思いがあったが、決勝戦の結果、今後の動向に対して語ってくれた。

DetonatioN Gaming

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――今日の結果を受けての思いを語っていただけますでしょか。

AliceWonderland メンバー同士でも話し合ったが、悔しいという言葉じゃ言い表せません。もう1度プレイしたいとさえ思います。
ただ、負けてしまい準優勝になりましたが、大きな舞台に立てたのはいい経験になりました。今日の反省点を活かし、次回は必ず勝てるように練習します。また、今回は重い経験でしたが、次に活かすべきことがたくさん見つかりました。

GenGar_AX(ゲンガー) 本当に悔しいの一言しか出てきません。ずっと首位を走り続けていたので自信はあったが、決勝戦で負けてしまったので本当に悔しい思いでいっぱいです。

――第5回から1ヵ月間ありましたが、どのような練習をされましたか?
AliceWonderland 対戦相手が決まっていたので、相手を意識した練習しました。とくに相手の特徴を潰し、自分たちの誰が相手とマッチアップするかを考えました。しかし結果を受けて、今後は自分たちの理想の形を押し付けられるような練習をしていきたいです。

――第1戦目のハードポイントは立ち上がりが不安定なように思えました。
AliceWonderland 立ち上がりが不安定だった理由のひとつに、Libalent Vertexさんを意識し過ぎたせいで、彼らに合わせた動きをしてしまったということが挙げられます。そして、普段の自分たちのハードポイントの動きをを崩してしまいました。
先ほどもお話した通り、次回からは自分たちの強みを活かせるような練習をしていきます。

――来年に向けて意気込みをお願いします。明るいことも聞ければ有り難いです!
AliceWonderland 5v5になり、新しいメンバーも入るので、お互いの長所を伝え合って、みんなでやりたいことを吸収し合っていきたいです。
もうすぐ平成も終わってしまいますが、来年度、新しい年号からは勝ち抜きます!

Libelent Vertex

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――優勝された正直な感想をお伺いされてください。

Inaba UR 東京ゲームショウという場でプレイすることが出来て、すごく楽しかったです。優勝もできたのでとても嬉しいです。

七面鳥 プロゲーマーになったときから、世界を目指していました。まずは日本一という関門を突破できたと思います。なので、次は世界に向けて頑張ります。

Nicochaaaaaaaann(以下、Nicochan) 半年間、プロ対抗戦を頑張ってきました。最後は、東京ゲームショウで日本一になれましたし、僕の目標のひとつが達成できたので、すごく嬉しいです。

E3NCOUNT この対抗戦の期間を終えて、結果的に自分たちがやってきたことは間違いじゃなかったと思える最後でした。

――これまで勝利のなかったDetonatioN Gamingをついに打ち破りました。どんな対策や練習をされたのでしょうか?
Nicochan 毎日こつこつとチームで対策を練り上げてきました。これまでも、試合が終わった後はチームで動画を見返し、反省と話し合いをして、何が悪かったかを一から考えました。
その蓄積があったからこそ、この結果に繋がったのではないかと思います。また、対DNG用に作戦を1か月間しっかりと作り上げてきました。

――具体的にはどのような作戦だったのでしょう。
sitimentyooo SNDはとくに力を入れました。長きにわたって戦ってきた相手だったので、攻撃と防御の形がある程度把握できていました。そこで、彼らに対応できるように、こちらの陣形や投擲物を変え、チームでのプランを大会で実行できました。

――かなり厳しい練習をしたと聞きましたが、どれくらい練習はされましたか?
Nicochan 誰かが、どうしても外せない予定がある以外は、基本的に毎日練習していました。21時から開始し、0時もしくは深夜に及ぶまでトレーニングを行っていました。

――約半年間取材をさせていただいて、スタッフの方々を含め、いつもチーム内の雰囲気が明るい印象がありました。グランドファイナルは、終始Libalentのペースで対戦が進みましたが、それを決定づけた要因はありますか?
sitimentyooo 決勝戦の舞台でも、非常に雰囲気はよかったです。大事な場面でキルを取れば、お互いにナイスと褒めあったり、1ゲーム・1ラウンド終わる毎にみんなでこぶしを突き合わせたりすることを心掛けています。
これを実践できているのも、勝利できた理由のひとつであると思います。

この期間中にチーム内での仲も深まったんじゃないでしょうか。プライベートで出かけたりはされますか?
sitimentyooo それぞれが住んでいるところで距離があったりするので、中々実際に集まることは難しいです。
しかし、今回の東京ゲームショウは、前日に会場に入り、ホテルに泊まったのですが、これがすごくよかったと感じています。みんなと話し合う時間もあったので、当日のコミュニケーションが円滑に進んだのだと考えています。

――今後Call of Duty World Leagueは、MLG Anaheimのようなグローバルオープンの大会にも出場されるのでしょうか。
sitimentyooo そうですね、自分は……

ここで後方からインタビューを見守っていた、マネージャー兼アナリストのWENGER 9(Japanese小池)さんから力強い発言が。

WENGER 9 もちろん行くよ!!

sitimentyooo ということが決定しているようなので、行きます(笑)
ただ参加するのではなく、僕は世界を目指しているので、そこで勝利を収めたいと思います。

――最後に、プロ対抗戦で得られたものを教えてください。
Nicochan
僕はチームメンバー同士の友情や連携が生まれ、深まったことが改めて重要なのだと思いました。ここまで来れたのも、これからさらに上を目指していくにも、この点を忘れないようにしたいです。

E3NCOUNT そうですね……。継続は力なりというか……。
Nicochan もっとしっかり言って(笑)
E3NCOUNT 継続は力になるんだと実感しました!(笑)

sitimentyooo 本番は、普段練習していた動きとは違ったものになってしまうことがあると理解できました。なので、そうならないような練習しようと心掛けることが出来るようになりました。

Inaba UR オンラインとは違い、オフラインで仲間と顔を合わせてプレイすることが、とても楽しかったです。こうした繋がりも持てましたし、それがすごく大切なものになりました。

記者の目

本大会で優勝したLibalent Vertexは、予選にて下位からのスタートだったが、試合を重ねていくにつれポイントを伸ばし、第5回ではついに上位2チームまで上り詰めた、いまいちばん注目を集めているチームだ。

リーダーNicochaaaaaaaannが率いるメンバーには、決勝で40キル超えの大活躍をしたInaba UR、驚異的な成長を遂げたE3NCOUNT、そして新たに加入したsitimentyoooなど、非常に強力な選手たちが在籍している。

今回の大会で大活躍をした彼らが今後どのような熱い戦いを見せてくれるのか、今後にも期待したい。(ライター:新兵えすちゃん

取材:新兵えすちゃん 編集・インタビュー:平井

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