2019年は『PUBG』公式大会数が増加!?
2018年9月20日~23日まで幕張メッセにて開催されている”東京ゲームショウ2018”(以下、TGS 2018)の『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下『PUBG』)ブースにおいて、“PUBG eSports Conference”が実施された。

“PUBG eSports Conference”は、PUBG CorporationのCEO、キム・チャンハン氏が登壇し、eSportsシーンに対するPUBG Corporationの取組みについて解説。
また、日本のPUBG公式リーグ“PUBG JAPAN SERIES”(以下、“PJS”)を主催する合同会社DMM GAMESの片岸憲一氏も登壇し、日本における『PUBG』のeSportsに関するビジョンと戦略について発表された。

いよいよ“PJS公式リーグ”がスタート!
2018年に初の公式世界大会“PGI2018”を開催した『PUBG』は、全世界で1億に及ぶ視聴者数を記録しさらに盛り上がりを見せている。


現在、多くのユーザーに注目される『PUBG』をより盛り上げていくため、今後さらなる展開をしていくことがDMM GAMESの片岸憲一氏より発表された。
最初に公開されたのは、2018年に実施された“PJSαリーグ”、“PJSβリーグ”の結果について。
“PJS”は、『PUBG MOBILE』の後押しもあり視聴者数が増加しているとのこと。


2回の大会を通し、いよいよ2018年9月22日からは“PJS公式リーグ”が開催。
TGS2018の会場にて、最初の戦いがスタートする。TGS2018会場での観戦はもちろんのこと、ライブ配信での視聴も可能だ。

今後は1年を通して継続的に大会を実施
“PJS公式リーグ”開催発表の後は、今後の『PUBG』大会の施策についてPUBG Corp. TOKYO OFFICE 室長 井上洋一郎氏より紹介された。
DMM GAMESは継続的な大会の実施をはじめ、選手の収入安定化や企業との連携など、さまざまな取り組みを用意しているとのこと。
公式リーグとなる“PJS”は今後、年間3シーズン実施することで継続的に大会を開催することになる。

また、“PJS”以外にもさまざまな大会を開催し、選手が継続して『PUBG』大会に参加できるような仕組みに。
これらの大会すべての成績を反映し、トップチームが世界大会への参加権を獲得できるシステムになるようだ。


今後、大会を複数開催するためにコミュニティ大会の公認化も取り組んでいくとのこと。
『PUBG』の大会を開催したいと考えている企業は、PUBG Corporationを通して支援を受けられる可能性がある。
支援の一環として、出場チームのロゴが入ったグッズなども提供されるような仕組みも用意しているようだ。グッズの収益は出場チームとシェアされることで、『PUBG』に参加する選手の収入安定化につなげていける。



SOLO/DUO大会の開催も予定!
これまではSQUADでの大会がメインだった『PUBG』だが、今後はSOLO/DUOの大会も開催を予定しているようだ。
2019年からは、プロゲーマーが活躍する機会がより増えていくことになる。

また、大会をより盛り上げていくために、配信内容についてもアップグレードされていく。
“PJS”では、大会全体のライブ配信のほか、3チームの個別配信も併せて実施していくことになる。
9月22日の配信では“PJSαリーグ”、“PJSβリーグ”でよい成績を収めたチームが、その後の大会では上位にランクインしたチームのゲーム画面が配信されるようだ。
大会を開催する企業や選手だけでなく大会視聴者への取り組みも含めて、『PUBG』を活性化させる施策を随時実施していくとのこと。


2019年からは本格的に大会も増え、ますます盛り上がりを見せる『PUBG』。
9月22日より開催される“PJS公式リーグ”にも注目していきたい。
