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【CoD: WWII】大激戦の末に東京ゲームショウ進出チームが決定! プロ対抗戦第5回リポート

プロチーム6団体によるプレイステーション4用ソフト『コールオブ デューティワールドウォーII』を用いた賞金総額1000万円のesports大会“『CoD: WWII』プロ対抗戦”(以下、CODプロ対抗戦)。その第5回が、2018年8月24日に開催された。本稿では、第5回大会の模様をリポートする。

今回は東京ゲームショウ進出をかけた大一番であり、PS PLUS加入者を対象に150組(300名)の観戦者を抽選で招待して開催された。

第5回の結果

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第5回各試合の結果
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プロ対抗戦の総合順位

CODプロ対抗戦は、JeSUよりジャパン・eスポーツ・プロライセンスを発行されたCYCLOPS athlete gaming、DetonatioN Gaming、Libalent Vertex、Rush Gaming、SCARZ、SunSisterの全6チームによるリーグ戦。

約半年間にわたって開催される本大会は、全5回のリーグ戦を行い、ポイントの高い上位2チームが東京ゲームショウ2018で実施されるグランドファイナルに進出する。

ルールはesportsモードを使用し、“Hard Point”、“Search and Destroy”、“Capture The Flag”の3ルールをプレイ、Best of 5(BO5)の3ゲーム先取制。各試合で取得したゲーム数が、総合ポイントに加算されるシステム。

【各種モード】

モード ルール
1 Hardpoint  250ポイント先取
2 Search & Destroy  6ラウンド先取
3 Capture the Flag  制限時間内の取得本数が多いほうが勝利
4 Hardpoint  250ポイント先取
5 Search & Destroy  6ラウンド先取
logo_feature_compressed会場入り口
venue_2会場内の試合ブース
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多くの人が足を運んでいた

息をつく暇もない白熱の試合!!

ここからは、とくに盛り上がった”CYCLOPS athlete gaming vs. SCARZ”、”DetonanitoN Gaming vs. Rush Gaming”の試合をリポートする。

CYCLOPS athlete gaming vs. SCARZ

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cag scarz
各ゲームの結果とマップ

CYCLOPS athlete gaming(以下、CAG)対SCARZは、ゲーム5までもつれる混戦となった。1マップから3マップまでは、”みんな大好き”London Docksでの試合。通常、同じマップが連続することはあまりないのだが、このマップは好んでピックアップされる傾向にあるようだ。

1マップ目のハードポイントは中盤までは差がなかったが、SCARZが徐々にCAGを引き離した。

Search and Destroy(以下、SND)では、お互いにポイントを取っては取られの接戦になった。そして、迎えた11ラウンド、SCARZ PantherがAサイドの爆弾に速攻を仕掛けていたCAG x123daを開幕キルすると、SCARZ Huntがキルストリークでダブルキル、Pontyが残り一人となったCAG HqBRaを沈め、2ゲーム目を獲得した。

後がなくなったCAGだったが、Capture the Flag(以下、CTF)で怒涛の巻き返したを見せた。
前半で3本の旗を自陣に持ち帰ることに成功し後半戦へ。ここでもわずか1分で1本の旗を奪取し、リードを守りたいCAGだが、CTFを得意とするSCARZに2点差まで詰め寄られてしまう。しかし、最後までCAGが優勢を保ちCTFを獲得した。

勢いづいたCAGが2度目のハードポイントを大差で勝利し、試合は5マップ目に。先ほどのSND同様にお互い一進一退の攻防を見せ、11ラウンドへと突入。
両チームともに1歩も譲ることない展開だったが、最後は2対1の有利な状況を作り出したSCARZがラウンドを獲得、この試合の勝者となった。

このアツい試合に、観客たちも思わず上の動画のようなリアクションを見せていた。会場の前方で観戦していた筆者も、身体での歓声の大きさを感じ取れるほど現地は大盛り上がりだった。

そして、今回が現役最後の試合になるかもしれないと発表したCAG HqBRa。インタビューでは、いい試合ができて後悔はないし大会に感謝したいと語ってくれた。

『コール オブ デューティ』全国大学対抗戦でも優勝し、これまで『コール オブ デューティ』esportsをけん引してきた一人である彼が第一線から退いてしまうのは寂しいが、今後の活動や就職先での活躍を心から願う。

DetonanitoN Gaming vs. Rush Gaming

rush dng各ゲームの結果

すでに配信外の試合で東京ゲームショウの切符を手にしたDetonatioN Gaming(以下、DNG)との一戦。結果は3-1でRush Gaming(以下、Rush)が勝利し、配信試合においてSunSinterに3-0で勝ちを収めたLibalent Vertex(Libalent)と累計ポイントが23点で同率になった。

しかし、両チームが直接対決したこれまでの成績は下記の通りとなっており、その戦績を加味しLibalentがグランドファイナルへ進出する。
【Rush vs. Libalent 過去の戦績】
第1回:Rush 3 – 1 Libalent
第3回:Rush 0 – 3 Libalent

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第5回プロ対抗戦の締めくくりとなるDNG vs. Rushの試合も白熱していた。メンバーの変更があり新体制で大会に挑むRushと、それを迎え撃つ首位のDNG。

ゲーム1のハードポイントは、序盤にDNGがAlicewonderland(以下、Alice)の6連続キルから流れに乗り、約90点ほどの点差をつけた。しかし、ここからRushの猛追が始まる。

サブマシンガンを持つ、Rush GreedZz、WinRed、新加入のLukeが前線を押し上げ、拠点の奪取と防衛をすると、同じく新たにチームに加わったGP(グッピー)が相手の侵入経路をアサルトライフルで塞ぎ着実にポイントを稼いでいく。
終盤は、GreedZzのキルストリークと、チーム全員の連続キルで逆転に成功、250-219でRushが1マップ目を獲った。

続くSNDも取りつ取られつの激しい競り合いとなった。DNG AliceとRush Lukeそれぞれのスナイパーの腕が光るシーンもあり、会場は大盛り上がりだった。結果的に6-5でDNGが勝利し、ゲームカウントは1-1の振り出しに戻った。

3ゲーム目のCTFは、前半にDNGが旗を先取するも、Rushが2ポイントを奪い後半へ。ラウンド2の残り2分でDNGは、 Galiardのトリプルキルから旗を自陣に持ち帰り同点に追いつく。しかし、直後にカウンターでRushが3点目を奪取、最後までリードを守った。

そして、つぎのハードポイントは、本日いちばんと言っても過言ではない盛り上がりとなった。

ゲームは、DNGが優勢で大台の200点に乗り、この時点での差は約60あった。しかし、ここからまたもやRushがDNGを追いつめてゆく。洗練された連携でポイントを積み上げてゆき、終盤にはGreedZzの10連続キルというスーパープレイが功を奏し250点に到達。3-1でこの試合を制した。

P7230161_compressed勝利の瞬間、仲間と抱き合って祝福していた。

編集部コメント

当日の会場には、各チームのファンの方々が多く参加していた。選手たちが、試合前の少しの合間や交流タイム、イベント終了後にも時間ぎりぎりまでファンと写真やサインに応じていた姿が、非常に印象的だった。

本大会を終え、CAG HqBRaがインタビューでも話してくれた、”見る人あってのesports”ということをひしひしと感じた。地鳴りのように歓声が響き渡り、そこにいる人たちと一体となった会場にいることが、鮮烈に記憶に残っている。

また、第1回より対抗戦を見てきたが、どのチームも着実にレベルを上げており、個人のスキルだけでなくチームとして成長し勝利している、と見受けられた。

次回は、いよいよ東京ゲームショウで行われるグランドファイナルだ。賞金1千万円をかけた決勝戦が、どのような展開になるのか、いまから楽しみだ。

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