Epic Gamesがサービスを提供中の人気バトルロイヤルシューター『フォートナイト』。8週間にわたって開催される賞金総額800万ドル(約8億円)の対戦シリーズ”Summer Skirmish”(サマースカーミッシュ)の第4週が、2018年8月4日、5日(現地時間)の2日間にわたって開催された。
第4週も賞金総額は100万ドル(約1億円)で、両日ともに賞金50万ドル(約5000万円)が割り振られた。なお、このシリーズは、毎週ルールや参加選手が異なり、Epic Gamesから招待を受けたプレイヤーたちが参戦している。
本稿では、4週目となる本大会の両日の模様をリポートする。
各週のまとめ
ウィーク3リポート
動画はこちら※英語のみ
Youtube:Day1 / Day2
Twitch:Day1 / Day2
第4週のレギュレーション

■ 全試合 ソロ ”Hold the throne”(ホールド ザ スローン)
各日ともソロで試合を行い、ポイントの合計値が一定に達したプレイヤーの勝利。
目標ポイント:8ポイント
- ビクトリーロイヤル:2ポイント
- 2位または3位:1ポイント
- 4キル以上:1ポイント
“On the throne”(オン ザ スローン)
最多キル:1ポイント + 賞金ボーナス
※最多キル記録が更新された場合、以前の記録保持者はそのボーナスポイントを失う

【賞金】
総額:100万ドル(約1億円)※()内の賞金額はすべて概算
Day1:50万ドル(5000万円)/ Day2:50万ドル(5000万円)
1試合の最多キル:5万ドル(500万円)
【配信URL】
Youtube:Day1 / Day2
Twitch:Day1 / Day2
Day 1 参加者

プロチームのTeam SoloMid(以下、TSM)からDaequan・Hamlinz・Myth、同じくプロのFaZe Tfueが出場。そして、Ninja、CouRage、SypherPKら有名なストリーマーが数多くみられる。
Day 2 参加者

こちらにもVikkStar、Dakotaz(Dark)ら人気のストリーマーが参戦。
第4週の参加者も、Epic Gamesによる招待された選手と、ゲーム内に期間限定モードとして登場した“Showdown”(ショーダウン)※にて、上位成績を残したプレイヤーで構成された。
※”Showdown”(ショーダウン)とは、期間限定のゲームモード。ゲーム内の順位に応じてスコアが得られ、そのポイント数を全世界のプレイヤーと競う。
結果
Day 1

【ウィーク4 Day1の順位と賞金】
順位 | プレイヤー名 | ポイント | 賞金 |
1位 | NotVivid | 9 | 67,500ドル(675万円) |
2位 | Liquid Poach | 7 | 54,000ドル(540万円) |
3位 | LG KWEO | 4 | 45,000ドル(450万円) |
4位 | coL Hogman | 3 | 40,000ドル(400万円) |
5位 | Reverse2k_TTV | 3 | 36,000ドル(360万円) |
Day 2

【ウィーク4 Day2の順位と賞金】
順位 | プレイヤー名 | ポイント | 賞金 |
1位 | Secret_Domentos | 8 | 67,500ドル(675万円) |
2位 | Gentside Thevic | 6 | 54,000ドル(540万円) |
3位 | RWL7 Proximaster | 5 | 45,000ドル(450万円) |
4位 | Twitch BEEHIVE | 4 | 40,000ドル(400万円) |
5位 | VP Jamside | 4 | 36,000ドル(360万円) |
17歳のReverse2kが8万6千ドル獲得!
Day 1で総合5位に入賞しているReverse2kは、17歳のストリーマー。最多キル5万ドル(500万円)及び5位の3万6千ドル(360万円)で8万6千ドル(860万円)を勝ち取っており、1位のNotVividよりも多い金額となった。ちなみに、ウィーク3ではTSM Daequanとデュオを組んでいた。
上記動画は、外出中も大会配信を見ていたReverse2kの父が、息子の勝利を電話で祝福している様子だ。また、視聴者からは”papa2k”と呼称され興奮する一面も。esportsに理解があり協力的な父親との関係が、垣間見えるひと幕である。
最多キルだけでなく、家族との会話中に涙し観るものを感動させていたりと、今大会でいちばん活躍したプレイヤーであろう。
1日目の最高賞金獲得者であるReverse2k、2日目優勝者のSecret_Domentosは、Showdownにおいて著しい戦績を残しているプレイヤーであり、激戦を勝ち上がってきた彼らの実力は本物だ。

トレンド?の画面比率4:3
解像度を1440×1080または、1600×1080に設定しているプレイヤーが散見されたので調べたところ、どうやら視認性が向上し、銃弾が当たりやすくなるとのこと。
トップクラスのTSM Myth、FaZe Tfue、C9 Topboyらがこれらの解像度でプレイしていた。



若干の違和感も覚えるが、やはりこれだけのプロプレイヤーが設定しているため、その効果がうかがい知れる。設定は少し面倒ではあるが、興味のある方はぜひ試してみてはいかがだろうか?
編集部コメント
”Summer Skirmish”ウィーク4は、前回と同様、カスタムマッチで行われた。ルールをポイント制にしたこと、最多キルの賞金額を引き上げたことが功を奏したのか、全体的な戦闘回数が増えたと感じる。
ウィーク1のように保守的な戦いかたも戦略性があるとは思うが、視聴者としてはハイレベルな建築バトルや戦闘を求めてしまうところだ。
また、NinjaやFaZe Tfue、TSMのメンバーの優勝を望むファンもいるが、Showdownを勝ち抜いた猛者の活躍も楽しみである。
第4回を終え折り返しとなった“Summer Skirmish”が、今後どう展開しどのような結末を迎えるのか、目が離せない。
シーズン5 関連記事
フォートナイト動画シリーズ
【フォートナイト#26】ビクロから目をそらさない!いつも頑張ってるんです!