豪華ストリーマーが集結! 会場のブースも紹介
2018年7月25日~7月29日にわたってドイツ・ベルリンのメルセデス・ベンツ・アレーナにて開催された『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』世界大会“PUBG Global Invitational 2018(PGI 2018)。
本稿では、世界中のストリーマーが集まり、プロチームとタッグを組むイベント‟PGI Charity Showdown”模様や今回出展されていたブースまわりを紹介していく。

‟PGI Charity Showdown”概要
‟PGI Charity Showdown”は、40名の世界各地の有名ストリーマー対、トーナメントに出場する40名のプロプレイヤーによる大会だ。
今回参加するストリーマーは、『フォートナイト バトルロイヤル』の人気ストリーマーとして知られるTyler “Ninja” Blevinsや、Cloud9所属・元『CS:GO』(『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』)トッププロのMichae”shroud” Grzesiek、DrDisRespectと、かなり豪華なメンバーとなっている。
日本からは、DeToNator所属SHAKA、DetonatioN Gaming所属 Nigongo、CYCLOPS athlete gaming所属キマリ=ロンゾ、THE SHABLES所属RccKMaYbeが参戦。
【日程】
2018年7月27日
【試合形式】
Round1~4:FPPモード(Erangel)
Round1
パルスが左側により、Gatkaを中心とした安全地帯となる。各チーム物資を漁る中、NinjaチームとDr DisRespectチームが交戦。
また、さらに戦闘中にてDr DisRespectが味方のグレにてダウンしてしまうというシーンもあり、会場は大盛り上がりとなった。

Round2
Round2では、Ferry Pier側にパルスが収縮。Dr DisRespectがトップ3以内に残り、キルを取るチャンスを伺うが惜しくもダウンしてしまう。
“PGI2018”大会にてTPPモードで優勝を果たした、Gen.G GOLDメンバーがドン勝。

Round3
安全地帯がHospital右側に寄る中、Crest Gaming Xanaduとぺアを組むことになったSHAKAチームが、Shroud、Dr DisRespectチームと交戦。
射角を利用しながらうまくたち回るが、キマリ=ロンゾ、Shianblue選手が先にダウンを取られてしまう。しかしRio01選手、SHAKAによるチームワークによりDr DisRespectをキルまで追い込むシーンも見られた。

Round4
Round4開幕、Military Baseに降りたShroud、Dr DisRespectチーム。Military Baseには、3チーム降りShroudのみが生存するという危機的状況に。
しかし、Shroudの正確なAIMとグレネードにより、チームを追い込むシーンが見られた。さらに、つぎつぎとダウンを取る熱い展開に会場は大盛り上がりとなった。

Dr DisRespectにいまの気持ちを伺ってみた

――本日の調子はいかがでしょうか。
Dr DisRespect とてもいい感じです。今回のイベントが終わったらもっと気分がいいと思います。
――日本のファンに向けて一言お願いします。
Dr DisRespect いつも私のチャンネルを見ていただきありがとうざいます。私は日本のファンの皆さんが大好きで、いつもとても感謝しています。いつか私はプライベート・ジェットで日本に上陸して大きなイベントをやりたいと考えています。
会場周りも紹介! そこら中が『PUBG』
ドイツ・ベルリンのメルセデス・ベンツ・アレーナにて行われた“PGI2018”では、会場まわりは『PUBG』のマークや絵柄で彩られていた。


さらにメルセデス・ベンツ・アレーナ内では、さまざまな『PUBG』のブースが出展されていた。
■WAR MODE ZONE
ここではゲーミングPCが数台設置されており、『PUBG』内のモード“WAR MODE”をプレイすることができる。多くの来場者が“PGI2018”の熱い試合に影響され、ここで“WAR MODE”を楽しんでいた。

■PREDICT THE WINNER
今回出場する“PGI2018”プロチームの中で、どのチームが勝利するのか投票するブースとなっている。見事20チームの中から当てることができた人には、素敵なプレゼントが用意されている。

■PUBG MOBILEブース
このブースでは、スマホ版『PUBG』である『PUBG MOBILE』を実際にプレイすることができる。『PUBG』はPC版もモバイル版も世界中から遊ばれ、愛されていることがわかる。


▲さらにゲーム内の衣装に扮した女性モデルと記念写真を撮ることが可能。
■OFFICIAL MERCHANDISE
ここでは、『PUBG』のTシャツや帽子などのグッズを手に入れることができる。さらに今回“PGI2018”用に作られたパーカーは初日で全サイズ完売するほどの人気ぶりだった。


■『PUBG』Photo booth
『PUBG』ではお馴染みのアイテム、衣装を着用し、ゲーム内のホーム画面をバックに記念写真を撮ることができる。

『PUBG』の生みの親であるブレンダン・グリーン氏にインタビュー

――今回のメルセデス・ベンツ・アレーナのスケールいかがでしょうか。
ブレンダン氏 このような驚くべきイベントが開催できたことをうれしく思います。『PUBG』がesportsとして成り立つものであると示すことができ、スタッフにはとても感謝しています。
――世界中から『PUBG』ファンが集まっています。いまのお気持ちをお聞かせください。
ブレンダン氏 ドイツそして世界各地からファンが集まってくれて感謝の気持ちで一杯です。このゲームを愛する人たちが同じ場所に集まってくれたことに感激しています。
――今後『PUBG』はどのように進化していきますか。
ブレンダン氏 このゲームを堅固なesportsプラットフォームにしたいと思っています。5年計画が発表されましたが、今後5年間でesportsの自己持続可能なエコ・システムを構築したいと考えています。PGIでは利益をチームがプロになるために役立てられるよう寄付しています。時間がかかることですが、急がずにじっくりと計画を進めていきたいと思います。
――日本の『PUBG』ファンに向けてメッセージをお願いします。
ブレンダン氏 いつもプレイしていただきありがとうございます。『PUBG』が配信した際、日本でトップゲームとなりましたが、私たちにはとても考えられないことでした。日本の“バトルロイヤル”の映画には刺激を受けましたし、ジャンルのタイトルにもなりました。日本のアートと皆さんからのサポートに感謝いたします。