ファミ通AppVS 業界ニュース

話題のesports仕様のコントローラー”レボリューション プロ コントローラー2”をレビュー 気になる性能はいかに

2018年7月26日にソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)から国内向けに販売が開始された、esports仕様の機能と操作性を備えたプレイステーション4用オフィシャルライセンスコントローラー”レボリューション プロ コントローラー2”。
今回は、その”レボリューション プロ コントローラー2”のレビューするため、FPSとTPS好きな編集者が人気バトルロイヤル『フォートナイト』をプレイした。

”レボリューション プロ コントローラー2”をひいき目なしでレビューします!

比較_resized
マットな質感がかっこいい。DUALSHOCK 4よりも少し大きめ。

手に取ってみると、見た目の大きさほど重くはなく、DUALSHOCK 4よりも軽い。グリップが握りやすく、滑りにくい作りとなっているように感じた。

トリガー_resized
アクションボタン_resized

”R1”、”L1”ボタンが横に長く指にかかりやすいため、弱い力でも押しこめる。また”○”や”×”などのアクションボタンが大きめで押しやすい。そのため、長時間の使用でも腕の疲労感が少なかった。

スティックの軸部分が金属製のため、使用による削れに耐性があるのもありがたい。

注目の機能

「esports仕様」と銘打っていることもあり、その性能にこだわりが見られた。この記事でとくに注目したいのは、以下の2点。

1.ボタンカスタマイズ

コントローラー正面_resized
トリガーアップ_resized
パドル_compressed
  • 方向パッドを上下左右の4方向に加え、斜めも含めた8方向の入力に切り替え
  • トリガーや左右スティックの感度調整
  • 背面の4つのショートカットキーへのマッピング

上記のように、個人の好みに合わせ幅広く設定することができる。なお、個人用プロファイルの構成・調整を行うには、PCまたはMac用のアプリが必要となる。

3_4
トリガーの遊びも調節可能
3_3
方向パッドの設定画面

インストール後コントローラーをPCに接続しアプリを起動すると、各種設定を行うことができる。

正確な操作入力とパーソナライズ

振動
重し_resized

アナログスティックは、傾きと高さの改善がなされ、専用のファームウェアにより入力時の正確性と動作性が高められている。さらに、ウェイトの入れ替えをすることで重量調整ができるほか、バイブレーションの強度など細かなパーソナライズが可能となっている。

ステッィク光_resized

プレイステーション 4と接続すると、右スティックの周りが光る。
ここで1点注意してほしいのは、プレイステーション 4との接続はUSB Type-Cケーブルで有線のみとなっていること。

ボタンの配置を自分好みにカスタム

コントローラーの各ボタンと背面にあるショートカットキーに好きなボタンを割り振ることが可能。『フォートナイト』をプレイするため、コントローラー裏面のショートカットキーに以下のようにボタンを設定した。

ボタン配置
ショートカットキー 設定したボタン ゲーム内の用途
M1 ×  ジャンプ
M2 方向パッド 左  建築資材/トラップ切り替え
M3  建築モードに切り替え
M4  収集ツール/武器の切り替え

標準のコントローラーでは難しい、ジャンプしながらの視点操作などの同時操作をしやすい環境にした。いわゆる”モンハン持ち”などでは、同時操作もできるが……。筆者は手が小さいので、ボタンに指が届きにくい。
一般的な持ちかたでコントローラーを握ってみるとわかるのだが、薬指と小指を使うことが極端に少ない。ショートカットキーは、それらの使っていない指を活かし同時に複数のことができるため、操作の能率がよくなる。

ゲーム内の同時操作

『フォートナイト』をプレイしていると、ジャンプを多用してくるプレイヤーが散見される。近距離で撃ち合う場面では、ショットガンを射撃しジャンプ、そしてまたショットガンを撃つなどといった戦闘シーンが見受けられる。

このような事態でも、ジャンプ中の視点移動が容易になっていることから、戦闘が有利になったと感じた。トリガーの感度も高く設定しておくと、軽いタッチで即座に入力が感知されるのでなおよい。

さらに、”建築モード”、”収集ツール”、”武器”への切り替えボタンをショートカットに登録しているため、スティックから指を離すことなく入力でき、効率的な操作が実現できた。

シューティングゲームにおいては、瞬時の判断と入力が求められることから、ゲームを有利にすすめられる場面が多くあった。とくに操作が忙しいゲームにおいて、”レボリューション プロ コントローラー2”の真価が発揮されるのではないだろうか。

ただ1点、慣れるまでに少し時間が必要である。というのも、使い始めは、薬指でのショートカットキーを押下するのに力が入らなかったり、内側と外側にボタンを割り振っているため、操作ミスをしてしまうこともある。
しかし、一度慣れてしまえば、効率的な操作が可能となり、ふつうのコントローラーでは役不足に感じることもあるだろう。

エイム精度が飛躍的に上昇

スティック_resized
DUALSHOCK 4とスティックの長さを比較

一般的にFPSやTPSでは、スティックの高さがある方が視点操作の精度が向上すると言われている。DUALSHOCK 4と比べると、スティックが長く標準の凹型ではない凸型、ドーム状になっていることが分かる。

金属_resized

個人的に、DUALSHOCK 4にスティックを高くするドーム状のアクセサリーを付けているが、このコントローラーでは、より柔らかなタッチで細かな操作ができると感じた。

さらに、プロフィール設定でスティックの”レスポンスカーブ”が変更できるのも大きな利点だ。レスポンスカーブとは、マウスのバリスティックカーブと同様に加速度を変えられる設定のことで、スティックを倒す角度によって視点移動の速度が変化することを意味している。

■ レスポンスカーブとは

バリスティックカーブ

上記のように設定すると、右スティックを少し倒しこむだけで視点操作速度が一気に上昇する。その逆も可能で、青い「小」の数値を大きくすると、ゆっくりと視点の動く範囲が拡大する。ゲーム内より詳細に緩急の設定ができるので、個人の好みに合わせることが可能だ。

このコントローラーと個人設定を用いたことで、とくにスナイパーライフルやスコープ付の武器の命中率が上昇したように思われる。

Fortnite_20180719234014
Fortnite_20180719234201

相手が高所に陣取っていたため、自身は不利な位置におり相手プレイヤーの頭部しか見えていないが、素早いエイムでヘッドショットを決められた。
スコープの照準は、狙いを定める細かな操作、相手の動きと合わせる操作が必要となるため、バリスティックカーブの調節は非常に魅力的な機能である。

こちらも設定と慣れるまでに少し時間を要するかもしれないが、視点の移動はシューティングゲームにおいてもっとも重要な項目のひとつなので、ぜひ自分だけのセットアップを見つけてほしい。

プレイヤープロファイル

プロファイル

上で紹介したようなボタン配置や感度を調整したら、それらの構成を個人のプロファイルとして登録しよう。
最大4つまで登録できるので、幅広いジャンルのゲームに合わせて保存し、ゲームごとに切り替えられることが可能。多種多様なゲームをプレイする人にはうれしい設計だ。

”レボリューション プロ コントローラー2”とともにビクトリーロイヤル!

Fortnite_20180714043533
デュオスクアッドでビクトリーロイヤル

丁度レビューをしている期間に『フォートナイト』がシーズン5にアップデートされ、今シーズン初のビクトリーロイヤルは、レボリューション プロ コントローラー2と飾った。
操作や設定に慣れるまでに多少時間がかかってしまったが、操作が忙しい『フォートナイト』において、ショートカットボタンは非常に便利であった。
やはり、空中のエイム、建築や収集ツール、武器の切り替えが簡単に行えるのはうれしい機能だ。

プロの技も再現可能

『フォートナイト』には、”Crouch Peeking”(クラウチピーキング)と呼ばれるテクニックがある。
※2018年7月24日のアップデートにより、キャラクターのアニメーション及びカメラの修正があった。

Fortnite_20180723022713
頭が建築部分から出ないようにしゃがむ
Fortnite_20180723022849
立ち上がると同時に射撃
Fortnite_20180723022921
そしてしゃがむ。以上の繰り返し

これを高速で行うと下記の動画ように武器を撃つことが可能。

※2:20あたりから

動画のプレイヤーは、”FaZe Tfue”(フェイズ ティーフー)という世界でも有名な『フォートナイト』のプロ。このクラウチピーキングの動きを非常に得意としており、YouTube内の動画やTwitchでも、そのプレイを見せているので、気になる人はぜひ視聴してほしい。

方向パッド
筆者の設定

ショートカットキーにジャンプの”×”ボタンとしゃがみの”R3”ボタンを配置することで、しゃがみと立ち上がる動作を容易に行える設定。また、上記で紹介したトリガーの感度も限界まで高くしており、立ち上がった際、瞬時に入力が感知される仕様にしてある。

2018年7月24日のv5.10パッチで、斜めの床上におけるキャラクターのアニメーション、三人称視点のカメラが修正された。そのため、一連の動作のタイミングや判定がよりシビアになったが、努力次第では可能なようだ。

筆者も”プレイグラウンド”モードで練習してみた。結果から言えば、クラウチピーキングはできるのだが、以前と比較し少々違和感を覚えた。違和感の正体を解き明かすには練習が必要となりそうだ。このコントローラーを使い、練度を高めたい。

筆者コメント

”レボリューション プロ コントローラー2”は、オフィシャルライセンスを取得していることから、今後はesportsの公認大会で使用が認められるのではないかと予想される。
こういったesportsに特化したデバイスが国内で販売されることで、esportsの露出が増えるきっかけになると思われる。競技シーンやコミュニティが盛り上がること、esportsに興味を持つ人やプレイヤーが増えることを願うばかりだ。

(編集部:平井)

製品概要

製品の詳細:PlayStation.Blog

レボリューション プロ コントローラー2は、Nacon社が開発、BIGBEN INTERACTIVE社が製造し、プレイステーション4のオフィシャルライセンス商品として、2018年7月26日に販売開始。希望小売価格は、12,000円+税。
■ 商品名:レボリューション プロ コントローラー2
■ 発売日:2018年7月26日
■ 対応機種:PlayStation 4/PlayStation 4 Pro
■ 同梱物
・レボリューション プロ コントローラー2 × 1個
・USB Type-Cメッシュケーブル3m × 1個
・追加ウェイト(10g × 2個、14g × 2個、17g × 2個)
・ウェイトコンパートメント用キー × 1個
・収納ポーチ × 1個

『フォートナイト』とは

Dh2BUOGXUAEFh8T


Epic Gamesがサービスを提供する人気バトルロイヤルTPS。100人同時対戦で最後に残った1人のみが勝者となる。
マップ内のオブジェクトを破壊し、資材を集めることで壁や砦などを建築することができるのが特徴のバトルロイヤル。全世界で1億3千万人のプレイヤーがいる。

新着記事ランキング

過去24時間のPV数が高い記事(毎時更新)

ゲームタイトルランキング

過去24時間のPV数が高いタイトル(毎時更新)

新着記事をもっと見る

注目の大会をもっと見る