Epic Gamesがサービスを提供中の人気バトルロイヤルTPS『フォートナイト』。8週間にわたって開催される賞金総額800万ドル(約8億円)の対戦シリーズ”Summer Skirmish”(サマースカーミッシュ)の第2週が、2018年7月20日、21日の2日間にわたって開催された。
2週目の賞金は総額100万ドル(約1億円)で、各日ともに50万ドル(5000万円)が割り振られた。週ごとにルールや賞金、参加選手が変わり、今回もEpic Gamesが招待したプレイヤーによって試合を実施。本稿では、ウィーク2の両日の模様を注目選手の視点とハイライトで振り返る。
各週の結果まとめ
ウィーク1リポート
動画はこちら※英語のみ
Youtube:Day1 / Day2
Twitch:Day1 / Day2
第2週のレギュレーション

今回のルールは、ポイント制となっており、下記の条件で順位が決定される。
■ 10試合を終えた時点でスコアの合計を競う”ハイスコア”
ビクトリーロイヤル:5ポイント
エリミネーション:1キルにつき1ポイント
1試合で20キル以上を達成:10ポイント+1万ドル(100万円)※賞金額の日本円はすべて概算
今回の参加者は、Epic Gamesが招待した選手と、以前ゲーム内の期間限定モードとして登場した”Showdown”(ショーダウン)※において、顕著な成績を残したプレイヤーで構成される。
※”Showdown”(ショーダウン)とは、2018年5月17日~21日に行われた期間限定モード。ゲーム内の順位に応じてスコアが得られ、そのポイント数を全世界のプレイヤーと競う形式。

最多キルを獲得したプレイヤーには、ボーナス賞金として5万ドル(500万ドル)が支払われる。同数のプレイヤーがいた場合は、山分けになる。
Day1参加者

Ninjaなど多数の実力のあるプレイヤーが参加。試合はすべてパブリックマッチのため、直接の対決はない。しかし、ビクトリーロイヤルとキル数が結果に直結しており各々の腕前が試される。
Day2参加者

2日目も、Dakotaz、Ali-Aといった人気プレイヤーが参加。こちらも優勝候補が乱立しており、誰が勝ってもおかしくない接戦が予想された。
Day1のハイライト
Day1は、Ninjaをはじめ、TeamSoloMid(以下、TSM)MythとDeaquan、FaZe ClanからCloak、Tfueなど世界的に人気のプロプレイヤー、ストリーマーが多く参戦していた。
多数の参加者が序盤から2ケタのキル数を連発し、激しいトップ争いが展開された。ここからは、とくに盛り上がったシーンをピックアップして紹介する。


安定の強さはもちろんだが、魅せるプレイも忘れないのがNinja。バウンサーを駆使し、敵の空中からショットガンを当て敵をキルするなど、トリッキーな動きで観るものを飽きさせない。

Nickmercsは、プレイステーション4でベストプレイヤーの一人と称される。ビクトリーロイヤルを決めたこの試合は、14キルしている。

TSM Daequanが20キルを達成し、1万ドル(100万円)を獲得した。チーム内のロールはスレイヤーであるDaequanは、建築や近距離戦の能力が高い。
Day2のハイライト

Dakotaz、Ali-Aら人気のストリーマーが参戦したDay2。結果としては、上位プレイヤーのポイント差が少なく接戦がくり広げられた。また、3名の選手が同率で最多キルとなる22キルを叩き出した。
とくに今大会を沸かせたのは、”SolaryTV”というフランスのチーム。その”SolaryTV”のメンバーのプレイを中心にDay2の名場面をお伝えする。
SolaryTV
SolaryTVは、ストリーマーとプロプレイヤーが所属するハイレベルなチーム。Fortnite以外にも、League of Legendの選手が在籍している。


Solary Hunterが20キルを達成し、100万円のボーナス賞金を獲得すると、メンバーが駆け寄り抱き合って祝福。

敵に有利な位置を取られてしまうが、建築とバウンサーを利用し一気に距離を詰める。空中でサブマシンガンのヘッドショットが決まり、14キルとビクトリーロイヤルで19ポイントを獲得。
ウィーク2 各日の結果
Day1

【ウィーク2 Day1の順位と賞金】
順位 | プレイヤー名 | ポイント | 賞金 |
1位 | iDropz_Bodies | 184 | 60,000ドル(600万円) |
2位 | FaZe Cloak | 165 | 48,000ドル(480万円) |
3位 | NickMercs | 159 | 40,000ドル(400万円) |
4位 | NRG Zayt | 149 | 36,000ドル(360万円) |
5位 | Reaverlol | 149 | 32,000ドル(320万円) |
14位 | Ninja | 140 | 10,000ドル(100万円) |
【Day1Most Kills】
プレイヤー | キル数 | ボーナス賞金 |
iDropz_Bodies | 24 | 6万ドル(600万円)※ |
※最多キル 5万ドル+20キル以上 1万ドル
Day2

【ウィーク2 Day2の順位と賞金】
順位 | プレイヤー名 | ポイント | 賞金 |
1位 | KamoLRF | 174 | 60,000ドル(600万円) |
2位 | Supremacy Vato | 172 | 48,000ドル(480万円) |
3位 | Teekzie | 167 | 40,000ドル(400万円) |
4位 | Gentside Thevic | 162 | 36,000ドル(360万円) |
5位 | VP 7SSK7 | 158 | 32,000ドル(320万円) |
【Day2Most Kills】
プレイヤー | キル数 | ボーナス賞金 |
LPDAKING / Andeeza / Teekzie |
22 | 6万ドル(600万円)※ |
※最多キル 5万ドル+20キル以上 1万ドル
Day1では、FaZe Cloakが2位、Ninjaが14位にランクイン。しかし、ここで注目したいのは、iDropz_BodeisとNickmercsのコンソールプレイヤーが上位に食い込んでいること。
Nickmercsは、元Call of DutyプロプレイヤーのNadaShotが創設したesportsチーム、”100 Thieves”所属のプロプレイヤー。一方で、iDropz_Bodeisは”Showdown”の成績でEpic Gamesから招待を受けた。全プレイヤーの中で圧倒的なポイントを獲得しているが、試合後に彼の勝利について一部で物議が醸されている。
プロからは、プレイステーション4ユーザーとPCプレイヤーのレベルには差があり、ルール上公平ではないとの声もある。さらに、ウィーク1のサーバーの問題を考慮して、今回はパブリックマッチを用いて実施された。
さまざまな課題もあるが、まだウィーク2を終えたばかりであり、Epic Gamesはつぎに向けて改良を進めていくであろう。