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【PUBG】なぜ小規模戦?なぜ東南アジア?新マップのメイキング映像“PUBG – The Making of Sanhok”にて制作秘話を開発者みずから語る!

動画内容を紹介&ミニプレイリポートも!

2018年6月25日、PUBG Corp.よりサービス中のPC用バトルロイヤルシューター『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、『PUBG』)の公式Youtubeチャンネルにて、“PUBG – The Making of Sanhok”が公開された。

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本動画は、6月22日より実装された新マップ“Sanhok”のメイキング映像。シチュエーションに東南アジアを選んだ理由や、4×4kmという小規模マップを新設した狙いなどが、制作風景とともに語られている。

▼“PUBG – The Making of Sanhok”はこちら

本記事では、その内容をダイジェストでご紹介。末尾には“Sanhok”を実際にプレイした際のミニリポートも掲載しているので、最後まで目を通してもらえれば幸いだ。

現地取材により超リアルな3Dモデリングを実現!

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冒頭に登場したのは、ワールドチームで主要アーティストを務めるDAVE CURD氏。

DAVE氏は、新マップを制作するにあたり、太平洋岸北西部や、東南アジア、オーストラリアのアウトバックなど複数の候補があったことを明かした。

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▲制作チームのミーティングの様子。グローバルな開発環境であることが伺える。

シニアコンセプトアーティストのKEVIN BAIK氏いわく、ヨーロッパが舞台の“Erangel”、南アメリカの“Miramar”をすでに採用してるため、新マップが東南アジアに決定したのは自然な流れだったとのこと。

現実に基づいたリアルなマップを作ることが目標だったため、マップ内の建造物は、原画家のイメージ画に頼らず、現地ロケで撮った写真などを3Dモデリング。

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▲各国の制作チームが協力し、合同取材チームを結成。

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▲取材は大成功し、映像素材や現地資料を数多く確保できたという。

3Dモデルの制作には“Photogrammetry”という新技術を利用。さまざまな角度から撮影した対象物の写真を縫い合わせて、3Dモデルを自動作成してくれる。

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▲画面左が元画像。右に表示されているのが、出力された3Dモデルだ。精巧なモデルを作るためには、計50~100枚ほどの写真が必要となる。

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▲建造物などの3Dモデルを組み合わせ、いくつかの街や村を作成。

新マップで追い求めたプレイフィールとは!?

リアルなマップ作りへのたゆまぬ努力があった一方、DAVE氏は「アートよりもゲームの楽しさが大事だと信じている」とも語る。

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▲こちらの画面では、車両の出現地点を設定中?

初心者でも簡単に参入できるよう、シンプルでスピーディーな展開を実現できるマップ形式を模索。本マップが、既存マップに比べて2分の1の大きさ(4×4km)になった点や、アイテム量が豊富な点は、こうした狙いに基づいているようだ。

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▲デザイナーにラフ状態のマップを作成してもらい、テストプレイを重ねる開発チーム。

その狙い通り、“Sanhok”はプレイ時間の短縮や、戦闘頻度の増加などの効果が得られ、ユーザーからの反響も上々とのこと。銃撃戦に集中でき、倒されたらすぐに新しいゲームへと移れるデザインが、広く受け入れられたようだ。

シニアレベルデザイナーのDAVE OSEI氏は、“Sanhok”の既存マップとの違いとして、“ボートが多様に役立つこと”“プレイヤースキル(銃撃戦の技量)が試されやすい”こと、“敵プレイヤーを見つけやすい”ことの3点を挙げる。

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▲マップの3方向に向けて大きな川が流れ、その上にいくつもの橋がかかる。

また、“Sanhok”の特性として、安全地帯が収縮されるまでの待機時間が短いことにも言及。マップ内を点々と移動しながら戦わなくてはならず、よりスリリングな試合が楽しめるというわけだ。

オープン開発ならではの苦労も……!

動画の最後では、本マップが全4回、合計81日間にわたるテストプレイを経て制作された、オープン開発形式だったことにも触れたDAVE氏。

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▲「未完成段階で公開するのはとても怖かったし、ストリーマーたちの反応に対してはとても緊張した」と、当時の心境を語った。

しかしながら、PUBG Corp.の規模拡大に伴い、オープン開発におけるユーザーからのフィードバックを、より的確に活用できるようになっとのこと。

このほかにも、動画内にはスタジオ風景などの貴重な映像が盛りだくさん。本作の制作現場に興味がある人は、ぜひ視聴してみよう。

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“Sanhok”実戦ミニリポート

シンプルでスピーディーな展開を狙ったとのコメント通り、“Sanhok”でのファーム(アイテム調達)は驚くほど早く済む。随所に平屋建ての家屋が配置されており、高確率でアサルトライフルや弾薬がドロップしているからだ。

武器類が簡単に発見でき過ぎて、ヘルメットや防弾ベスト、バックパックなどがレアアイテムに思えてしまうほど。周囲に敵がいなければ、まずはバックパック探しから着手し、その後にどの武器を拾っていくか吟味する形がスムーズだ。

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▲本マップでよく見かけるのが“QBZ”という新アサルトライフル。こちらは、“SCAR-L”の代わりに出現する本マップ限定武器となっている。

小規模マップということで、敵との遭遇率も大幅アップ。長時間かけて装備類を万全に整えても、いざ銃撃戦となると活躍できず徒労感を抱いているような初心者には、まず本マップに何度もトライし、射撃スキルを磨くことからオススメしたい。

また、“Erangel”でSchoolやMilitary Baseといった激戦区に降下することが多いバトルジャンキーたちにもうってつけ。つねに移動を迫られ、行く先々で戦闘が巻き起こる本マップ特有のスピード感は、やみつきになること間違いなしだ。

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▲雨天の場合は霧が発生し、遠距離の敵が視認し辛くなる。より白熱した接近戦を楽しむことができるぞ。

たとえ最後まで生き残ったとしても、1試合あたり20分前後で決着がつく手軽さが魅力の“Sanhok”。この機会に本作を触りたいというプレイヤーから、さらなる刺激を求める既存プレイヤーまで、幅広く楽しめる新感覚マップを、ぜひプレイしてみてほしい。

▼新マップSanhok

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