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【CoD: WWII】プロ対抗戦第3回リポート Rush Gamingが首位転落、Libalent Vertexが2位に浮上

プロチーム6団体によるプレイステーション4用ソフト『コールオブ デューティワールドウォーII』を用いた賞金総額1000万円のesports大会“『CoD: WWII』プロ対抗戦”。その第3回が、2018年6月23日に開催された。

第3回となった今回は順位が変動し、王者Rush Gamingが2試合ともに敗北するまさかの結果に。2位につけていたDetonatioN Gamingは快勝し1位に浮上、そしてRush GamingとSCARZを破ったLibalent VertexがRush Gamingと並び2位タイに上がっている。

casterbooth
実況はK4sen、解説は鈴木ノリアキ、MCに岸大河が出演
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※プロ対抗戦スケジュール&結果まとめ
本大会は、JeSUよりジャパン・eスポーツ・プロライセンスを発行されたCYCLOPS athlete gaming、DetonatioN Gaming、Libalent Vertex、Rush Gaming、SCARZ、SunSisterの全6チームによるリーグ戦となる。

大会では4月から8月にかけて、6チームによる全5回のリーグ戦を行い、通算ポイント上位2チームがグランドファイナルへと進出。9月に開催される東京ゲームショウ 2018にて雌雄を決する。

試合ではesportsモードを使用し、“HARDPOINT”、“SEARCH & DESTROY”、“CAPTURE THE FLAG”の3ルールを順番にプレイ。BO5(3ゲーム先取)、各試合で取得したゲーム数がそのまま総合ポイントとして反映される仕組みとなっている。

3回目となる今回のリーグ戦も、前回に引き続き現地での一般観戦はなし。ストリーミング配信なしで行われた3試合を含む、計6試合が開催された。ここでは、とくに接戦で盛り上がったCYCLOPS athlete gaming vs Rush Gaming戦、Libalent Vertex vs SCARZ戦のリポートをお届けしたい。

GenGar_AX_HighFive_scene DetonatioN_winning_scene SunSister_Kitty CYCLOPS_HqBRa
ストリーミング配信前には、3試合が非公開で開催される。メイン会場・サブ会場ともに、チームメイトと激しく連絡を取り合う選手たちの声が絶え間なく響き渡る。ぜひ全試合が配信されてほしいところ。

CYCLOPS athlete gaming 対 Rush Gaming

CYCLOPS athlete gaming(以下、CYCLOPS)は同日に行われたDetonatioN Gamingに3-0で敗れる幸先の悪いスタートになったが、一方の単独首位だった王者Rush Gaming(以下、Rush)も、なんとLibalent Vertexに3-0で敗れている。このRushのまさかの敗北に会場がざわつくなかの試合となった。

1ゲーム目のHARDPOINTでは、TimGUCHIとHqBRAの固い守りをRushは破れず、CYCLOPS athlete gamingが優勢に。だが、Rush Gaming NamiとGreedZzの連続キルが功を奏して、ポイントを奪取。中盤は78-74と接戦になった。

その後はポイントを取っては取られで接戦が続き、CYCLOPS TimGUCHIとRush GreedZzがキル数トップで争う形に。が、ここで差を見せたのがCYCLOPS TimGUCHI。7連続キルを決めるファインプレイから、最後はCYCLOPS4選手全員で裏取り向かい、ポイント奪取に成功。結果は250-217でCYCLOPSで勝利した。

定石の攻めではなくあえてひねりを加えた動きと、TimGUCHIの活躍から、1ヵ月の修行の成果を見せてくれたような試合だった。

CYCLOPS_athlete_gaming_2

2ゲーム目SEARCH & DESTROY。まずはRushが落ち着いて1ラウンドを先制。2ラウンド目もNgt、NamiがCYCLOPS x123daを抑え爆弾解除を成功。Rushは4連続キル+爆弾解除でポイントを稼ぎ、スコアストリークという大きなアドバンテージをえることができた。そのままRushは3ラウンド、4ラウンドを取り優勢になる。進撃、後退の声掛けを徹底しているRushは、少ない犠牲で前線を押し上げている印象だった。

CYCLOPSは5ラウンド、6ラウンドこそTimGUCHIの活躍で勝利。続く7ラウンド目は、試合開始早々にRushの4はダウンしCYCLOPSの圧勝となった。ここでCYCLOPSに風が吹いてきたといったところか、その後は4-4にもつれて、Rushとしては厳しい状況になってしまった。

そして9ラウンド目。ここでCYCLOPS x123daがトリプルキルを決める。Rush Ngtひとりが生き残るも、またしてもx123daがキルを決め、なんと4連続でオールキルを達成。これには、実況解説陣も驚きを隠せず。実況のK4senから「1、2、3(キル)を獲得。そしてダー!(4キル)すれば終わりだぁ」と名言が生まれている。
10ラウンドはCYCLOPSが落ち着いてキルを重ね、なんとSEARCH & DESTROYでも6-4で見事勝利した。

CYCLOPS_win

しかしこのままで終わらせないのがRush。Capture the Flagでは0-8で快勝。初戦負けてしまったハードポイントで、もう一度勝負に挑むことになった。

Rush_Gaming_Nami

ポイントローテーション1週目はRushがポイントを稼ぐが、ポイントローテ―ション2週目ではCYCLOPSがポイントを確実に獲得する。

242-249で、両チームがドック倉庫の取り合いでポイント加算が止まる、ヒヤリとする展開に。しかし最後はCYCLOPS HqBRaがキルを獲得し、最後の1ポイントを加算! 3-1でCYCLOPS athlete gamingがRush Gamingを下した。CYCLOPS TimGUCHIは40キル32デスを記録。今大会でもっとも活躍した選手だろう。

Rush Gamingは、アメリカで行われたCWLを経験したのち、アメリカの強さに近づくために、個々のプレイではなく連携力をさらに高めチームプレイを重視した戦術を模索している段階だ。しかし、まだ固まっていない新たな戦術でプロ対抗戦に挑むことは厳しかったようで、まさかの2試合敗北となっている。
成長に痛みが伴うのは当たり前。次の試合までの1ヵ月で、どこまで成長して新生Rush Gaimingを仕上げているのか、ぜひ見せてほしい。

CYCLOPS_athlete_gaming
powapowatanは、「複数体を一気に倒すプレイができてよかった。次回はDetonatioN Gaming、Libalent Vertexに負けてしまったので、3-0で負けないように巻き返したい」とコメント。

Libalent Vertex vs SCARZ

1ゲーム目、ハードポイント序盤はポイントお押し合いに。SCARZが次のポイントを取るための動きを仕掛けているものの、Libalent Vertex(以下、Libalent)が止めている状況が続く。第2ポイントをしっかりと固めたLibalentは、大量ポイント獲得を成功させた。

Libalent Nicochaaaaaaaann選手がポイント一直線で攻めに行き、綺麗に裏どりを決めるInaba UR。第3ポイントをしっかり固めたLibalentにSCARZはなかなか切り込むことはできず、80ポイントの差をつけられてしまう。結果は、214-250でLibalent が勝利を収めている。

Libalent_WinningScene

2ゲーム目SEARCH & DESTROY、SCARZは開幕と同時にスモークを投擲。ロングの通路を潰しLeisiaの奇襲が成功するも、Libalentが反撃し初戦を勝利する。SCARZは続く防衛で爆弾解除を成功させるも、その後はLibalentのターンが続き5-1でSCARZは劣勢となってしまった。

7ラウンド目は爆弾設置こそ成功させるも、つぎつぎとLibalentに倒されてしまい残るはHuntのみ。なんとか解除を実行する選手を抑えつつ逃げ切り、時間を使わせることに成功。最後はキルされてしまうもの、Libalentは爆弾解除に間に合わず、Huntによる執念の1ポイント獲得となった。だが、最後Libalentの素早い攻めに対処できず敗北。6-2でまたもやLibalentが勝利している。

続いてはSCARZがもっとも得意とするCAPTURE THE FLAG。2-2の同点で試合終了間近のなか、Libalent側がフラッグを確保。Libalentがゴールまで持ち帰るとSCARZにとってはかなり痛い追加点になってしまうが、ここはなんとかPontyがキルしポイント追加を阻止。2-2で延長戦へちもつれる。

延長戦前半では、SCARZ Hunt選手がフラッグを確保すると、一直線にゴールへ。sitimentyoooがロング通路からHunt選手が通るであろう地点を見張るも、Hunt選手を仕留めることはできず。SCARZは見事追加点を獲得し、3-2で延長後半戦へと駒を進めることができた。

SCARZ

後半戦では、試合開始早々にLibalent Inaba URが4キルでチームキルを達成。すかさずE3NCOUNTがフラッグを確保し、ゴールへと走る。これを止めないと4-3で逆転されてしまうSCARZだが、残念ながら返り討ちにあい阻止することはできず。4-3でLibalent Vertexが、CAPTURE THE FLAG最強と言われたSCARZを下して3-0で勝利となった。

この1ヵ月で急成長Libalent Vertex。Nicochaaaaaaaann選手の強さは相変わらずで、Inaba UR、sitimentyoooも決めるところはしっかりキルをしていた。そして、E3NCOUNTの連続キルも目を見張るものがあった。チーム全体の力が非常に高まっていると感じる。

戦の変革者は誰なのだろうか。引き続き彼らの成長と活躍に注目したい。

Libalent_Vertext_E3NCOUNT
勝利インタビューでE3NCOUNTは、急成長を遂げたLibalent Vertexについて「第2回大会でDetonatioN Gamingに3-0で負けて、チーム全員が「もっと頑張らないといけない」といい気持ちが強くなった。その気持ちが合致できたのがよかった」と語る。

総合順位

3回目となる今大会を終えての順位は以下の通り。

Rush Gamingが2敗し、DetonatioN Gamingが単独トップに。東京ゲームショウで行われるファイナルに王手を指している。そして2位には、今大会で大活躍だったLibalent Vertexが浮上した。

CYCLOPS athlete gaming、古参チームのSCARZの活躍によっては、第4回で2位~3位の順位はまたひっくり返りそうではある。

そして第2回からポイントが変動していないSunsister。マコンブ選手の病欠も重なり、勝ち星を挙げることはできなかった。ぜひ第4回は万全な状態で試合に挑んでほしい。

第3回ランキング
第2回終了時点リーダーボードS&A 第2回終了時点リーダーボードHP 第2回終了時点リーダーボードCTF

※本大会で使用されているゲームモードには、「CERO:Z(18歳以上のみ対象)」に該当する表現は含まれません。

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