2018年6月19日、『ストリートファイターV アーケードエディション』のリーグ大会“RAGE STREET FIGHTER V All-Star League”の第5節が実施。その結果をリポートする。
※第4節リポート
※3on3リーグ「RAGE STREET FIGHTER V All-Star League」スケジュール・結果まとめ

第1試合 イタザン オーシャン vs. モケ サンライズ
第1セット モケ サンライズ勝利
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ○-× ハイタニ(豪鬼)
まちゃぼー(ネカリ) ×-○ どぐら(ユリアン)
ガチくん(ラシード) ×-○ もけ(キャミィ)
第2セット モケ サンライズ勝利
ガチくん(ラシード) ○-× もけ(キャミィ)
まちゃぼー(ネカリ) ×-○ どぐら(ユリアン)
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ×-○ ハイタニ(豪鬼)
第3セット モケ サンライズ勝利
まちゃぼー(ネカリ) ×-○ ハイタニ(豪鬼)
ガチくん(ラシード) ×-○ どぐら(ユリアン)
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ○-× もけ(キャミィ)
結果:モケ サンライズ勝利
セットカウント:3-0
第1、第2セットが全て同じ組み合わせの対戦となる。各組み合わせの勝敗はばらけたものの、モケ サンライズが2セット連取に成功すると、3セット目はモケ サンライズが早々に2ポイントをあげて決着。今日のモケ サンライズは各メンバーが接戦をもぎ取る勝負強さを見せており、チームとして非常に良い流れを感じさせる内容となった。



第2試合 ネモ オーロラ vs. フジムラ エメラルド
第1セット フジムラ エメラルド勝利
ストーム久保(アビゲイル) ○-× MOV(春麗)
かずのこ(キャミィ) ×-○ フジムラ(いぶき)
ネモ(ユリアン) ×-○ ももち(コーリン)
第2セット フジムラ エメラルド勝利
ネモ(ユリアン) ×-○ フジムラ(いぶき)
ストーム久保(アビゲイル) ○-× MOV(春麗)
かずのこ(キャミィ) ×-○ ももち(コーリン)
第3セット ネモ オーロラ勝利
かずのこ(キャミィ) ○-× ももち(コーリン)
ネモ(ユリアン) ○-× 藤村(いぶき)
ストーム久保(アビゲイル) ×-○ MOV(春麗)
第4セット フジムラ エメラルド勝利
ストーム久保(アビゲイル) ×-○ 藤村(いぶき)
ネモ(ユリアン) ○-× ももち(コーリン)
かずのこ(キャミィ) ×-○ MOV(春麗)
結果:フジムラ エメラルド勝利
セットカウント:3-1
MOVを警戒するネモ オーロラは、MOVにストーム久保をぶつける作戦を採用。ネモのオーダー読みは鋭く、狙い通りにストーム久保がMOVを倒してポイントを得る。しかし前節から調子を取り戻した藤村とももちが今回も活躍。1セット目には、ももちがセットの勝敗を左右する勝負どころで下段当身を通して勝ちきる鋭い読みを見せ、第1、第2セットともにフジムラ エメラルドが取得する。第3セットはネモ オーロラが奪い返すものの、第4セットではついにオーダー読みを外し、警戒されていたMOVが決定戦に勝利して決着となった。



第3試合 ウメハラ ゴールド vs. トキド フレイム
第1セット トキド フレイム勝利
sako(メナト) ×-○ ふ~ど(ミカ)
ボンちゃん(かりん) ○-× マゴ(キャミィ)
ウメハラ(ガイル) ×-○ ときど(豪鬼)
第2セット ウメハラ ゴールド勝利
sako(メナト) ×-○ ときど(豪鬼)
ボンちゃん(かりん) ○-× マゴ(キャミィ)
ウメハラ(ガイル) ○-× ふ~ど(ミカ)
第3セット ウメハラ ゴールド勝利
ボンちゃん(かりん) ○-× ときど(豪鬼)
sako(メナト) ×-○ ふ~ど(ミカ)
ウメハラ(ガイル) ○-× マゴ(キャミィ)
第4セット ウメハラ ゴールド勝利
ウメハラ(ガイル) ○-× ふ~ど(ミカ)
sako(メナト) ○-× ときど(豪鬼)
ボンちゃん(かりん) ×-○ マゴ(キャミィ)
結果:ウメハラ ゴールド勝利
セットカウント:3-1
ボンちゃんは今回もナッシュではなくかりんを投入。序盤はオーダー読みを成功させ、確実にマゴを仕留めてポイントを奪う。立ち上がりに不安のあるウメハラ ゴールドは今回も第1セットを落とすものの、第2セットの決定戦でウメハラが踏ん張ってからは復調。第3セットと第4セットではボンちゃんとsakoが特に見事な豪鬼戦を見せ、ウメハラゴールドが3セット連続取得で決着となった。





記者の目
第5節で特に感じられたのは、やはりオーダーの重要性。ストーム久保→MOV、ボンちゃん→マゴといった、狙い通りの組み合わせでポイントを稼ぐことができるとチームの勢いに大きく関わるようだ。セットを落としたとしても確実に1ポイントを取得しておけばスコアへの影響は小さく、大局的に見てもポイントゲッターの果たす役割は大きいのではないだろか。
リーグ戦は今回で前半が終了。後半の開始となる第6節は、少し間をあけて7月4日の開催となる。この準備期間に、各チームがそれぞれどんな用意をしてくるかが楽しみなところだ。特に有力候補と言われながらも苦しんでいたフジムラ エメラルドは、3位に浮上して前半を折り返しており、後半戦での戦績の伸びに期待がかかる。(ライター:H.H)