2018年6月13日、『ストリートファイターV アーケードエディション』のリーグ大会“RAGE STREET FIGHTER V All-Star League”の第2節が実施。その結果をリポートする。
※第1節リポート
※3on3リーグ「RAGE STREET FIGHTER V All-Star League」スケジュール・結果まとめ

第1試合 イタザン オーシャン vs. フジムラ エメラルド
第1セット イタザン オーシャン勝利
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ○-● 藤村(いぶき)
ガチくん(ラシード) ○-● ももち(コーリン)
まちゃぼー(ネカリ) ●-○ MOV(春麗)
第2セット フジムラ エメラルド勝利
ガチくん(ラシード) ●-○ ももち(コーリン)
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ●-○ 藤村(いぶき)
まちゃぼー(ネカリ) ○-● MOV(春麗)
第3セット イタザン オーシャン勝利
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ○-● 藤村(いぶき)
まちゃぼー(ネカリ) ●-○ MOV(春麗)
ガチくん(ラシード) ○-● ももち(コーリン)
第4セット イタザン オーシャン勝利
ガチくん(ラシード) ○-● MOV(春麗)
まちゃぼー(ネカリ) ○-● ももち(コーリン)
板橋ザンギエフ(アビゲイル) ●-○ 藤村(いぶき)
結果:イタザン オーシャン勝利
セットカウント:3-1
試合のオーダーは第3セットまですべて同じ組み合わせで進行するものの、同カードの2連勝は許さない接戦となる。セットカウント1-1で迎えた第3セットでは、決定戦をガチくんが勝利してイタザン オーシャンが一歩リード。第4セットはそのままの勢いでイタザン オーシャンが勝ちきって決着となった。なお、優勝候補チームのリーダーとして期待された藤村は第一節で全敗の苦しい戦績だったが、この日待望の1勝をあげることに成功している。


第2試合 ネモ オーロラ vs. トキド フレイム
第1セット ネモ オーロラ勝利
かずのこ(キャミィ) ○-● ときど(豪鬼)
ストーム久保(アビゲイル) ○-● マゴ(キャミィ)
ネモ(ユリアン) ●-○ ふ~ど(ミカ)
第2セット ネモ オーロラ勝利
かずのこ(キャミィ) ●-○ ときど(豪鬼)
ストーム久保(アビゲイル) ○-● ふ~ど(ミカ)
ネモ(ユリアン) ○-● マゴ(キャミィ)
第3セット トキド フレイム勝利
かずのこ(キャミィ) ●-○ ときど(豪鬼)
ストーム久保(アビゲイル) ●-○ マゴ(キャミィ)
ネモ(ユリアン) ○-● ふ~ど(ミカ)
第4セット トキド フレイム勝利
かずのこ(キャミィ) ●-○ ときど(豪鬼)
ストーム久保(アビゲイル) ○-● マゴ(キャミィ)
ネモ(ユリアン) ●-○ ふ~ど(ミカ)
第5セット ネモ オーロラ勝利
ネモ(ユリアン) ○-● ふ~ど(ミカ)
かずのこ(キャミィ) ●-○ ときど(豪鬼)
ストーム久保 ○-● マゴ(キャミィ)
結果:ネモ オーロラ勝利
セットカウント:3-2
第4セットまでネモ オーロラのオーダーは固定。トキド フレイムも先鋒にときどを据えており、同じカードが多く発生する展開となる。前半戦ではネモオーロラが勝ちを拾っていたが、後半はときどフレイムが対応。特にかずのこ対ときどは5回戦っており、後半ほど豪鬼がキャミィの攻めを封じていく様が顕著に現れた。勝負はフルセットの決定戦までもつれ、最後は視聴者の期待を一身に背負ったマゴをストーム久保が粉砕して決着。




第3試合 ウメハラ ゴールド vs. モケ サンライズ
第1セット モケ サンライズ勝利
ボンちゃん(ナッシュ) ●-○ もけ(キャミィ)
ウメハラ(ガイル) ●-○ どぐら(ユリアン)
sako(メナト) ●-○ ハイタニ(豪鬼)
第2セット ウメハラ ゴールド勝利
ウメハラ(ガイル) ●-○ ハイタニ(豪鬼)
ボンちゃん(ナッシュ) ○-● どぐら(ユリアン)
sako(メナト) ○-● もけ(キャミィ)
第3セット ウメハラ ゴールド勝利
sako(メナト) ○-● どぐら(ユリアン)
ウメハラ(ガイル) ○-● もけ(キャミィ)
ボンちゃん(ナッシュ) ●-○ ハイタニ(豪鬼)
第4セット ウメハラ ゴールド勝利
ウメハラ(ガイル) ○-● どぐら(ユリアン)
sako(メナト) ○-● もけ(キャミィ)
ボンちゃん(ナッシュ) ●-○ ハイタニ(豪鬼)
結果:ウメハラゴールド勝利
セットカウント:3-1
第1セットではモケ サンライズがパーフェクトゲームを達成。第2セットでも初戦でウメハラが敗れ、流れはモケ サンライズにあるかと思われたが、次の試合のボンちゃんがどぐらに快勝。続くsakoはもけの攻めを見事に対処して圧倒し、ウメハラ ゴールドがセットを奪い返す。これで流れは完全にウメハラ ゴールドに。もけサンライズはハイタニが孤軍奮闘して全勝するものの、ウメハラゴールドが第3と第4セットを制して決着となった。




試合後sakoインタビュー
――試合お疲れ様でした。第2節が終わっていかがでしたか?
sako 出だしの1セット目で全員負けてしまって、滑り出しがよろしくなかったですね。でも、2セット目からボンちゃんが自主的に声を出し始めて……それが功を奏してみんなの緊張が解けてきたんです。
――やはり第1セットは緊張していたんですね。
sako 1週間ぶりの試合だったから緊張しちゃいましたね。RAGEはふつうのゲーム大会と雰囲気が違うんですよ。どちらかというと番組という感覚。いつも出ているゲーム大会はゲーム好きが集まってガヤガヤしていたり、ギャラリーが盛り上がったりするんですけど、この大会の会場はすごく静かなのでいつもと違った雰囲気に包まれているんです。あとは、番組だから尺やタイムスケジュールに合わせて進行するので、試合を自分のタイミングで始められないのも難しいですね。
――ルーティーンを大切にしている選手であれば、とくに難しそうですね。
sako そうそう。だからこういう試合にも慣れていく必要があると思いました。
――昨日のモケサンライズ戦の組み合わせはうまくいったのでしょうか?
sako 相手チームでいちばん警戒していたのはハイタニ。ネカリからキャラクターを変えた当初とは比べ物にならないくらい実力をつけていますし、かなりの強敵です。うちのチームでいちばんハイタニにいけるのがウメちゃんなので、できるだけウメちゃんをハイタニに当てられるようにという編成を意識しました。でも、なかなかピタリと当てるのは難しいですよね。
――sakoさんの個人成績は7勝1敗となっています。この成績についてはどのように考えていますか?
sako 先週は藤村に2回勝って、かなりできすぎた戦績だと思います(笑)。今日はハイタニに1回負けましたが、しっかりゲームメイクできたし動き自体はまったく悪くなかったと思います。
――今日はイタザン オーシャンとの試合となります。その意気込みをお聞かせください。
sako 2勝0敗どうしの組み合わせだから、そら勝ちたいよね。みんな実力があってかなり怖いけど、キャラクターの相性はうちに分があると思っています。
――カプコンプロツアーではオイルキングのラシードに圧倒されたことがあり、相手にはラシードを使うガチくんがいます。対策はしてあるのでしょうか?
sako オイルキングに負けたあとに戦略を見直して、ガチくんにお願いしてラシード対策は練り直してありますので、かなり煮詰まっていると思います。1先はどうなるかわからない部分も多いですが、自信はありますので、応援よろしくお願いします。