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【CoD: WWII】プロ対抗戦第2回リポート Rush Gamingが依然トップ

プロチーム6団体によるプレイステーション4用ソフト『コールオブ デューティワールドウォーII』を用いた賞金総額1000万円のesports大会“『CoD: WWII』プロ対抗戦”。その第2回が、2018年5月19日に開催された。

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本稿では各チームの試合前コメントとともに、ストリーミング配信された3試合の模様をお届けする。

プロ対抗戦スケジュール&結果まとめ
https://appvs.famitsu.com/20180421_4314/ 

本大会は、JeSUよりジャパン・eスポーツ・プロライセンスを発行されたCYCLOPS athlete gaming、DetonatioN Gaming、Libalent Vertex、Rush Gaming、SCARZ、SunSisterの全6チームによるリーグ戦となる。

大会では4月から8月にかけて、6チームによる全5回のリーグ戦を行い、通算ポイント上位2チームがグランドファイナルへと進出。9月に開催される東京ゲームショウ 2018にて雌雄を決する。

試合ではESPORTSモードを使用し、“HARDPOINT”、“SEARCH & DESTROY”、“CAPTURE THE FLAG”の3ルールを順番にプレイ。BO5(3ゲーム先取)、各試合で取得したゲーム数がそのまま総合ポイントとして反映される仕組みとなっている。

2戦目となる今回のリーグ戦も、前回に引き続き現地での一般観戦はなし。ストリーミング配信なしで行われた3試合を含む、計6試合が開催された。

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ストリーミング配信含めて一般には公開されない試合でも、選手たちの熱気は変わらない。メイン会場・サブ会場ともに、チームメイトと激しく連絡を取り合う選手たちの声が絶え間なく響き渡っていた。

DetonatioN Gaming 対 Libalent Vertex

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配信試合、最初のカードはDetonatioN Gaming 対 Libalent Vertex。

両チームとも同日の試合では3-0のストレート勝利を飾っており、コンディションは最高の状態。2チーム同士が激突する形となった。

試合開始前の各チームインタビューでは、試合で警戒している相手チームの注目選手について質問。

DetonatioN Gamingは、xAxSy選手が「sitimentyooo選手が怖いですね。アタマがずば抜けていいので、結構ペースを取られちゃうのが怖いです。エイムもよくて、めちゃくちゃ強くて怖いところではあります」と回答。

同様にAIiceWonderIand選手もsitimentyooo選手を挙げ、新戦力に対する警戒の年をチーム全体として示した。

05DetonatioN Gaming。左からxAxSy選手、GaIiard選手、GenGar AX選手、AIiceWonderIand選手。

一方、Libalent VertexのNicochaaaaaaaann選手は「DetonatioN Gamingは、自分たちと似たチーム。個々の能力がすごく高いため、誰かを警戒する、というよりはチーム全体としてひとりずつを倒していく、という考え。個人能力が高いチーム同士なので、そこの競い合いになるのかな、と考えています」と回答。個人技の強い敵チームスタイルに対して、真っ向から戦っていく姿勢を見せた。

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Libalent Vertex。左からE3NCOUNT選手、sitimentyooo選手、Inaba UR選手、Nicochaaaaaaaann選手。

1ゲーム目のHARDPOINTでは、序盤からDetonatioN Gamingがポイントを重ねていく展開に。1周目の第1拠点で早くも40点差を付けると、その後も相手にペースを譲らない動きで点差を更に増やしていき250-90で快勝。HARDPOINTでの強さを見せつけた。

続く2ゲーム目、SEARCH & DESTROYでもDetonatioN Gamingがポイントを先行。Libalent Vertexはも含めたチームプレイで確実にキルを重ねて1ポイント差まで迫るも、最後はGaIiardのトリプルキルでDetonatioN Gamingが勝利。

DetonatioN Gamingの勢いは止まらず、3ゲーム目のCapture the FlagではxAxSy選手によるスモーク抜きのヘッドショットなどのスーパープレイも飛び出し、5-1と快勝。怒涛の勢いでストレート勝ちを果たした。

試合前のインタビューにて、「ぼくらは前回1度負けちゃっている。今後は1回も負けないという気持ちでやっているので、3-0で勝ちにいきます」との決意を語っていたAIiceWonderIand選手。

今回は見事に有言実行を果たしたが、この勢いは今後どこまで続くのか。第3回以降のDetonatioN Gamingの動向にも注目したい。

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勝利者インタビューを受けるGaIiard選手。

CYCLOPS athlete gaming 対 SunSister

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配信第2試合は、CYCLOPS athlete gamingとSunSisterが激突。こちらも試合開始前、各チームにインタビューを行った。

CYCLOPS athlete gamingはこの日の1戦目、0-3のストレート負け。NyaRuN選手は試合を振り返り「チームの雰囲気はよかったが、沈黙した感じもあった。もっと声を出して、チームの雰囲気を常にいい状態で保って挑みたい」と、敗因を分析。

同様にHqBRa選手も「相手の雰囲気とか作戦、個々のうまさなどチームに差はあるが、相手の雰囲気そのものには押されないようにする。前の試合では押された感じがあるので、やる気で押し返すようにプレイしていきたい」と、チームのムードをしっかり作ることを2試合目の目標とした。

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CYCLOPS athlete gaming。左からHqBRa選手、TimGUCHI選手、powapowatan選手、NyaRuN選手。

同様に、この日第1試合でストレート負けを喫しているSunSister。

試合展開に関して、Macomb選手は「周りの予想以上に健闘はしたかな、という感触と、多くを出せたので引き締まった試合にはできたかな、という感触がある。負けてしまったけど次の試合につながるものは大きかった」と回答。

さらに警戒している対戦相手については、「ARのTimGUCHI選手が要注意かな、とチーム全体として捉えている。前を押すだけじゃなく後方で味方の援護をしつつタイミングを見計らって挙がってきたり、コチラにとって嫌な動きをするのが上手い選手。そこは注意して行きたい。うまくカバーに入られないような動きで撹乱すれば、勝利に近づく」と、対策を練っていることを明らかにした。、

またchip選手は、「選手というよりも、次の試合は配信される場。先ほど以上の力を出せるように全力を尽くしていきたい」と、観客が存在する試合に対するプロゲーマーとしての意識をあらわにした。

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SunSister。左からGorou選手、Macomb選手、Kitty選手、Chip選手。

試合では、SunSister中長距離の補強として新加入したGorou選手が大活躍。SEARCH & DESTROYでは壁抜きのキルで勝利に貢献するなど、その存在感を大いにアピールする。

しかしCYCLOPS athlete gamingは互いに声を掛け合いながらチームの雰囲気をうまく作り上げ、HARDPOINTとCAPTURE THE FLAGを取り切って勝利。

勝者インタビューを受けたTimGUCHI選手は、「前半(配信外試合)は声を出し切れておらず、連携がうまくいかなかった。配信の試合では自分から声を出していこうというのがあってうまくいった」とコメントを残した。

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SunSisterのMacomb選手は「(チームを結成して)日が浅いこともあって、連携部分がまだまだ未熟だと実感している。少しずつでも連携の練度を高めていって、どのチームにも見劣りしないような連携をとれるようにしていきたい」と、今後の第3回、第4回に向けて前向きなコメントを残した。

Rush Gaming 対 SCARZ

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配信第2試合は、Rush GamingとSCARZの因縁の対決。

Rush Gamingのngt選手はこの試合に対し、「SMGは前押しが、ARは後方支援がしっかりとしたバランスの取れたチーム。そこをどう崩すかが重要視ところ。いままでのラッシュとは違う、新たに取り入れた動きがSCARZに刺さるのではないか」と語る。

またWinRed選手は注目選手について、「同じSMGのパンサー選手とレイシア選手。負けないようにがんばります」とコメントした。

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Rush Gaming。左からNami選手、WinRed選手、GreedZz選手、Ngt選手。

ここまで無敗のRush Gamingに対し、SCARZはこの日の配信外試合でDetonatioN Gamingに0-3でストレート負けを喫している。

「HARDPOINTは少し力の差が出てしまった。話し合う時間が足りなかったのかな、というのがある」

Hunt選手は「注目は前回MVPのNgt選手。いろいろ考えて来ているので、うまいことハマッてくれればな、と思っています」と、対抗策の存在を匂わせる。

また来月はプロ対抗戦に加え、CWLへの参戦も控えていることについて「まだ完成していないところが多々あるので、リーグを通してCWLにつなげていこうと思っています」

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SCARZ。左からHunt選手、GP選手、Leisia選手、Panther選手。

試合では第1ゲーム序盤から、Rush Gamingが怒涛の攻めを見せる。まだエンジンのかかり切らないSCARZに一気に150点近いポイント差を付け、そのままリードを守り切ってHARDPOINTを制す。

勢いに乗った続くRush Gamingは、続く第2ゲームのSEARCH & DESTROYも取って早々に王手をかけた。

王手のかかったCAPTURE THE FLAGは、前の2ゲームを超える激しい戦いに。互いに一歩も譲らずにキルしあう一進一退の攻防の末、第3ゲームを取ったのはSCARZ。土俵際で踏みとどまり、ライバルとしての意地を見せる。

しかし第4試合のHARDPOINTでは、Rush Gamingが持ち前のチームワークを発揮。4人で協力しながら敵の襲撃に対応できる位置取りで拠点の守りを固め、最後は250-172で勝利。総合ランキングの首位を守りきった。

15第3戦の勝利者インタビューはWinRed選手。Rush Gamingの強さを「みんながひとりひとり、やりたいことをわかっている連携です」と力強く答えた。

第2回総合順位

2回目となる今大会を終えての順位は以下の通り。

チーム名 順位 ポイント
Rush Gaming 1 12
DetonatioN Gaming 2 11
CYCLOPS athlete gaming 3 7
Libalent Vertex 3 7
SCARZ 5 6
SunSister 6 3
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トップを走るRush GamingをDetonatioN Gamingが1点差で追いかける展開だが、現時点ではほかのチームもまだ追いつける点差となっている。

上位の2チームに対してほかのチームがどれだけ迫れるか、グランドファイナルまで残り3回の結果に期待したい。

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