ユービーアイソフトより発売中のタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』について、LIONの弱体などを含むオペレーターバランス調整の内容(デザイナーズノート)が公開された。
なお、以下の内容を修正するアップデートの配信時期は、現在のところ不明。
▼DESIGNER’S NOTES: MID-SEASON(英語)
https://rainbow6.ubisoft.com/siege/en-us/news/152-322116-16/designers-notes-mid-season
攻撃側 勝率(縦軸)とピックレート(横軸)

防御側 勝率(縦軸)とピックレート(横軸)

LION
データでは、ライオンが現在強すぎることを示しており、勝率もあまりにも高い。また、LIONと対戦するのがおもしろくないというフィードバックが出ている。Balancingのチームは、ほか攻撃オペレーターと同調させるためにいくつかの変更点を検討。
スキャンで検出された場合、移動を中断するとスキャン作動中でもアウトラインの表示がなくなる。
これにより、検出されても動きを止めれば、攻撃側プレイヤーは位置を突き止めることがより困難になる。
これは、防御側オペレーターがライオンの検出に対するカウンタープレイの選択肢を増やすための第一歩としている。
スキャンのチャージ数を3→2に減らし、各チャージの間のクールダウンを10秒から20秒に増加。
これにより、スキャンを起動させるときに、プレイヤーはより慎重に作動するタイミングを検討しなければならない。現在、重要な瞬間にスキャンをあまりにも多く連鎖させることができるとしている。
JÄGER
特殊ガジェット“マグパイ”が、HibanaのX-KAIROSペレットを破壊しないように変更。
これにより、HiBANAのピック率を上げることを目的としている。
BLITZ
シールドフラッシュの効果範囲が8m→5mに縮小される。使用回数も5回→4回に変更される。
BLITZは、Y3S1での修正でピック率は平均に近づいたが、勝率は高すぎる傾向だった。防衛側オペレーターに近接距離で対抗するオプションを与える方法を検討しているが、時間がかかると述べている。
VIGIL
エレクトロニック・レンジャー・クロークの効果時間(充電消耗時間)を30秒→12秒に変更。なお、チャージ時間は12秒→6秒に短縮される。
ELAの弱体後、VIGILはもっともつよい遊撃となった。この変更により、プレイヤーはリソース管理に注意を払い、以前のような効果的な使い方をするには少々テクニックが必要になる。また、彼のロードアウト(とくに武器)にも変更を加える予定。
HIBANA
クレイモアを失い、変わりにブリーチングチャージを装備できるように。
HIBANAは、Thermiteよりも銃撃戦に優れていることから、プロとランクマッチでのピック率が高すぎるとのこと。彼女のX-KAIROSに調整を加える前に、クレイモアを削除することで、クレイモアを装備できるThermiteのピック率が向上すると期待している。なお、将来的には多くの変更が加えられる可能性もあるとし、この変更による影響を注意深く観察するとのこと。
YING
スモークグレネードを失い、変わりにクレイモアを装備できるように。
連携力の高いチームでは強いが、上位ランキングでは弱いとし、スモークを失うがLMG強化の変更と相まって、この問題を解消できるとしている。
LMGダメージ
LGMは現在弱すぎるため、火力を上げる。また、新しいリコイルシステムを導入した後、LGMのリコイルの再調整を行う予定。




現在のステータス
FINKA
Finkaの勝率が現在高すぎることが示されている。 しかし、変更を加える前に、ナノブーストによるリコイル軽減、有刺鉄線でのスピードブースト、ヘルスブーストの調査を行うとのこと。適切な調整を確実にするために、より多くのデータが必要で、リコイルについては、新しいリコイルシステムの実装前に変更することは望ましくないと述べている。
ELA
ピック率、勝率ともに落ち着いており、変更を加える予定はない。
現在のメタなどについて
プレイヤーのフィードバックから、現在のメタによりラウンド平均時間は2:24→2:15と変化している。LIONの弱体化により、メタの変化とラウンドの長さに影響を与えることを期待している。