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【鉄拳7】鉄拳ワールドツアー2018(TWT 2018)結果まとめ

TEKKEN World Tour(鉄拳ワールドツアー)(以下、TWT)は、8か月に及ぶ『鉄拳』の国際トーナメントシリーズ。プレイヤーは、世界各地で開催されるTWT公認のトーナメントに参加し、年末に行われる決勝大会“TWT FINALS”を目指すことになる。

決勝大会は、公認トーナメントの成績に応じたグローバルポイントランキング上位19名と最終予選通過者1名、計20名によって世界一が争われる。

※記事は随時更新予定

ポイントの仕組みについて

公認トーナメントは、MASTER(マスター)、CHALLENGER(チャレンジャー)、ONLINE(オンライン)の3つのグレードにわかれており、それぞれ得られるポイントが異なる。

順位 MASTER CHALLENGER ONLINE
1位 300 150 150
2位 220 100 100
3位 150 70 70
4位 100 45 45
5位 70 25 25
7位 45 10 10
9位 25 5 5
13位 10 1 1
17位 5
25位 1

グローバルランキング

順位  プレイヤー  ポイント
1位  KNEE[韓国] 400
2位 JDCR[韓国] 335
3位 SAINT[韓国] 301
4位 LOWHIGH[韓国] 240
5位 KKOKKOMA[韓国] 190

※ランキング詳細はこちら(英語サイト)

大会結果・スケジュール

KUWAIT BATTLE ROYALE

■日時:2018年4月12日~4月14日
■場所:クウェート・ミッシュレフ
■グレード:チャレンジャー
■大会形式:ダブルイリミネーション
■賞金:Prize Pool Bonus 1000ドル
■配信チャンネル:twitch
※トーナメント表(Challonge)
参加者:92エントリー、日本人選手は不参加
※大会公式サイト

【大会結果】

順位  プレイヤー 獲得ポイント
1位 Super Akouma(豪鬼)[フランス]  150
2位 Tekken_Master(ギース)[バーレーン]  100
3位 FEDERER(キング)[]  70
4位 MD-Luffy(ブライアン、ポール)[サウジアラビア]  45
5位タイ Adawi(シャオユウ)[]  25
5位タイ CallMeNoob (フェン)[]  25
7位タイ Broly (シャヒーン)[]  10
7位タイ Wasfi(ボブ)[]  10

KUWAIT BATTLE ROYALEには、中東のプレイヤーが数多く参戦した。その一方で、大会常連の韓国勢や日本勢の参加はなく、中東勢が軒並み上位に食い込む中で優勝を果たしたのは、フランスの強豪プレイヤーであるSuper Akoumaとなった。

グランドファイナルは、Super Akouma[W]vs.Tekken_Master[L]からスタート。Super Akoumaは『ストリートファイター』から参戦している豪鬼を、Tekken_Masterは『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『餓狼伝説』から参戦しているギースを使用。

中間距離からの波動拳によるけん制で、ギース得意の近距離戦に持ち込めないまま窮地に追い込まれるTekken_Masterだったが、一瞬のチャンスで相手の波動拳にカウンターを取ることに成功。2-1の危ない場面から勢いそのままに勝利し、リセットまで持ち込んだ。

twt01グランドファイナルは、豪鬼vs.ギースというゲストキャラクター同士の対決。

リセットを許してしまったSuper Akoumaは、あえて近距離戦に付き合う形で対応。ジャンプの頻度を上げながら“百鬼”や“足払い”で果敢に攻めることで、隙を与えず反撃のきっかけを抑止。攻めは最大の防御といわんばかりの内容でSuper Akoumaが押し切り優勝をもぎ取った。

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優勝者Super Akouma(中央)

■優勝選手解説
Super Akouma
おもなプレイ地域・コミュニティー:フランス
所属チーム:CRaZY Esport
おもな使用キャラクター:豪鬼
使用キャラの豪鬼の持ち味であるジャンプと百鬼襲を絡めた終わらない攻めが得意。大会での大舞台でも、“セービングキャンセル”を絡めた高難度コンボを狙いにいくやり込みへの自信が光るプレイヤー。

BEAST ARENA HONG KONG

■日時:2018年4月7日~4月8日
4月7日 13時~19時 pools~Top 8
4月8日 16時~19時 Top 8
■場所:香港
■グレード:チャレンジャー
■大会形式:ダブルイリミネーション
■賞金:Prize Pool Bonus 1000ドル
■配信チャンネル:twitch.tv/teamsp00ky
※トーナメント表(Challonge)
日本人選手:ノビ、ユウ、タケ。、ノロマ(欠場)、ばくしー、たぬかなが参戦
※大会公式サイト
※大会公式Twitter

【大会結果】

順位  プレイヤー 獲得ポイント
1位  LOWHIGH(シャヒーン、ロウ)[韓国]  150
2位  タケ。(一美)[日本]  100
3位  JDCR(ドラグノフ)[韓国]  70
4位  ノビ(ドラグノフ、スティーブ、フェン)[日本]  45
5位タイ  KKOKKOMA(一美)[韓国]  25
5位タイ  QUDANS (デビル仁)[韓国]  25
7位タイ  AK (シャヒーン)[フィリピン]  10
7位タイ  DOUJIN(ラース、シャヒーン)[フィリピン]  10

これまでは韓国勢が上位を占める展開になっていたが、今大会ではノビ、タケ。ら日本のエース級が参戦し、上位入賞を果たした。

ベスト16では、たぬかなが先週のTWT予選覇者Saintを破り、ルーザーズセミファイナルではノビが前年度TWT覇者のQdanceを撃破。〝日本最後の盾〟タケ。は、前年度EVO覇者のJDCRを相手に2度勝利するなど、韓国のトッププレイヤーに競り勝つ場面が多く見られた。惜しくも優勝には届かなかった日本勢ではあるが、今後の期待が高まる結果となった。

グランドファイナルはLOWHIGH[W]vs.タケ。[L]の組み合わせ。ウィナーズファイナルにてタケ。は1度LOWHIGHに負けているため、分が悪いかと思われた。しかし、タケ。は持ち前の対応力を見せて、盤石な立ち回りで3-1でLOWHIGHのシャヒーンを倒し、リセットに持ち込むことに成功。あとがなくなったLOWHIGHはキャラクターをロウにチェンジ。横移動に強い下段技を多用していくことでタケ。の横移動を絡めた防御をこじ開けることに成功。タケ。の対応が追いつく前に3-1でLOWHIGHが優勝を決めた。

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たとえるなら日本の盾タケ。(左)と韓国の矛LOWHIGH(右)といった試合が続いた。
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image4優勝は2キャラクターをうまく使い分けた韓国のLOWHIGH。

■優勝選手解説
LOWHIGH
おもなプレイ地域・コミュニティー:韓国
所属チーム:Fursan Esports
おもな使用キャラクター:シャヒーン、ロウなど
韓国の若手筆頭。展開の速さで相手を圧倒し、攻め手の多さで体力を削りきる戦いかたに特化している。とくに『鉄拳7』を代表するシステムである、レイジアーツとレイジドライブを勝負どころで当てることに長けており、大会でもつねに上位に食い込む。

NORCAL REGIONALS

■日時:2018年3月30日~4月1日(現地時間)
■場所:アメリカ・カリフォルニア
■グレード:チャレンジャー
■大会形式:ダブルイリミネーション
■賞金:Prize Pool Bonus 1000ドル
■配信チャンネル:TeamSp00ky(録画)
※トーナメント表(エントリー111名、日本人は不参加)
※大会公式サイトはこちら

【大会結果】

順位  プレイヤー 獲得ポイント
1位  Saint(ジャック7)[韓国]  150
2位  Qudans(デビル仁)[韓国]  100
3位  kkokkoma(ドラグノフ、一美、ポール、デビル仁)[韓国]  70
4位  JDCR(ドラグノフ)[韓国]  45
5位タイ  JeonDDing(エディ、ラッキークロエ)[韓国]  25
5位タイ  Jeoy Fury(ジャック7)[アメリカ]  25
7位タイ  P.Ling(シャオユウ)[アメリカ]  10
7位タイ  Trungy(ギース)[アメリカ]  10

トーナメント結果は上位5名が韓国勢、その下に地元アメリカ勢が入る形に。グランドファイナルは、Saint vs.Qdansという韓国勢対決の組み合わせとなった。QdansはウィナーズファイナルでSaintに敗北しているため、一度負けたSaintに対して3試合先取で2度勝たなければ優勝できない。試合はお互いの大技での駆け引きで星を奪い合う流れとなり、試合カウント2-2のファイナルラウンドへ。Saintが勝てば優勝、Qdansが勝てばリセットからの再試合という緊迫した状況で、先に相手を追い込んだのはQdans。大幅な体力差から誰もがQdansに流れが来ていると思ったが、Saintはそこから1度も読み負けることなく逆転勝ち。鉄拳ワールドツアー初優勝を果たした。

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優勝直前でSaintに訪れた逆境。絶望的な体力差を読みの鋭さで凌いだ。
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試合後のSaintとQdansの熱い抱擁。グランドファイナルの韓国対決を制し、優勝はSaintとなった。

■優勝選手解説
Saint
おもなプレイ地域・コミュニティー:韓国勢
所属チーム:Echo FOX
おもな使用キャラクター:ジャック7
EVO2016優勝、メーカー公式大会も2度の優勝経験を持つ。試合展開を強引に自分のペースに持ち込む読み合いの強さで、どんな逆境からでも逆転の可能性を感じさせてくれる。

THAIGER UPPERCUT

■日時:2018年3月24日~25日(現地時間)
■場所:タイ・バンコク
■グレード:チャレンジャー
■大会形式:ダブルイリミネーション
■賞金:Prize Pool Bonus 1000ドル
■配信チャンネル:Twitch(TGU_main)
トーナメント表(エントリー80名)
※日本人はたぬかなが出場。予選プール敗退17位(LowHigh、Juiestormに敗北)。

【大会結果】

 順位  プレイヤー  獲得ポイント
1位  book(仁)[タイ] 150
2位  Knee(一八、ポール)[韓国] 100
3位  JeonDDing(ラッキークロエ、エディ)(韓国) 70
4位  LowHigh(ドラグノフ、シャヒーン、ラース)[韓国] 45
5位タイ  Loveneet(ジャック7、ジョシー)[インド] 25
5位タイ  kkokkoma(ドラグノフ、ノクティス、一美)[韓国] 25
7位タイ  qudans(デビル仁)[韓国] 10
7位タイ  Meat(ドラグノフ、フェン)[インドネシア] 10

地元ファンの声援を受けるタイのトッププレイヤーbookが、ウィナーズファイナルでKneeと激突。この対決ではKneeがbookを圧倒。しかし、bookはルーザーズファイナルでJeonDDingを撃破し、グランドファイナルでふたたびKneeに挑むことに。1度負けているbookは、Kneeに対して3試合先取マッチを2連続で勝利しなければならない。今シーズン好調なKneeを相手に連勝するのは難しい思われたが、最初の3試合先取マッチをbookが3-1で勝利。ここでKneeは一八からポールにキャラクターを変更するが、bookの勢いを止めることに失敗。ふたたび一八を投入するものの流れは変えられず、bookが3-0で勝利。地元タイのトッププレイヤーが強豪韓国勢を打ち負かしての優勝となった。

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グランドファイナルは韓国のKneeと地元タイのbook
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見事に優勝を勝ち取ったbook

FINAL ROUND 2018

■日時:2018年3月16日~18日(現地時間)
■場所:アメリカ・ジョージア
■グレード:マスター
■大会形式:ダブルイリミネーション
■賞金:Prize Pool Bonus 5000ドル
■配信チャンネル:【英語】 Twitch(Tekken Channel)
トーナメント表(エントリー297名)※日本人選手は不参加

【大会結果】

順位 プレイヤー 獲得ポイント
1位 knee(デビル仁/ポール)[韓国] 300
2位 JDCR(ドラグノフ)[韓国] 220
3位 Saint(ジャック7)[韓国] 150
4位 CHANEL(アリサ/エリザ)[韓国] 100
5位タイ Anakin(ジャック7)[アメリカ] 70
5位タイ kkokkoma(ドラグノフ/デビル仁/一美)[韓国] 70
7位タイ LowHigh(シャヒーン) [韓国] 45
7位タイ Lil Majin(キング)[アメリカ] 45

グランドファイナルは、EVO Japanで圧倒的な強さを見せつけて優勝したKneeと、昨年のTWT予選で最多の優勝歴を持つJDCRの対決に。試合は、ドラグノフの主力技に対する反撃能力の高いデビル仁を使うことで、ダメージレースに競り勝つという、複数のキャラクターを使えるKneeならではの攻略が光る展開となった。Kneeが勝負どころで下段攻撃からのコンボを決め、試合カウント3-1で優勝した。

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ROX所属のknee(左)とECHO FOX所属のJDCR(右)。世界最強の呼び声が高く、宿敵とも呼べる両選手。
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勝負所で打った下段の「奈落落とし」からのコンボでK.O

※【鉄拳7】ワールドツアーが開幕! 初戦の“FINAL ROUND 2018”を制したのは韓国のKnee

■優勝選手解説
Knee
おもなプレイ地域・コミュニティー:韓国勢
所属チーム:ROX
おもな使用キャラクター:デビル仁、ポール、ブライアンなど
ランク:―
長年トップに君臨するベテランプレイヤー。昨年はなかなか大規模大会で結果を残せなかったが、2018年は1月のEVOJapanで優勝。