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【鉄拳7】鉄拳 プロチャンピオンシップ優勝者・ノロマインタビュー

2018年3月24日(土)、プロライセンス選手8名による賞金制トーナメント大会“鉄拳 プロチャンピオンシップ”が開催され、決勝戦でノロマ(ジャック7、デビル仁)が破壊王(キング)を倒し、みごと優勝を果たした。本記事では、大会終了直後のノロマにインタビュー。本大会の感想だけでなく、プロツアーについてもうかがった。

※鉄拳 プロチャンピオンシップ結果まとめ

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優勝者・ノロマ(右)

――まずは今回の大会で、優勝した感想をお聞かせください。

ノロマ マジでうれしいです。2017年に優勝したワールドツアーの韓国大会から、ここまで本当に長かったので。

――この大会は、普通の大会と違って配信専用となっていましたが、そういった違いは戦いに影響しましたか?

ノロマ 観客がいない状態(※)での戦いは初めてでしたが、参加選手や大会のスタッフさんたち含めて、意外に盛り上がってくれてよかったですね。その盛り上がりを『鉄拳』プレイヤーたちが配信で見て、さらに楽しんでくれるというのは、すごく効率的な大会だと思いました。
※鉄拳プロチャンピオンシップは、会場にギャラリーを入れずに配信に特化する形で行われた。

――今回の勝因はご自身ではどこにあると思いますか?

ノロマ やはり、デビル仁を使ったことですね。今回の大会では、ジャック7、デビル仁、そしてドラグノフも用意していました。3キャラクターを用意して、人によって使い分ける戦法を選んだんです。ノビとの戦いでは、ジャック7もドラグノフも通用しないだろうと思い、デビル仁を採用しました。

――大会の途中からデビル仁をメインに使っていたのは、ノビ対策であると。

ノロマ やはり自分はジャック7をメインに使っているので、絶対ジャック7対策はしてくるわけです。そこに対して、デビル仁、ドラグノフという隠し玉を用意して対抗する狙いでした。動画配信などもせず、コッソリと練習して仕込んでいたんです(笑)。練習でも、デビル仁とドラグノフのほうが勝率が高かったんですよね。今回はドラグノフは出しませんでしたが、デビル仁が今回の優勝に貢献してくれました。

――なるほど。ですが、次回の大会では、デビル仁が警戒されてしまいますね。

ノロマ そうなりますね。次回の大会用に、もう1キャラクターくらい隠し玉を用意しておきます(笑)。ノビにも言われてたんですよ、「お前は一発屋のムーディーノロマだ!」って(笑)。本当にそうならないように、今後も大会ではしっかりと結果を残していきます。

――では、今回の大会で苦戦した試合はありましたか?

ノロマ やはりノビとの戦いです。デビル仁を出しましたが、過去にノビは、Knee(韓国トップクラスの『鉄拳』プロ)の使うデビル仁を倒したこともありますから。だから、つねに2択を仕掛けて、荒らしてやろうという考えで攻撃を押し付けました。

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――ノロマ選手は大会での勝率が高く感じるのですが、秘訣などはありますか?

ノロマ 段位戦と、大会での試合はまったく違います。勝てない人たちがなぜ勝てないのかというと、硬くなってしまっていることが多いです。段位戦での動きでも、勝てるときは勝てるかもしれませんが、僕は大きな1発を当てるべきだと思っています。だからこそ僕は、通ればリターンの大きい技をガンガン振って戦うんです。

――たしかに、今回の大会ではデビル仁の強力な下段技“奈落堕とし”を多用していましたね。

ノロマ そうですね。連戦しがちな段位戦では、リスクがあるのであまり振らない技ではありますが、そこを逆に大会ではリスクを恐れず使っていったんです。ちなみに、もししゃがんでガードできる人には、さらにつぎの手も用意していました。もちろん、安定した“鉄拳力”で勝つ選手が、いちばんすごいとは思っています。僕としても目指すところは、安定した“鉄拳力”なのですが、現状勝率を上げるためには、やはり1発が大事だと思っています。

――今回の大会は、プロライセンスを持った『鉄拳』プロの試合でした。ノロマ選手は、プロライセンスを貰ってから何か変化などはありましたか?

ノロマ 明確なものはないのですが、今回の大会では付き合っている彼女が、家で配信を見ながら応援してくれたんですよ。プロになる前も一応応援はしてくれたのですが、形だけといいますか、そんなに興味持ってもらえなかったのですが、今回はしっかりと応援してくれたみたいで。プロライセンスを貰ったからこそ、僕を見る目を変えられたのかなと。

――ワールドツアーには、大規模大会の“マスターイベント”、基本大会の“チャレンジャーイベント”、オンラインでの“オンラインイベント”とありますが、今年は、どれぐらい参加される予定ですか?

ノロマ 賞金額が減ってしまったのに、開催大会は増えましたよね。そこの労力と対価を考えると、マスターイベントには最低限参加するとして、数はこなせないのかなと。ただ、できるだけ近い地域で開催されるイベントには参加したいです。都合が合えばアジア圏のチャレンジャーイベントにも出れるのかなと。

――では最後に、応援してくださったファンの方々にメッセージをお願いします。

ノロマ 応援してくださってありがとうございました。スポンサードを受けています、COOASGAMESさんに、もっともっとお声をいただけたらうれしいです!

 

編集部 豊泉三兄弟(次男)、ライター 西川くん