2018年2月10日~11日にかけて開催中の闘会議2018。その2日目のレッドステージでは『鉄拳7』のプロライセンスマッチで勝利した4名によるトーナメント戦“闘会議2018鉄拳7Final〜Royal Championship〜”が実施された。




“闘会議2018鉄拳7Final〜Royal Championship〜”は家庭用『鉄拳7』を競技種目とするシングル戦大会。本大会の直前には闘会議2018場内にてプロライセンス発行大会が実施され、そこでライセンスを取得した選手4名が出場する決勝大会だ。出場メンバーは以下の通り。
タケ。選手(一美)
NOBI選手(ドラグノフ、フェン)
破壊王選手(キング)
pekos選手(ギース、ボブ)


ステージには4名の選手と共にバンダイナムコエンターテインメントの『鉄拳』開発陣が登壇。まずはチーフプロデューサーの原田氏の手により選手たちに番号カードが手渡され、トーナメント組み合わせが決定した。
なお、試合開始前には出場選手への戦績に応じた賞金がアナウンス。賞金総額400万円という、国内では数少ない高額賞金を懸けた大会となった。
ロイヤルマッチ賞金額
優勝 200万円
準優勝 100万円
3位 60万円
4位 40万円
賞金総額 400万円







準決勝第2試合 破壊王選手(キング)vs.NOBI選手(ドラグノフ)
お互いに絶対に食らいたくない技を食らわないように立ち回る、慎重な展開。対戦数を経るにつれてドラグノフがキングの早い展開に次第に慣れ、キングの攻めを上手く捌く場面が目立つようになる。中盤からはドラグノフ防御の上手さも光り、ドラグノフが白星を先行。最後は大幅に体力をリードしたドラグノフがキングの勝負をかけた下段攻撃をガードし、しっかり反撃を叩き込んで決着。NOBI選手の勝利となる。




準決勝第2試合 タケ。選手(一美)vs.pekos選手(ギース)
ギースがあっという間に2試合を奪い、3試合目の2ラウンドを取得。一美はここまでかと思われたが、力強い壁ラッシュをきっかけに逆転。1試合を奪い返す。続いての試合ではギースのデッドリーレイブのコマンドミスにも助けられ、試合カウント2-2のフルセットに。これで流れが一美に傾き、ローキックを軸にギースの体力をジワジワ減らして優勢を維持する展開となる。最後は一美が大きく踏み込んでプレッシャーをかけた後にローキックをヒットさせ、一美が勝利。





3位決定戦 破壊王選手(キング)vs.pekos選手(ギース、ボブ)
1試合目、キングvs.ギースの組み合わせをキングが勝利すると、2試合目はpekos選手がボブを投入して奪い返す。お互い防御が固く、投げも通さない慎重な戦い方で接戦となり、2試合づつを奪い合って決定戦へもつれこむ。決定戦の最後は一瞬のスキから投げを決めたボブがキングにトドメを刺して決着。



決勝戦 NOBI選手(フェン)vs.タケ。選手(一美)
ここまでドラグノフをメインに使用してきたNOBI選手は、タケ。選手を相手にフェンを使用。フェンの密度の高いラッシュが一美の対応を上回り、1試合目の接戦をフェンがギリギリで押し切る。すると2試合目は終始フェンが主導権を握ってストレート勝利となり、続く3試合目でも全く勢いが止まらずフェンが攻めきってフィニッシュ。“闘会議2018鉄拳7Final〜Royal Championship〜”はNOBI選手の優勝となった。



闘会議2018鉄拳7Final〜Royal Championship〜リザルト
優勝 NOBI ※インタビューはこちら
準優勝 タケ。※インタビューはこちら
3位 pekos ※インタビューはこちら
4位 破壊王 ※インタビューはこちら





準優勝 タケ。(左)
3位 pekos(中央右)
4位 破壊王(右)