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「ストV AE 闘会議GP大会」に出場するプロライセンス選手を徹底分析! トーナメントの行方を大胆予想!?

プロライセンス発行後初のトーナメントマッチ「ストリートファイターV アーケードエディション 闘会議GP大会」は、プロライセンス選手(第1弾)から20名が参加する大会。2月6日と7日に、各日10名が参加する予選大会が開催され、各予選日の上位2名、計4名が闘会議2018内(2月10日、幕張メッセにて開催)で行われる決勝大会に進出できる。
ここでは、2月2日に実施された組み合わせ抽選会のリポートに加え、編集部独自の選手分析をお届けする。

予選day1 2月6日(火)
配信ページ ニコニコ生放送Twitch

予選day2 2月7日(水)
配信ページ ニコニコ生放送Twitch

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抽選会には、さまざまな『ストV』大会で実況を務めるアールさん(左)、大和さん(右)、プレイヤー視点の解説がウリのコイチさんが出演。コイチさんがその場でクジ引きを行うやらせなしの抽選が行われ、トーナメント表は↓のように決定した。

day1トーナメント表
day1トーナメント表2

予選day1出場選手を分析

予選day1に出場するのは、ゆかどん、どぐら、かずのこ、板橋ザンギエフ、ウメハラ、もけ、sako、だいこく、立川、AQUAの10選手。一回戦で注目すべきは、若手筆頭のもけ選手とベテランのウメハラ選手の対決だろう。カプコンカップ本選ではもけ選手が勝利していたが、バージョンの変わった今回の結果は? また、シーズン2でいぶきをメインキャラクターとしていた立川選手とゆかどん選手の対決にも注目が集まる。いぶきの同キャラ対決になるのか? それとも……!? その使用キャラクターに注目が集まる。

ゆかどん宣材

ゆかどん
CapcomProTour2017グローバルランキング:4位
おもな使用キャラクター:いぶき

ここに注目!

シーズン2初期はメインキャラクターの変更から来る練度不足により、苦しい戦いを強いられていたが、シーズン2後期では怒涛のやり込みを見せ、CapcomProTourプレミア大会である「SoCal Regionals 2017」、「Dueling Dragons Dojo」にて優勝を飾る。CapcomCup2017本選も5位入賞と獅子奮迅の活躍を見せつけた。先のEVOJapan2018ではシーズン2から引き続きいぶきを使用していたが、メインキャラクターを変更するという噂も。

どぐら

どぐら
CapcomProTour2017グローバルランキング:7位
おもな使用キャラクター:ユリアン

ここに注目!

どぐら選手の特筆すべき点は、“ファジー”行動を巧みに使った防御の堅さで、攻めが圧倒的に強い『ストV』の中でも彼の防御を崩すのは容易ではない。メインキャラクターをユリアンに変更した昨シーズンは、初期こそ振るわなかったものの、後期に入ってからはその実力を遺憾なく発揮し、「TWFighterMajor2017」、「CanadaCup2017」と立て続けに優勝を飾った。今シーズンもいきなり「MixUpNight#36」で優勝を勝ち取るなどその強さは健在である。

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かずのこ
CapcomProTour2017グローバルランキング:9位
おもな使用キャラクター:キャミィ

ここに注目!

言わずと知れたCapcomCup2016覇者、使用キャラクターはキャミィ。かずのこ選手の強みは「キャノンストライク」を主軸とした攻めの多彩さと展開の速さ。相手に一度触れると、そのまま一気にラウンドを取ってしまうといったことも珍しくない。また、思考の瞬発力が尋常ではなく、相手の防御行動をいち早く見抜き、すかさず攻めを“通す”能力がずば抜けている。

いたざん調整2

板橋ザンギエフ
CapcomProTour2017グローバルランキング:13位
おもな使用キャラクター:ザンギエフ・アビゲイル

ここに注目!

近距離での読み合いの強さが尋常ではなく、まるで相手の思考を読み取っているかのような攻めは必見。遠距離での我慢強さにも定評があり、耐えに耐えた末の大逆転劇を幾度となく生み出してきた。曰く、「読み合いがあればいいからさ 読み合いがあれば俺らは満足する」。また、昨シーズンまではザンギエフのみを使っていたが、今シーズンからは大幅に強化されたアビゲイルも使用し、ザンギエフとアビゲイルのダブルメインに。EVOJapan2018ではキャラクター変更から間もないにもかかわらず、アビゲイルを巧みに操って見事TOP8入りを果たした。

ウメハラ

ウメハラ
CapcomProTour2017グローバルランキング:17位
おもな使用キャラクター:ガイル

ここに注目!

言わずと知れたレジェンドプレイヤー。シーズン1ではリュウを使用していたが、シーズン2からはガイルにキャラクターを変更。変更直後こそ苦戦していたが、シーズン中盤以降は安定して上位に食い込むように。ソニックブームを中心とした堅実な立ち回りを基本にしながら、ときには獲物を狙う獣のごとく果敢に攻め込むなど、攻守のバランスが取れている。研ぎ澄まされたサマーソルトキックも魅力。

もけ調整2

もけ
CapcomProTour2017グローバルランキング:21位
おもな使用キャラクター:ラシード

ここに注目!

シーズン1から国内トップクラスのラシード使いとして有名であったが、海外大会初参戦となったEVO2017にて5位入賞という好成績を収め、その名を世界に轟かせた。それ以降もCapcomProTourに積極的に参加。CapcomCup2017では世界中の強豪たちを押し退けて見事4位入賞を果たした。プレイスタイルは堅実ながらも、要所ではアグレッシブな攻めを見せたりと動きの幅が広く、非常にバランスの良いプレイヤー。若手最強と名高いもけ選手のラシードを、止められるプレイヤーはいるのだろうか!?

sako調整2

sako
CapcomProTour2017グローバルランキング:30位
おもな使用キャラクター:メナト・豪鬼

ここに注目!

ウメハラと並ぶレジェンドプレイヤーで、出場選手最年長。高難易度コンボや独自のセットプレイを絡めた職人的なプレイスタイルが特徴。キャラクター選択においても、テクニカルな操作が要求される所謂「やり込みキャラ」を好み、シーズン2では豪鬼、シーズン3になってからはメナトを使用している。まだメインキャラクターを決めかねているようだが、新キャラリリース初日は彼の配信を見ればいいと言われるほどの開発力を誇るため、今期のキャラ選択にも注目が集まる。最近では「SCARZ YOUTH Project」のような後進育成にも精力的に取り組んでおり、ゲーム内外問わずの活躍が期待される。

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だいこく
CapcomProTour2017グローバルランキング:55位
おもな使用キャラクター:バーディー

ここに注目!

シーズン2前半は世界の強豪たちを相手に苦戦を強いられ、日の目を見ない場面が多かった。しかし、「TigerUpperCut2017」でのBest8入りを皮切りに、「FVCup2017」、「TWFighterMajor2017」ともに5位に入賞するなど、シーズン後半から一気に頭角を現した若きバーディー使い。もとは要所での思いっきりのいい“ぶっ放し”を武器にした豪快なプレイスタイルが特徴であったが、シーズン3からは堅実な立ち回りも身に着け、プレイヤーとしてさらなる成長を見せている。大舞台で大物食いを果たす場面も多く、今大会でもダークホース的な活躍が期待される。

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立川
CapcomProTour2017グローバルランキング:67位
おもな使用キャラクター:コーリン

ここに注目!

若手のトッププレイヤーのひとり。シーズン1後期からいぶきをメインキャラクターに据え、若手プレイヤーたちの先頭に立って活躍してきた。大会では上位に位置するも勝ちきれないといった場面が多かったが、地道に腕を磨き続けた成果が実り、シーズン2後期はオーストラリア、マレーシアの大会でともにBest4と好成績を記録。そして、2017年12月に開かれた「ZOWIE FighterWorldCup」では念願の個人戦初優勝を飾った。シーズン3からはメインキャラクターをコーリンに変更。先の「EVOJapan2018」では、キャラクター変更から間もないにも関わらず、各国の強豪たちと同等に渡り合う器用さも持ち合わせている。彼のコーリンが並み居るプロ相手にどこまで戦えるのか注目である。

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AQUA
CapcomProTour2017グローバルランキング:94位
おもな使用キャラクター:いぶき

ここに注目!

シーズン1からのいぶきを使い続ける強豪プレイヤー。シーズン2から表舞台に立つようになり、「TOPANGAチャレンジカップ」では優勝。CapcomCup2017最終予選にも参戦し健闘したが惜しくも4位。メインキャラクターであるいぶきの熟練度はプロゲーマーにも匹敵するレベルであるが、サブキャラクターの駒も豊富であり、ラシード、メナト、ジュリなどを高い水準で使いこなす。シーズン2で猛威を振るったいぶきは、今シーズンで調整を受けて若干マイルドに。果たして、AQUA選手のキャラクター選択の行方は?

予選day2出場選手を分析

予選day2に出場するのは、ときど、ハイタニ、ふ~ど、ボンちゃん、ガチくん、GO1、マゴ、MOV、キチパーム、まちゃぼーの10選手。2017年でもっとも活躍したと言えるときど選手の一回戦の相手は、強敵ふ~ど選手。一回戦からいきなり今大会屈指の好カードが実現した。また、大会で当たりたくない相手ナンバーワンといっても過言ではないキチパーム選手と対するのは、ガチくん選手。持ち前の堅実な立ち回りでキチパーム選手を封じることができるのかに注目だ。

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ときど
CapcomProTour2017バルランキング:2位
おもな使用キャラクター:豪鬼

ここに注目!

2017シーズンは豪鬼を使用して格闘ゲーム世界大会「EVO2017」優勝、公式世界大会「CapcomCup2017」準優勝と大舞台で目覚ましい活躍を見せた。『ストV AE』になってからも豪鬼を継続し、EVOJapan2018では4位入賞と幸先のスタートを切っている。また、特筆すべきは試合中の相手への対応力と、劣勢をものともしない強靭な精神であり、大舞台で幾度となく逆境を跳ねのけて勝利をつかみ取ってきた。今大会の優勝最有力候補といっても過言ではないだろう。

ハイタニ宣材

ハイタニ
CapcomProTour2017グローバルランキング:5位
おもな使用キャラクター:ネカリ、豪鬼

ここに注目!

自身の持ち味である読み合いの強さだけではなく、堅実な立ち回りもきっちりとこなすオールラウンドプレイヤー。昨シーズンはネカリを使い、日本、中国、フランスと世界各地の大会で優勝し、その実力を知らしめた。今シーズンはメインキャラを豪鬼に変更。すでにトップクラスの実力を誇っており、その試合内容からは、ネカリで培った「相手を動かして試合を構築する」丁寧な立ち回りを随所に確認できる。今大会でどれほどの仕上がりを見せてくれるのか注目の選手のひとりである。

ふ~ど

ふ~ど
CapcomProTour2017グローバルランキング:8位
おもな使用キャラクター:ミカ

ここに注目!

シーズン1からミカを使い続け、昨シーズンはEVO2017こそ振るわなかったものの「RAGE vol.4 ストリートファイターV GRAND FINALS」優勝、「Japan Cup 2017」 準優勝など、大型大会でトップクラスの成績を残した。その好成績を支えるのは、あらゆる状況のリスクとリターンを詳細に分析した研究とやり込みから来る読み合いの強さ。また、反応速度にも定評があり、相手に一瞬の隙も許さない立ち回りでプレッシャーをかける。

ボンちゃん

ボンちゃん
CapcomProTour2017グローバルランキング:11位
おもな使用キャラクター:ナッシュ

ここに注目!

シーズン2初期は、大幅に調整されたナッシュを操りCapcomProTour認定大会で3連続優勝を決めるなど、“ラストナッシュ”の面目躍如の活躍を見せつけた。ナッシュ使いの中でも特徴的なのは、ソニックブームの弾撃ちと対空技の使い分けのうまさで、状況に応じて最適な技を繰り出し立ち回る様はまるで「要塞」である。シーズン2後期からはメインキャラクターをかりんに変更したが、今シーズンは再びナッシュをメインキャラクターに据えてCapcomProTourに挑むようだ。シーズン2を戦い抜いたナッシュがどこまで輝くのか? 目が離せない選手のひとり。

ガチくん

ガチくん
CapcomProTour2017グローバルランキング:16位
おもな使用キャラクター:ラシード

ここに注目!

ラシードのトッププレイヤーのひとり。最弱候補と言われていたシーズン1最初期からラシードを使用し、キャラクターランクの向上に大きく貢献した。2017年の「RedbullKumite」での準優勝をきっかけに上京、「CapcomProTour」に本格的に参戦。比較的後期からのツアー参戦であったにもかかわらず、ポイントランキングでは16位に食い込んでおり、大会でのアベレージの高さを物語っている。その安定感を支えているのは恐るべき対空精度であり、しばしば「オート対空」とさえ言われる。『ストV AE』の新しいラシードとともに、プロシーンに旋風を巻き起こしてくれるに違いない。

GO1調整

GO1
CapcomProTour2017グローバルランキング:19位
おもな使用キャラクター:メナト、春麗

ここに注目!

複数キャラクターを高い練度で使いこなす器用系プレイヤー。シーズン1では春麗、シーズン2ではいぶき、メナトを使用してProTourを戦い抜いた。器用な面が目立ちがちだが、集中力、反応速度といった所謂人間性能もずば抜けており、それらを武器にした堅牢な守りはプロプレイヤーの中でも抜きん出ている。今シーズンはメインキャラクターとしてコーリン、アビゲイルを候補に挙げて練習に取り組んでいるようだ。彼の試合はもちろんのこと、そのキャラクターセレクトにも注目である。

マゴ調整

マゴ
CapcomProTour2017グローバルランキング:23位
おもな使用キャラクター:かりん、ラシード

ここに注目!

『ストV』発売当初からの猛烈なやり込みをみせるプレイヤー。その豊富な知識と経験を活かした老獪な立ち回りが武器。シーズン2では個人戦こそビッグタイトルを獲得していないが、第7回 TOPANGAチャリティーカップで優勝に貢献。シーズン3突入直後のEVOJapanでは、シーズン2でサブキャラクターとして使用していたラシードで出場した。キャラクター変更は今大会で吉と出るのか? それとも……!?

MOV

MOV
CapcomProTour2017グローバルランキング:34位
おもな使用キャラクター:春麗

ここに注目!

シーズン1から不動の全一春麗として君臨する。EVO2016、EVO2017、EVOJapan2018すべてでTop8に進出するなど、その実力は折り紙付き。異常なまでのヒット確認精度と的確な技選択を武器に、立ち回りで相手を圧倒するプレイが特徴的。その華やかなプレイスタイルを支えるのは、驚くほど地道な反復練習であり、そのやり込みは他のプレイヤーとは一線を画している。

キチパーム2

キチパーム
CapcomProTour2017グローバルランキング:57位
おもな使用キャラクター:ザンギエフ

ここに注目!

『ストV』から一線に現れたザンギエフのトッププレイヤー。ザンギエフ使いの中でも特に読み合いに重きを置くプレイヤーで、大会での強さには定評がある。昨シーズンは「RAGE Vol.4 GRAND FINAL」 5位、「PSG CLASSIC 2017」優勝、「JapanCup」3位と複数の大会で上位入賞を決めた。また、プレイしている際の感情表現が豊かなのも特徴で、試合の合間に映る彼が一喜一憂している様は非常に人間味があり視聴者の心を掴んで離さない。今大会でも読み合いと心中するスタイルを貫き、観客を魅了してくれるに違いない。

まちゃぼー

まちゃぼー
CapcomProTour2017グローバルランキング:91位
おもな使用キャラクター:ネカリ

ここに注目!

言わずと知れた『ギルティギア』シリーズのトッププレイヤー。堅実なプレイスタイルを得意としており、技選択・間合い管理・意識配分等々どれを取っても最高クラスのプレイヤー性能を誇る。
試合中も的確に最良の選択肢を取り、詰将棋のように相手を追い詰めていく様から付いた二つ名は「Mr.最適解」。『ストV』においてもそのプレイスタイルは健在で、どっしりと構えた風格ある立ち回りで試合をコントロールしていく。『ストV』での活躍を世界の舞台で見てみたいプレイヤーのひとりである。

編集部 豊泉三兄弟(次男)、協力 なない