2020年5月29日にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けに発売された『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』。本作では、本編のその後を描く追加ストーリー“つながる未来”に加え、“タイムアタックモード”が追加されている。

  攻略TIPSの第3回では、各キャラクターの操作する際に覚えておきたいポイントを解説。タイムアタックモードに挑戦するときはもちろん、操作キャラクターを変更して本編を進めたいときなどに役立つ情報を掲載しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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 タイムアタックモードは、指定のバトルをいかに早くクリアーできるかを競うモード。チェインアタックの使用回数、総回復量などの項目を加味して評価が下されるというもので、高評価を獲得すれば、報酬も得られる。

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タイムアタックモードには、自由な編成で挑める“フリー”のほか、編成や操作キャラクターが指定されている“リミテッド”もある。
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タイムアタックをクリアーするとノポンクリスタルが獲得でき、ファッション装備用のアイテムや、強力なジェムと交換可能。

シュルク:敵の側面、背面から攻撃して大ダメージを与える

 火力の高いアタッカーでありながら、モナドアーツによって味方の支援も行えるのが強み。モナドの力によって、転倒やモナドアーツの“エンチャント”のバフなしでも機神兵にダメージを与えられるのも魅力だ。

 シュルクが習得するアーツは、背面からくり出すことでダメージが増加するバックスラッシュや、側面から攻撃すると敵の物理耐性を下げられるスリットエッジなど、敵の側面、背面から攻撃することで真価を発揮するものが多い。側面、背面からの攻撃に成功するとパーティーゲージもグングン上昇していくので、敵のターゲットを受け持つ盾役のキャラクターとセットで運用しよう。

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 バトルでは、敵の側面からスリットエッジで物理耐性を下げ、続けてシャドーアイからのバックスラッシュで大ダメージを与えるのが理想。ただし、戦闘開始直後からこの一連の攻撃を行うと、敵のヘイトを大きく稼いでしまい、盾役からターゲットを奪ってしまう。これを防ぐため、戦闘が始まってしばらくは、オートアタックでタレントゲージを溜めたり、側面からのエアスラッシュで敵にスロウ効果を付与するなどして、ヘイトを抑えるように立ち回ろう。

 強敵を相手にする際は、モナドアーツはシールドやスピードなどの防御系の効果を持つものを活用するのがオススメだ。未来視への対策もしやすくなり、味方への被害も最小限に抑えられるため、安定感がグンと増す。ただし、格下の敵に対しては、バスターでゴリ押すのもありだ。

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バスターは、攻撃対象への前方範囲攻撃。なるべく複数の敵を巻き込むように使いたい。
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スピードは、使用した仲間の回避率を上昇させるモナドアーツ。盾役のキャラクターに対して使うのが有効だ。

ライン:ヘイトを稼いで敵の注意を引きつけながらオーラを活用

 ラインは、ヘイトを稼ぐアーツで敵の注意を引き付けて、攻撃を引き受ける盾役として活躍してくれる。自身に強化効果を付与するオーラ系のアーツが使えるのも強みだ。

 より固い壁役となるため、スキルの熱血で重装の心得を習得しておき、重装備の防具を装備できるようにしておくのがベター。これに加え、エーテル防御のジェムをスロットにセットして、耐久力を高めておこう。

 バトルでは、タレントアーツのマッドタウントや、通常アーツのハンマービートを使って、敵の注意を引き付けるのがおもな役目。さらに、ワイルドダウンで転倒、シールドバッシュで気絶効果を狙うと、より安定して戦闘を進められる。

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ハンマービートは範囲攻撃。敵が固まっているところで使用して、なるべく多くの敵を巻き込むように使うこと。

 また、物理ダメージを軽減するレイジや、1体の敵の注意を引き付けるエンゲージなどのオーラ系のアーツを使って自身にバフを付与すると、さらに安定感が増す。ただし、オーラ系のアーツは効果が重複せず、後に使ったアーツの効果のみが有効になるので、連続で使用するのは厳禁。自身に付与されているバフのアイコンに注目して、オーラのバフが切れたら別のオーラ系のアーツを使用というように、つねにバフを継続させるように運用しよう。

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オーラ系のアーツの中でも、物理ダメージを軽減するレイジは使い勝手がいい。敵のヘイトを稼いだ後は、レイジを使ってダメージを軽減するのだ。

 スキルの熱血のツリーを習得していけば、マッドタウントのヘイト上昇量も増加し、味方にターゲットを奪われづらくなる。スキルが揃っていない序盤は仲間にターゲットを奪われやすいので、エンゲージを利用して味方への被害を最小限に抑えよう。

カルナ:回復で仲間の傷を癒しながらクールダウンで銃身を冷やす

 カルナは、仲間のHPを回復したり、味方のデバフを解除するなど、回復や支援に特化したキャラクターとなっている。彼女を操作する際は、タレントアーツの仕組みも理解したうえで運用したい。

 カルナの強みは、何といってもパーティーメンバーのHPを回復するアーツの豊富さにある。一定量のダメージを軽減するシールドバレットやデバフを解除するキュアバレットなど、支援系のアーツも充実している。バフやデバフで仲間をサポートしつつ、HPが減った仲間を回復するといったように、支援役として立ち回ろう。

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回復・支援系のアーツでもヘイトが増加する。敵から狙われないためにも、回復系のアーツを使用する前に、ヘイト増加を防ぐハイドスタンスを使っておくといいだろう。

 カルナのタレントゲージは特殊で、ほかのキャラクターのようにオートアタックでゲージが増加せず、アーツ(一部を除く)を使用するとゲージが上昇する仕組みとなっている。タレントゲージが最大まで溜まると銃身が熱くなり、しばらくアーツが使えなくなってしまう。そうなる前にタレントアーツのクールダウンを使い、ゲージをリセットする必要があるのだ。

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クールダウンを使うと、ゲージが減少していく。ゲージがゼロになるまで行動不能となるので、回復が必要ない場面で使用すること。

 回復量が多いヒールブラストや周囲の仲間のHPを回復するヒールラウンドは、得られる効果は大きいがリキャストタイム(再使用できるようになるまでの時間)が長く、上昇するタレントゲージの量も多い。大きくHPが減っていない仲間に対してはタレントゲージの上昇量が少ないヒールバレットを使うなど、状況に合わせて回復・支援のアーツを使い分けるのが、カルナを操作する際のポイントになる。つねに仲間のHP、自身のタレントゲージに気を配りながら、使用するアーツを選択しよう。

ダンバン:圧倒的な火力でダメージを与えながら敵の注意を引き付ける

 全キャラクターでトップクラスの攻撃力を誇るダンバン。敵に大ダメージを与えて注意を引き付ける、アタッカー兼盾役として活躍してくれる。

 疾風刃から特定のアーツを続けて使用すると、さまざまな追加効果が得られる。バトルでは、このコンボを意識して戦うといいだろう。以下で各コンボの効果を確認しておこう。

・疾風刃→雷刃砲脚
敵を崩し状態にする。続けて鉄功弾を使えばそのまま転倒させることも可能

・疾風刃→天地剣
天地剣がそもそも持っている物理耐性減の効果に加え、敵の筋力をダウンさせる

・疾風刃→風刃旋脚
敵のバフをひとつ消す

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疾風刃が攻撃の起点になるので、優先的にアーツのレベルを上げておきたい。また、疾風刃の近くに、上記コンボのアーツを配置しておくと操作もスムーズになる。

 さらに、ラインと同様に、多彩なオーラ系のアーツで自身にバフを付与できる。自身のデバフを解除してヘイスト(オートアタックの速度が上昇)効果を付与する神威息吹や、自身の命中率と回避率を高める明鏡止水など、いずれも強力なものばかり。このバフを活用しながら、攻撃系のアーツで敵にダメージを与えていくのだ。ただし、オーラの効果は重複しないため、連続で使用するのは控えること。

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回避率を上げる明鏡止水と、仲間のヘイトを奪う桜花絢爛の相性がいい。合わせて活用して、被害を最小限に抑えよう。

 圧倒的な攻撃力でヘイトを稼げるダンバンだが、ラインと比べると防御力が低いのが難点。それをカバーして盾役として運用するためには、ダンバンの高い素早さをさらに引き上げて、回避率を高めるのがオススメだ。上級のアーツ書を手に入れれば、つねに明鏡止水のバフを継続できるようになるので、どんどん敵の攻撃を回避してくれる。ただし、アーツのレベルが低い序盤のうちは、なかなか敵の攻撃を回避できないため、盾役としての運用が難しい。序盤からダンバンを使用する場合は、桜花絢爛を外して、純粋なアタッカーとして立ち回らせよう。

 なお、後半でもアタッカーとして活躍できるのもダンバンの強み。アタッカーとして運用する場合は、ラインをパーティーに編成して、バトル開始からしばらくしてから残りのもうひとりのヘイトを桜花絢爛で奪い、陽炎でヘイトを消去。これで簡単に敵のターゲットをラインに固定できる。覚えておこう。

メリア:サモンアーツで味方を支援しながらエレメント発射で大ダメージを叩き出す

 メリアは、支援を行いながら、数少ないエーテル攻撃をくり出せるのが最大の特徴。ただし、アーツとタレントアーツの仕組みがやや特殊で、闇雲にアーツを連発するだけでは活躍できない。まずはその仕組みを理解していこう。

 メリアのサモン系のアーツは、エレメントを召喚して、自身を中心にした円形範囲にバフ効果をもたらす。さらに、タレントアーツのエレメント発射で、召喚したエレメントを敵に飛ばしてダメージを与えることが可能。つまり、サモン系のアーツで味方にバフを付与して、エレメント発射で敵にダメージを与える、これがメリアの基本的な戦いかたとなるのだ。

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エレメント発射は、サモン系のアーツでエレメントを召喚していないと使用できない。まずはサモン系のアーツで味方にバフを付与しよう。

 エレメントごとに得られるバフ効果と、エレメント発射の効果は以下の通り。カッコ内は、そのアーツが習得できるレベルを示している。

・サモン・ボルト(初期)
バフ効果:エーテル力アップ
エレメント発射効果:単体の敵にダメージを与える

・サモン・フレア(初期)
バフ効果:筋力アップ
エレメント発射効果:攻撃対象を中心とした円形範囲にダメージを与え、炎熱(継続ダメージ)を付与する

・サモン・アクア (レベル33)
バフ効果:継続的にHPを回復する
エレメント発射効果:単体の敵のHPを吸収する

・サモン・ウィンド(レベル41)
バフ効果:素早さアップ
エレメント発射効果:攻撃対象を中心とした円形範囲にダメージを与える

・サモン・アース(レベル47)
バフ効果:物理ダメージを軽減
エレメント発射効果:単体の敵にダメージを与え、毒(継続ダメージ)を付与する

・サモン・アイス(レベル56)
バフ効果:エーテルダメージを軽減
エレメント発射効果:自身を中心とした円形範囲にダメージを与え、冷気(継続ダメージ)を付与する

 タレントアーツのエレメント発射は、エレメントを召喚していれば、タレントゲージの量に関係なく使用可能。タレントゲージはオートアタックで溜まっていくのではなく、エレメント発射を使うたびにゲージが上昇。ゲージが最大になるとバースト状態となり、エレメント発射のダメージが増加する仕組みとなっている。

 ただし、戦闘が開始してすぐにエレメント召喚→エレメント発射という行動を取ると、敵のターゲットを奪ってしまいがち。そのため、バトル開始時はバフ効果で味方を支援して、盾役の仲間がアーツを放ってヘイトを稼いだらエレメント発射で攻撃というように立ち回るといいだろう。

 サモン系のアーツでの支援に加え、回復系のアーツも使えるのもメリアの強みだ。サモン・アクアでの継続回復バフの付与に加え、自身のHPが減る代わりに味方のHPを回復するヒールギフトを使い、HPの少なくなった味方を回復しながらパーティーを支えよう。

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ヒールギフトは、自身のHPを引き換えに味方のHPを回復するアーツ。サモン・アクアと合わせて使い、戦闘不能の危険を減らそう。

 なお、サモン系のアーツで得られるバフは、オーラ系のアーツと異なり、効果が重複する。エレメント発射でエレメントを飛ばすと、一定時間後にバフ効果が切れるが、エレメント発射を使わずにエレメントを維持すれば、同じ効果のバフを重ね掛けすることも可能だ。同時に3体までのエレメントを召喚できるので、最大で3倍のバフ効果を維持し続けることもできるというわけだ。エレメント発射を使えないというデメリットはあるものの、パーティー全体のHPが減っている場面でサモン・アクアのエレメントを3体召喚するなど、状況によっては活用できるテクニックなので、ぜひ覚えておこう。

リキ:継続的にダメージを与えるデバフを付与して敵の体力をじわじわと削る

 リキは、物理攻撃を始め、エーテル攻撃、仲間への支援など、さまざまな役割を担えるキャラクター。やれることが多いぶん、ややテクニカルな立ち回りが求められる。

 リキの最大の特徴は、継続的にダメージを与えるデバフを付与して、敵の体力をじわじわと削れることだ。敵を毒にするドクドクだもや、冷気にするヒエヒエだもは、着弾時の威力は低いものの、デバフの継続ダメージによって総合的なダメージ量が多く、非常に優秀。これらのアーツはすべてエーテル攻撃となるので、エーテルアップのジェムをつければ、さらにダメージを伸ばすことも可能。バトル開始直後から継続ダメージのデバフを付与するアーツを使い、敵の体力を削っていくのが、リキの基本的な立ち回りとなる。

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ヒエヒエだもは、リキャストごとに使用することで敵を冷気状態にし続けられる。これで敵の体力を削っていこう。

 物理攻撃のアーツは、シュルクと同様に、敵の側面、背面からヒットさせることで真価を発揮。側面、背面ヒット時の追加効果は大きいので、必ず敵の向きを確認してから使うこと。

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残りHPが少ない敵に対しては、継続ダメージのデバフを付与するアーツより、物理攻撃のアーツでトドメを差したほうが効率的だ。

 攻撃系のアーツのほかに、仲間を支援するアーツも使えるのも魅力。敵にパラライズやスリープを付与して行動不能にし、ガンバルもで味方のHPを回復といったように、妨害・支援役として立ち回ることも可能だ。継続ダメージのデバフを付与した後は、物理攻撃のアーツで追撃するもよし、敵を行動不能にして味方を支援するもよしと、戦況ごとに立ち回りを変えて、パーティーを支えよう。

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ガンバルもは、自身から対象の味方に向かっての直線範囲で仲間のHPを回復できるアーツ。立ち位置を工夫すれば、全員を回復することもできる。